Muv-Luv Alternative ーthe guardian of universeー 作:天秤座の暗黒聖闘士
プロローグ1 終わり、そして始まり
それは
かたられることのない、かたられるはずのない
もうひとつの
とてもちいさな、とてもおおきな、とてもたいせつな
あいとゆうきと
さいごのきぼうのものがたり
2002年1月2日
その日は世界の全人類にとって、記念すべき日となった。
地球最大のハイヴ、カシュガルオリジナルハイヴの攻略、通称『桜花作戦』―、人類の悲願とも言えるBETAからの地球奪還へ向けた輝かしい一歩が示された特別な日であった。
地球に蔓延るBETAの本丸であるオリジナルハイヴ、その最奥にてBETAを指揮する『あ号標的』、それの殲滅に成功すると言う、人類にとって華々しい勝利を手にする事が出来た日であったのだ。
だが……、その戦いの中で失われた命は、決して少なくない。否、生き残った人間の方が少ないと言っても良いだろう。生き残った人間は僅か三人、そのうち一人、00ユニットである鑑純夏は帰還後にその機能を停止し、実質生存者は二人と言っていい。
そして、その数少ない生存者の一人である衛士、白銀武もまたこの世界から『消滅』しようとしていた。
自分を此処まで導いてくれた恩師と、もう一人の桜花作戦の生き残りである少女にみおくられて―。
元々白銀武はこの世界の人間ではない。
既にこの世界のオリジナルの白銀武はBETAに惨殺されており、此処に居る自分はあくまで『この世界』の鑑純夏の願いによりこの世界に召喚され、因果導体として活動していた別世界の顔と名前の同じ『別人』に過ぎない。
そして、自分を因果導体としてこの世界に留めていた鑑純夏はもう居ない。ならば、因果導体で無くなった自分はこの世界から消え去り、元の世界へと戻るしかない。
その後世界は『修正』を行うことだろう。『シロガネタケル』という異物が消滅した後、彼に関する一切の記憶、記録を消し去り、彼の居たと言う痕跡全てを消し去ることだろう。
XM3を発案した事実も、そして桜花作戦を勝利に導いたのも全て、自分ではない『誰か』の功績へと変更され、自分がいたと言う事実全ては綺麗さっぱり無くなるだろう。
「アンタは、アンタ達は間違いなくこの世界を救ったのよ…」
恩師の精一杯の称賛の言葉と、
「また、ね…」
少女の別れの言葉を最後に、白銀武は『世界』から、消えた……。
消え去る寸前の刹那、武の脳裏に無数のヴィジョンが浮かび上がる。
それは、自分が共に過ごした少女達の姿、共に生き、共に戦い、そして、自分を残して死んでいってしまった少女達の姿―。
鑑純夏、御剣冥夜、珠瀬壬姫、彩峰慧、榊千鶴、鎧衣美琴…。
あの戦乱の世界で共に生き、共に戦い、そして、助ける事が出来なかった少女達の顔が、次から次へと脳裏に浮かんでくる。少女達と過ごした思い出、交わした言葉…、その全てがさながら走馬灯のように蘇ってきた。
だが、その光景の中には自分の記憶に存在しない映像もあった。
見た事の無い光景、記憶にあるはずの無い場面…、だが、何故か武はその光景を“知っていた”。そして、そのヴィジョンを見ている内に、彼は確信した。
これは己の、幾度も幾度もループしていく中で、忘れていってしまった自分の記憶である、と…。
世界を渡り、少女と出会い、愛し合い、別れ、そして死ぬ…。何度も何度も繰り返してきたその軌跡の記憶であると…。
武はヴィジョンを全て見た後、呆然と呟いた。ああ、ようやく思い出した、と―。
彼女達を愛していた、純夏だけじゃない、冥夜も、たまも、彩峰も、委員長も、美琴も、皆…。そして守りたかった、皆を、この手で、誰ひとり欠けることなく…。
