リア充よ、末永く爆発しろぉ!!(T_T)
ではどうぞ。混沌のバレンタインへ!(笑)
バレンタイン。セント・ヴァレンタインが拷問された日とかなんとかの日なのだが、お菓子メーカーの策略により、チョコをあげる日になっとと言われている。
そんな二月十四日。オレ達もそんな行事をする。オレの目の前にチョコにコーティングされ、ウルウルした上目遣いをする千香がいる。
「ソラ、ボクをた べ て ❤」
これは男のロマンの一つの『プレゼントは私』ということだろうか?
小学生の身体にこれはものすごい背徳感が千香から漂っていた。そんな千香は目を瞑り、唇を差し出し、そして――――
「食い物を粗末にしてんじゃねぇ!!」
「おぶっ!」
杏子にぶっ飛ばされる。綺麗なドロップキックだったと追記しておく。
☆☆☆
「テメー。何チョコをサンオイルみたいにしてやがる。チョコは美容にいいってアタシの母は言ってねーぞ」
「まず気にするとこはそこ?」
ほむらが銀のボールをシャカシャカしながら呟く。様になってるように見えるが、隠し味にワサビが入っていたのは気のせいだと思う。
そしてまどか。お前はさっき入れた怪しい薬はなんだ?
そう聞くと彼女は。
「そ、ソラくんを素直にするお薬……だよ?」
「キョドってるぞ」
「大丈夫。なら、味見してみてよ! そうしたらどんな味になって――――むぐっ!?」
「よし、わかった。お前が責任をもってそれを全部食え」
青筋を立てたオレがまどかのチョコ(液体)を飲ます。すると、彼女はボーッとしてケラケラと笑い出してほむらに襲いかかる。
「ほーむらちゃんッ」
「きゃっ。ま、まどか……どこ触って」
「なんかムラムラしてきた。もう、限界だから付き合ってよ……ネェ♪」
「ヒィッ。まどかの目が野獣のモノに!? あ、ちょっ、ソラ! 助けてえェェェェェ!!」
「なら、お前はワサビのチョコを食ったら助けてやる」
「いやよ! 辛さに苦しむ涙目のソラが見れないじゃない!」
「ギルティ」
オレは親指で首を切る仕草をして、宣告。ほむらは悲鳴をあげながら、野獣の巣穴(寝室)に連れて逝かれた。
たぶん、夕方まで『キマシタワー』をやってそうだな。オレは嘆息を吐きながら、「ぐへへへ……」と下品な寝言を言う千香を蹴って、起こす。
「きゃんっ。痛いよソラ……」
「なら、お前は夢でオレに何をしていた?」
「それはもちろんソラのバナナにチョコをコーティン――ぎにゃあぁぁぁぁぁ!!」
R18な発言する前にアイアンクローし、そのまま千香を浴室にぶちこむ。扉を閉めて、一息をつくとマミさんが鼻唄を歌いながらできたチョコケーキを見せてきた。
「はい、ソラくん。チョコケーキよ」
「ありがとう。食べていい?」
「ええ、お味はどうかしら?」
一口食べる。口に広がるのはまろやかな甘さ。そしてチョビッとビターなカカオ。
絶妙にマッチしたチョコレートケーキである。
「美味しい……――――はっ」
「ふふ、よかった♪」
思わず呟いてしまった一言にオレは顔が熱くなった。すると杏子はオレの足を踏む。
痛い。何するんだよ。
「デレデレしてんじゃねぇよ……」
「何怒ってるんだ?」
「うっせぇ! アタシのチョコ食ってみろよ!」
と杏子はハート型のチョコを口に突っ込ませる。普通に作ったありふれたものだが、中にはピーナッツがあり、ポリポリ感のある甘さが広がる。
「美味しいな」
「ふん。当然だよ。このアタシが作ったのだから」
「ああ。ホントに杏子は良い女だよ」
「っ、うっせぇ!」
ふんっとそっぽを向かれた。マミさんはそんな杏子に「あらあら」と言って微笑む。
ふむ。誉め言葉が逆効果だったようだ……。(※素で勘違い)
そんなとき、さやかもオレにチョコを渡してきた。
「はい! バレンタインだよ!」
「ありがとう。……なんで柿チョコなんだ?」
「え、杏子がピーナッツならあたしは柿がいいかなって」
「柿ピーかよ」
だが、ありがたくいただく。うまいでごわす。
バレンタイン。それは女の子が友達にチョコを渡す行事である。しかし、必ずしもそれは女の子とは限らない。
「はやてよ。バレンタインだ!」
「ありがとう……――――ってなんでプロテインやねん!」
「筋肉のための筋肉によるバレンタインだからだ!」
「わけわからへんわ!」
「むっ。そうか? むぅ、しかしこの失敗したチョコレートトリュフを渡すのはどうも」
「それを渡せや!!」
はやてと衛が(ある意味)イチャついてるコントを尻目に教室を見る。誰もがチョコを渡したり、同人誌を渡したりしていた。
……驚くことなかれ。この同人誌を渡すという光景は一年前にもあった。三年生の頃にもうクラスの女子が腐海森の住民になったのだ。原因?
