P.I.T(パイナップル・インザ・チューカスブタ) (完結)   作:コンバット越前

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中学生の時、放課後の図書室で望郷編を読んで、ガン泣きした若かりしあの頃……。






織斑一夏の戦争

時は世紀末。人類は有史以来変わることなく戦いにあけくれていた。

宗教、価値観、貧困、様々な要因が人を戦争に駆り立てる。誰もが奥底では平和を望んでいるはずなのに、その平和実現の為に戦争を続けなければならないというジレンマが苦しめる。

 

人類皆が真に手を取り合って分かり合う日は訪れるのだろうか……。

 

 

 

 

 

 

「いやおかしいだろ」

「どうした一夏?」

 

いつのまにやら普通に隣に立っている弾に、一夏は疑問を投げかける。

 

「何で俺ら戦争してんの?」

「おいおい一夏しっかりしてくれよ。お前は俺らの組織のエースなんだぜ」

「いやいやいや。チョット待て弾。落ち着こう」

「俺は落ち着いてるよ。大丈夫か一夏、ハラ減ってんのか?酢豚食うか?」

「……オーケー分かった。今戦争状態なのはなんとなく理解した。俺がこの組織のエースだというのも不本意だが了解した」

「ふむ」

「でもお前これはあんまりだろ。いくら常識が通用しない戦争つってもこんな大義名分はねぇよ」

「不満なのか?」

「当たり前だ!なんで戦争の理由が『酢豚にパイナップルを入れるか否か』なんだよ!馬鹿にしてんのか!」

 

一夏の当然過ぎる怒りの声が木霊した。

 

 

 

『酢豚戦争』

 

それは環境破壊、高齢化社会など、人類が向かい合わねばならない懸念事項の一つであった酢豚論争が、もうどうにも収まりがつかず『よろしい、ならば戦争だ!』状態になっちまったことで起こった、どうしようもない戦争である。

 

『酢豚にパイナップルは必要か否か』それは偉大なる酢豚が発明されて以来、人類が常に直面してきた問題で、対立の悲劇をもたらしてきた論争である。かつて中国で産声を上げた酢豚は、その勢力を拡大し続け、やがてそれは世界の『SUBUTA』となって世界各地でこの論争が繰り広げられてきた。

 

しかし答えは出ず……。

いつしか世界はパイナップル肯定派、通称『P.I.T(パイナップル・インザ・チューカスブタ』とパイナップル否定派、通称『P.D.M(パイナップルは・ダメダメよ・ミンナノスブタ』に別れ、激しい対立を生み、互いの覇権を懸けた戦争に突入したのであった……。

 

 

 

「おい弾。幾ら何でもこじつけ過ぎだろ。何だよ『パイナップルは・ダメダメよ』って。しかも最後の『ミンナノスブタ』って、もう接合性さえ放棄してるじゃねぇか、ふざけんなよ」

「ああ。『P.D.M』の考えは理解できないな」

「俺は全てにおいて理解不能だ」

「酢豚のあるべき姿は俺ら『P.I.T』にしか成し得ないというのに。パイナップルは必要だ。そして酢豚は中華、チューカなんだ。そんなことも分からないヤツらの好きにはさせないぜ」

「お前らも大概だろ。つーか何で中華のスペルが『T』なんだよ。普通は『C』じゃ……」

「まぁそんな訳で俺らは日々悪しきエセ酢豚軍団と戦っている。思い出したか?」

「話逸らすな」

 

一夏は心底疲れたようにため息を吐く。

 

「もうどーでもいいや。で?状況どうなってんの?」

「俺らは所詮日陰者のレジスタンスだ。今や世界の共通SUBUTAとなった、奴ら『P.D.M』の規模には到底敵わない」

「ふーん。日陰者って自覚あんだ」

「だから精々がこうやってゲリラ活動を行うくらいしか出来ない現状だ」

「ゲリラ活動ね。いよいよ終わってんな」

「だからこその個の力だ。頼むぜ俺らのエース」

「リリーフに交代してくんない?」

「我らが『P.I.T』の旗印、鈴のカリスマ酢豚力で皆をまとめてはいるが、それも限界に来ている」

「やっぱし鈴か……。どうせそんなこったろと思ったよ」

 

一夏は諦めに似た自嘲の笑みを浮かべる。

 

「奴らは規模も大きく強大な軍事力を持っている。正面からの対抗手段は無いに等しい」

「ISでも使っちまえ」

「IS?何だそれ」

「えっ?何ってお前、ISってのは……あれ?……何だっけ?」

 

投げやりに答えていた一夏はそこで首を捻る。

おかしい、自分はISなるものを知っていた気がするのだが。

 

