現在、いろいろな事情がありまして投稿が遅れてしまいました。
しかし、とりあえずでも投稿できるものは投稿しておきたいと思い、今回の投稿とさせてください。まだ、他作品も鋭意執筆中でございますし、温かい目で見ていただけると幸いです(期間が空いたからと言って決してハードルは上げないでください)
また、今回のお話で遊霧 粋蓮さんより汎用オリカの使用許可を貰えた2枚のカードを使わせていただいております。
効果説明は殆ど遊霧 粋蓮さんのところで記載されている物をそのまま引用させていただいております。
この場をお借りして、遊霧 粋蓮さんに改めて感謝の言葉を述べさせてください。
遊霧 粋蓮さん。カード提供をしていただき、誠に有難う御座います。
きっと、提供していただいたカードには他に素晴らしい使い道があるのかもしれませんが、自分の拙い頭ではこれが手一杯でした……誠に申し訳ございません。
それでは、どうぞ、ご覧下さいませ!
尚、投稿ペースは変わらないのでご了承のほどをよろしくお願い申し上げます(陳謝)
「俺のターン、ドロー」
手札
1→2
「“マジック・プランター”を発動、対象のいないリビングデッドの呼び声を墓地に送って2枚ドロー」
手札
1→3
だからこそ、トランスを狙うしかないわけだけど……素での攻撃力はそこそこあるし、伏せもあるからどう行くか迷うな……っと、そういや、こんなカードがあったな。試しで入れていたが……これはこれで良いかもな。
「魔法カード“ホログラム・サモン”をFA-ブラック・レイ・ランサーを対象に発動!」
ホログラム・サモン 通常魔法(遊霧 粋蓮さんより使用許可を得たオリカ・少々効果変更)
「ホログラム・サモン」は1ターンに1度しか発動できない。
1.自分フィールド上のモンスター1体を対象に発動できる。このカードを通常モンスター(機械族・光)として特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは発動時に対象にしたモンスターと同じ名前・攻撃力・守備力・レベル(レベルが存在しない場合はレベル1とする)となる。
「この効果により……この魔法カードを、ホログラム・FA-ブラック・レイ・ランサーとして、特殊召喚!」
ホログラム・サモン(元カードFA-ブラック・レイ・ランサー)ATK2100 ☆1
「レベル1の通常モンスター……けども、攻撃力は結局足りてませんよね?」
「攻撃力は関係ないよ。俺はFA-ブラック・レイ・ランサーとホログラム・FA-ブラック・レイ・ランサーをリリース!
アドバンス召喚! 海の深き場所より現れ出でよ、超古深海王シーラカンス!」
超古深海王シーラカンスATK2700
「っ……!」
「そして……王の呼び声に応え、今浮上せよ! 王の咆哮!!」
墓地に送ったカード
・代償の宝札
特殊召喚されたモンスター
・ハリマンボウ
・キラー・ラブカ
・ビッグ・ジョーズ
・フィッシュボーグ-アーチャー
それに、今回のデッキはシンクロ要素も取り入れている。ぶっちゃけエクストラがカッツカツだけど、使い捨ての感覚だからそこまで気にならないというね。
「“代償の宝札”の効果で2枚ドロー」
手札0→2
……お、片方のこれも最近手に入れたカードだな。さっきのホログラム・サモンと言い……かなり使い勝手の良いカードが良く来るもんだ……まぁ、ここは……
「……行くよ。俺はレベル3のハリマンボウに、レベル3の“フィッシュボーグ-アーチャー”をチューニング!」
「っ……それは、まさか……合計レベル6……!」
「一度見せてるから……説明は良いよな? シンクロ召喚! “
白闘気海豚ATK2400
「白闘気海豚の効果! 1ターンに1度、相手モンスターの元々の攻撃力を半分に! 更にハリマンボウの効果! 攻撃力を500下げる! ハリマンボウの効果をトランス、白闘気海豚の効果はスターヴへ!」
「っ……なに、も……ない…………」
魔法剣士トランスATK2600→2100
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンATK2800→1400
どうやら、効果の無効効果を持った伏せでは無いようか……
「なら、魔法カード“貪欲な壺”を発動! 墓地の素早いマンボウ、シーラカンス、トライエッジ、FA-ブラック・レイ・ランサー、リヴァイエールをデッキに戻して2枚ドロー!」
……ふむ、これなら…………展開前に発動させておくか、エクシーズを封じるカードだったら困るからな。
「魔法カード“ギャラクシー・サイクロン”を発動、そのセットカードを破壊する」
「っ……! チェーンしてリバースカードオープン! “貪欲な瓶”! 融合、フュージョン・ゲート、メタモルポッド、ジェムナイト・マディラ、ドラゴネクロをデッキに戻して1枚ドロー!」
おっと、逃げられたか……けど、セットカードがそれなら……まぁ、いいか。凡骨除去は次のターンになるけど……
「魔法カード“死者再生”を発動! 互いに自分の墓地のモンスター1体を特殊召喚する!」
死者再生 通常魔法(遊霧 粋蓮さんより使用許可を得たオリカ)
このカードは相手の墓地にモンスターが存在しなければ発動できない。
1.互いに自分の墓地のモンスター1体を特殊召喚する。
これは相手の場にモンスターを出してしまうけど……それでもまだ何とか出来る範囲ではある……!
