インフィニット・ストラトス~オーバーリミット~   作:龍竜甲

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お久しぶりです。
活動報告見てくださった方には昨日ぶりです。

ここ数日。実は怪我をして色々と大変な日が続いていたのでこちらの更新にまで手が届かなかったのです。
そんな申し訳ない気持ちを込めて書きました。
では本編どうぞ!


飛翔する思い

深紅の装甲を朝陽に煌めかせて立つウェルク。

その整った相貌は酷く歪んでおり、かつての優しげな面持ちは微塵も感じられない。

 

「――――牙龍、尖刄(せんじん)!」

 

ミナトがナターシャを追いかけるために砂浜から飛び去った瞬間。

 

ジャキジャキジャキッ!

 

牙龍の腕が一瞬膨張したかと思うと次の瞬間その装甲が解け、手には巨大なパイルバンカーが握られていた。

―――来る!

そう確信した瞬間、ウェルクは砂を蹴り俺に向かって直進しつつ、その手の杭を構えた。

 

「はァッ!」

 

気迫の籠った一撃が、盾代わりに構えた俺の時穿に炸裂する。

ビリビリ来る衝撃が消え去らぬ内に、ウェルクは先ほど展開した白銀の剣を振るう。

首に襲いかかった白刃が、絶対防御の壁さえも打ち砕くのを超界の瞳が捉えたので、俺は最低限の首の動きだけでそれを避け、ウェルクの腹部を蹴ると同時に距離をとる。

 

「・・・・なんだよ、意外と武闘派だったんだなアンタ。てっきり根っからのホワイトカラーだと思ってたぜ」

「今は私たちの大願のためになりふり構っていられないのですよ。本来ならこの牙龍の使用も今回の計画の中には無かったんですがね」

 

スラスターの圧力も掛けて思いっきり蹴ったってのに、当のウェルクはノーダメージ。

対する俺はパイルバンカーによる一撃で多重に展開したバリアー五枚を一気に損失。

剣に至っては絶対防御まで発動させられて、先の一瞬で俺のエネルギーは三割ほど削られてしまった。

 

たった二撃で三割。

この事実があのISの強大な性能を物語っている。

 

「・・・・そうですね。ひとつ双龍について教えてあげますよクレハ君」

「? 何のつもりだよウェルク。今さら年上ぶったって容赦は無しだぞ」

 

肌が擦りきれそうな緊張感の中でも飄々とした態度を崩さないウェルクに、つい剣呑な態度をとる。

冷静に。相手は中身が違うとはいえ、見た目がウェルクさんなんだ。

衝動に身を任せたら一瞬で刈り取られるぞ。

 

「いつの間にか乱暴な子に成ってしまいましたねぇ・・・・。僕は悲しいですよ」

「ほっとけ」

「・・・・・・・。まぁいいです。クレハ君、君は双龍が何を目指してISの研究を行っていると思いますか?」

「・・・・知ったことじゃねぇな」

「·····いやはや驚きましたね。君は敵のことを知らないまま戦っているのですか?」

 

俺の回答にウェルクが心底驚いた顔をする。

実際のところ、奴等が何を目的として瞬龍を作り、Bシステムを構築し、俺と言うテスターを仕立てたのか、そのほとんどが不明瞭のまま俺はここにいる。

初の男性操縦者完成の栄冠が欲しかったのか、はたまた強力なISで世界の実権でも握りたかったのか。

全くわからないが、一つだけ。

一つの存在だけが俺の戦いに理由をくれる。

 

「そうだな。実際俺は何も知らない。中国の情報漁っても全部が理解できるほど有能な頭してないからな。正直に言うと俺にとっちゃISだの双龍だのどうだっていい」

「ではなぜ瞬龍(それ)に乗り、戦い続けるのですか? クレハ君の戦いに意味がないのなら、それは不要なはずです。即刻渡せば命までは取りま―――」

「――――だけど!」

 

俺はウェルクの言葉を遮ると、時穿を顔の真横に構え、『敵』を見据える。

 

「―――戦い続ける。パートナーであり続けるって宣言しちまったからな!」

 

直後、蹴り出した脚が砂を巻き上げ、瞳とBシステムの処理能力ギリギリの速度で突きを放つ。

首筋、脇腹、胸部。絶対防御が優先して発動される箇所を狙って打ち出される突き。

ウェルクのバンカーが剛なら、俺はスピード、速で勝負だ!

