遊戯王の伝統芸能である会話のドッジボールからとても自然な流れのデュエル
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自然な流れでNo.を召喚
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遊馬達にNo.使いであることがばれる
以上!
果たして、どうするのやらってことで……どうぞ!
追記
No.召喚時の召喚口上をNo.09のに変更しました
「どういうことだよ! お前がNo.を持ってるなんて……!」
遊馬の言葉に俺は耳を貸すつもりは無かった……が、俺は遊馬の方を向かないまま言葉をかけた。
「その話はあとだ。そして遊馬とアストラル……この決闘(デュエル)、俺が勝つが……手出しを一切するな」
『何? それはどういうことだ……』
アストラルの問い掛けに俺は何も答えず久土に問い掛けた。
「すまないな、“No.”の召喚にチェーンはあるか?」
俺はNo.という単語を強調して訊ねた。もしかしたら除去系のを使ってくれるかもと思ってのことだが、そう簡単に使ってくれるかどうか……
「当然だ、No.という事はお主のエースモンスターのはず。ならばこうするまで。リバースカード、オープン。“ライヤー・ワイヤー”! 墓地の“インフォーマー・スパイダー”を墓地から除外してそのモンスターを破壊する!」
「オーケー、それには何もアクションを起こさない」
相手の伏せてたカードから蜘蛛の糸が飛び出してきて、プレイン・コート……プルートの体をきつく縛り上げ、そのまま破壊した……が、まさか本当にここで使ってくれるとは思わなかったな。
「だが、残念だったな、墓地に送られたプレイン・コートの効果発動にチェーンしてオーバーレイユニットとなっていたレオの効果も使う。レオの効果で“紋章獣アバコーンウェイ”を手札に加えてプレイン・コートの効果でデッキから“紋章獣エアレー”と“紋章獣ユニコーン”を墓地に送る」
「何!? No.はエースカードではないのか!?」
「な、何でNo.を手放してまでデッキを減らすんだよ!?」
『あんなNo.の使い方……初めて見たぞ……』
「こいつは墓地に送られてからが真骨頂なんでな! そして……墓地が増えてこそ、俺のこのデッキ……【紋章アンデ】は輝く! まずは“ゾンビ・マスター”を召喚! ゾンビ・マスターの効果で手札を1枚墓地に送って墓地の“ゴブリンゾンビ”を復活させる!」
ゾンビ・マスターATK1800
ゴブリンゾンビATK1100
捨てたカード
●アステルドローン
「そんで、墓地のアバコーンウェイの効果、他のアバコーンウェイを除外してエアレーを手札に加えて……魔法カード“貪欲な壺”を発動、この5枚を墓地からデッキやエクストラデッキに戻して2枚ドローする!」
墓地から戻したカード
●紋章獣レオ
●紋章獣レオ
●紋章獣アバコーンウェイ
●No.18紋章祖プレイン・コート
●紋章獣アンフィスバエナ
手札1→3(内1枚エアレー)
「……よし、魔法カード“死者蘇生”……そして“蘇生紋章”を発動。蘇生紋章の効果でユニコーン、そして死者蘇生の効果で“アステル・ドローン”を特殊召喚!」
紋章獣ユニコーンATK1100
アステル・ドローンATK1600
「俺はゾンビ・マスターとゴブリンゾンビの組み合わせ……そしてユニコーンとアステル・ドローンの組み合わせでダブルオーバーレイ!!」
「「『2体同時エクシーズ召喚だって(だと)!?』」」
「それぞれ2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、ダブルエクシーズ召喚!
我が決意よ、此処に顕現せよ! “No.85クレイジー・ボックス”! そして“No.50ブラック・コーン号”!!」
No.85クレイジー・ボックスATK3000
No.50 ブラック・コーン号ATK2100
「に……2体の、No.だとぉ!?」
「だ、大輔……!?」
『どういうことだ……まさか、彼も…………?!』
アストラルの言葉にちょっと疑問はあるが、気にしてる暇はない。
「ブラック・コーン号のオーバーレイユニットとなったアステル・ドローンの付与したブラック・コーン号の効果によりデッキからカードを1枚ドロー!」
手札1→2(内1枚エアレー)
「よし、魔法カード“エクシーズ・ギフト”を発動。ブラック・コーン号とクレイジー・ボックスからオーバーレイユニットを1つずつ使用して2枚ドロー! ……更に“エクシーズ・トレジャー”を発動! 場には3体のエクシーズモンスターがいる! よって3枚ドロー!!」
手札2→1→3→2→5(内1枚エアレー)
「て、手札の数が戻った……!?」
『何て展開方法だ……大輔のデュエルタクティクスは相当な物だが……何より引きも凄い…………これはとてつもないデュエリストと出会ってたのかもしれないぞ……』
外野2名(?)がちょっと騒がしいけど、気にしたら敗けだな、うん。
「……俺は手札のアバコーンウェイを墓地に送り、アンフィスバエナを特殊召喚。更に2枚目の蘇生紋章で今捨てたアバコーンウェイを蘇生。そして紋章獣が2体以上いる為に“紋章獣エアレー”を特殊召喚。そしてエアレーとアバコーンウェイ、アンフィスバエナでオーバーレイ!
