第14話
今日は土曜日だが、俺は制服を着て、学校へと向かっていた、
晃「なんで、土曜日に林間学校に行かないといけないだよ…」
なんてぼやいていると
楽「しゃあねぇだろ、というかお前残念だったな、自分で班決められなくて」
晃「もう、過ぎたことだし気にしてねぇよ」
俺は林間学校の班決めをする時に腹が痛くなり、自分で班決めできなかった、しかも六人で一つの班なんで、俺が一人あまってしまったという話だ
晃「まぁ、兄貴と一緒の班なんだろ?」
楽「そうだぜ、それで班のメンバーはな…」
メンバーの名前を聞いたときに驚いた、兄貴、集、俺までは良かったのだが、後の4人は全員女子だった
晃「なんで女子なんだ、普通男子6人班だろ?」
楽「いや、それがな集のやつが決めちまってな」
晃「あいつのせいか、まぁ決まったものしょがないな」
という話をしていると学校についたので、俺は集のところに行き、兄貴は桐崎さんのところに行った
集「よぉ、晃今日も元気かねぇ〜」
晃「元気だよ、というかお前なんつう班作ってんだ」
集「班?あぁそういうことね、いいじゃん別に」
すると、キョーコ先生が
キョーコ先生「お前らぁ〜、もうすぐ点呼とるからみんな班ごとに並べよ」
その声で、みんなが班ごとに並び、点呼をとった
キョーコ先生「点呼をとった班からバスに乗っていけ」
「はぁーい」
バスに乗ると隣は集だった、
晃「兄貴たちは?」
集「後ろをみてみろよ」
集が指の方向を見ると、右から鶫、桐崎さん、兄貴、小野寺さん、宮本さんと並んでいる、
晃「おい、なんだよあれ」
集「おもしろそうだからつくってみました」
そう言いながら、満面の笑みを浮かべていた、するといきなり
集「誠士郎ちゃんの隣に行けなくて残念だな」
晃「なんで、鶫が出てくるんだ?」
集「なんでってお前、そりゃ…」
はぁと言いながらため息をつく集、一体なんなんだと思いつつ、後ろを見るととんでもなくカオスな状態だったので、みてみぬふりをした、前では兄貴のことを恨んでいる男子たちがいるのをみて、俺は兄貴いつか刺されるじゃねと思いながら、目的地に着くまで寝ることにした
集「おい、起きろって晃、着いたぞ」
晃「あぁ、そうかもうついたのか」
そう言ってバスをおりると、先におりていた兄貴たち顔が真っ赤だった
晃「どうしたんだよ、そんなに顔真っ赤にして」
楽「いや、いろいろあってな」
その顔はとても嬉しいそうだった、バスから全員降りたらしく、キョーコ先生がこの後の予定を伝え、かく班ごとにカレーを作りはじめることにした
楽「おい、集と晃こっちに来い」
集「どうした楽?」
晃「なんだよ兄貴」
楽「前のケーキの時のことを話したよな」
俺はこの時思い出した、桐崎さんの作ったケーキや兄貴から聞いた小野寺さんのケーキのことを
楽「だから、あの二人に料理をさせないためにも協力してくれ」
その瞳は真剣そのものだった、俺たちは頷くしかなった、その後は兄貴の的確な指示でカレーを作った、普通にうまかったのでよかった
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では、次の話で