とある転生者の憂鬱な日々 リメイク版   作:ぼけなす

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第八十四話 強い弱いの話じゃない。相手に勝てるか負けるかの話

 

(??side)

 

 

 ノエル=アーデルハルト。彼女の生涯は悲劇という言葉で括られる。

 

 彼女が育った村はのどかで平和な自然あふれるところだった。幼馴染みや友人はチラホラいるが、彼女のお気に入りはいつもライトという少年だった。

 彼は忌み子として避けられていた。理由は『神器』という当時は、わけのわからない力を恐れてのことだ。

 

 村人から恐れられ、避けられている少年に、ノエルは関わろうとした。最初はただの好奇心からだ。

 

 どんな男の子だろうか。

 どんな力があるのだろうか。

 

 ノエルという少女は好奇心の塊で構成されたお転婆娘だ。そんな彼女は一年、二年と関わっていくうちに、ライトという少年が心を開き、次第に村人達に忌み子として扱われなくなった。

 彼女の言葉と行動で全てが解決した――――そう思った矢先のことだった。

 

 

 彼女村に盗賊達が襲撃してきたのだ。十六歳になった彼女は薬草を取りに出かけており、村に戻ると断末魔と悲鳴、そして鳴き声のBGMが流れる火の海に沈んだ村の姿だった。

 

 そして、彼女に下賤の視線を向けられ、とらえられた。

 彼女の身体はとても肉惑で、美しい女性になりかけていた。ゆえに盗賊達は肉欲に支配されるのも無理がなかった。

 

 そこから先はありきたりな話になる。

 

 衣服を破かれ。

 盗賊達の欲望を胎内に出され。

 懇願と願いに叫ぶ彼女を弄ぶかのように、何度も何度も犯す。

 

 ライトというヒーローは運が悪いことに出かけていたため助けに来なかったのだ……。

 

 ……疲労で衰弱した彼女を盗賊達は殺さず、そのまま奴隷として売り、彼女は貴族に買われた後も、欲望の捌け口にされた。

 

 孕ませれなかったのは運がよかったと、彼女は思っている。

 心も身体も汚され、摩耗していき、遂にはゴミのように捨てられた。

 彼女は病に犯され、敢えなくお役目ごめんになったのだ。

 

 雨が降り注ぐスラム街でノエルはこれまでの人生を想い、死にかけていた。彼女の心残りと言えば、自分の知らない世界を見れなかったこと、そしてもう一度彼と出会い、色々話したかったし、一緒にいたかった。

 ああ。そうだ。ワタシは彼が気になっていた。これが『恋』だったのだ。

 

 

 もう既に、何もかもが遅すぎた……が。

 

 

 そう思い目を閉じようとしたとき、彼女の目の前に奇跡(あくい)が訪れる。

 彼女の深い絶望と悲しみ、憎しみが『神器』という形で現れたのだ。

 

 『神器(そいつ)』は世界に退屈していた。

 『神器(そいつ)』は世界に面白味を求めていた。

 

 『神器(そいつ)』は純粋にして、邪悪。無邪気にして残酷。

 『神器(そいつ)』はある意味世界の『神器(こころ)』だ。

 

 何もかも汚された少女の目の前に現れたのは気まぐれだ。その気まぐれで彼女は、命が救われた。

 今考えれば、蜘蛛の糸を掴んだ地獄の罪人かもしれない。

 

 『神器(そいつ)』は気まぐれで助けたもの、飽きたら捨てるつもりだ。そうやっていつも、人の人生を狂わせて楽しむ快楽主義者だ。

 

 

――――ゆえに油断した。彼女はこれまで憑いていた人間と違って、とてつもなく規格外な存在だったことに

 

 

 彼女が人生を狂わせた人間達を殺したことで変化が起きた。

 嗤って、笑って、ワラッテ。

 泣いて、哭いて、ナイテ。

 

 ノエルは壊れた。心も身体も壊れていき、『神器(そいつ)』は潮時と考え、離れようとした。

 しかし、それができなかった。長く彼女に憑いていたことで、離れなくなったのかもしれない。

 

 『神器(そいつ)』は最初で最後の恐怖を感じたときには遅かった。『神器(そいつ)』は彼女の(なか)に溶け込み、彼女の『神器(ちから)』となった。

 

 『神器(そいつ)』は気づくべきだった。

 絶望よりも深く、希望よりも熱いもの――――『愛』に餓えた少女の想いに。

 

 全てを取り込みかくして『混沌の神器使い』は生まれた。

 その名の通りに彼女は、世界に不幸と幸福を。絶望と希望を。

 

 悲しみと憎しみを煽り、ときには幸せと喜びを与えるありがた迷惑な存在へとなった。

 

 

 

――――まあ、そんな彼女が『愛』を与えてくれる『彼』と出会うのはまた別の話だが

 

