【完結】PERSONA3 Re;venger   作:清良 要

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第三百五十話 浄化の光

影時間――港区

 

 少年たちのいた星見の塔が氷で覆われてゆく。

 全ての空間を氷で埋め尽くすのではなく、ただ、ここに閉じ込めることが目的のように氷壁で覆われただけだが、敵の魔法の発動速度が速いせいで咄嗟の反応が遅れた。

 もし、相手が自分たちごと塔を凍りつかせていたなら、そこで勝負は決まっていたかもしれない。

 少年の思考はそんな仮定の話に向けられ、どうして相手がこんな足止めにしかならない事をしたのかと考えた時、そもそも敵として認識されていないのではという可能性に思い至った。

 適性では勝っていて、あの日確かに殺したはずだったというのに、再び現われた青年によって生贄を捧げるための儀式を全て壊された。

 そこに来てこの対応だ。自分こそが本当の百鬼八雲に相応しいと思っていた少年のプライドは大きく傷つけられた。

 

「――――ふざけるなぁっ!!」

 

 怒りのままに叫んだ理の頭上に水色の欠片が渦巻き、そこから歌舞伎の獅子に似た風貌の鬼が現われる。

 赤髪の鬼が腰の太刀を振り抜けば、刃から放たれた斬撃で正面の氷壁が崩れた。

 邪魔な壁が壊れた事で、少々離れた空を行く巨大な銀狼と共に北へ向かう天使が見える。

 この距離であればまだ追い付ける。そう判断した理は刀を鞘に戻している愚者“酒呑童子”との同調率を上げて宙に浮く。

 

「お父さん、私も理と一緒にあいつを追うわ」

「分かった。惑星のペルソナという話が真実かは分からないが、あの光の柱を含め敵の攻撃には注意するんだ」

 

 黒いドレスを身に纏った灰色の肌の女神“ノート”。

 その女神を召喚して玖美奈も理の後を追って飛び立つと、すぐに先を行く銀狼と天使を追い掛ける。

 敵は大勢を運んでいるからか速度が出ていない。

 これならばそう時間も掛からず追い付けるだろう。

 港区の街を見下ろしながら全身で風を切る玖美奈が先を急げば、酒呑童子と飛んでいた理が攻撃の準備をしていた。

 酒呑童子の黒い角に力が集まり、それが光となって放たれる。

 真っ直ぐ銀狼を狙ったその一撃は、空気を切り裂いて伸びて進み、あと僅かで銀狼を貫くタイミングで虹の盾に阻まれた。

 理はそれを見ても構わずに撃ち続けているため、速度を上げて隣に並んでから玖美奈が声を掛ける。

 

「理、あの盾は性質が異なるけど、恐らくノートの“夜の帳”に近い魔法よ。魔法攻撃での突破は難しいわ」

「なら、接近戦で叩き落としてやるだけだっ」

 

 憎しみの混じった瞳で睨む理の視線の先には、反転して向かってくる湊がいた。

 銀狼は加速して離れていくので、彼一人で殿を務めて他の者たちを逃がすつもりなのだろう。

 生贄である七歌たちを殺せないのは厄介だが、状況をひっくり返した湊を二人で相手出来るのは好都合。

 四属性の魔法全てが使えるノートは、同時に攻めるために酒呑童子に効かない火炎属性を湊に向けて放つ。

 酒呑童子は炎に呑まれながらも接近し、腰の太刀を抜いて天使ごと湊を切り伏せんと上段から振り下ろした。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 酒呑童子が太刀を振るう時、理は手に持っていた槍を湊に向けて突き出す。

 玖美奈の魔法に加えて、ペルソナと理から同時に物理攻撃を放たれれば、湊も何かしらの防御手段を取るしかない。

 そうなれば続けて玖美奈が魔法か大剣で攻撃を繰り出すことが出来る。

 接近した理と湊が衝突する瞬間に動こうと集中した時、二人の視界から湊の姿が消えた。

 瞬きをして一瞬だけ目を閉じたという事もなく、本当に忽然と目の前から湊がいなくなった事で玖美奈は火炎魔法を止めて警戒する。

 同じく理もすぐに武器を引いて辺りを見渡していれば、頭上から声が届いた。

 

「どうした? 随分と余裕がないようだが、何をそんなに焦っている」

 

 二人が見上げれば、湊と共に左右の掌に炎と冷気を纏わせた天使がいた。

 まさか、二つの魔法を使った温度差を利用して陽炎でも作りだしていたというのか。

 自分たちが攻撃を仕掛けた途端に相手が消えた事もあって、二人は自分の頭を過ぎったその可能性を信じそうになる。

 けれど、玖美奈が警戒しながら湊の手札を分析しようとしている間に、理は湊に向かって突撃していた。

 