だが、ウェルクはまるで全ての突きが見えているかのように的確に対処してくる。

 

「なるほど、君の理念は理解しました。約束を守るのは大切なことです。それが私には分かります」

 

俺の時穿と白銀の剣がぶつかり合うたびに赤い火花が散り、甲高い金属音が鳴り響く。

 

「―――ですが、君は弱い」

 

キンッ

突きを繰り出す一瞬前。

そのタイミングを見計らってウェルクは俺の手から時穿を撥ね飛ばした。

 

「――――先程の続きですが、気が変わりました。ISの力を十全に引き出せていない私にも負けてしまうのですから、やはり君は瞬龍を持つ資格も、双龍について知る必要もありませんよ。クレハ君」

 

―――しまっ――!

武器を失った俺に、ウェルクが何かを押し付ける。

その物体は円形で、俺の胸に張り付いたまま静かに光を放ち始める。

この光・・・・・前に見たことがあるぞ。

確かこの黄金の光は・・・・・『明日を奪う者(サニーラバー)』のIS剥離能力!

 

「そして戦う理由も個人の約束という酷く軽薄な理由です。世界と比べては余りに小さすぎる」

 

光の正体を理解した時、俺の身体から瞬龍が消え去った。

同時に身体から力が抜け、前のめりに砂浜に突っ伏す。

胸を中心に暖かい何かが漏れ出していくのが分かる。

多分、心臓に埋め込まれたコアごと、瞬龍を抜き取られたんだ。

 

「・・・おや。そう言えば君の心臓はISの加護を受けて動いているんでしたね。手荒なことをしてしまいました」

 

俺を見下ろしながらウェルクが何かを言っている。

だが、それが聞き取れない・・!

寒い。

夏の朝は涼しいモノだが、俺が感じている悪寒は異常だ。

まるで氷の世界に一人だけ放り出されたかのような精神的な冷たさが五感を狂わせる。

頬に感じる湿った感触。

間違いない。血だ。

 

・・・・・・いや、ダメだ。

意識を保て。感覚を研ぎ澄ませろ。

ウェルクをこのまま行かせてはダメだ。

間違いなく鈴が・・・・。パートナーのアイツが襲われてしまう。

だから、行かせてはならない!

 

「・・・・・ッ、ま・・て・・・!」

 

俺は左胸から血が滴るのもいとわずに、四肢に力を込める。

砂をつかむのは素手。身体を前に前にと押しやるのもただのブーツ。

一瞬でただの高校生と成り果てても尚、俺は瞬龍を手にしたウェルクに、手を伸ばし続ける。

 

「・・・・ふん。そのしつこさだけは、あの女の息子らしい所ですね」

 

だが伸ばした手は砂に落ち、意識だけが深い暗がりにズブズブと落ち込んで行く。

そうして俺は、

 

 

鈴を護ることが出来なかったのだ。

 

 

「・・・・鈴を、護る、ねぇ··」

 

誰かが、俺の頭の上で何かを呟くのが聞こえた。

・・・・・聞こえた?