「一夏。いい加減しっかりしてくれよ」

「うーん。確か女性にだけ使用可能なスーツみたいなもんがあった気がするんだが……。銃機器とか全部無効にするチート装備の」

「そんな都合のいいものあるわけないだろ。メルヘンやファンタジーじゃないんだから」

「そう、だな。そんな都合のいいものあるわけないよなー」

 

一夏は腕組みして引きつった笑みを浮かべた。

 

「そもそも女性だけが使える武装ってなんだよ。そんな物騒なもん存在したら、女性が率先して戦場に立つことになっちまうじゃないか。古来よりどんな国、指導者、果ては鬼畜な独裁者であっても、戦場に女性を送り込むことだけは否としてきたんだぞ。ふざけてんのか一夏?」

「いや俺に言われても……」

「ゲームにしろ、漫画にしろ、アニメにしろ、なんで当たり前のように女性が戦ってんだよ。ふざけんなよ。しかもなんでどれも萌え系の、筋肉のキの字もないような女の子に対して、屈強な男がやられ役になるんだよ……。戦いを舐めんじゃねー!せめてミカサさんのように鍛え上げ、マッチョにするなりして、説得感を出せってんだ!」

「お前は誰と戦ってんだよ……」

 

 

 

 

とにかく本人の意思はともかくエースが復帰した我らがP.I.T。

圧倒的に不利な戦力差の中、赤く混濁たる酢豚の為にP.I.Tの反撃は狼煙を上げる。

 

「やったぞ一夏!お前の活躍で、敵のアジトの一つを壊滅したぜ!」

「ふーん。よかったね」

「さすが俺らのエースだぜ。まさに一夏無双だな!」

「『戦いは数』だよ弾ニキ。アムロじゃあるまいし、実際はこんな無双なんてありえねぇよ」

「安心しろ。そーゆーかけ離れたご都合主義は、古今東西どんな作品でも行われている」

「さいですか」

 

 

そうして物語にありがちの、中盤に一度勝利に酔ったP.I.Tの面々だったが、敵方の反撃に合い一転して後退させられる。更に追い討ちをかけるようにお決まりの内部崩壊まで起こり、絶体絶命の危機に陥った。

 

一度勝利の余韻を味あわせてからどん底に叩き落す。良くある恒例のパターンである。

 

 

 

 

「一夏。知っての通り、俺らの組織は既に壊滅寸前だ」

「いきなりだな弾。展開早過ぎじゃね?」

「うるさい。とにかくピンチなんだ。こうなりゃ一発逆転のサヨナラホームランしかない!」

「タッチアウトで試合終了にならなきゃいいけどな。どうすんだ?」

「敵の総本部の場所が判明した。そこにカミカゼアタックを仕掛ける!」

「ふーん。がんばって」

「けど相手の防衛線が強力で、俺らみたいな生半可な腕の奴じゃ無理なんだ。くそったれ!」

「そりゃ大変だね」

「ああ。だからここはエース級の実力がある奴じゃないと……(チラッ)」

「……」

 

「くやしいけど僕達じゃ……(チラッ)」

「ああ。所詮はモブだし。俺にもエースの力があれば皆を守れるのに……!(チラッ)」

「やっぱヒーロー役はイケメンじゃないとなー。代わりに行きたいけど残念だわー(チラッ)」

 

どっから湧いて来たんだよコイツら。

わざとらしくチラチラ見てきやがって。こういう命がけの一発逆転の作戦の際に、主人公が行かなければならない空気に持っていくのは酷いと思う。主人公だって人の子、命が惜しい時もあるってのに!

 

さりげなく周りが主人公に『死んで来い』と命令するような風潮に、織斑一夏は断固反対します。

 

「一夏その目……そうか、覚悟を決めてくれたのか……」

「決めてねぇよバカ」

「後のことは任せとけ。だから安心して……」

 

死んで来いってか?

一夏は思う。ここで「ヒーローだって人の子でーす」と言えたらどんなに人生楽だろう。

 

「分かったよ、行くよ、行きますよ、行きゃいいんでしょ」

「さすが一夏!やっぱイケメンのエースは格が違うぜ!」

「フン、確かにそこにいるようなモブ共じゃ締りはつかないだろうしな」

 

精一杯のイヤミを周りのモブ役に放つ一夏。突撃供養にされるのだからこのくらい許されていいだろう。

しかしそう言われ悔しがる顔を拝もうにも、モブの顔は良く見えない。何故ならモブに顔など必要ないからだ。都合よく顔部分が陰になっていやがる。モブはどこまでもモブなのだ。

 

くそったれ……。

なんの高揚感もないまま、一夏はモブに見送られその場を後にした。

 

 

 

 

「……一夏、命をとした決断感謝する」

「その空気に持ってったのお前だろうが」

 

一夏は弾をぶん殴りたい気持ちを抑える。

一応最後の別れなのだ。立つ鳥跡を濁さずと言うし、綺麗さっぱりさよならしよう。

 

