宍戸丈の奇天烈遊戯王   作:ドナルド

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第188話  異物

バクラ LP1750 手札4枚

場 無し

伏せ 無し

魔法 凡骨の意地

罠 便乗

 

牛尾哲 LP2550 手札1枚

場 エルシャドール・ネフィリム、エルシャドール・ミドラージュ、マスマティシャン、セットモンスター(シャドール・ファルコン)

伏せ 二枚

 

 

 召喚するまでの手札消費が激しい融合モンスターが二体も並ぶと流石に壮観だった。

 あのI2社が対犯罪者を想定して支給しただけあって、三邪神や三幻魔とは比べものになりはしないが、一般的なカードとしてはトップクラスの力をもっている。

 

(特殊召喚を一度のみに制限する鶏玩具と、特殊召喚したモンスターを問答無用に戦闘破壊する腐れ人形。シャドールは特殊召喚、それも融合デッキからの特殊召喚のメタに秀でたアンチカテゴリーってわけか。

 オレ様のデッキに投入されている融合モンスターは死霊侯爵のみ。融合デッキに対するメタカードは大した影響はねえが、特殊召喚メタはちっとばかし面倒だ)

 

 バクラのデッキに眠るオカルトデッキの切り札、ダーク・ネクロフィアを呼び出すことができれば、取り敢えず時間稼ぎは出来るかもしれない。しかしシャドールは手札消費の激しい融合を中心としていながら、リカバリーが容易なカテゴリー。ダーク・ネクロフィアも所詮は一時しのぎにしかならないだろう。

 牛尾も最初の慄きっぷりはどこへやら。自分の圧倒的なモンスター達を前に少々有頂天になっている様子だった。

 実際、牛尾のデュエリストとしての実力にシャドールの力があれば、一流と呼ばれるデュエリストすら嬲り殺せるだろうし、ここから挽回できるデュエリストは決して多くはない。

 故に牛尾哲は不幸だったといえるだろう。相手がバクラでさえなければ、彼はこのまま勝利を掴めていたはずなのだから。

 

「オレ様のターンだ、ドロー」

 

 自分のドローしたカードが通常モンスターであることを確認したバクラは、フィールドの凡骨の意地を発動させるため口を開いた。

 

「オレ様のドローしたカードは通常モンスター、暗黒魔神ナイトメアだ。凡骨の意地の効果によりドローしたカードが通常モンスターなら、追加ドローできる。よってドロー、夢魔の亡霊。更に追加でドローだ」

 

 

【暗黒魔神ナイトメア】

闇属性 ☆4 悪魔族

攻撃力1300

守備力1100

夢の中に潜むと言われている悪魔。寝ている間に命を奪う。

 

【夢魔の亡霊】

闇属性 ☆4 悪魔族

攻撃力1300

守備力1800

寝ている者の夢に取り憑き、生気を吸い取る悪魔。

取り憑かれてしまった者は、決して自力で目覚めることはない。

 

 

 バクラが三枚目に引いたカードは罠カード。通常モンスター以外をドローしたので、凡骨の意地の効果はこれまでだ。

 一見すると無敵にみえるシャドール融合モンスターだが、どんなカードにも弱点はある。戦闘においては無類の強さを発揮するネフィリムは効果破壊には無力であるし、ミドラージュはステータスが2200と心許ない故に戦闘には弱い。

 ミドラージュの能力で特殊召喚が行えるのは一度のみだが、バクラにとってはそれだけで十分。既にダーク・ネクロフィアに並ぶバクラのデッキの切り札を呼び出す準備は出来上がっている。

 

「ククククッ、オレ様のライフにダメージを与えた褒美だ。〝デュエルモンスターズ〟じゃ王様にも使わなかったオレ様のとっておきを見せてやるぜ」

 

「なにぃ? とっておきだぁ? どんなカードを出してこようが、この俺のモンスターは倒せねえ」

 

「そいつはどうかな。運が良けりゃ……いや、運が悪けりゃテメエのフィールドはこのターンで全滅だ。オレ様は手札より儀式魔法発動、闇の支配者との契約!

