更新を待っててくれた方すみませんでした。
第30話
縁日で鶫と薫に約束をしたために、待ち合わせの場所に来ている
晃「よかった、遅れてないな」
待ち合わせ場所を見渡し鶫と薫の姿が見えないので、俺が遅れてないのに安心して待っていたら、二人がやってきた
鶫「すまない待ったか?」
晃「いや、さっき来たばかりだからな」
薫「待っていたんじゃないかと鶫さんと心配したんだよ」
なんて会話をしているたら後ろの方から視線を感じるので見てみると俺のことを睨んでいる男たちがいたので
晃「それじゃあ、行こうか」
鶫「おい、なぜそんなにはやくあるくだ晃?
薫「そうだよ、もうちょっととゆっくり行かないかい」
晃「そうしたいんだけど、ちょっとな…」
鶫、薫「?」
わからない二人のようだったけど、考えてみれば親友とはいえ美少女2人も連れていれば俺だって睨みたくなってしまうなんて思いながら歩いていたらショッピングモールに着いてしまった
晃「あれ?ショッピングモールってこんなにはやく行けるのか?」
薫「それはあんなにはやく歩いていたらはやく着くに決まってるじゃあないか」
鶫「そうだぞ、はやすぎだぞ!」
晃「悪かったよ、それより中に入ろうぜ」
俺たちはショッピングモールの中に入る
晃「二人ともどこから周る?」
鶫「私はどこでもいい」
薫「僕はあそこに行きたい」
と言って指を指す方向には女性服屋があったのだが、女の子二人と一緒に店に入れないので
晃「じゃあ二人で行って来いよ、そこのベンチで座っているから」
俺は遠慮したけど、二人が俺の腕を掴んで
鶫、薫「いく(ぞ)(よ)!」
このまま俺はずるずると店の中に連れられてしまい、今は試着室の前に立っているけど、周りの客がひそひそ話しているのが聞こえ、はやく店を出たくなる
その頃、試着室では
鶫「なんで私も試着しないといけないでしょうか市川様?」
薫「それはね…それより市川様って…別に僕のことは薫でいいよ」
鶫「これはくせみたいなものでして気にしないでください」
薫「わかったよ、それより前の勉強会のこと覚えてる?」
鶫「はい、覚えておりますがそれがどうかしたんですか?」
薫「鶫さんが質問されたじゃない、バストサイズの事で」
鶫は最近あった勉強会のことを思い出した、あの忘れられない質問を
鶫「そんなこともありましたね…」
薫「それで僕は気になったんだ、本当にそれだけあるのかって」
そう言うと薫はどこから持って来たかわからない採寸用のメジャーを取り出した
鶫「市川様?そんなものどこから持って来たですか?なぜこっち近寄ってくるですか?」
薫「それは鶫さんのバストを測るためさ」
すると薫は鶫の後ろに回り込むとメジャーを使い、サイズを見てみると薫は自分が思っていた大きさより大きく落ち込んでいると鶫が
鶫「だから胸の事は嫌なんですよ〜」
試着室にいるのに服をせずに出てきてしまった
そして今に戻る
試着室から出てきた鶫と薫はすごい顔をしていた、鶫はしんどそうな顔をしていて、薫は落ち込んだ顔をしていて時々「あんなに大きいなんて…」なんてつぶやいていたので理由を鶫に聞こうとしたら
鶫「そんなこと私に聞くなバカ!」
と怒られてしまって聞けなくなり、薫に聞こうとしたのだが聞け状況でもないので聞かないことにして、俺は気分を変えるために可愛いものが置いてある雑貨屋に立ち寄った
薫「晃、あっちもこっちも可愛いものがいっぱいあるよ!」
すごく嬉しそうなのがよくわかる、鶫も嬉しいようで店の中をいろいろ見て回っているのを見てこの店を選んでよかったと思っていたら、薫が
薫「ねぇ晃、これとこれどっちがいいと思う?」
晃「どっちも似合うと思うぞ薫なら」
薫「そっか、どっちとも似合うか、じゃあ買って来るよ」
嬉しそうな薫はそのままレジに向かっていたけど、俺が引き取めた
晃「ちょっと待ってくれ薫」
薫「どうしたんだい晃?」
晃「いや、そのアクセサリー俺に買わさせてくれないか?」
薫「どうして?」
晃「縁日の時に薫に何もあげれなかったからさ」
薫は遠慮していたけど俺が何度も頼んで
薫「はぁ…わかったよ、頼むよ」
俺は薫から2つのアクセサリーを受け取りレジに向かう、その時、薫が晃に聞こえない声で
薫「ありがとう晃」
そんな事を知らない晃はレジで精算を済ませて薫にアクセサリーを渡して、鶫を呼びに行くことにした
晃「おーい鶫」
鶫「なんだ晃か、どうしたんだ?」
晃「そろそろ昼飯を食べようと思ってな鶫を呼びに来んだけど、なんか欲しいものとかあったのか?」
鶫「大丈夫だ、はやく行こう市川様を待たせるのは悪いから」
俺はさっき鶫が見ていたものを覚えて鶫の後を追いかけ、三人でフードコートに行くことにした
これからは前みたいなペースで更新して行きたいので、よろしくお願いします!
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