「なんで……なんでっ!! 終わらせた。終わらせたはずなんだ! あの日、あの場所でっ!!」

 

 湊に向けて突撃しながら酒呑童子が太刀を振るって斬撃を飛ばす。

 一振りで五つの斬撃を飛ばし、さらに自分も追撃をするべく理らが迫れば、青年は理たちの方を向きながら同じ速度で後退してゆく。

 敵がいる状況で簡単に背を見せないのは正しい。

 けれど、理たちからすれば、進む方向を見ずに飛びながらでも対処出来ると言われているように感じる。

 事実として、湊は迫ってきた斬撃を大剣の一薙ぎで五つとも霧散させて見せた。

 並みの武器ならば一つ弾いただけで折れてもおかしくない威力だというのに、目の前を飛ぶ虫を払うかのような軽い仕草。

 そんな敵の態度と、まるで全てを見透かすような蒼い瞳を向けられた理は、怒りに顔を歪ませ限界まで加速して追ってゆく。

 

「待って、理!!」

 

 玖美奈も必死に追うが適性値の差か、理と湊から徐々に離されてゆく。

 理の力をさらに籠められ水色の光に包まれながら追う鬼と、六対十二枚の光翼から時折蛍火色の光の粒を落としながら飛ぶ天使。

 徐々に加速してゆくそれらは、次第に空に走る水色と蛍火色の光の軌跡になってゆく。

 

「死んだくせに、どうしてお前は! そうやって人を見下して、自分の方が上だって! そう言いたいのかっ!!」

 

 真っ直ぐ進んでいたかと思えば上昇し、上昇をやめたかと思えば大きく左に迂回するように飛ぶなど、湊は度々進路を変えてまるで理を振り切ろうとする動きを見せる。

 そんな先を行く湊に向かって、理は何度も何度もメギドラオンを放つが、ほとんどは避けられてしまい。直撃すると思ったタイミングでも、天使の右腕に虹の小盾を出して弾くように受け流されてしまう。

 距離が離される訳じゃない。動きも追えている。相手には攻撃を許さず、防がれてはいるが自分の攻撃は敵を捉えている。

 だというのに、理はまるで戦っている実感がなかった。

 

「蘇ったというなら戦えっ!! 僕と決着をつけろ!!」

 

 酒呑童子の額にある第三の眼から火球が放たれ、湊に迫ると大爆発を引き起こす。

 その中を真っ直ぐ進んで理は相手に迫るも、炎を抜けても相手の姿は健在で、虹の小盾を出したまま爆風にわざと乗って距離を取っていた。

 今の理は必死に戦っている。かつては相手を完全に見下していたが、実際に戦ってみれば全力を出さねば振り切られかねない状況なのだ。

 そんな機動を必要とする場面で攻撃まで仕掛けねばならない以上、理も本気にならざるを得ない。

 玖美奈がついて来ていないことは分かっている。しかし、置いてきてでも追わねば完全に逃げられていたかもしれなかった。

 何もしていない相手に自分がそこまで追い込まれているのに、どうして何も出来ていない相手には余裕があるのか。

 理解出来ない理は残っている力を全て籠め、逃げ場がないほど広範囲にメギドラオンを放とうかと考える。

 だが、その時、今まで理を見ていた視線を逸らした湊が小さく呟いた。

 

「……ようやく着いたか」

 

 風を裂くように飛びながらでも届いた言葉に理は耳を疑った。

 ようやく着いた。言葉の意味は分かるが、戦っている今ここには関係のない言葉だ。

 なら、その言葉は一体何に向けて使われたものなのか。

 考えるまでもない。彼はずっと七歌たちが無事に安全な場所まで待避するのを待っていたのだ。

 戦っているつもりになっていたのは理だけ。相手はただ時間を稼ぐために敵を引きつけ飛び回っていたに過ぎない。

 その事実を脳が理解した時、一瞬、理の思考に空白が出来てしまった。

 

「……っ!?」

 

 正気に戻ると同時に感じたのは全身の肌が粟立つほどの悪寒。

 その正体を確かめるより先に、本能に従って理は全力でその場から降下して離れる。

 すると、先ほどまでいた場所を蛍火色の光が通過してゆく。

 放ったのは湊と共にある天使だが、その手には馬鹿げた砲身の長さをした白い銃があった。

 理の酒呑童子が太刀を使うように、ペルソナとて武器を使う事はある。

 ただ、ペルソナは人々の持つ神や英雄に悪魔と言った存在のイメージによって形作る姿を決める。

 そういった者たちは旧い時代の存在であるため、人々の持つイメージも自然と近代的な部分が除かれる傾向が強い。

 だからこそ、理は相手のペルソナが天使でありながら銃を持っている事が信じられなかった。

 

「常識ってものがないのかっ」

 