つまり俺はまだ、死んでないのか。

沈んでいた意識がゆっくりと浮き上がってくる。

霞む目を開くと、そこにいたのは俺を上から覗き込むストレートな栗色の髪の・・・・サラ。

 

「なんだよ、サラか」

「どうしてそんな残念そうな声出すのよ。折角の膝枕よ?」

 

当たり前だ。

ていうか膝枕なんかはやってる本人が推すモノじゃなくて、してもらってる側が価値を決めるもんだろ。

そうでなくても、目覚めてから初めに見た顔が暗殺兄妹の妹とか最悪の目覚めだっつーの。

むしろ色んな恨みを込めて、(お前)でもいいからグーパン顔面に入れさせてくれ。

 

そう頼んでみるとお返しとばかりに胸への打撃を食らったので、今更ながら生きていると確信する。

 

「・・・・・兄さんとやりあったみたいね」

 

なぜ知っているのかと聞くと、「うなされながら言ってたわよ」とサラは言った。

 

「お前は・・・知ってたのか。その・・・ウェルクさんは・・・」

「知ってたわ。二ヶ月前、学園から逃げたあと最初に接触したのが兄さんの姿をしたアイツだったの。私はその場で貴方の暗殺の失敗について問いただされて、処分されたの。『サニーラバー』を胸ごと引き千切られたわ」

「引き千切られたって・・・・。だから胸がそんな残念なことに・・・・って拳構えんな。謝る」

「全く、死にかけても話の腰を折る悪癖は健在のようね。バカは死ななきゃなおらないって日本の諺の信憑性が薄れたわ。ま、そういう私もついさっきまでは、記憶処理の催眠に掛かってたみたいなのだけどね」

 

やれやれと肩を竦めてため息を吐くサラ。

その吐息が俺の鼻先を掠め、女子の生々しい匂いを感じ、思わず赤くなる。

・・・ていうか。

俺はおもむろに丸首のシャツに穴が開いていることを確認し、その下の胸に縫ったような痕があるのを確認した。

 

「感謝しなさい。ここが私の散歩コースじゃ無かったら貴方はの垂れ死んでた所よ」

 

まだ何も言っていないのに自慢げに胸を張るサラ。

元が豊満だっただけに、何もない胸を張られると見てるこっちが痛々しくなるぜ・・・・!

 

「それで、あの人たちの目的は何なの?」

「! そうだっ! 鈴が――ぐッ!!」

 

飛び起きた俺の胸に激痛が走る。

 

「落ち着きなさい。まだ完全に処置が終わった訳じゃないのだから。米軍の軍医を呼んだから大人しくしてなさい」

「それじゃあ尚更落ち着いてなんていられるかッ! 早く飛ばねぇと鈴が―――あ」

 

そこで俺は、今俺の中に瞬龍が無いことを思い出した。

 

「どうしたのよ」

「いや、俺もIS奪われちまったなってな・・・・」

 

ははっと自嘲する声が自然と漏れた。

 

「合ったとしても、今の貴方じゃ戦うなんて無理よ。傷が一気に開いて出血多量で死ぬわ。元々心臓に穴が開いた状態で生きてるってだけでも奇蹟なのに、これ以上奇跡なんて陳腐なもの重ねないでちょうだい」

「・・・・・・まて? これ以上重ないで? どういう意味だよ」

 

サラの言い方だと奇跡が複数回起きているようにも取れる発言だ。

自分の体に何が起こったのか、俺はもしやと思いつつも、サラに訊ねていた。

 

 

「どういうも何も、貴方の心臓の付近にISのコアとおぼしき物質があって、それが貴方の出血を塞き止めていたのよ。貴方のISってホントに心臓に合ったのね」

 

それはつまり・・・・。

生体再生が未だ機能している!

 

サラの話によると、サラが俺を発見するまでの三十分間。

ウェルクが俺からISを無理矢理剥ごうとした結果、残ったコアの破片が機能し俺の傷の修復に努めていたらしい。

お陰でサラの処置が間に合い、俺は一命を取り留めたんだとか。

全く、瞬龍様様だよ。

起動させられれば傷の修復も一足飛びで進むのだが生憎、胸にあるのはコアのほんの一部。

生体再生も気絶する直前のBシステムの名残で発動されていたらしく、既にその機能は停止している。

ISのコアは完全にブラックボックスのため憶測でしかないが、再び瞬龍を起動するには緊急展開ではなく、コアの状態を完全なものにする必要がある。

 