なのに救えなかった、皆死なせてしまった。彼女達だけではない、恩師も、上官も、戦友も、そして、名もなき多くの兵士達も―。
それらの犠牲で得られたのは、たった30年という死刑執行の猶予期間のみ。これからさらにハイヴの攻略が進み、人類がBETAから解放される可能性も無いわけじゃない。この30年という寿命も延びる可能性がある、だが、その為にまたさらにどれだけ多くの血と涙が流れると言うのか―。
白銀武は悔しさのあまり涙を流す。
力が足りなかった。
武は、心の底から痛感する。
自分には、力が足りなかった。圧倒的な力が。幾万幾億のBETAをモノともしない程の強力な力が…。
知識だけではだめだ、00ユニットや凄ノ皇でもまだ足りない。
自分に力が、BETAをも凌ぐ、自分の愛する少女達を、戦友達を守れるほどの力さえあれば…。
だが、それも今になって言っても仕方のない事だ。白銀武はこのまま消える。
この世界から元の世界へと戻り、ただの平凡な学生としての日常に戻るのだ。
…だが、もしも、もしももう一度機会があるのなら、奇跡というモノが、本当にあるのなら…。
…今度こそ、今度こそ彼女達を護り抜く…。たとえ自分が、もはや人間で無くなってしまっても…。
それが、白銀武が世界から消える刹那に願った事だった。
それとは異なる世界、異なる時間軸で…。
そこは一面が炎で包まれていた。建物も、地面も、何もかも全てが燃え上がり、さながら焦熱地獄の如き様相をさらしていた。
コンクリートで造られた建物も、1000年を超える歴史を誇る建造物も、皆等しく燃えている。その場に降り注ぐ雨すらも、燃え上がる炎を消す事は出来ない。
その炎の中、“彼”は空を見上げていた。月の無い漆黒の雲に覆われた空を、何も言わずにジッと睨みつけていた。
雨雲が広がる黒き空、その雲の合間から、何かが姿を現した。
ソレは、シルエットだけ見るならば鳥、あるいは中生代に生息していた翼竜を思わせるフォルムをしていた。だが、その姿はそんな物とは比較にならない程恐ろしく、おぞましいモノであった。
100メートルはあるであろう蝙蝠の如き翼、羽毛一つ生えていない滑りを帯びたハ虫類の如き皮膚、猛毒をしみ込ませた爪を備えた後ろ脚、矢じりの如き形状の頭部と鮫の如く鋭い牙…。
それは現存する鳥類、否、現存するありとあらゆる生物とも全く異なる、さながら神話に出てくる魔獣か悪魔の如き化け物であった。
そんな“怪獣”が暗雲を突っ切って次々と姿を現す、1、10、100…空を覆う魔獣の群れは最終的に空を覆い尽くす程の数へと膨れ上がる。
その怪獣の視線は唯一つ、“彼”へと注がれていた。幾度も幾度も自分達の同胞を殺してきた憎き仇敵へ、つい先ほども己達の王たる“邪神”を屠った彼へと…。
空に集いし魔獣の群れに“彼”は、それでも怯むことなく目の前の魔獣達を睨み返す。魔獣は傷を負い、満身創痍の“彼”の姿にまるで歓声を上げるかのように金属を擦り合わせたかのような甲高い鳴き声で騒ぎ始めた。
既に勝利を確信したかのような悪魔の軍勢、これから己の仇敵の肉を食い破り、嬲り殺しにできる事への歓喜に震える鳴き声を聞きながら、“彼”は己の後ろを、己の背後へと一度視線を向ける。
そこにいたのは三人の女性と一人の男子。彼女達はジッと自分の背中を見つめている。
その視線にあるのは悲しみでも、嘆きでも無い。
ただ一つ“信じる”という思い。
“彼”が勝利する事を信じる、“彼”が生きて再び帰ってくる事を信じると言う真摯な、そして確かな思いが言葉が無くても彼に伝わってくる。
その思いを受け止めて、その心を受け止めて“彼”は目の前を飛び交う悪魔の軍勢へと目を戻す。
痺れを切らしたのか一体の悪魔が自分へ向けて襲いかかってくる。その顎で“彼”の肉を食いちぎり、血を啜る為に上空から急降下してきた。
