やはり彼女たちのアイドル活動はまちがっている 作:毛虫二等兵
そして分割後編です。前回あれはやったので、今回はないです。
「相談に乗ってくれてありがとう、おかげでイメージ沸いてきたかもっ♪」
すっごい笑顔のまま、南ことりは自分の作業に戻って行った。
「はぁ~…」
「大変でしたね、何か飲みますか?」
「いや、自分で…」
「比企谷…さん?ちょっといいかしら」
疲れ切っている俺を呼んだのは、
「少し話したいことがあるの、ついでにお茶も持ってくるわ」
「…わかった」
ソファーから立ち上がり、西木野真姫の後に続いていく。行き先はキッチンだろう。俺と彼女の距離は微妙に離れていて、微妙な沈黙が流れている。
キッチンに着き、お湯を沸かし始めてから変わりはなかった。重い、空気が重い。
「…さっきはごめんなさい、私…ああいう所ですぐ熱くなっちゃうから」
重たい沈黙を最初に破ったのは、西木野真姫だった。さっきのことを気にかけているのか、申し訳なさそうな声だった。
「気にしなくていい…俺は自分から話しかけようとはしなかったことにも問題がある。でもそれはお前らといるのが嫌いだからって理由じゃない。単純にお互いの距離を測ろうとか考えていたからだ」
「それならそうって、どうして言わないの?」
その言葉を言った瞬間、彼女は冷たい瞳で俺を睨み付けた。こんな目も出来るのか。ますます雪ノ下に似てるな、迫力は遠く及ばないけど。
「…仮に言ったとして、何か変わったか?」
「変わったわ。海未も、ことりだってそう、全員が責任を感じることもなかったもの。話だってここまでこじれることはなかったわ」
「あんたは単純なんだな、本音と建前って物がない」
「…そんなもの、考えたってしょうがないじゃない」
「人間が生きていくうえで、もっとも大切な部分だろうに。特に女子は」
呆れた と言わんばかりの深いため息を吐き、彼女は凛とした眼差しで俺を見つめた。
「くだらないわ、そんなもの。建前ばっかりの人なんて信用できないし、ずっと人の評判を気にして生きるなんて情けない。私は私よ」
あまりに自然すぎるドヤ顔が、気高く、そして何物も弾き返すような強い意志を感じさせる。自分に対する絶対的な自信がなければ、こんな言葉は出てこないだろう。
「…あんたからは鉄の意志と、鋼の強さを感じる」
「ふふっ…なにそれ、イミワカンナイ」
一瞬だけ、西木野真姫は微笑んだ。俺の瞳は、その一瞬を見逃さなかった。不意にドキッとしてしまった。ちょうどポッドのお湯が沸騰し、彼女はお嬢様らしさを感じる美しい所作で手早く3人目のティーカップに紅茶を淹れていく。何かを思いついたのか、彼女は半分で紅茶を注いでいる手を止めた。
「…そうだ私がみんなで夕飯食べようって言ったのを断ったけど、あれも一人で居たかったからってこと?」
「さっきも言ったが、そもそも俺は怒ってないし、それにこっちだって問題がなかったわけじゃない。自己責任ってやつだ。だが、一人でいるのか嫌な訳じゃない。むしろ一人のほうが日常茶飯事で気楽だからそっとしておいてほしい」
「メンドクサイヒト…でもそれは無理ね、穂乃果が放っておくわけないもの」
「…いや、俺は逃げる」
「残念だけど、どうあがいても無理よ、穂乃果に目を付けられちゃった以上、諦めて参加するしかないもの」
紅茶を注ぎ終えると、高級そうな装飾をされた装飾を施されているお盆の上に4つ目のティーカップが置かれた。
「…持つぞ」
「ありがとう」
高級なお盆を受け取り、元の場所に向かって歩きはじめる。これもフェードアウト計画の一環なのであって、他意はない。
「私も何回か逃げようとしたけど、結果的に巻き込まれちゃったのよ」
「逃げようとしてたのか」
「当たり前じゃない、最初はアイドルやろうなんて考えもしなかったもの。ただ曲を提供したら巻き込まれちゃっただけ」
「…まじかよ、でも俺は逃げる」
「ふふっ…そうね、それじゃあ頑張ってね。海未、ことり、持ってきたわ」
