遊戯王ZEXAL 知られざる八人目の七皇   作:瑞田高光

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はい、ということでカイト戦です。

カイトのデッキは一番悩みに悩んだ結果、このデッキに落ち着きました。

どんなデッキになったかを考えながら見て見て下さい!



と、いうことでどうぞ!


No.41 WDC予選3rdデュエル vsナンバーズハンター・カイト!!

「俺の先攻、ドロー!」

 

 さて、さっきの会話の途中でデッキを変えておいたけど……手札は上々だな。とりあえずは…………

 

「俺はモンスターをセット。永続魔法“補給部隊”を発動。カードを3枚セットしてターンエンド!」

 

大輔LP4000

手札1

???

補給部隊

伏せカード

伏せカード

伏せカード

 

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

 カイトのデッキは確か、フォトンを軸にしたデッキだったよな……?

 

「俺は“フォトン・スラッシャー”を特殊召喚! コイツは俺の場にモンスターがいない場合に特殊召喚出来る!」

 

フォトン・スラッシャーATK2100

 

「バトル! フォトン・スラッシャーでセットモンスターに攻撃!」

 

 さてと……素直に殴ってきてくれるのか…………意外だな。まぁ、展開させてくれるのならありがてぇ。

 

「攻撃宣言時に伏せていた2枚をオープン。どちらも“竜星の具象化”だ。そしてセットモンスターは“光竜星-リフン”。リフンのモンスター効果に竜星の具象化の効果を2枚ともチェーン発動。俺の場の竜星が破壊された事によりデッキから新たな竜星を特殊召喚出来る。さらにリフンの効果はこのモンスターが破壊された時、デッキから竜星モンスターを特殊召喚する効果だ……俺は“闇竜星-ジョクト”、“風竜星-ホロウ”、“水竜星-ビシキ”を特殊召喚! 更に補給部隊の効果で1枚ドロー!」

 

闇竜星-ジョクトDEF2000

水竜星-ビシキDEF2000

風竜星-ホロウDEF1800

 

手札

1→2

 

「リクルーターな上に展開用の伏せカードだったか。だが……まだ俺に対応できない状態ではないな。メイン2に速攻魔法“フォトン・リード”を発動! 俺は手札から光属性モンスター……デイブレイカーを特殊召喚! 更にデイブレイカーのモンスター効果により手札から2体目のデイブレイカーを特殊召喚!更に2体目のデイブレイカーの効果で3体目のデイブレイカーを特殊召喚!!」

 

デイブレイカーATK1700×3

 

 レベル4モンスターが4体……か。来るか……?

 

「俺はレベル4のデイブレイカー3体でオーバーレイ!

 

3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!

 

現れよ、No.10 白輝士イルミネーター!!」

 

No.10 白輝士イルミネーターATK2400

 

「イルミネーターのモンスター効果。手札を1枚墓地に送り、1枚ドローする!」

 

墓地に送られたカード

・異次元の宝札

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」

 

カイトLP4000

手札0

フォトン・スラッシャーATK2100

No.10 白輝士イルミネーターATK2400

伏せカード

 

「俺のターン、ドロー」

 

手札

2→3

 

 さて、相手の場には伏せカードが1枚だけ……これなら返しは楽かな?

 

「俺は炎竜星-シュンゲイを召喚」

 

炎竜星-シュンゲイATK1800

 

「フン……しかし貴様の場のモンスターではフォトン・スラッシャーすらも倒せぬ上にせいぜいランク2のモンスターしか出せまい」

 

 まぁ、普通なら……な

 

「そう慌てなさんなって……見せてやるよ、貴様の知らない召喚を!」

 

「何……!?」

 

「俺はレベル4のシュンゲイとレベル2のビシキにレベル2のチューナーモンスター、ジョクトをチューニング!!」

 

「何……だと!?」

 

「輝ける煌めき持ちし幻竜よ、今こそ出幻せよ! シンクロ召喚!

 

“輝竜星-ショウフク”!」

 

輝竜星-ショウフクATK2300

 

「……! だが、ショウフクの攻撃力は俺のイルミネーターには届かないぞ!」

 

「そんなもの、超える必要はない! ショウフクのモンスター効果! このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードのシンクロ素材とした幻竜族モンスターの元々の属性の種類の数まで、フィールド上のカードを対象としてそのカードを持ち主のデッキに戻す! ショウフクの召喚に使った幻竜族はシュンゲイ、ビシキ、ジョクト! こいつらの属性は炎、水、闇! よってフィールド上のカードを3枚までデッキに戻す! 俺はお前の場の3枚を選択する」

 