・・・・・やったぞ。光が見えてきた。

これを追い続ければウェルクを止められるかも知れない。

 

とにかく日本に戻るために、サラにホノルルから日本への出航はあるかと訊いてみるが、どうやら現在太平洋上ではIS委員会による航行規制が出ているらしく船は出せない状態にあるらしい。

 

ふらつく脚で立ち上がった俺は海の向こうを睨み付ける。

 

「くそっ、一体どうすれば・・・・!」

 

超界の瞳を以てしても、遥か5000キロ先の島の様子なんてうかがい知れない。

俺が西の方を向いて唸っていると、サラがふと、呟きを漏らした。

 

「・・・・・・どうにかならないこともないわよ」

「ほ、本当かよ!? なにか方法が・・・・!」

 

思わず詰め寄ると、サラは驚いたように身をそらし俺から一歩引いた。

 

「お、落ち着きなさいよ。いきなり迫られて驚くじゃない・・・・」

「そ、それはすまん。でも時間がないんだ。可能性があるなら教えてくれ!」

「・・・・・・・なによ。完全に落ちてるじゃない」

 

サラは俺から顔を背けるとボソッと独白する。

 

「・・・? 一体何が落ちてるか知らんが教えてくれるなら早くしてくれさっさと」

「な、なぁっ。教えられる立場なのにその態度ってどうなのかしら!?」

 

いつまでたっても事が進む気配がないので、ふんぞり返って言ってみるとサラが頬をひきつらせて言った。

その態度に、俺は思わず懐かしさを感じてしまった。

思えば学園に入学してからの一年間は、ボッチ仲間であったサラか雨としか言葉を交わしていなかった。

サラとは女装問題でひと悶着あったので、出くわすたびに喧嘩腰になっていたが、ここ二ヶ月それが俺の生活から無くなっていたのだ。

だから俺は、このやり取りを懐かしく・・・・型に嵌まった、とでも言えばいいのだろうか。

とにかくここにいるのは敵としてのサラではなく仲間、唯一の友人であったサラだと俺は認識したのだ。

そして思わず、笑みがこぼれた。

 

「なにを笑っているのっ!」

「いや別に、サラには関係ないさ。ただ今さらだけど言っておこうと思ってな」

「?······はっ、まさか身体的特徴を指摘するつもり?それなら私にだって考えが―――」

 

「――――助けてくれて、ありがとな」

 

「――――」

 

自然と口を突いて出たのは感謝の言葉だった。

なにもわからず女子の世界に放り込まれて、右も左も分からなかった俺を助けてくれたのは、どんな腹があったとしても間違いなくサラ・ウェルキンだ。

そして男の姿で通うようになっても付き合いが続いたのはフォルテと、サラだけだった。

だから俺は礼を言ったのだ。

こいつは確かに俺の命を狙っていたが、それと同様に助けもしてくれた。

殺された恨みと、助けられた恩。どっちが重いかなんて考えるまでもない。

それに何時までも昔を引き摺ってるのも男らしくないしな。

 

「・・・・・・ふん。女装の変態野郎がなにをカッコつけてるのかしら?」

「っ、テメ・・・・!」

 

サラは一瞬俯くと、直ぐ様顔をあげて俺の事を弄ってくる。

・・・・しかし、なんだ?

今顔をあげた瞬間、微かに笑顔っぽいのが見えた気がしたぞ?

 

「――そんな事よりあの男の対処が先よ。兄の身体を乗っ取っているのだから私も一枚噛ませてもらうわよ」

「ああ・・・ってISもないのにどうやって追う気だよ?」

「言ったでしょう? どうにかなるって」

「??」

 

それから数分後、サラからの匿名のメッセージを受け取ったらしい大倭先生が砂浜に現れ、俺たちは先生を背後から拘束。

見事大倭先生仕様のラファール・リヴァイヴを手に入れることに成功した。

気絶している先生に向かって合掌していると、パタン。

背後でリヴァイヴの仕様を見ていたサラが、ペンダントに繋いだ端末を閉じる音がした。

 