「ありがとうございます」
「真姫ちゃんありがとうっ♪」
高坂穂乃果という女性の行動力は、常人のそれを遥かに上回っている。武器で例えるなら、一般人は「木刀」、しかし高坂穂乃果の行動力は「地球を簡単に破壊できるような剣」くらいの差がある。スカウターも数値インフレしてぶっ壊れてしまうだろう。でなければわざわざ他校に出向いて俺を探し出し、既に完成しているメンバーに中に俺みたいな人間を組み込もうなどしないはずだ。
紅茶を全員分配り、ソファーに座って紅茶を啜る。一息つくと、園田海未が袖を引っ張り、耳元で話しかけてきた。
「…真姫とは仲直りできましたか?」
次の瞬間、俺の脳が俺の置かれている現状を理解した。それと同時に心臓の鼓動が急加速し始める。耳に掛かる吐息と、本日何度目かの甘い匂いと相まって俺の理性がやばい。このままではヤバいと思ったが抑えられなくなってしまう。
「あっはいぃ…滞りなく…」
なんだ滞りなくって、どこの戦隊物の下っ端だよ俺は。声も裏返っちゃったし、とうとう日本語までおかしくなってしまった。頼む離れてくださいお願いします、その体勢というかこの密着度は、俺だけを○す兵器になりかねん。
「それならよかったです」
そうつぶやき、安心したよう微笑んだ後、園田海未は離れてくれた。そして俺の理性も回復した。俺はNTになった。
三人は作業の手を止め、一旦休憩に入ったようだ。そしてさっきの微妙な空気も消えた。タイミングは今しかない、俺もかねてから聞いてみたいことを聞くことにしよう。
「…1つ聞いておきたいことがある」
「なんでしょうか?」
「ん?」
「なに?」
「見ての通り、俺は男。そしてあんたたち9人はアイドルで、なにより女子だ。今の所力になった覚えはないし、これからもあんた達の力になれるかはわからない。仮になにか手伝えたとして、ラブライブ出場にまでなったグループの力になれはしないだろう。野球の強豪校でいったらな、俺は補欠にもなれずに辞めていく部員の一人だ。あんた達は常に一軍で、一人一人がエース並だ。スタートラインも何もかもが違うんだ。それなのに、何でそこまで俺を必要とするんだ?」
人はなにかしらのグループに所属したとき、「仕事」という形で何かの役割を与えられ、それによって存在意義を実感させられる生き物だ。無論彼女達だってそうだろう。成功すれば褒められるし、失敗すればもちろん責任を追及される。グループにいたとして、ただ何もしなくていいだけの奴は必要ない。彼女たちの場合は9人の女性アイドルグループ。俺は男で一人、割合だけ見てもおかしいだろう。しかも彼女たちは元とはいえ、ラブライブ本選に出る程の実力を持ち、それに見合った数のファンがいる。プロ程ではないにしても、男の噂なんてものはイメージダウンに繋がることになる。そんなハイリスクノーリターンを承知した上で、なぜ俺を入れるのか?とどのつまりこういうことだ。
「メンドクサイヒト…」
「それはお互い様だろう。で、実際どうなんだ。デザインが得意というわけでもないし、作詞も作曲もやったことがない。そんな俺をこのグループに入れる意味はあるのか?」
多少威圧的だが、こうでもしないと真剣さは伝わらないだろう。後になって「こんなやつ入れるんじゃなかった」といわれても困るしな。だったらここで早々におさらばして、お互いの傷を浅くしておきたい。
これは相当意地悪な質問だろう。言い出した高坂穂乃果ならば即答されたかもしれないが、彼女達も疑問に思ったはずだ。「なぜ男を入れるのか」と。
「曲はみんなのためにある、にこちゃんはそう言ったわ」
一番最初にそうつぶやいたのは、西木野真姫だった。
「三年生の為なんかじゃなく、みんなのために曲を作る。今までもずっとそうだったし、それは変わらない。私たちが作っている曲は、いつも9人全員のために作っている曲なの。穂乃果があなたを連れてきたのは、即戦力になるからじゃない。さっきみたいに手伝って、少し意見を出したりしてくれればいいんだと思う」