 

(??side)

 

 

 四人に分かれたノエルがチャクラムを取り出す。オレと相対しているノエルは、チャクラムを投擲してきた。それを弾いて前へ突っ込むと、オレの足元から拳の形をした突起が生えてきた。

 身体に突き刺さり、息と血が吹き出す。

 

「ぐぶぅ!?」

「ヌフ、甘いねー。このワタシがただで接近させると思ってる?」

 

 やはり、オレの『神器』は確かに脅威ということを自覚している。

 

 ノエルは『概念』でもあるため、『概念殺し』のような概念に直接干渉する攻撃を受ければ、掠り傷でも致命傷になる。しかし、逆に言えばそれ以外は無効化され、逆に遊ばれる。

 

 現にまどかやほむらがもう一人のノエルに撃っている魔力矢や銃弾が、チョコ棒やチョコボールにされていた。

 根拠も何もないにも関わらず、魔力や金属をお菓子にしてしまうことができる。ノエルの『神器』は非合理性の塊であると言える。

 

 そして今オレの身体に受けた突起物は、錬金術で再構成されてできた物体でも、異能で創造されたものでもない。

 

 唐突に『出した』――――いや、そこに『あった』という事象を引き起こした。

 つまり、自分達が考える常識、ルール、理の事象をねじ曲げることで、突起物を引き起こしたのだ。

 

 閑話休題(それはさておき)

 

 ノエルの事象を引き起こす力は、唐突で突発的だ。予想外すぎて対応できない。

 オレは転んだ身体を起こして、『神器』を構える。ノエルは既にチャクラムを向けて、振り回す。

 チャクラムとは知っての通り、真ん中に穴のあいた金属製の円盤の外側に刃が付けられいる武器であり、日本では戦輪と呼ばれる忍具として使われている。

 投擲する武器なのだが、珍しく斬ることもできる。

 

 ノエルが使うチャクラムは約三十センチのギザギザな刃を伸ばした代物であり、回転すれば抉るような斬り込みがはいる。

 

 ノエルの斬撃を『全てを開く者』で防ぐと火花を散り、振動で足がやや後ろへ滑走する。

 パワーが桁違いに強いのはもちろんのこと、何よりチャクラムの斬撃速度が目でなんとか終えるスピードなのだ。

 

 肉体強化しているんじゃないかと思えるくらい、力と早さがある!

 

「ヌフフフ、驚いてる驚いてる。でもこれが素のスピードなんだよねー」

「……『神器』!」

 

 ノエルの素の力は『神器』によって『普通の女性の筋力』の概念をねじ曲げたことで、異常なパワーとスピードにさせているに違いない。

 それが正しいのかノエルは、ニパッと笑って、

 

「正解! はい、ご褒美❤」

 

 ノエルがチャクラムの円を向けると、そこから魔力砲撃が発射される。『全てを開く者』を盾にして、『解錠』の概念をぶつけながら、それを受け流すようにして身体を動かすことで射線から逸らした。

 その衝撃で尻餅をついてしまい、苦悶の表情をするとノエルの目がキュピーンと光ると、ものすごい勢いでお尻に何かが突き刺さる。

 

「いぎょォォォォォ!?」

 

 ものすごくイテー!? 何? なんなの!?

 

 お尻に刺さる物体を抜くと、オレの手には丸いシルエットで手をカンチョウに構えている生物がいた。……死んでるけど。

 

「どうよ! カンチョウくんの『Go to Hell !!』は!」

「マジで殺したくなる一撃だったわ……!!」

 

 カンチョウくんを粉々に踏み潰し、頭に血を登らせて答える。

 こいつ、本当にふざけてやがる。まどかとほむらに視線を向けると、彼女達の魔法がお菓子や謎の生物に変えられているし、キリトは普通に追いかけられている。

 キアラはなぜかゴスロリのコスチュームになっており、顔を真っ赤にして涙目で逃げ回るノエルを殺そうと石礫を動かしていた。

 

「これが『最凶の変態』の実力さ。真面目に戦わない。シリアスなんて許さない。ただ第三者をおもしろおかしく楽しませるという遊んで戦う――――それがワタシのバトルスタイルだよん?」

 

 ……もし彼女が本気になったら、あっという間に殺されているのはこちらだ。

 なんせ、ノエルは『遊んでいる』と言っているのだ。本気で遊んでいるが、『殺す気』で来ていないことが不幸中の幸いだ。

 

 師匠はノエルと戦いたくないと言っていた。

 理由は疲れるということもあるし、何より彼女の実力はデタラメ過ぎるからと言っていた。規格外過ぎて、計れないと言っていた。

 

 彼女に勝つには予想外な奇策で挑まなければ、すぐに対応されてしまう。彼女の前では常識(テンプレ)は無意味なのだ。

 