彼は己に襲い掛かる魔獣を冷静に見据えながら……、己の左腕でその魔獣の首を鷲掴みにした。
寸での所で首を掴まれ締め上げられる魔獣は苦しさのあまり絶叫して暴れる、が、“彼”が左手にさらに力を込めた瞬間、骨が圧し折れる音と共に沈黙し、ぐったりと項垂れて動かなくなった。
“彼”は左腕で掴んだ魔獣の死骸を投げ捨てる。死骸は燃え盛る炎の中へと放り込まれ、死骸は炎に炙られて段々と炭化し始める。
“彼”は再び空へと視線を戻す。仲間を殺されさらに興奮したのかさらに騒がしく喚きだす巨鳥の群れに、“彼”は唸り声を上げながら睨みつける
『護ってみせる―』
足が一歩前へ出る。瞬間、周囲に地震を思わせる地響きが響き渡る。
『この星も、この星で生きる命も全て、必ず―。』
それを合図とするかのように魔獣の群れが彼目がけて殺到する。その数はもはや、数えることすらもできないほどに…。
『たとえこの命がこの戦いで潰えようとも…!!』
自分目がけて襲い来る魔獣の群れ、“彼”は魔獣から目を離さずに高らかに咆哮し、魔獣の舞い踊る暗雲渦巻く天蓋へと唯一人飛び立った―。
長い戦いが終わった。
無限とも言うべき魔獣の群れは、既に空には無い。街を覆う炎は雨によって既に消え、燃え残った鉄骨にコンクリートを野外に晒している。
そんな焼跡の中、“彼”はうつ伏せに倒れていた。その身体には無数の傷が刻まれ、腹には大きな穴が貫通し、あちこちの肉が抉りとられ、切り裂かれた傷からは止まることなく血液が流れ出している。傍目から見てももはや手遅れとしか言いようのない、そんな有様であった。
無理も無い、あの魔獣の群れとの戦いの時には、既に“邪神”との戦いで腹を貫かれ、右腕を奪われており満身創痍であったのだ。途中人間の援護があったとは言っても奴らを全滅させられたのは奇跡に近いだろう。
もはや死に逝く身となった“彼”は突如何者かの気配を感じ、薄く瞼を開いた。
そこに居たのは自分を見送った人間の男女四人…、否、それだけではない。
男、女、子供、老人……、ありとあらゆる人間が自分を見上げている。
自分をジッと見上げる彼等の瞳…、そこには己の街を、家を焼かれ、家族を奪われたという悲しみも、彼に対する憎しみも欠片も無かった。
ただ“ありがとう”という感謝の念、そして“彼”が助からないことへの悲しみの念…。
そんな彼等を“彼”は黙って見下ろしていた。と、群衆の一番前に立っていた一人の女性が、“彼”の側へと近付いてくる。
“彼”は彼女の事を知っていた。恐らく、この時代のあらゆる人間の中でも、最も“彼”の事をよく知り、彼との絆を結んだのは彼女だけだろう。思えばこうしてしっかりと顔を合わせたのは、4年も前の事になるだろうか…。
かつては少女だった彼女も、今ではすっかり大人へと成長している。そんな彼女の姿を見降ろす“彼”に、彼女はゆっくりと口を開く。
彼女はもはや“彼”と意思疎通する事は出来ない。だが今だけは、彼女が自分に何を言っているのかが、はっきりと分かる気がした。
―ありがとう、そして、さようなら…、 ―
彼女の言葉に、この場に居る全ての人間の心からの言葉に、“彼”はまるで頷くように微かに首を動かした。そして、ゆっくりと瞼を閉じると、“彼”はそのまま、二度と動く事は無かった。
意識が遠のいていく中、“彼”は己の命の灯が消えていくのを感じていた。己の身体が崩れ、段々と細かい粒子となって、大地へ、空へ、海へと還っていくのを……。
“それでいい、自分の役目は終わった―”彼は心の奥底で呟いた。
“もはやこの世界に奴等はいない。たとえ再び現れても、その時はまた― ”
己自身が呼び出されるだろう、そう呟いた瞬間、真っ暗な暗闇の中で“彼”は誰かの声を聞いた気がした。
“誰だ―?”