「じゃあなクソ野郎。鈴を頼んだぜ」

「なぁ一夏。この戦争の意味は何だと思う?」

 

しかしせっかく颯爽と去ろうとしたのに呼び止められる。

 

「弾お前空気読めよ……。まぁいい、えーと、酢豚だろ?パイナップルの有無についてだっけ」

「それもある。でも本質は『自由』の開放なんだ」

「ハァ?」

「『P.D.M』の意味覚えてるだろ?」

「『パイナップルは・ダメダメよ・ミンナノスブタ』だろ?アホらし』

「そうだ。しかしお前は『PDM』の別の意味を知っているか?」

 

弾は急に似合わないシリアスな顔を作ると、そのまま続ける。

 

「PDM……Product Data Management……日本語で言うなら『製品データ管理』ってとこか」

「はぁ?」

「至極単純に言うと製品の一連の流れを一元化し、管理の徹底を図るというやつだ」

「はぁ」

 

急に何言ってんだコイツ?

 

「一夏よ。世界は今や『P.D.M』のSUBUTAによって一元化され、管理されているんだ。パイナップルが入っている酢豚は邪道の極みとして処罰される。そこに自由はあるか?そんな管理社会に人の革新は存在するのか?」

 

誰だよお前。

 

「酢豚とは本来フリーダムなんだよ。パイナップルを入れようが、熊を入れようが、鯨を入れようが、それは人が許された自由なんだ。答えなんて無い、それこそが酢豚のあり方じゃなかったのか?」

 

知るか。

 

「一元化された管理社会からの一脱。自由を求めるからこそ人は戦うんだ。開放こそが力になるんだよ。これは酢豚を冠とした革命なんだ!一元管理からの脱却、人の尊厳を取り戻すための戦争だ!」

「何そのご大層な設定」

「これをコードネーム、Sのレコンキスタと呼んでいる」

「えっ、そんなコードネームがあったのか?」

「ごめん。実は今考えた」

「死ね」

 

弾の顔面に正拳突きをめり込ませてぶっ飛ばし、鼻血のデコレーションを咲かせると、一夏は歩き出した。弾のクセに最後に少しカッコイイことを言ったと思ったらコレだよ。

もうどーでもいい、さっさと終われ。そんなヤケクソな気持ちと共に一夏は死地へと向かった。

 

 

 

 

そうして最終決戦。

映画で、銃弾が主人公一向にだけ都合よく外れる珍現象をその身で体験しながら、一夏は任務をこなしていく。そして敵の小型飛行機を乗っ取り、後はいよいよカミカゼアタックをするのみとなった。

飛行機を敵の総本部に向けて全速力でかっ飛ばす。

 

「俺の戦いもここまでか」

しかし悲壮感は無い。こんな世界さっさと終わっちまえという気持ちの方が強いからだ。

 

「酢豚バンザーイ!」

 

ちゅどーん!

ヤケクソで叫んだ一夏の言葉と共に、P.D.Mの本部はカミカゼアタックにより壊滅していく。

 

こうして一人の英雄の尊い犠牲によって、長きに渡る酢豚戦争が終結したのであった……。

 

 

 

 

「もしもし弾。状況はどう?」

「鈴か。終わったよ……。一夏がやってくれた」

「そう……よくやってくれたわ」

「これで俺らの戦いも終わったな……」

「何言ってんの弾。ここからが始まりじゃない」

「始まり?」

「フフフ。これからは我ら『P.I.T』の天下なのよ。まずは偽りの酢豚に侵された人たちを正していかないと」

「でも鈴。俺らは自由の為の尊厳を勝ち取ったんだぞ。もういいだろ、これ以上どうしようってんだよ?」

 

「弾の疑問はもっともね。あたしの考えを聞かせてあげる。あたしはね『P.D.M』にかわって新しい酢豚イズムを創り上げるわ。愚民どもをあたしたちに従わせる為にね!それは酢豚にはパイナップルが絶対だということ、これを永遠の決まりごとにすることが幸福に繋がるという教えよ。あたしはこれを『不滅酢豚(エターナルスブタ)』とてきとうに名づけた!日陰者とバカにされていた『P.I.T』はこれにて永遠にして絶対の酢豚になるのよ!」

 

「不滅酢豚……?」

「あたしは不滅酢豚の始祖となるわ。ウフフ」

「でも鈴……。そんなものを皆が信じるのか?」

「信じない奴は酢豚強制所送りにするわ!朝昼晩、間食におやつまでパイナップル入り酢豚を与え続け、矯正するのよ!」

「……」

「……ねぇ弾。人を従わせるには酢豚を用いるのが一番なのよ。『P.D.M』もそうだったし……人類は昔から酢豚を用いて人を支配し、導いてきたのよ。……それはそうと一夏はどうなったの?」