 こいつは手札またはフィールドから合計レベルが8以上になるようモンスターを供物として捧げることで、闇の支配者を下僕とする契約を行う儀式魔法。

 オレ様が生け贄とするのは暗黒魔神ナイトメアと夢魔の亡霊! さぁ、モンスター達よ! 闇の支配者に魂を捧げよ!」

 

「儀式モンスターだとぉ!?」

 

 フィールドに現れた紫色のローブを纏う男に、二体の魔物の魂が吸い込まれていく。二つの魂を喰らったローブの男は、その姿を闇の支配者たるべきものへと変化させていった。

 嘗てTRPGを舞台として戦いで、名も無きファラオと仲間たちをラスボスとして苦しめたゾークが、デュエルモンスターズのカードという形でここに再臨する。

 

「見せてやるぜ。この世のものとも知れぬ恐るべき戦術をなぁ! 出でよ、闇の支配者-ゾーク」

 

 

【闇の支配者-ゾーク】

闇属性 ☆8 悪魔族

攻撃力2700

守備力1500

「闇の支配者との契約」により降臨。

フィールドか手札から、レベルが8以上になるよう

カードを生け贄に捧げなければならない。

1ターンに1度だけサイコロを振る事ができる。

サイコロの目が1・2の場合、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。

3・4・5の場合、相手フィールド上のモンスター1体を破壊する。

6の場合、自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。

 

【闇の支配者との契約】

儀式魔法カード

「闇の支配者-ゾーク」の降臨に必要。

フィールドか手札からレベルが8以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。

 

 

 冥府の底より這い出る闇の支配者。冥界の大邪神ゾーク・ネクロファデスを原型(オリジン)としたゾークは、バクラにとっては己の分身にも等しいモンスターといえるだろう。

 闇の支配者の発する底知れないプレッシャーに、牛尾は口を金魚のようにパクパクとして言葉を紡げない有様だった。

 

「ククククッ。貴様の命運もこのダイスが地に着く時に尽きる…! ゾークの特殊能力、1ターンに1度ダイスを振るい、ダイスの出た目によって効果を変える。舞え、運命を決めるダイスよ!!」

 

 ソリッドビジョンのダイスがフィールドを転がり、プレイヤーに運命を告げる。

 出た目の数は4。死を暗示させる数字は、モンスター1体の破壊を意味していた。

 

「決まったぜ。ゾークの効果発動、相手フィールドのモンスター1体を破壊する。消えっちまいな、エルシャドール・ネフィリム。魔手刀閃!」

 

 ゾークの手刀によってエルシャドール・ネフィリムが破壊される。影依(シャドール)の天使も、闇そのものが具現化したゾークには及びはしなかった。

 

「お、俺のネフィリムが一撃で……? くそっ! ネフィリムの効果で影依融合を回収する!」

 

「オレ様のターンは終わってねえぜ。バトルフェイズ! 燃え尽きやがれ。ゾークでエルシャドール・ミドラージュを攻撃だ、ダーク・カタストロフィー!」

 

「ま、まだだ! リバースカードを使うぜ! 次元幽閉! 攻撃してきたモンスターを除外ゾーン送りにする!」

 

「……!」

 

 以前にも一度闇のゲームを仕掛けられ手酷い敗北を喫した経験が活きたのか、この土壇場で牛尾が起死回生のリバースを発動させた。

 強力な特殊能力をもっていても効果耐性がないのはネフィリムだけではなくゾークも同じ。次元幽閉により、闇の支配者は異次元へと追放された。

 

「はは、ははは、ははははははははははははははははははははははははははははははは!! ざまぁみやがれ! テメエの頼みの儀式モンスターはめでたく除外ゾーン送りだぁ! もうこれであのおっかねえモンスターは二度と復活できねえぜ!」

 

「成程、少々舐めていたようだ。神官クラスほどじゃねえが、神官の腰回り程度の強さはあるようだ」

 

「負け惜しみをしても無駄だぜ。テメエのフィールドはこれでがら空き。次の俺のターンの直接攻撃でデュエルは俺の勝ちだ」

 

「ククッ。忘れてねえか、役人様よぉ。オレはまだ通常召喚を行ってねえんだぜ。メインフェイズ2、モンスターをセットする。リバースカードを二枚場に出しターンエンド」

 

「ハッ! これ見よがしにリバースカードを伏せてビビらせようったってそうはいかねえ。どうせ単なるハッタリだろうが。このターンで決着をつけてやるぜ。俺のターン、ドローだ」

 

「かっこよく決めたところ悪いが、有言不実行になりそうだな。スタンバイフェイズ時、罠を発動。覇者の一括! このターンのバトルフェイズをスキップする!」

 

「な、なにぃ! これじゃ攻撃が出来ねえじゃねえか!」

 

 あくまでバトルフェイズをスキップするだけなので、バーンダメージなどでライフに直接ダメージを与えれば、このターン中にバクラを倒すことも不可能ではない。しかしながら牛尾のシャドールデッキにはバーンカードは入っていなかった。これで牛尾がなにをどうしようと、このターン中にバクラを倒すことは理論上不可能になった。