「…文句を言いに来るだけなら、なにも俺でなくてもいいだろう」
「誰かが止まっても、誰かが背中を押す。μ'sはね、今までもそうやって来たんだよ。初めて作詞した時も、μ'sを抜けた私をもう一度迎えてくれたのも…みんなだった。だから必要ない人なんてない、それは八幡くんもだよ♪」
「穂乃果があなたをμ'sにいれよう言ったとき…私も最初は疑問に思ったのも事実です。でも、それはきっと穂乃果があなたに何かを感じたからだと思います。私は今、こうしてみんなと過ごす時間が大好きです。最初はあんなことになってしまいましたけど…いつか、μ'sにいてよかったって思えるような、そんな時間を一緒に作りたい。だから、役割がない、戦力にならないとかじゃなくて、あなたとの出会いの意味を見つけたいと思っています」
曇り一つない眩しい笑顔で、園田海未は答えた。
「海未ちゃん…穂乃果ちゃんみたいなこと言ってる」
「…私の親友(憧れ)ですから、きっと移ってしまったんです」
「ますます難しくなっちゃったわね」
「何がですか?」
「何でもないわ、ね、比企谷さん?」
もう逃げることなんかできないんじゃない? とでも言いたそうに、西木野真姫が俺を見て微笑んだ。
「…あぁ、そうだな」
「それではもう一頑張りです、ことり、真姫、いつものやりませんか?」
「うん、こっちこっち♪」
園田海未が いつもの というと、俺は南ことりに腕を引っ張られ、半ば強引に円陣のような形に巻き込まれた。そして俺以外の三人は真ん真ん中あたりにピースサインをした。
「…」
ぼーっと眺めていると、三人がこっちを見た。
「何してるの?あんたも早くやりなさいよ」
「比企谷さんもですよ?」
「早く早く♪」
「…はいはい」
つまり、この流れ的に俺もやらなければならないんだろうということを察した俺は、彼女たちの真似をして指をピースにして、繋げた。
「もう一頑張りです!」「頑張るぞ~!」「最高の曲、完成させて見せるわ!」
「え……」
「「「……?」」」
なにその言わないの?みたいな不思議そうな顔。残念だったな、咄嗟に都合のいい言葉なんか出てくるもんか。そんなトリックは覚えていないんだ。最近じゃテレビの見過ぎで思ってもない言葉でもすらすら言えるようになったと思ったけど、そんなことはなかった。
「…が、頑張ろう…」
うわ~…空気読めないやつって思われそう。ごめんなさい、こことの底からごめんなさい。台本があればできるんです。ただ咄嗟に出来ないだけなんです許してください。
「頑張りましょう!」「うん♪」「言われなくても、やってやるわ」
おお凄い、咄嗟に思いついて適当に言っただけなのに反応してくれた。いかんいかん、嬉しくて泣きそうになってしまう。気合を入れるための円陣と掛け声を終えた後、彼女たちは、作業を再開した。俺も巻き込まれ、今晩は寝れないのだと悟った。
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あれから日が昇り、小鳥が囀る声が聞こえ始めた頃…三人は役割を果たした。徹夜で作業を終えたのだ。彼女たちはすぐに寝てしまったが、俺はまだ生きている。
「身体…いってぇ…」
身体の節々が悲鳴を上げ、カーテンの隙間から零れる日差しが目に鈍い痛みを与えてくる。園田海未、南ことり、西木野真姫の三人は完全に燃え尽きているらしく、起きる気配はない。
「毛布…どこだ…」
ほんの一瞬、俺の部屋から毛布を持ってくることも考えたが…それはそれで嫌だろうし、なにより俺の布団がなくなってしまう。しかしこの場で長い時間とどまっていると、ほかのメンバーに俺がよからぬことをしているのではないかと疑いを掛けられる可能性もある。それだけは絶対に避けなければならない。
「…」
俺が選んだのは、最も安全な選択肢、いたってシンプルで、どちらも傷付かない最良の選択肢。
―部屋に戻り、何事もなかったように寝よう―