「草太くん、はい。チョコ!」
「草太。チョコだよ」
「ありがとう……って何これ。なのは、なんでひぐらしの形をしたチョコなの?」
「なんとなくなのです。にぱー☆」
「お前、実は梨花ちゃんだろ! というかフェイト。なんで君は木葉マークの額宛をした男の子なんだ!?」
「えっと……私の中の内なる人が想い人の形にしろって赴くままに作ったらナルトくんが……」
「こっちもか! こっちも日向の人か!」
そういえば金髪の兄ちゃんの嫁って、巨乳の夜色さんだっけ?
双子を出産予定だとか聞いたが、まあ目出度いことだ。
そして中の人ネタがここにも起きるとは予想外である。オリ主くんにはザマァだが。
虫のチョコなど嫌がらせ以外なんでもないな。オイ。
「見て見て~。あれが
「ふむ……あれが人のモノを奪う背徳か。えげつないな」
「ナチュラルにいるけど、キアラがなぜここに?」
「キミにチョコを与えにきた以外ないのだが?」
「お前のチョコ=代価有りだろ」
「バレたか。ちょうどキミにこなしてもらいたいミッションが」
「しないっての」
ちなみにキアラが無償にモノを与えたのは、軍服以外なかったりする。
帰宅。帰り道にオレは見た。
「はぁはぁ、ライト。このチョコを……」
「えっと、お姉さん? なんで鼻息荒いの?」
「な、なんでもないにょ。これさえ食べてくれれば後はお持ち帰り――――じゃなかった。いろんなモノが達成できるから!」
ショタに迫る美女がいた。いや、うちの元担任なんだけど、あの人。デキ婚でやめたんじゃ?
てか、旦那さんどうしたんだ。オイ。
そんなとき、「待てぇ!!」と天から聞こえた。
「何奴!?」
「天が呼ぶ、地が叫ぶ、悪を許さず、正義を届かす聖なる執行者!
――――華蝶仮面参上!」
「お、同じく三号参上ぉ……」
「四号……」
華蝶の仮面をつけた新たな変態が……いや変人がいた。なんだ、あの青髪女と金髪ロリと赤髪女。
ただ者じゃないけど、仮面のせいで台無しだ。
「二号はどうしたんだい?」
「主を捜している。どうやらまた迷ったようなのだ」
「北郷一刀は方向音痴なのかい……」
恋する姫の主人公が迷ってるのかい。
「そこの女。淑女たる貴公が幼き少年にいかがわしいことをするなどもってのほか、この華蝶仮面が成敗してくれる」
「やれるものやって見てよ! いでよ。我が僕達!」
「キーッ!」
なんかショッカーみたいなのがワラワラ出てきた。つーか、よく見たら買い物袋を持ってるヤツもいる!?
中には救急車から出てくるヤツも――――って仕事してこい! 救命看護師だろお前らは!
「フッ。伝説のザコキャラが出てくるとは面白い。この勝負! 受けて立つ!」
「はわわわ……あんなにたくしゃん」
「……お腹すいた」
果たして華蝶仮面はショッカーと変態を倒し、少年を救うことができるか?
後半へ続く……!!
オレはもう帰るけど。
やってらんねぇから。
帰宅してからオレはお茶をいれて一言呟く。
「ホワイトデー。考えるか」
お返しをどうするか考えるのだった。
プレゼントはわ た し ❤: グッとくる男のロマン。しかし杏子にとって食べ物を粗末にする行いである。え、どうしてそう思うのかって? 彼女の保健体育の学力が赤点以下だからさ……
まどか×ほむら: 毎度お馴染みのキマシタワー。このあと無茶苦茶エッチした(byまどか)
バナナ: またの名をむす――(血で汚れて見えない)
一年後の汚染: 一年前に、千香がハザードによって腐海の森が誕生。以後、被害が増えてるだとか……
ひぐらしの形をしたチョコ: なのはが作ったチョコ。嫌がらせ以外何者でもないのは事実だが、本人は自覚していない
日向の人: 白眼が使える巨乳のお姉さん。映画では完全なヒロインだった上にナルトが幸せになってよかったと思う
華蝶仮面: 知る人ぞ知る正義の味方。詳しくは恋姫参照。北郷さんがここに迷い込んだらしいが、その北郷さんがとある闇の組織相手にヒャッハーしているところを発見された。なぜ彼が暴れていたのかと言うと、饅頭が台無しにされたとか。種馬と久しぶり呼ばれたいのが彼の願い
ショッカーの皆さん: 暇人かと思い気や実は職業についてる人達が……って、医療関係の人は来たら駄目だと思う!!
ホワイトデー: バレンタインの後はお返し。ちなみにネタは考えてない。
アンケート結果: ③と①の拮抗の果てに③が制した。よってオリ主くんが『世界の敵』になります。①は……おそらく③の後に。リメイク前とは違う結果になるかと思う