彼は瞳を開いて周囲を見渡した。
そこは一面漆黒で彩られた空間、何も見えず、何も聞こえず、何も臭わない、完全なる無を体現したかのような空間であった。
彼の身体もまた黒で塗りつぶされて見る事が出来ない。否、あの世界でもう彼は死んでいるので肉体そのものは既に崩れ去って無くなっており、今此処にあるのは彼の魂だけなのかもしれないが…。
“ならばここが人間の言うところのあの世なのか―?だがたとえそうだとしても何故私は此処に…”
“彼”がそんな疑問を抱いた瞬間…、
“……護りたい、救いたい、……を―”
暗闇の中で微かな、だがはっきりと誰かの声が聞こえる。
姿は見えない、だが声だけは“彼”にはっきりと届いている。
“誰だ―?”
“彼”は声の聞こえる方向へと視線を向ける。と、そこには小さな、今にも消えてしまいそうな本当に小さな光の粒が闇の中で微かに光を放っている。
“あれか―?”
“彼”は声が聞こえたであろうそこへ、ゆっくり、ゆっくりと進んでいく。既に肉体は無く、腕も足も無いはずであるのに何故か前へと進む事が出来る。やはり今の自分は魂なのであろうか?“彼”はそんな事を考えながら前へと進み、そしてその小さな光のすぐ傍へと、辿りついた。
“…?なんだ…?”
ふと暗闇の中で、武は何かが己に近付いてくる気配を感じた。
“あの世界”から消え去った武は、いつの間にかこの暗黒の空間の中を漂っていた。
音も、色も、匂いも、何も無い。ただ黒一色に染め上げられた空間、そこに自分がいる事に、武は特に驚きもしなかった。
ここは恐らく虚数空間、恩師香月夕呼が言っていた空間だろう。
辺りは暗い、何も見えない、だが、鍛えられた衛士としての勘が、武に何かがこちらに近付いてきている事を告げていた。
“一体何が?この空間に、自分以外の誰かが居るのか?“
自問自答しながら武は油断なく辺りを探る。だが、この暗闇には自分以外何も見えない、何も聞こえない。誰かが近付いてきている姿は何処にもない
“気のせい、なのか―?”
戸惑いながら武が気のせいかと考えた瞬間―。
突如地響きと共に暗黒の空間が揺れ、武の目の前に巨大な“何か”が出現した。
“なっ!?何だ!?”
突如として出現したそれに、武は思わず後ずさった。だが、武の前に立つ巨大なそれは、自分に襲いかかるのでも、叩き潰すのでも無く、ただただ自分を見降ろしているだけだった。
その巨体からすればまるでアリのように小さい白銀武を、ジッと見降ろし、まるでこちらをジッと観察しているかのようであった。
ふと、その巨大な何かは腕らしきものを武へと伸ばして、武に触れるか触れないかのところで腕を止め、そのまま何もせずにジッと動きを止めた。
瞬間、武の脳裏に何かのヴィジョンが流れ込んでくる。急激に流れ込んでくる情報量の多さに武は思わず頭を抱えて地面に膝をついてしまう。
“グッ!?な、何が…!?”