そこからはうろ覚えだったが、俺は部屋に戻り、倒れるように意識を失った。
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超うるさいメンバーに囲まれながら、俺は東京に向かう電車に乗っていた。行きの電車と同じで、俺とμ'sのメンバー以外に乗客はいなかった。
行きと違うとすれば、心優しい運転手さんの配慮により、別の座席に荷物が置いていいと許可をもらったこと、そしてそれによって席が変わったことだ。
( 荷物 ) | |( 荷物 )
俺 海未 | 通 | 凛 花陽 真姫
穂乃果 ことり | 路 | 絵里 希 にこ
奥にいる絢瀬絵里と星空凜の組はトランプをし、こっちは本を読んだり、お菓子を食べながら話したりと自由な時間を過ごしている。
「マカロン食べたいにゃ~!」
「穂乃果も食べたい!」
「凜ちゃん、まだ勝負は終わってないで」
「凜、穂乃果!二人とも電車なので静かにしてください、周りの方に迷惑でしょう?」
「海未ちゃんお母さんみたいだにゃ~」
「なっ!?私はまだそんな年ではありません!」
「あ~海未ちゃんが人に注意したくせに怒鳴った~」
「穂・乃・果……!」
あの後、俺が目を覚ましたのは18時を回った頃だった。「一緒にご飯を食べよう」ということで高坂穂乃果にたたき起こされた。そして携帯電話は恐かったので、見ないことにした。その後10人でカレーを作ることになり、根掘り葉掘りの話や、この間の事件についての和解?と、呼び方を考えよう。そして敬語とかはなし…みたいな話をした気がする。なんとなくだが、全員の性格的なものは掴めた気がする。全員に共通して言えるのは、お人好しで、相手の言葉に素直に乗ってくること。彼女たちは喜ばれた瞬間に存在意義を感じるタイプの集まりであることだ。
例えば電車に乗っていたとしよう。
彼女達が座っている目の前に80代くらいのおばあちゃんが現れ、座りたそうにこちらを見ている。過程はいろいろと省くが、その日は疲れ切っていて、自分の降りる駅まで少し距離があった。
彼女たちは後先考えずにすぐに席を譲り、感謝されることに喜びを見出すだろう。
しかし、はっきりいって俺とは対照的だ。席を譲りはするが、それは「喜ばれたい」から譲ったのではなく、目の前にたまたま現れやがってこのやろう、もしかしたらお年寄りに席譲れモンスターかもしれないからしかたなく譲ってやるよ。くらいの違いだ。そして今わかったことは、話の内容が小学生低学年レベルの内容過ぎて反応に困る。苦笑いしかできない。
「比企谷くん助けて~!」
高坂穂乃果がささっと席を移動し、俺の隣に移動してくる。しかも俺を盾にしてるし。この場合はあれだ、アメリカでいう日本的な立ち位置なんだろう。つまりは防壁。
「え?…え?」
「穂乃果!比企谷さんを巻き込むんじゃありません」
「そこは安全地帯やね~。うちもそっちに行くわ」
トランプ中の東條希が立ち上がると、こっちにむかってゆっくり歩いてきた。
「あ、希ちゃん逃げるのはずるいにゃ!」
「残念やね凜ちゃん、うちが大富豪や。彼と話したいことがあるんやけど、海未ちゃん、席変わって貰ってもいい?」
「わかりました」
「にゃ!?」
「認めないわ…そんなの認められないわ…!」
「嘘でしょ…このにこが負けるなんて…!」
「希ちゃん強すぎるよぉ~…」
「強すぎよ…まったく」
東條希が持っていたカードは「キング」のカードが三枚、そして今は東條希が親らしい。つまり彼女の勝ちだ。彼女は去り際に持っていたカードを置き、園田海未がいた席、つまり俺の隣に座った。心なしか、あっちの表情が絶望しているようにも見える。一体何をしたらそうなるんだよ。たかが大富豪をやっていだだけだろうに。
「勝負です!」
「次こそは負けないにゃ…!」
「海未は次の勝負から参加ね」
「希がいなくなった以上、このにこ様の大富豪は揺るがないわ!」
「大貧民のくせによく言えるわね…」