「俺は墓地からシャーク・サッカーを蘇生!」
シャーク・サッカーDEF1000
「……私は、“バトルフットボーラー”を守備表示で特殊召喚します」
バトルフットボーラーDEF2100
「キラー・ラブカとビック・ジョーズ、シャーク・サッカーでオーバーレイ!
3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
再び現れよ! トライエッジ・リヴァイア!!」
トライエッジ・リヴァイアATK1800
「リヴァイアの効果! トランスの攻撃力を更に下げる!」
魔法剣士トランスATK2100→1300
「っ……!」
よし、とりあえずライフは半分切る事は出来ないけど……削る事は出来るな。
「バトル! 白闘気海豚で魔法剣士トランスを攻撃!! ホワイト・ブレス!!」
「ぐぅ……!」
祐輔LP4000→2900
「トライエッジ・リヴァイアでスターヴに攻撃!! そして破壊に成功したため墓地に送らず除外!」
祐輔LP2900→2500
「くっ……でも! スターヴ・ヴェノムの効果! 相手の場の特殊召喚されたモンスターを破壊!」
それは読んでいた! だからこそ……コイツを出したんだ!
「白闘気海豚の効果! 破壊され墓地に送られた時、墓地の水属性モンスターを除外して……このモンスターを特殊召喚する! 蘇れ! 白闘気海豚!!」
「なにっ……!?」
除外されたカード
●ビック・ジョーズ
白闘気海豚ATK2400
「白闘気海豚でバトルフットボーラーを攻撃! そしてメイン2、俺はカードを伏せてターンエンド」
大輔LP1500
手札0
超古深海王シーラカンスATK2700
白闘気海豚ATK2400
伏せカード
「……自分のターン、ドロー!」
手札4→5
「……ドローフェイズ、速攻魔法“大欲な壺”を発動。除外されているスターヴ、パンツァー・ドラゴン、メカ・ハンターをデッキとエクストラデッキにそれぞれ戻して……1枚ドロー! ……凡骨の意地の効果は使いません」
手札5→4→5
おっと、2枚ドローしたけども引けなかったのか……?
「……モンスターをセット、ワイアームを守備表示に変更。カードを3枚セット、ターンエンド」
祐輔LP2500
手札5→1
始祖竜ワイアームATK2700→DEF2000
???
凡骨の意地
伏せカード
伏せカード
伏せカード
「俺のターン、ドロー!」
「ドローフェイズ、“生贄封じの仮面”を発動! このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーはカードをリリースできない!」
……あー、成程。ワイアームの大きな弱点は3つ。高火力通常モンスターとの戦闘や魔法・罠効果の夜除去……そしてもう1つは『相手によってリリースによる除去を食らう事』。それを封じる意味でも十分あのカードの存在は大きいかもな……俺のデッキだと、リリースできるカードがないからあまり辛くはないけど……多分、残りの伏せカードで対処するつもりなんだろうけど……こっちは正面から狙いに行く。守備表示になるならこっちのもんだ。
「とりあえずは、これで行くか。リバースカード、オープン。“メテオレイン”! このターンは俺の場のモンスターは貫通効果を得る!」
「っ……!?」
驚きの表情になる祐輔……どうやら伏せカードを読み違えていたようだった。攻撃力上昇とでも思ってたのかな?