「どうやら先生のリヴァイヴは近接格闘仕様みたいよ。って、四月の警備任務以来数回しか起動してないわね。まあいいわ。つまりは――」

「俺とお前、どっちでも使えるってことか?」

「そういうことよ」

 

教師のISは、訓練用のISと同じように初期化(フォーマット)最適化(フィッティング)の機能が制限されている。

だから誰の専用にもなり得ないし、誰でも乗れると言うわけだ。

 

「それで、どっちが乗る? 搭乗者には漏れなくどちらかのISを奪還する義務が付くぜ?」

「そうね、戦闘能力的には貴方が乗った方が良いかもしれないわ。私ではあの男に手も足も出なかったから」

「珍しいな。サラが俺より劣ってることを認めるなんて」

 

少し誇らしくなったのでフフンとちょっと嫌味っぽく言うと。

 

「そうね。私らしくないかも知れないわ。でも相手が相手なのだから万全を期す必要がある。それだけのことよ」

「・・・・・・・」

 

なんか、ごめんなさいって感じだな。

 

「さて、それじゃあクレハ君? しっかり日本まで送り届けて貰うわよ? それと、もし私のIS傷つけたら背後に気を付けることね」

「おい、いまさら怖いこと言うんじゃねぇよ」

 

そう言って俺は待機状態のリヴァイヴを首から下げ、目を閉じた。

久しぶりのリヴァイヴだ。感覚は忘れてないと思うが、高い稼働率が出ることを祈るばかりだぜ。

深く深呼吸し、意識を集中させる。

そして――――

(待ってろ鈴。ウェルクは絶対に止めてやる!)

 

「――――来いッ! リヴァイヴッ!」

 

見開いた銀色の右目が瞬時にハイパーセンサーを起動。

超界の瞳の疑似ハイパーセンサーとのリンクを構築し、視界に映らない事象の情報までもが細かく分析され、処理が始まる。

次に深緑色の装甲が身体を包み込み、身体の芯から力が溢れてくるような、力強い装甲が構成されていく。

稼働率は・・・67%!

今までにない最高の稼働率に俺自身驚く。

これならなんとかなるかもしれない。

そう思わせるだけの力が、今の俺にはある。

―――――よし。

 

「飛べるぜサラ。しっかり掴まってろ」

「・・・・エスコートが下手な男はモテないわよ?」

 

そう言いつつ、サラは差し出した俺の手を素直に握ってくる。

マニピュレーターが、疑似神経を通して再現したサラの手の柔らかさにドキリとさせられたが、手を握るくらいがなんだ。こちとら膝枕まで経験済みなんだぞ。

だから視界端に映る、

 

―――――心拍数の上昇を確認。エラー。対応するシステムとのリンクを構築できません。

 

なんて表記、全く気になんてしてられないぜ!

 

「行くぞサラ」

「ええ、行きましょうか」

 

脚部のPICとエネルギースラスターが起動し、機体がフワリと宙に浮く。

サラが、俺の首に回した両手を強張らせるのを感じた。

 

「・・・・・・」

「・・・・なによ」

「いや、別に? 案外可愛いところもあるもんだって思ってな!」

「ふ、ふざけてないでちゃんと操縦を・・・・って速――――――きゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ホノルル最南端の小さな砂浜。

俺は自分の過去や、大切なものの為にそこから翔び立ったのだ―――――。

 

 




牙龍--ウェルク·ウェルキンの身体にあわせて製作された双龍製の第四機目の機体。
目を引く赤いカラーリングに右の装甲内部に仕込まれた巨大なパイルバンカーが特徴。
リヴァイヴカスタムに装備されてある炸薬式のアーマーピアスと遜色ない威力を発揮する。
カラーリングについては三倍速そうとか言ってはいけない。

では、読んでいただきありがとうございました!
それと、もしよろしければ感想を下さると嬉しいです。
お気に入りでも十分ですが、読んでくださった方の感想を聞いてみたいのです。

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