オリ主ものですが、原作にはなるべく忠実に行こうと思っています。
よろしくお願いします
第1話
今日は俺の十一歳の誕生日。皆さん、十一歳の誕生日に特別なことはありましたか?あると思いますか?
俺にとって、この後に迎える暖簾の奥にくぐれる十八歳の誕生日や、成人になる二十歳の誕生日の方が思い出に残ると思っていた。そう、思っていたんだ・・・・・
「実はな、君もワシたちと同じ、魔法使いなんじゃよ」
この爺さんに会うまでは・・・・・。
皆さん、俺にとって、十一歳の誕生日は、忘れられないものになりそうです。
どうしてこうなった・・・・。俺は朝から今日の出来事を振り返った
~~~朝~~~
俺は叔父さんと叔母さんの家に住んでいる。両親は俺が幼い頃に事故で亡くなったそうだ。だから、俺は両親の顔も知らないし、どんな人だったかもわからない。
俺の朝はそこそこ早い。まずは五時半に起きて自分の朝食を作る。使える食材は叔母さんが前の日に教えてくれる。今日は卵が一つに食パン二枚だった。調味料はある程度自由に使える。今日は誕生日ということで、調味料に牛乳を使ったフワフワなオムレツを作った。これは毎年の俺の楽しみである。叔母さんも誕生日ということだからか、あまり小言は言わない。実に幸せだ。睨まれるけどね。
自分の食事が終わると大体六時過ぎ。そこから、叔父、叔母、従弟の飯を作る。従弟の名は
話がそれたな。とりあえず、三人分の朝食を作ったら、大体、叔父と叔母がリビングに来るから飯をだす。そしたら、学校に行く準備をする。俺の私物は全て一階の物置においてあるから、すぐにとれる。便利だ。準備が終わったら、大体、三人とも食べ終わってるから食器を洗って、朝の仕事は完了。意気揚々と学校へ行く。
学校では友達もいるし、普通に楽しく過ごしている。その辺は、学校に通わしてくれている叔父さんと叔母さんに素直に感謝している。
異変が訪れたのは四限が終わった昼休み。給食を食べ終えた俺は放送で校長室に呼び出しを食らった。もちろん、俺も周りも驚いたが、呼び出されたなら仕方ない、と校長室に向かった。
そこであったのが、まあ見事な顎ヒゲを持つご老人。俺に話があるのはこのひとだそうだ。とりあえず、席に着かしてもらって、話を始めようとする。そして、話を始めた老人の第一声が
「実はな、君もワシたちと同じ、魔法使いなんじゃよ」
実におかしな話だろ?
感想、評価等お待ちしています。
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