\デデーン/
と自作の効果音(リアルではこんなの作ってないですが)で誤魔化したところで……え、誤魔化しきれてない?
……えーとですね、実は十代戦後にどうしても入れたかった話があったので、1000字程度ですが入れました。
どーっしっても入れたかったんです!
今後の展開で絶対に使うフラグなので入れておかなくてはと思ってました。
短いのでWDC予選の方に入れようか迷ったんですが……WDCとの関連性は一切なかったので、こちらに組み込みました。ご了承くださいませ!!
あ、それと予定と違って6日連続投稿になってるのは偶然です。偶々書いてただけなので。次回からは本当に不定期になりますので、その辺もご了承ください。
(コラボの方も頑張って進めてるんですからね?本当ですからね?)
デュエルが終わったのだが、すでに日は沈んでいた事もあり、俺達は1日だけアカデミアのある島に泊まることになった。そして、俺は今灯台の下にいた。と言うのも……
「すまねぇな、大輔。久しぶりに遊斗と話をしててな……少し遅れた」
「いいんすよ。息子さんと話が積もる事もあるでしょうからね……
十代さん」
そう、俺が会っているのは十代本人だ。色々話をしたくて、デュエルが終わった時に話がしたいと伝えておいたのだ。
「それで……どういった話なんだ?」
「はい、実は…………」
俺は、十代に素直に全てを話すことにした。
「大輔が……異世界の人間だった、か…………」
「はい。勿論、信じてくれとは無理には言いませんけど」
十代の言葉に俺は素直な感想をのべる。実際、社長も俺のことを全力で戸籍調べたり過去の戦歴なんかも洗ってたんだよな。もっとも……そんなので情報が出たらそれはそれで厄介事になるんだけど……
「……信じるさ。遊星しか持っていない筈のスターダストのカードを持ってること……それが俺にとっては充分すぎる位にお前の話を信頼できる材料だからな」
「ありがとうございます……!」
「それで……今後の流れとかは知ってるんだよな? なら、それを止めると言うのは……」
「それはダメです。それによって……俺と言う存在が及ぼした影響が更に酷くなる可能性だってあります」
「だが……この先のことを考えても……WDCには参加するんだろう?」
「えぇ。当然予選は通過するつもりです。でも……本選ではある人物の自主棄権を狙います」
「そうか……」
「はい。それが俺に出来る最善の手であり……自主棄権してもらった人物に協力を仰いで根本を何とかしてもらうつもりです」
「分かった。お前がそこまで考えてるなら俺は何も言わねぇ…………あ、そうだ」
ふと、十代がある1枚のカードを見せてくれた。
「これは……」
「俺が少し前に精霊達の世界に行ったときにな、拾ったんだ。何かの役に立つと良いんだが……」
俺はそれを受け取り、表面を見てみる……が、黒縁以外は何も見えない…………テキストも絵も書かれてないカードだった。
「コイツが覚醒するときは……恐らくだが、持ち主の未来の道標になるもの……だと思うんだ」
「未来の……道標?」
なるほど、全くわからんぞ! な感じだけど……とりあえず役に立つカードだと嬉しいなと思いながら俺はカードをポケットに仕舞った。
「バトル! ズババジェネラルで直接攻撃!」
京LP1500→0
「あー……負けちゃったッス……」
「へっへへー、どうだ!」
「……何があった」
俺は自分と優也にあてがわれたラーイエローの寮室にいる……のだが、そこでは丸藤京と優也がテーブルデュエルをしていて、優也が勝ったところだった。
「あ、大輔! いやぁ、やっぱり負けたままだと嫌だったから京に再戦申し込んだんだ! ちょうどラーイエローだったしな!」
「そう、だったのか」
「もうちょっとだったんスけどねぇ、楽しかったっスよ!」
「俺もだ! また会えたらデュエルしようぜ!!」
……なんと言うか、平和だな…………