 ……そもそも、オレ達がノエルに挑むこと事態が間違いなのだ。

 

 彼女と戦う時点で、この勝負は敗北が確定している。

 

「ノエルちゃんにいどもーなんざ百年早いぜボーイ。まぁ、青くさいことは良いことだけどねーん♪ ヌフ☆」

 

 パチクリとお茶目にウィンクしてくるノエルに、オレは神器を構える。ノエルの目はやや失望に似た雰囲気を感じた。

 

「それでも挑むつもりなの? 圧倒的にも関わらず、かなわないと理解しても?」

「当たり前だ。ここで諦めたらお前はこの世界をムチャクチャにするつもりだろ」

「そだねー。まあ、元から機械しかない面白味がない世界だし、散り際はやはり自爆かにゃー?」

「だから気に入らないんだ……!」

 

 別にこの世界がどうなろうが知ったことではない。だが、オレはノエルの言っていることが気に入らない。

 

 何様だ。まるで自分が神様と言っているかのように好き勝手にしやがる……!

 絶望的なことだろうが、無意味で無駄なことだろうが関係ない!!

 

「だから絶対負けたくねぇ! お前のイタズラに負けてたまるかよ!」

「じゃあ勝ってみてよ!!」

 

 ノエルの姿が消える。あまりのスピードに見失ったのだ。オレは目を閉じ、五感を研ぎ澄ませる。

 

 ただ相手の音をとらえろ。

 ただ相手の匂いをとらえろ。

 

 そして、ただ相手の動きに合わせろ。

 

 目を開けると、ノエルはチャクラムを振りかざそうとしている。しかし、ノエルの斬撃が当たる前にはもう居合いの構えに入っていた。

 よって、斬撃をノエルより早く繰り出せる。

 

「おぅ……まっさかー」

「うるァァァァァ!」

 

 ノエルの身体を神器で捉える。しかし、手応えがなくオレと戦っていたノエルは霧のように拡散していった。

 どこだ!とオレは内心焦りだし、周りを見渡す。

 

 まどかとほむらはノエルを撃ち抜き、しとめると彼女もまたオレが倒したように消えていった。キリトも同じようだ。

 

 全てのノエルが偽物だと思えた。

 

「んー、さすがはソラだねぇ。このワタシをあと一歩で倒せるとは……」

「ッ!」

 

 咄嗟に身体を前に倒すと、頭上をチャクラムが通過した。あれがもし当たれば首とお別れしていたかもしれない。

 

「やっぱり偽物だったのか……?」

「本物だよ。ただし、ワタシの力の十分の一しか満たない本物だけど。ま、倒してくれたおかげでワタシの力は元通りになったのよん」

 

 おちゃらけた拍子でノエルは言う。

 遊ばれていることに対してプライドが傷つく――――という話では済まないレベルだった。あの分身(?)でもなんとか勝てたくらいだ。

 

 まどかとほむらは悔しそうに噛み締めることしかできない。

 

「ここからが本番だよーん!!」

 

 ノエルの姿が消える。オレの身体が警鐘を鳴らしているが、気づいたときには切り刻まれていた。

 

「ぐ、が……」

「「ソラ(くん)!!」」

 

 身体から血を流し、口からも噴き出す。まどかとほむらがオレの名前を叫ぶが、彼女達はノエルの脚力によって吹き飛ばされる。

 

 唯一残ったキリトが掛け声を出しながら斬り込むが、ノエルはキリトの神器を弾き飛ばし、連続斬りを実行した。

 あらゆる角度から行われた軽い斬撃が終わると、キリトもまどか達と同じように蹴り飛ばされ、口から血を吐き出した。

 

 全滅。圧倒的な敗北だった。

 

 元から勝てるはずがないのはわかっていたが、まさかこれほどだなんて……!

 

「英雄だから勝てると思った? 残念。英雄だろうがなんだろうが『最強』は『最凶』に勝てないよ♪」

 

 無邪気な笑みを浮かべるノエルに、舌打ちする。こうも余裕ですよと行動されたら、悔しいに決まってる。

 ほむらも同じように、オレの隣に立つ。オレ達はふらつきながらも、痛みに耐えながら立ち上がる。

 

「おやーん? まだまだいくつもりーん?」

「「当たり前だ(よ)!」」

 

 『シンクロ』発動。髪は前世と同じく黒に染まり、ほむらの髪が銀髪に染まる。

 

「ほっほー。これが『シンクロ』だね。なるほど……確かに見たことも聞いたこともない魔法だね。『団結せよ(コネクト)』を進化させた魔法とはこのことだね」

 

 ノエルはクルクルとチャクラムをバトンのようにまわして呟く。

 