脳裏に浮かぶ光景、そして流れ込んでくる情報…。そのどれもが武の記憶に無い、それどころか“あの世界”と“元の世界”では全く見聞きしたことが無いモノばかりであった。
業火に包まれる街並み、空に舞う無数の怪鳥、そして、怪鳥を見上げ、咆哮を上げる巨大な………。
“この光景…、まさか……”
映像が途切れた瞬間、武は記憶の奥底からある事を思い出し、再び視線を目の前の巨影へと戻す。相変わらず巨大な何かはこちらをジッと見ているだけで何もしようとしない。
要塞級、否、ひょっとしたらそれ以上の巨体を誇るであろうそいつは武を見下ろしながら何もしようとしない。まるで、武が何かをするのを待っているかのように…。
“お前は―…”
武はその姿に圧倒されながら、ゆっくりと、まるで絞り出すように口を開いた。
瞬間…、
“グアアアアアアアアオオオオオオオオン!!!!!”
その巨大な何者かは、まるで武の言葉に答えるかのようにこの暗黒に塗りつぶされた空間を揺るがすかのような咆哮を高らかに上げた。
“彼”が気になり近付いた小さな光の正体、それは一人の少年だった。
この何も無い空間で、ただ一人光と共に漂う少年、“彼”はその少年を黙ってジッと見降ろしている。
他意があったわけではない、ただ純粋に気になった。
この何も無い空間を漂っている少年が、他の人間とはどこか違う雰囲気を漂わせるこの少年が、“彼”には何故か気になって仕方が無かった。
“彼”はそっと少年にもはや存在しない手を伸ばして触れようとした、瞬間…。
“……!!”
“彼”の脳裏に無数のヴィジョンが流れ込んでくる。さながら濁流の如く脳裏に流れ込んでくるその光景は、どれも“彼”の記憶に無いモノばかりであった。
地球外生命体BETAの侵略、BETAと人類の戦い、そして敗北、進撃するBETAによって食い荒らされる世界、その中で抗う人間達…。
その抗う人間の中に、この少年の姿があった。世界を救うため、愛する人達に死んでもらいたくない為にBETAと戦い、抗い、それでも大切なモノを護る事が出来ずに絶望の淵に落とされて、それでもなお戦い続け、幾多の犠牲の果て、人類に勝利をもたらした―。
このヴィジョンは少年の記憶、幾多の絶望を乗り越え、幾多の屍を乗り越えてきた一人の英雄の軌跡―、“彼”は理解すると再び目の前の少年へと視線を落とす。
少年は微動だにせず“彼”の姿を眺めていた。その視線には目の前の彼への恐怖も敵意も無い。ただ、彼は泣いていた。顔色も、表情も変えず、ただこちらを見上げて涙をこぼしていた。
そして、少年は“彼”に何かを呟いた。
聞き逃してしまいそうな程に小さな言葉、だが、“彼”は少年の呟いた言葉を確かに聞きとった。
そして“彼”は少年の言葉に答えるように、高らかに咆哮を張り上げた。
瞬間、虚数空間に眩い白い光が満ち、武と“彼”の姿を覆い隠していく。そして、光が晴れた時、二人の姿は虚数空間から跡かたも無く消え去っていた。
それは、ひょっとしたら奇跡だったのかもしれない。
幾億、幾兆もの祈りと叫びが、世界を、未来を護りたいという純粋なる願いが起こしたたった一つの奇跡…。
愛する人達を守る為に戦い続けた英雄と、
星とそこに生きる全ての生命を守る為に戦い続けた守護神の
全く異なる世界の二人の運命が、此処に交わった瞬間に、
世界を救うためのオトギバナシが、再び幕を開ける―。
とりあえずプロローグその1です。セイント☆マギカも完結させなければなりませんから次の投稿いつになるか分かりませんけど…。
…え?なんでガメラとのクロスかって?…好きなんですよ、ガメラ。それに最近復活するっていう話もありますし…。