「みっ…見てなさい!今から大逆転して見せるんだから!」
あっちがトランプを再開すると、東條希はくすっと笑った。こいつやっぱりビルスだ。笑顔も怖い。
「うちの本気は、もっともっと強いよ、比企谷君もやってみる?」
「…遠慮しとく」
ビルス様に第二第三形態が加わるとか恐ろしいんで、全力で遠慮したい。
「で、決意は固まった?」
「…何の?」
「μ'sに残るか、否か」
「…」
(そんな時間を一緒に作りたい。だから、役割がない、戦力にならないとかじゃなくて、あなたとの出会いの意味を見つけたい)
俺と彼女達は、出会い方も、始まり方も間違えている。戦力にならないやつがいてもいい、一緒にいてくれるだけでいいなんて、そんな都合のいいことを許してしまっている彼女たちも、ここにもう少しだけいてやってもいいなんて思ってしまっている俺も、間違っているんだろう。
「…何もできないが、そっちがそれでいいなら俺は構わない」
最初から間違えているんだったら、このまま間違え続けても問題はない。逃げることはできないのだとしても、それが間違いであったとしても、それを彼女たちは良しとしているし、間違いとは思っていないんだろうから。
「うちは大歓迎や」
「穂乃果もだよ♪」
「八幡くんなら大歓迎♪」
「…そうか」
彼女たちがそれでいいのなら、間違いでないというのなら、この選択は決して間違いではない。民主主義万歳、絶対正義多数決の結果だ。
「なんで勝てないんですか…!」
「海未は弱いわね~」
「それじゃあ、うちは戻るね。にこちゃ~ん?あんまり弱い物いじめしてると…うち、本気で潰しちゃうよ~?」
「ひぃ…!?」
ビルス様はそう仰られたあと、自らの席に座っている園田海未にお力をお貸になられた。弱い物いじめなんかするからだ。そんなやつはビルス様に滅ぼされてしまえ。
「…眠い」
疲れてしまったのもあってか、外を眺めていると、睡魔がレベルアップして襲ってきた。もろくなった防壁は簡単に睡魔に崩され、俺はいつの間にか目を閉じてしまった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
肩を軽く二回叩かれ、俺は目を覚ました。目の前にいる少女は、比企谷に向かって笑顔で手を差し伸べる。
「今度は、置いていきませんよ」
「…そうか」
差し伸べられた手を取り、俺は荷物を持って椅子から立ち上がった
「これから、一緒に作りましょう、私達10人の物語を」
曇りのない、輝いた笑顔で、園田海未は比企谷八幡に向かって微笑んだ。
ふえぇ…眠いよう…。
ということで、翌日の予定も考えないまま書き上げました。なんと、これを書き上げたのは朝の八時ですよ!やったぁ!…でも今日予定あるんですよね…アイエェェ…
というわけで、二話分の内容を作ってきました。時間がかかったのも、じつはこんなに長引くとは思ってなかったからです
最初は 「一話で終わるな(キリッ」
↓
途中 「え…7000超えたんだけど…」
てな感じで、書きたいことを書ききったらこうなりました。もうちょっとひねりたかった感じもあるけど、変にひねった場合私の文才じゃ手におえないのでやめました。あと無駄シリアスを長引かせようとした没ネタもあります故…。実際難しい。
あと、比企谷がどういう反応をするかとか、正直かなり悩んだんですよね。今回遅れた原因の6割がそれです。残りの4割は気にしないでください。
ヒッキーって書いてるとひねくれすぎて書きにくいんですよね、自分もひねくれてる部分はありますけど、ヒッキーほどではないのでついつい違ったキャラになっちゃうというか…似せる努力はしているつもりなんですけどね…
違ってたらすいませんm(__)m
返信おそくなっちゃうとは思いますけど、感想を書いてくださった方には必ずお返事を返します!ダメ出しもしてくれて構いません。
ご意見・感想等、心からお待ちしてます!
二話分投稿したし…今月末に出来たら一本…かな…?(出来るとは言っていない)