なので暫く更新が滞りそうな気がしたのでこうしますた。次話はどこかに予約投稿にしておく予定です
「俺のターン、ドロー!」
大輔
2→3
さて、ちょっと予想外な行動でやられてしまったが……まだいける、か
「俺は“エクシーズ・トレジャー”を発動! 場には2体のエクシーズモンスター、よって2枚ドロー!!」
手札2→4
勝ちたいという想いを込めて引いたカードを見る…………よし、これで揃った、次は雷を落とす!
「俺はフィールド魔法……“アンデット・ワールド”を発動!!」
「なっ、なんだぁ!?」
遊馬は辺りを見渡して驚きの声をあげている。まぁ、無理もない。突然紫の空に焦げ茶色の地面と不思議な感じになってるのだから…………
「この世界では場・墓地のモンスター全てがアンデット族となり、アンデット以外のモンスターのアドバンス召喚は不可となる」
「何だって!?(これじゃあ、手札のこのカードが意味を為さないのか!?)」
さて、準備は整った。
「俺は墓地に眠りし“馬頭鬼”の効果発動! コイツを除外してアンデットを特殊召喚する、来たれ……不死の力を得た獣よ! 紋章獣レオ!」
紋章獣レオATK2000
「さらに手札の“ゾンビ・マスター”を召喚! ゾンビ・マスターのモンスター効果で手札を1枚コストに墓地のアンデットとなりし獣……紋章獣アンフィスバエナを特殊召喚!」
ゾンビ・マスターATK1800
紋章獣アンフィスバエナATK1800
「レベル4のモンスターが3体……!?」
「俺は場のレベル4モンスターのアンフィスバエナ、ゾンビ・マスター、レオでオーバーレイ!
エクシーズ召喚、来たれ……雷を操りし龍、“No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン”!」
No.91サンダー・スパーク・ドラゴンATK2400 ORU3
コイツもさっき確認したらテキスト変わってたんだよな……
「俺はサンダー・スパークの効果発動。オーバーレイユニットを3つ使い……場の表側表示のモンスター全てを破壊! 墓地にレオが送られたんでレオの効果でアンフィスバエナを手札に」
まぁ、効果の使えないクレイジー・ボックスはこれで処理もできて一石二鳥と言うところか?
手札1→2(内1枚アンフィスバエナ)
「なっ!?」
さて、あの伏せカードが何なのかわからんが……攻めに行って良いかな! 次に出すのはあのNo.!
「俺は魔法カード“高等紋章術”を発動、墓地のアンフィスバエナとレオを特殊召喚してオーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
闇さえも絡めとるクモの糸、今こそその全てを絡めとれ!No.70デッドリー・シン!!」
No.70デッドリー・シンATK2400 ORU2
さて、改めて効果を確認してみるか……
No.70デッドリー・シン
闇属性 昆虫族 ★4 ATK2400 DEF1900
レベル4×2
(1):このモンスターは『No.』以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):このモンスターが戦闘でモンスターを破壊したとき、破壊したモンスターの攻撃力の半分をこのモンスターに加える
(3):このモンスターがカード効果によって破壊されるとき、オーバーレイユニットを1つ使用することで効果破壊を無効にし、スパイダートークンを1体(昆虫族・闇・星1・攻/守0)を特殊召喚する。
(4):このモンスターを守備表示にして自分のエクストラデッキからこのモンスターのランクより1つ上のランクを持つ「No.」と名の付くエクシーズモンスターを選択する。選択したエクシーズモンスターを特殊召喚し、このモンスターを特殊召喚したエクシーズモンスターの下に置く。
うわ、大分変わったな……モンスター装備関係の効果がなくなって効果破壊に擬似的な耐性がついてる感じか。それにしても……この最後の4の効果がどうも俺には使い勝手が悪いんだよな…………今のところNo.はランク4しか無いし……
「これが……さっき大輔がとったNo.…………それにしても、さっきと効果がちょっと違うのか?」
さて、出来る事なら2500を越えさせたい所ではあるが……まぁ、伏せカードの1枚は“激流葬”……今まで使おうか迷ってたが、そろそろ使っても良いかな?