「でもソラがその力を取り入れるって聞いてたけど、お二人さんは見た感じ互いの力が使えるって見えるけど」

「『シンクロ』の本来の形はこうやって互いの力が使えるようになることだ」

 

 オレは時間操作の力が使えるようになり、ほむらはオレの『神器』の特性を身に付いている。

 オレがノエルへ斬り込むと、チャクラムで受け止めらる。何合か打ち合っていると、ほむらは背後から銃口をオレに向けていた。

 

 ノエルはオレに銃弾を当てるつもりなのかと怪訝な顔をしていたが、すぐにそれは崩れた。発砲された銃弾はオレの後頭部に当たる前に、身体を屈むことで回避し、『封印』の銃弾がノエルに当たりそうになった。

 

 土壇場でノエルはオレ達の動きに感づき、反射的に反応したのだ。

 

「なるほど~。『シンクロ』は互いの力が使えるだけではないのねん」

「ッ!」

 

 バレた! 『シンクロ』は繋がっている相手の視界、思考を共有させる。つまり、もう一人の自分と考えてもいい。

 感づかれることはないと思っていたが、たった一つの行動で見破られたのは痛い。ノエルは戦いにおいて馬鹿ではないため、次回からはオレ達の共有化を考慮して行動してくるだろう。

 

「ヌフフフ。さあ次を見せてよ!!」

 

 ノエルがチャクラムを降り下ろす。その前に、チャクラムの動きを『停止』させる。ノエルの身体を『停止』させることはできないが、『ノエルの武器』は停止できる。

 ノエルの武器は柱のように固定され、動きを止めることができ、彼女はしかめ面で己の武器を見ていた。

 

「むむ……! これはやられたよ!」

「隙ありだ変態!」

 

 がら空きになった懐へ『神器』を叩き込もうとするも、彼女の右足がオレの手を打ち上げるように蹴り、『神器』を手放してしまう。

 ノエルの細くしなやかな足はまさに見とれるほど美しい。しかし、その足はオレにとってまさに凶器と変わらない。

 ノエルの右足が踵落とししていき、オレの頭部を狙ってきた。その場を後退することで回避したが、追撃してくる彼女の足がオレの脹ら脛をとらえた。

 

「づ、ぎ……!!」

 

 歯を食い縛り痛みに耐える。ノエルの足技はまさにムチのごとく鋭く叩きつけてくる。

 そのため、一度受ければひとたまりもない。ほむらの援護射撃で、ノエルはその場を後退していくが、『停止』で固定された武器は彼女が触れると解除されてしまった。

 

「ソラ、平気?」

「全然……! 足がやられた」

 

 ひびが入ってるかもしれない。強烈な一撃がもし頭部に当たっていたら砕けていたかもしれない。

 

「もう一度武器を固定して」

「駄目だ。ノエルは一度成功した奇策をすぐに対応してくる。おおかたあの武器に『停止が聞かない』というねじ曲げたルールを作ってるだろうよ」

 

 強い弱いの話ではない。

 勝てる負けるの話でもない。

 

 オレ達は神様と挑んでいたと言ってもいい。全知全能的なボスがいたら、絶対ノエルって言えるくらい、彼女の強さは異常過ぎる。

 

「さてさて、どうする? もう少しやる? もう少し遊ぶー?」

 

 ノエルのキラキラする目でオレ達に聞いてきた。

 まどかと『シンクロ』しても結果は変わらないな、これ……。

 キリトやキアラも、ノエルの遊びでだいぶスタミナが削られているし、傷ついている。これ以上は無理そうだ。

 

 戦えるのはオレとほむらのみ。まだ体力は大丈夫そうだし、ほむらもやる気満々だ。

 

 なので、言ってやった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「降参、お前がナンバーワンだよ」

「「……え?」」

「は……?」

「……ふぅ」

 

 オレ、サレンダーします。

 だって、もういろいろ疲れたんだもん……。

 




ノエル=アーデルハルト: 悲劇の人生を送らされた女性。身体を弄ばれ、病気にさらされ、捨てられた果てに狂った化け物となった。彼女の光と言えるところは、過去にとある少年と過ごした日々しかない

神器(そいつ)』: 世界の現象の一部。邪神であり、悪神であり、幸運をもたらす神である気まぐれな存在。世界に混沌を陥れる存在のため、本来はノエルの身体を乗っ取っていろいろするつもりだったが、逆に全てを奪われ、その意思がノエルと融合し、消失した

絶望よりも深く希望よりも熱い心: その名は愛。とある少女の名言

カンチョウくん: 某漫画に出てくる千年殺し。その掛け声は、ある意味名言を残しているよこの子……

シンクロ: ソラしか使えないオリジナル魔法。他者の力を譲渡と借りることができるだけでなく、シンクロしている人の思考が瞬時にわかる

次回: 世界崩壊(嘘)


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