 集合無意識の中の存在であればあり得ないだけに、天使の持つ銃は湊の持つイメージで作られた物に違いない。

 天使に近代兵器を持たせるなどあり得ないと、理が悪態を吐きながら体勢を立て直せば、そこを狙って敵の天使が再び引き金を引いてきた。

 射線から逃れるように弧を描いて飛ぶ理は、相手の銃の連射性能に苦い顔をする。

 どれだけ飛んでもそこを狙うように次々と攻撃が放たれ続けてくる。

 相手はその場から動かず、ただ銃を向けて引き金を引いているだけ。

 力を溜める動作もなく、連射しても湊自身に消耗してゆく様子もない。

 だというのに、放たれる光線は理たちの放つメギドラオンよりも太いのだ。

 見かけだけのハリボテでない事は集中して見れば分かる。そこに籠められたエネルギーは見た目通り並外れたものだった。

 

「くそっ、予め溜め込んでいたとでも言うのか」

 

 連射速度と相手に消耗している様子がない事から、理はそれがバッテリーのようにエネルギー内蔵型の武器であると判断した。

 もしそうであれば、仮にエネルギーを使い切っても今度は湊のエネルギーで再び撃てる可能性がある。

 反撃に出ようにも反転して相手に向かえる隙もなく、どうすればいいと頭を働かせる。

 すると、その時、理がいる位置から見て湊を挟んだ向かい側から雷が空に走った。

 自分が狙われていると判断した湊は上昇するだけで躱したが、続けて広範囲に炎を広げながら玖美奈とノートがやってくる。

 遙か後方に置き去りにしてきたつもりだっただけに、理は玖美奈が追い付き湊に隙を作ってくれた事に深く感謝した。

 

「ありがとう、姉さん。攻撃さえやめばっ!!」

 

 回避行動を取ったことで湊の攻撃は一時的に止んだ。

 その隙に理は反転して湊へと向かって攻撃を放ちながら向かう。

 湊のような戦闘経験が豊富なタイプは、直線的なメギドラオンよりも、僅かに揺れる雷の方が僅かに当たる可能性が上がる。

 玖美奈が範囲攻撃で攻め、理が同時に威力と速度重視の攻撃で攻める。

 これならばと二人が敵にダメージが通ることを確信した時、湊が迫る炎に向けて星のカードを砕くのが見えた。

 

「来い、シャヘル(マリア)!!」

 

 カードが砕け、水色の欠片が渦巻き、その中心に新たなペルソナが姿を現わす。

 黒い甲冑に身を包み、頭には二本の角、そして背中に蒼い炎で出来た龍翼を生やした女性型のペルソナの名は星“シャヘル”。

 シャヘルは現われるとすぐに禍々しい紫色の槍を呼び出し、穂先に蒼い炎を纏わせると横薙ぎに振るって迫る炎に自分の炎をぶつけてせき止めた。

 反対側から迫る雷に対しては、湊は黄昏の羽根と同じ光を発する大剣で切り裂き霧散させた。

 完璧なタイミングだと思っていた二人は、簡単に攻撃を防がれた事よりも、現われたペルソナの姿をみて動きを止めてしまっていた。

 彼らは同盟を結んでいただけにストレガたちのペルソナを知っていた

 今も視線の先にいるシャヘルは、その中の一体。理が殺めた少女マリアが持っていた女帝“ティアマト”に酷似しているのだ。

 違いがあるとすればティアマトの龍翼が実体だったのに対し、シャヘルの龍翼は蒼い炎で出来ており。また目元まで隠れる兜から見えている髪の色も薄緑から明るい金髪になっている。

 死んで蘇った青年が、死んだ少女のペルソナと酷似したペルソナを持っている。まさかとその可能性が頭に浮かんだ二人が驚いていた時、遠く離れた海上に轟音と共に黒い光の柱が現われ大気を揺らした。

 その方角は理たちが幾月の指示で超大型キメラシャドウを事前に放っていた方向。

 視線の先にいるペルソナに対する動揺を引き摺ったまま、湊以外にもあの異常な再生力を持つシャドウを殺せる者がいたのかと考え、二人はすぐに湊が現われた時の状況を思い出した。

 そう。光の柱が消えた後に見えた星は二つ。

 一つがここにいる湊ならば、もう一つの星は一体何だったのか。

 その答えが先ほどの黒い雷の柱を出現させた正体なのだろう。

 あと一歩。手を伸ばせば届くところまで計画は進んでいたというのに、どうしてこうもイレギュラーが重なるのか。

 計画が崩れようとしている原因は全て視線の先にいる青年だ。

 この男さえ、こいつさえ殺す事が出来れば、まだ計画は修正出来る。

 同じように考えた二人が再び動き出そうとした時、白銀の天使の気配が膨れあがり、その目元を覆う黒いバイザーに七つの赤い瞳が浮かび上がった。

 