「バトル! サンダー・スパーク・ドラゴンで遊馬にダイレクトアタック!」
「させねぇっ、攻撃宣言した時に罠カード“エクシーズ・リボーン”発動! これでホープを復活させる!!」
「それはこっちがさせねぇよ! ホープ特殊召喚時トラップカード、激流葬! 場の全てのモンスターを破壊する! だが、この時にデッドリー・シンの効果で自身の破壊を無効にしてトークンを1体守備表示で特殊召喚! そしてデッドリー・シンでダイレクトアタック!!」
「うわあああっ!? …………っくそ!」
遊馬LP4000→1600
やれやれ、ようやくダメージが入ったか。
「俺はこれでターンエンド……さぁ、お前のターンだ!」
大輔LP4000
手札1(アンフィスバエナ)
場
No.70デッドリー・シンATK2400
スパイダー・トークンDEF0
伏せカード
「行くぜ、俺のターン……ドロー!」
手札2→3
さて、遊馬の場にあるのずっと伏せられてるカード……攻撃反応ではない様子だけど…………何なんだ?
「……俺はカードを1枚伏せてターンエンド…………!」
遊馬LP1600
手札2
伏せカード2
……特に動きは無いかぁ
「俺のターン、ドロー!」
手札1→2
……手札はアンフィスバエナと今引いたこのカード……動けないか。さて、追撃用にアンフィスバエナを出すかだが…………あまり出さない方が得策かもな。
「バトル! デッドリー・シンでダイレクトアタック!!」
「まだだ、ダメージ・ダイエット! このターンに俺が受けるダメージを半分にする! ぐううううっ……!」
遊馬LP1600→400
「耐えられたか、ターンエンドだ」
大輔LP4000
手札2(内1枚紋章獣アンフィスバエナ)
No.70デッドリー・シンATK2400
スパイダー・トークンDEF0
伏せカード1
さて、問題はライフが残ってしまった事だが…………流石にこれだけ差が付いていれば少しは安心したいところだけど…………
「俺のターン、ドロー!」
手札2→3
相手が遊馬だからか、不安しか残ってないな……
「よし、これで少しは動ける! 俺は速攻魔法サイクロンを発動! アンデットワールドを破壊する!」
ありゃあ、これでアンデット系のカードが意味を為さなくなるか。殆ど入れてないけど
「俺は魔法カード“エクシーズ・リベンジ”を発動! 墓地のNo.39希望王ホープを蘇生してデッドリー・シンのオーバーレイユニットをホープに移す!」
「げっ……嫌な予感…………」
『あれれ、これ不味いんじゃない?』
プルートは呑気に言ってるけど、割りと本気で不味いよ、これ……!
「行くぜ! 俺のライフが1000以下の時、ホープをエクシーズ素材にしてエクシーズ召喚をする事が出来る!
俺はホープでオーバーレイネットワークを再構築、エクシーズ・チェンジ!
CNo.39! 混沌を光に変える使者、希望皇ホープレイ!」
CNo.39希望皇ホープレイATK2500 ORU2
「俺はホープレイのモンスター効果発動! オーバーレイユニットを全て使ってこのモンスターの攻撃力を1000ポイントあげてお前のデッドリー・シンの攻撃力を2000下げる!」
希望皇ホープレイATK2500→3500
デッドリー・シンATK2400→400
「くっ……だが、墓地に送られてきたレオの効果でユニコーンを手札に!」
お、おいおい……いくら1撃で落とされそうにないとは言え、キツいz「俺は更に装備魔法“最強の盾”! これをホープレイに装備して守備力分攻撃力をあげる!」…………アカン、ワンキルされてしまいそうだ……でも、この伏せカードなら、何とか…………!
ホープレイATK3500→5500
「(大輔の伏せてるカードが普通の攻撃無効カードとかなら……もしかしたら!)バトル! ホープレイでデッドリー・シンを攻撃! 」
「させねぇよっ!! リバースカード“紋章変換”! 手札のアンフィスバエナを特殊召喚して、バトルフェイズを終了させる!!」
「っ……な、なら…………え、そ、そうか……!」
何やらアストラルと話してる様だけど…………あ、伏せカード分かった。“ダブル・アップ・チャンス”……かな。それに、今のターンで手札を使いきったから伏せカード無しでコッチにターンが回る。
「くうっ……ターンエンド…………で、でも俺の場にはまだ攻撃力4500のホープレイが残っているんだ!」
遊馬LP400
手札0
CNo.39希望皇ホープレイATK4500
最強の盾(装備対象:ホープレイ)
さて、そろそろ決着がついても良い……のかなぁ?