 目論見を外したことに牛尾は不機嫌そうに顔を歪める。

 

「面倒臭ぇカードを使いやがって。どうせ負け確定だってのによ。往生際の悪い男ってのは嫌われるぜ」

 

「褒め言葉として受け取っておこうか。オレ様は育ちが悪いんでね。そう簡単に死んだりしねえぜ」

 

「ほざけ。どの道、次のターンには年貢の納め時なんだ。まずは速攻魔法、サイクロンを発動。うざったらしい『便乗』を破壊する!」

 

 激しい手札消費を補っていた便乗がとうとう破壊されてしまう。

 だが『便乗』は十分以上に役目を果たした後のため、バクラに動揺はなかった。

 

「これで遠慮する必要はなくなったぜ! 貪欲な壺を発動、ネフィリム、ドラゴン、ビースト二枚、ファルコンをデッキに戻し二枚ドロー。

 そして影依融合を発動。フィールドのマスマティシャンと手札のシャドール・ビーストを融合し、地属性のエルシャドールを呼び出すぜ。

 親か仁義か女をとろか仁義抱きましょ男の世界! 融合召喚! 出あえ、エルシャドール・シェキナーガ!」

 

 

【エルシャドール・シェキナーガ】

地属性 ☆10 機械族

攻撃力2600

守備力3000

「シャドール」モンスター+地属性モンスター

このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。

「エルシャドール・シェキナーガ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):特殊召喚されたモンスターが効果を発動した時に発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

その後、自分は手札の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。

(2):このカードが墓地へ送られた場合、

自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを手札に加える。

 

 

 光属性と闇属性に続いて地属性のエルシャドール。ここまで多様な属性の融合モンスターがいるということは、六属性全ての融合モンスターがいるのかもしれない。

 バクラはそう考えながらも全く思考を表に出すことはなく、平静のまま牛尾の行動を待った。

 

「このまま総攻撃といきたいところだが、覇者の一括のせいでバトルが行えねえからな。リバースカードを場に出し―――――」

 

――――〝ターンエンド〟だ。

 

 聞きたかった言葉が口から出たことを確認すると、バクラが不気味に口端を釣り上げた。

 

「ククククッハハハーハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! わざわざ強力なモンスターを召喚してくれてありがとうよ! これでオレ様の戦術は完璧となったぜ!」

 

「な、なんだと?」

 

「オレ様のターン。まずはこいつを発動しておこうか。魔法カード、ポルターガイスト。相手フィールド上の魔法・罠カードを一枚選択し手札に戻す」

 

 

【ポルターガイスト】

通常魔法カード

相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。

このカードの発動と効果は無効化されない。

 

 

 幽霊でもない霊体の塊のようなものが、牛尾のデュエルディスクにセットされていたリバースカードを強制的に手札へと戻した。

 牛尾の伏せていたのは速攻魔法『神の写し身への接触』。チェーンして発動することも考えた牛尾であるが、手札に適当なシャドールがないことから見送る他なかった。

 

(だが別に破壊されたわけじゃねえ。それにこれで奴の手札はゼロ。あの野郎に残っているのは二枚のリバースカードと裏守備モンスターが一枚だけ。

 これだけじゃ到底俺の二体のエルシャドールを倒すことは出来ねえ。万が一あの野郎が俺のエルシャドールの撃破に成功したとしても、俺の伏せているもう一枚のリバースカードは聖なるバリア -ミラーフォース-。これでジ・エンドだ)

 

 しかも牛尾は知らないことだが、バクラのデッキはその全てがバトルシティ時代のもの。現代にはある強力なカードがバクラのデッキには一枚も投入されていない。

 これで禁止・制限までもがバトルシティ当時のものならば、サンダーボルトのようなパワーカードに頼ることもできたのだが、バクラのデッキにはそれもないのだ。

 完全なる手詰まり。ここからの逆転は限りなく不可能に近い。

 しかしバクラという『伝説の三人』にも比肩する最凶のデュエリストは不可能を踏破する。

 

「ククククッ。余裕綽々の面をまずは青褪めな。オレ様の恐るべき布石はフィールドに伏せられていたのさ。オレは裏守備表示でセットされているモンスターを反転召喚する。

 これがテメエをあの世へ送る恐怖のカードだ。水底より浮かび上がれ、終焉の異物。リバースしたモンスターはX・E・N・O!」

 

 

【X・E・N・O】

水属性 ☆2 悪魔族

攻撃力200

守備力100

リバース:相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、

エンドフェイズ時までコントロールを得る。

この効果でコントロールを得たモンスターは、

このターン相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。

 

 