3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
戦場を明るく照らせし姫……“武神姫-アマテラス”!!」
武神姫-アマテラスATK2500
「2枚目のエクシーズ・ギフトを発動。アマテラスからオーバーレイユニットを2つ墓地に送って2枚ドロー……そしてアマテラスの効果。オーバーレイユニット1つ消費して除外しているモンスター……アバコーンウェイを特殊召喚! そして3枚目の蘇生紋章でアバコーンウェイ2体目を特殊召喚。アバコーンウェイ2体でオーバーレイ!
風属性のモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
雷纏いて、駆けろ! 電光千鳥!!」
電光千鳥ATK1900
「電光千鳥の効果発動! セットカードをデッキボトムに送る!」
「(くっ……ミラーフォースが…………! だが、奴の場には俺のNo.を越える攻撃力を持つモンスターが居ない……これは貰った!)」
「電光千鳥の効果、オーバーレイユニットを1つ消費して場の表側のカードをデッキトップに置く」
「っ!!(し、しまった!!)」
「当然ながら対象はNo.70デッドリー・シン。デッドリー・シンはデッキトップ……と言うよりエクストラデッキに戻してもらおうか。破壊に耐性を持っているならバウンスしてしまえば問題ないさ」
「ぐっ……!」
「そしてこいつで最後の手札使用だ! 速攻魔法“サイクロン”! 一族の結束を破壊する! これでアーマード・ビーの攻撃力は元に戻る!」
「クソッ……!」
アーマード・ビーATK2400→1600
「俺はブラック・コーン号の効果発動! オーバーレイユニット1つを使用して、ブラック・コーン号の攻撃権利を放棄。こいつの攻撃力以下の攻撃力を持つモンスターを墓地に送り1000ポイントのダメージを与える! 墓地に送るのは当然アーマード・ビーだ!」
「ぐおっ!?」
久土LP4000→3000
「お次はクレイジー・ボックスの効果…………と行きたいが、使わなくても勝てそうだな。バトル、電光千鳥とアマテラスで直接攻撃!」
「ぐっ……ぐあああああああああああっ!?」
久土LP3000→1100→0
Win 大輔
俺が勝ったその直後、プルートの能力(ちから)により俺とプルート以外の全てが止まった……筈だった。
「こ、これは……」
『まさか……君もナンバーズハンターなのか、大輔!』
案の定というべきか、遊馬とアストラルは普通に動けていた。
「えっ!?そ、そうなのか!?」
どうしてそうなるよ、アストラル……でも、からかうの面白そうだし反応してやるか。プルートに心の中で指示を出しつつ遊馬の方を振り向く。
「まぁ、それに近いけど……あんな奴らと一緒にしてほしくないな」
「あ、あんな奴ら!?どういうことだよ!!」
『まさか、カイトの事を知ってるのか?』
あー……そう言う感じか、それなら返し方はこれだな
「俺は知ってるがあっちは知らないだろうな。だが言わせてもらう……俺はカイトらとは敵対するつもりではあるが、俺の持つこのNo.達をお前たちに手渡すつもりは無い」
『大輔、はい、どーぞ』
俺が遊馬とアストラルに宣言しているとプルートが回収を終えた様で俺に手渡してくれた……おや、さっき見たのと少し能力が違うな……
「大輔……って、その後ろにいる奴なんだ?」
プルートの姿、視えるんだ……でも、なんでなんだろうな
『(この能力を使ってる間は動いてる人には見えるからね、仕方ないね)』
「(そうなのか、ちょっと意外だ)」
まぁ、理由が分かれば問題ないな、うん
『(あの大輔の後ろにいる人間は一体……もしや)ならば大輔、私たちとデュエルをしよう。私たちが勝てばNo.を手渡してもらう』
「……俺達が勝てばどうするつもりだ?」
『…………その時は私たちのNo.を渡そう』
「あ、アストラル!?」
おーおー、大きく出たな。だけど、遊馬からNo.もらうのは流石になぁ……
「……まぁ、俺が勝った時に俺の勝った時の条件を言わせてもらうよ」
『!?し、しかしそれではあまりにも不公平「ならば勝者が敗者に何か指示を出せる、それでいいか?これなら公平だろう」っ……わかった、それで行こう』
「大輔……本当に良いのか?俺達が勝ったら……」
「安心しろ、俺が負けることは万一にもないからな」
「っ……!言ってくれるじゃねーか!俺達だって強くなってるんだ!!行くぞ、デュエルだ!」
「「デュエル!!」」
さぁて、遊馬はどのくらい強くなったのかな?
ということで、とてもとても自然すぎる流れでvs遊馬戦の2回目です。
因みに前回出したNo.70デッドリー・シンは効果変更はほぼ確実にします。あれだと大分強すぎる気がしたので。
改めて載せておきますね。
No.70デッドリー・シン
★4 闇属性 昆虫族 ATK2400 DEF1800
レベル4モンスター×2
このモンスターが自身の効果で装備出来るモンスターは1体までとする。
(1):このモンスターがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地のモンスターを選択してこのカードに装備出来る。その後、装備したモンスターの攻撃力の半分を自分の攻撃力に加える。
(2):相手モンスターを戦闘で破壊した事が確定した時、オーバーレイユニットを1つ使うことで発動できる。戦闘破壊したカードは墓地に送られず、このカードの装備カードとする。この時、装備したモンスターの攻撃力の半分をこのモンスターの攻守に加える。
(3):このカードが戦闘及びカード効果で破壊される時、自身の効果で装備しているモンスターカードを代わりに破壊する。
(4):???
……うん、強い……よね?
これがどう変わるかと共に次回をお楽しみに!