「さて、バトル! シーラカンスでセットモンスターを攻撃!」
???→メタモルポットDEF600
LP2500→400
「っ……! メタモルポッドの効果! 互いに手札をすべて捨てて5枚ドロー!」
手札増強、か……別にこれは痛くないどころかおいしいけど……とりあえず、通れば、かな? 魔法・罠耐性付与あたりだとは思うんだけど……
「白闘気海豚でワイアームを攻撃! ホワイト・ブレス!!」
「(残った伏せカードはスキル・プリズナーと補充要員……これまでか…………勝ちたかったな……)」
LP400→0
WIN:大輔
「……あーあ、負けちゃいました。流石ですね、参りました……」
尻もちをついていた祐輔だったが、スッと立ち上がると大輔の元へ歩み寄り、苦笑いをする。
「いや、俺も序盤はかなり押されていたし……危なかったよ」
大輔も苦笑いをしながら返し、互いに健闘を称えるための握手を交わす。そして、祐輔は胸ポケットからハートピースを取り出して、大輔へと差し出した。
「……自分の分も、頑張ってください!」
「あぁ」
大輔はそれを受け取ると笑顔でニコリと微笑み、自らこの場を立ち去る祐輔の後ろ姿を静かに見送った。
見送っていたが、ピルルルッという音に気付いてD・パッドへと視線を移す。すると、情報が更新されていた。
『登録デュエリスト名:七穂氏 大輔 所有しているハートピース:2個 勝敗:1勝0敗 次のデュエルフィールド:6番デュエルフィールド(現在デュエル中)』
次は6番フィールドか。対戦はまだ続いてるのか……ちょっと見に行くか。そんなに遠いわけじゃない。
「バトル! CHキング・アーサーで直接攻撃!」
ん……? あの声は……っと、ちょうどデュエルが終了したのか
Win:YUYA
やっぱり優也か。アイツも勝ちあがってたんだな。
「優也!」
俺が声をかけると、デュエルをしていた相手からハートピースを受け取った優也がこちらの振り返ると笑顔で手を振り返してくれた。
「大輔! お前もこっちの予選だったのか?」
「あぁ、優也もこっちだったんだな。あれから珍しくデュエルをしてなかったようだけど、大丈夫なようだな」
そう、優也は交流戦以降は俺の知ってる範囲ではデュエルをほとんどしていなかった。遊馬と同じデュエル脳だっただけに少し心配していたんだが……好調のようだな。
「あぁ、もう俺は大会とか公の場で負けたくないからな。もしお前と当たってもぜってー負けねぇぞ!」
「言ってろ、返り討ちにしてやるさ。お前は次はどこだ?」
「ん、と……1番フィールドだな」
……ふむ、どうやら違う場所のようだな。まだ優也と再戦は出来そうにないか?
「俺はここだから……またな」
「あぁ!」
俺と優也は笑って握手を交わして1番フィールドに向かう優也を見送る……と
『ねぇ、大輔……』
んお? 珍しくプルートが出てきたな
「(どうした、プルート。最近出てこなかったが……)」
『それは作者が存在忘r「(メタ発言はやめなさい。本題を言え)」あ、うん』
一瞬聞き捨てならないメタ発言が聞こえたけど、とりあえず、本題を言わせることに
『この会場に……No.がいるよ。それも2枚を同一の人物が所有してる』
……は? この会場にNo.? っつーことは、遊馬やカイトらじゃない誰かが持ってるって訳か
「(その話は本当か?)」
『うん、まだ使用されてないから、保有者がどこにいるかは分からないけど……』
「(問題ない。使い手がいる、その情報だけでも十分だ)」
使用者がいるなら、その警戒をすれば良いだけだ……ちょっとデッキを組みなおすか……