***

 

 七歌たちが合流するまで敵を引きつけていた湊は、綾時が海上の大物を仕留めるまで攻撃を牽制に留めて待っていた。

 セイヴァーの放つ攻撃は小物を倒すのには向いているが、大物を倒すには周辺の環境に影響が出かねないものも多い。

 だからこそ、綾時がきっちりと倒してくれることを願っていたのだが、離れた街中からでも見える黒い雷と轟音に、それでは自分がやっても変わらないだろうと嘆息した。

 だが、自分を追って来た二人の敵は、湊クラスのペルソナ使いがもう一人いると分かってより警戒を強めたようで、勢いづく前に終わらせるかと青年もセイヴァーを殲滅型に切り替える。

 瞬間、セイヴァーの纏う空気が一変し、蛇神と同じように周囲に神威たる重力波を発生させる。

 それを受けた理と玖美奈が空中で体勢を崩しているのを尻目に、湊とセイヴァーは飛行型のシャドウたちがいる高度まで上昇してゆく。

 湊たちがくる場所を作るためにシャヘルが炎を渦巻かせて先行し、彼らが宙からやって来た時同様にシャドウたちの一部に穴が空いた。

 その空間に辿り着くと湊は集中するように目を閉じる。

 己の触覚を広げていくように、どこにシャドウがいるのかを確かめ行使する力の規模を決定。

 

「……街中によくもまぁばら撒いたものだ」

 

 索敵して分かったのは、大通りから小さな裏路地まで広範囲の至るところにシャドウがいるということ。

 七歌やアイギスたちを消耗させるためか、それとも混乱を大きくさせようとでも思ったのか。

 相手を理解するつもりがないので深くは考えないが、これは港区だけでは済みそうにないなと湊は銀色に変化した瞳を開いた。

 

「さぁ、いくぞ。セイヴァー!!」

 

 その言葉の共に青年の全身をE.X.O.と同じ光が包み、磔にされた聖人のように両腕を広げたセイヴァーの背中から三十六対の巨大な翼が展開する。

 ペルソナ本体よりも遙かに巨大な翼からは、あの日、湊が少女を救うために放出した命の光が溢れ出る。

 大きな河の流れ、躍動する炎、雲を運ぶ風のように広がり進む光は、周囲のシャドウたちもその流れに呑み込んでしまう。

 けれど、その光に触れたシャドウたちは次々と姿を維持出来なくなり消えてゆく。

 周囲のシャドウたちを消し、それでも尚勢いを増して光は広がり、街中を蛍火色の光の粒子が覆いだす。

 離れた場所から見ている者にすれば、温かさすら感じる不思議な光りが街を覆ってゆく幻想的な光景に見えるだろう。

 だが、街中にいて、湊と敵対する立場を取った者にすれば、広がる命の光は力を封じる悪魔の御業に思えるに違いない。

 この力は湊の生命力を攻撃に変換出来るセイヴァーの特性を利用したもの。

 生命力というのは肉体を動かす上で不可欠な命その物とも言えるものだ。

 そんなものを浴びれば人は命を強く意識し、逆に死と向き合う意識が薄れてしまう。

 死と向き合う事で顕現する事が可能な以上、シャドウやペルソナはその意識が薄れると存在を維持出来なくなり持ち主の許へと還る。

 つまり、湊とセイヴァーが街中に展開しているこの光は、シャドウとペルソナという異能を強制的に浄化する代物だった。

 光の放出が始まる前に距離を取った理と玖美奈も、光の波に呑まれないように降下してから低空を高速で飛んで仲間の許に向かっている。

 これなら二人が光に呑まれペルソナが消えて落下するという事もあるまい。

 相手の動きを見ていた湊は、自分の心臓部に納められた結合した“七枚”の黄昏の羽根に生命力を送り、羽根同士でも相互に増幅させあう特性によって籠めた分以上に力を増幅させる。

 以前の湊であれば街全域を覆うほどの生命力の放出など、途中で力尽きて死んでしまっていたに違いない。

 しかし、際限なく力を増幅させ続ける今の彼にはその心配がない。

 増幅した力をさらに広範囲へと送り籠めるように、自分の生命力に意識を向けると、セイヴァーの背中から放出される光が龍のような形を作ってゆく。

 一つ、二つと光の龍の首が増え、九つの首が出来たところで龍たちは残っているシャドウを全て喰らうように飛び出した。

 街を埋め尽くす蛍火色の光、その中を泳ぎながら残ったシャドウたちを喰らう龍。

 空を覆い街中にいたシャドウは光に触れ、龍に喰われると次々とその姿を失う。

 そして、命の光が港区全域に広がった時にはその一帯にシャドウ反応は残っていなかった。

 

 


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