「総本部にカミカゼ特攻して戦死したよ」

「そうだわ。一夏を『P.I.T』に殉じた英雄ということにしなさい。パイナップル入り酢豚をその手に持った銅像を作らせましょう。PRに使えるわ……フフフフ」

 

「あーはっはっは!」

 

不滅酢豚の始祖となった権力者の高笑いが響く。

戦争とは、何時の世も勝った者が全ての理を破壊して、新たに自分らに都合のいい理を作る。強大な管理支配からの開放を目指して始めた戦いは、新たな管理者となり、他者を支配することで終結する。変わらないジレンマ。終わらないワルツ。

 

人はいつまで過ちを繰り返すのだろうか……?

人類の新たな支配者となった鈴の高笑いを電話越しに聞きながら、弾は人間の無常について考えざるを得なかった。

 

 

 

 

 

 

「なんつー夢だ……」

 

一夏は頭を抑えて身体を起こすと、小さく呻いた。

珍しく鮮明に見た夢を覚えている。人生でもベスト3どころか、トップ1に入る悪夢だった。

 

「最悪……」

 

一夏は一人呟く。悪夢を見た後の目覚めというのは本当に気持ち悪いものだ。でもこんなクソみてーな夢を見た原因は何となく分かっている。それは……。

 

「虚さ~ん。ムニャムニャ」

 

今自分の足にしがみ付いて眠っているアホのせいだ。

 

 

クリスマスイブ前日の23日。休日の心地よさに、つかの間の平穏を味わっていた一夏の下にかかってきた電話。それは今年初めて世の勝ち組となり、指折り数えてクリスマスを待っていたはずの親友DANからだった。

聞くと何でもイブのデートが虚の用事によってダメになったらしい。一年で最も大事なデート日和がおしゃかになったDANは絶望し、ひたすら泣いたようだ。

 

それで耐えきれず親友の一夏に泣きついて、呼び出し、慰めてもらうことにしたのである。しかも人の都合も考えず、途中何度も帰ろうとする一夏にその度に泣きを入れて。

 

その結果が人生初の朝帰りだ。でも全然嬉しくない。しかも戻ったら鬼姉に殺される予感がビンビンだ。

 

「あぁ……もう行かないとな……」

 

一夏はさっきとは違う意味で頭を抱えると、時計を恨めしそうに見上げた。今日は楽しいクリスマスイブ。カップルにとって特別な日。

しかし織斑一夏にとっては、今日という日は胃が痛くなる日でしかなかった。

 

数日前からやけに目をぎらつかせ、この日の予定を繰り返し聞いてきた少女たちの顔を思い出す。

あれは正に獣の目。欲望にとり憑かれた亡者の目だった。

 

「うわ……」

 

携帯を開くと既にフライングしてきた何名かの名が表示されている。

もう分かっている。つーかこれまでの経験でよーく分かっているよコンチクショウ。

 

これは戦争だ。

織斑一夏とデートする為の女の戦い。

 

でも……普通の戦争とは唯一違うことがある。

それは被害を受けるのが結局は全て自分になるということ。巡り巡って結末がどうなろうと最後は自分が制裁を受ける流れになる。あの学園に通って身にしみて理解したことだ。

 

「ちきしょう……」

 

DANに夜遅くまで愚痴に付き合わされたせいで体が重い。このアホと違って自分はこれから離れたIS学園に帰らないといけないのに。進んで死地に行かねばならないのだ。

 

「おい弾。俺行くからな」

「あぁ、虚さん……そこはダメ……」

「クソ野郎……」

 

未だ足にしがみ付くDANを蹴っ飛ばして離れさすと、一夏はベッドから布団を引っぺがし、無造作にDANに叩きつけた。一応風邪は引かないように、そう友を思いやる彼の最後の優しさだった。

尤もこのDANがその優しさに値する男なのかは分からないが。

 

「じゃあな」

 

返事に期待することなく一夏はそう言うと、クソ野郎の部屋を出た。

 

 

 

 

DANの家を出ると一夏は空を見上げた。吐く息がうっすらと白く舞い上がっていく。

 

「戦争反対……」

 

未だ朝日が差さない暗い闇の中、一夏は心からそう思った。

そして叶わないと知りつつも、それでも願ってしまう。

 

……どうか今日一日が平和に、何より無事に過ごせますように……。

 

思わず笑みが出る。人間最後は笑ったもん勝ちだ。そーゆーことにさせてくれ、お願いします神様。

 

「行くか」

地獄へ。

 

夢で見た死地に赴くヒーローのように、一夏はIS魔境に向けて足を踏み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




宗教や教義は時に救いにも破滅にもなります。
人間平和が一番。酢豚の力で世界が平和に……なるわけないか。

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