 反転召喚したことでソリッドビジョンとして浮かび上がったのは竜の生首だった。首の切断面からは血に濡れた白骨が剥き出しになっており、肉の切れ端が尻尾のように首から垂れている。

 デュエルモンスターズのカードには首だけのモンスターというのも存在するが、それらとこれは一線を画していると言えるだろう。なにせこの生首は本当に生首なのだ。首だけのモンスターではなく、浮かび上がった生首は完全に死んでいるのである。

 余りにもグロテスクな異形に牛尾はぎょっとするも、表示されているステータスの脆弱さにどうにか持ち直した。

 

「そ、そんな攻撃力200の雑魚モンスターを反転召喚して何をするつもりだよ! そいつじゃ俺のエルシャドールは倒せねえぜ!」

 

「確かに『倒す』ことは出来ねえなぁ。だがこいつには貧弱なステータスを補って余りある恐ろしい特殊能力がある。X・E・N・Oのリバース効果、相手フィールドのモンスターに寄生することで、このターン中そのモンスターのコントロールを得る!」

 

「そうはさせるか! エルシャドール・シェキナーガの効果、こいつは一ターンに一度、モンスター効果の発動を無効にして――――ハッ!」

 

 効果を宣言しかけて牛尾は気付いた。エルシャドール・シェキナーガの効果を無効にする能力は、特殊召喚されたモンスターに限定されている。

 通常召喚権を使ってセットされ、リバースしたX・E・N・Oの能力にはまったくの無防備だ。

 

「やれ、X・E・N・O! アギウス・メフィストフェレス!」

 

 竜の顎に寄生していた寄生体が飛び出し、今度はエルシャドール・シェキナーガに寄生する。

 エルシャドール・シェキナーガは苦しそうに呻くが、やがて完全に制御を乗っ取られ、持ち主を裏切りバクラのフィールドへとやってきた。

 

「ようこそ、エルシャドール・シェキナーガ。歓迎するぜ」

 

「くそっ! だがエルシャドール・シェキナーガで俺のエルシャドール・ミドラージュを撃破したとしても俺のライフをゼロにすることは出来ねえ!」

 

「ヒャーハハハハハハハハハハハハハハハ! X・E・N・Oの効果は一味違ぇんだよ! X・E・N・Oに寄生されたモンスターはこのターン、相手プレイヤーを直接攻撃することが可能!」

 

「な、なに? なんだそのインチキ効果は!?」

 

 コントロール操作魔法カードの最高峰で、現在では禁止カードの『心変わり』すら超える圧倒的なる性能。

 そして牛尾のライフポイントは2550。攻撃力2600のエルシャドール・シェキナーガの直接攻撃を受ければ終わりだ。

 

「バトル! エルシャドール・シェキナーガの攻撃! 裏切りのシャドール・ヴァルプギア!!」

 

「ええぃ! なら最後の手段だ! 罠発動、聖なるバリア -ミラーフォース-!」

 

「残念だったな。盗賊王に〝罠〟は通用しねえ。カウンター罠、盗賊の七つ道具」

 

 バクラLP1750→750

 

【盗賊の七つ道具】

カウンター罠カード

(1):罠カードが発動した時、1000LPを払って発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

 

 牛尾の最後の頼みの綱だったミラーフォースが消え去り、牛尾を守るものは全て消え去った。

 エルシャドール・シェキナーガはX・E・N・Oに寄生されたまま淡々と自分の所有者に接近し、

 

「あ、ぐぉああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

 凶刃を振り下ろした。

 




 次回。牛尾さん、死す。デュエルスタンバイ。
 というお約束のネタはさておきバクラ大勝利です。何気に本作だとバクラが自分自身のデッキを使って行った初めてのデュエルにして初勝利でした。これまで丈と二回戦った時は両方とも他人のデッキをその場で拝借して使用しただけでしたからね。
 デスカリバー・ナイトとかの例外除いて、初代アニメの完結した2004年以前のカードだけ&バクラっぽいカード&禁止・制限を守るという数々のハンデがありましたが、そこは元祖遊戯王ラスボスの威厳で見事勝利。初代クオリティーの紙t……オカルトデッキを舐めた牛尾さんは敗北。
 やはりファンデッキでガチデッキを倒すことこそ王道。TFで絵札の三剣士にブラマジにバルキリオンに全て投入した遊戯デッキでクロウのBF軍団を倒した感動は忘れられません。
 まぁガチガチのガチデッキがファンデッキを蹂躙するというのも面白いものではありますが、ぶっちゃけ何度も続けると反感も招く上に確実に飽きられる劇薬ですからね。


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