ちょっと抜けてる神様   作:本気は後で出す

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こんばんは、話をすっ飛ばした明日から本気出すものです。ケーキ作るよ。リドルとアレンの誕生日祝い(ほぼリドル)だよ。

(′・ω・

あっ。

ここまで書いて大変なこと思い出した。

リドル誕生祭やってない。アリスさんならやる。絶対やる。

というわけで付け足しておきます、後で。

(′・ω・`)ベンキョウ?ナニソレオイシイノ?



試験勉強

 

 

チチチチチ、と小鳥がなく音で目が覚めた。今日はいい天気だ、晴天の青空を窓から眺め、少しだけ目が眩んだ。

 

今日も1日がんばろう。時間を見ると、もう大広間が開いているようだったので身支度を済ませ大広間へ向かう。

 

途中、最悪な二人に出会ったがまあ普段は普通の会話が成り立つはずなので一緒に行こうという誘いを承諾した。

 

人当たりの良い笑顔でトムも誘ってくれた。ああ、これだから教師はいいのだ。

 

今日はスリザリンの一年生担当の時間はなかったはず。つまり…、朝からなにまでわしはなんと幸運なのだろうか。

 

久々の平穏にペットの不死鳥と散歩に行きたい気分だ。鼻歌まじりに歩いて一緒に向かう。途中からスラグホーン先生も加わった。

 

「おはよう二人とも、そしてダンブルドア!」

 

「おはようスラグホーン先生」

 

「おはよう先生」

 

「おはようございます先生」

 

「今日はどうしたのだね?」

 

「ああ、アリスが先生を誘ったんですよ」

 

「ちょうど歩いていたのでご一緒させていただきました」

 

「ほっほう!いいことだ、なあダンブルドア?」

 

「そうじゃのうスラグホーン、それにいい天気じゃ」

 

廊下にも陽の光が入ってくる。今日はいい天気だ、それは誰だって思うだろう。

 

「天気…、先生方やリドルはどの天気が一番好きですか?」

 

基本的に人懐こいアリスが話題を出す。ふむ、天気か。

 

「私はやはり晴れが好きだな、特に今日のような晴天は」

 

「わしも晴れかのう、清々しい気分になる」

 

「僕は…くもりかな。」

 

「私雨好きですよ〜。寝転がれないからちょっとアレですが」

 

まあどの天気も憎むほど嫌いではないんですけどね、と付け足してまたアリスは笑う。

 

今日もカラーコンタクトは外していないようだ。

 

「そういえば二人とも、もうすぐ試験だが」

 

「ああ、そうですね。」

 

「勉強はしてます」

 

「楽しみにしておるよ」

 

「何点取ろうかな」

 

「そういう次元?」

 

少しくらいならぶっ飛んだ発言をされても胃が痛まなくなった。慣れとは恐ろしいが、同時に大切なものだ。今身を以て実感した。

 

いつまでもいつまでも胃が痛み続けるのはよくないし、いい加減慣れないとこれからが大変だろう。

 

「そうだ!先生先生、余った時間で絵を描くのでそれで、追加点とかありますか?」

 

「場合によってはのう」

 

「減点もあるかもだがな」

 

「アリスは追加点なんてなくても満点でしょ」

 

「とる気になればの話でしょ?学年一位の主席はリドルでいいよ」

 

「えっ!?」

 

いやいや、色々おかしいだろう。

 

満点以上をとるものはいるにはいるが、譲る形で一応優等生でも人間に「主席はまかせた」だって?プレッシャーかからないかそれ。というか勉強しろお前。

 

「アリス」

 

「何ですか?」

 

「勉強は1日どれくらい?」

 

「宿題とか授業とかのぞいたらもう0ですかね。」

 

あああ胃がじんじんしてきた。

 

倒れたらすまないスラグホーン先生。わしはこの異常識な子についていけるきがしない。ついて行く気もないが、無理やり腕を引かれるような形だ。なんだこのチート。創設者が一枚噛んでるのか?

 

「ア、アリス…何か創設者に教わったりは…?」

 

「全く。楽しく日常を過ごして、私はホグワーツ改造したり改築したり部屋増やしたりすることや、ゴブリンといろいろやったりすることに専念してました。たまに生徒に紛れて授業を受けたりしたけど、殆どからかっただけでしたし」

 

「ダ、ダンブルドア?顔色が…」

 

「あ、大広間ついた。」

 

スラグホーンに顔色の心配をされた。顔色にまで現れる胃痛に、わしは足早に教員テーブルへと足を運び朝食をかき込んでアリス印の胃薬を飲んだ。

 

途端に胃の痛みは和らいだ上、おそらくもう少しすればきえるのだろう。遅れてきたディペット校長は被害にあっていないためかゆっくりと朝食をとり薬を飲まずにいた。

 

「アリス、あの子は面白いじゃないか」

 

「そうじゃがスラグホーン…わしの常識を軽く覆すような事をやってのけられては流石に…」

 

「まあ、まあ、頑張ればいい。」

 

「…あの子もなんだかんだ言って無意識なんですものね…」

 

「あの子どっから来たんですか」

 

「過去…?」

 

「いや、過去の前。どこ出身で、何故あんな能力があるのかとか」

 

過去、につっこまないあたりアリスに毒されている、ということは黙っておこう。しかしそれは確かにわからない。

 

……まあ、アリスなら仕方ないだろう。生まれて間も無く立ち上がり喋っていそうだ。うん、あり得る。

 

「…(ダンブルドアが遠い目をした…!)」

 

「(ファミチキください…あれ、出来ないな…)」

 

「(なんだろう、視界がぼやけてきた…。しっかりせいわし)」

 

ずっと鼻をすすり(マナー違反だと少し反省した)、大広間を後にした。

 

 






(′・ω・`)イヤシャベッテナイヨタブン

ダンブルドア「えっ?」


リドル誕生日祝いは…12月31あたりにでも更新しましょうかね…。

挿入させてもらおう。そうしよう。

久々にふざけたよ!やったねたえち……、ごめんなさいやめておきます。


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