「何っ!? させない! リバースカードオープン、スキル・プリズナー! その効果によりこのターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする! 俺はこの効果で「無駄だ。シンクロ召喚の素材となったビシキのモンスター効果によりショウフクは罠効果を受けない。よってスキル・プリズナーは無意味だ」なっ……!」

 

 さてと……面倒だし、さっさと済ませる…………いや、面白いしこのまま待ってやるか。でも、ただ待つのは面白くねーし……

 

「ショウフクに与えられたシュンゲイの効果により、攻撃力をアップさせるぜ。そして直接攻撃」

 

輝竜星-ショウフクATK2300→2800

 

カイトLP4000→1200

 

「グアッ……カハッ……」

 

 ショウフクのブレスがヒットしてカイトの体は吹っ飛び、地面を二転三転する。こんなんで倒れてるほど軟だったらこの先苦労するぞ? 折角手を抜いてやってるのに……

 

「俺はこのままターンエンドだ。どうした、足掻いて見せろよ」

 

大輔LP4000

手札2

風竜星-ホロウDEF1800

輝竜星-ショウフクATK2800

補給部隊

竜星の具象化

竜星の具象化

伏せカード

 

「うぐ……俺のターン、ドロー!」

 

手札0→1

 

「……! 魔法カード“逆転の宝札”を発動! 俺の場にカードがなく、手札のカードがこの1枚だけの場合に発動できる! 俺はデッキからカードを2枚ドロー! 更に“逆境の宝札”発動! お前の場に特殊召喚されたモンスターが存在し、俺の場にモンスターが存在しないときに発動できる! デッキからカードを2枚ドロー!」

 

手札

1→0→2→1→3

 

「……俺の場にモンスターがいない場合、“フォトン・スラッシャー”を特殊召喚! 更に“フォトン・クラッシャー”を召喚!」

 

 ……来たか。攻撃力2000以上のモンスターが2体!

 

「フォトン・クラッシャーとフォトン・スラッシャーでオーバーレイ!」

 

 ……え?

 

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!

 

こい、輝光帝ギャラクシオン!」

 

輝光帝ギャラクシオンATK2000

 

 ……あー……そういうことか

 

「オーバーレイユニットを2つ使って効果発動! デッキよりこのモンスターを特殊召喚する!

 

闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!光の化身、ここに降臨!現れろ、《銀河眼の光子竜》!」

 

銀河眼の光子竜ATK3000

 

 なるほどなぁ……他に戦力を確保したかったのか。俺のデッキなら全く意味ないんだけどな。

 

~BGM:キボウノヒカリ(アニメARC-V主題歌)~

 

「まだだ! 魔法カード“命削りの宝札”を発動! 手札が5枚になるようドロー!」

 

 ……ん? ちょっと流れが変わったな…………

 

「速攻魔法“フォトン・リード”を発動! 手札より“光波翼機”を特殊召喚!」

 

光波翼機(サイファー・ウィング)ATK1400

 

 なっ……なんだ、あのモンスター…………初めて見るぞ……!

 

「更に特殊召喚成功時に“地獄の暴走召喚”発動! 俺はデッキより光波翼機を2体特殊召喚っ!!」

 

光波翼機ATK1400

光波翼機ATK1400

 

「っ……俺はホロウを2体守備表示で特殊召喚!」

 

風竜星-ホロウDEF1800

風竜星-ホロウDEF1800

 

 おいおい……全く知らないモンスターまで出てきてしまってるが……大丈夫、なのか?

 

「俺は光波翼機1体のモンスター効果を発動! 自身をリリースすることで場のサイファーモンスターのレベルを倍にする!」

 

光波翼機 ☆4→8 ×2

 

「レベル8が……3、体……!?」

 

 いや、え、嘘……じゃないよな? ここに来て?

 

「俺は光波翼機2体でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!

 

闇に輝く銀河よ、光の波に宿りて我がしもべとなれ! “銀河眼の光波竜”!!」

 

銀河眼の光波竜(ギャラクシーアイズ・サイファードラゴン)ATK3000

 

「銀河眼の光波竜……!」

 

 初めて見るモンスターだし、どんな効果か、注意しておかなければ……




と、いうことでカイトのデッキは【フォトン&サイファー】でした。
地味に同じ光属性ですし、相性は悪くないかな、と思いました。(ちなみに、感想でのご提案があったのもこれに決めた要因の1つです。不知火さん、ご提案ありがとうございました)

さて、この続きですが……鋭意執筆中です。8月になるまでには投稿したいなぁ……
あ、それとTRPGの方も同時進行で執筆しておりますので、近いうちにTRPGの本編も投稿できたらいいなぁ、と思っております。

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