「ふんふん。これで軍事機密の漏洩に命令違反の独断専行。完全にレッドカードで退場だねぇ」
旅館、花月荘の建つ海岸線から南へ数キロの海上に浮かぶニンジン。篠ノ之束専用の移動ラボの中で、ウサ耳をピョコピョコと動かしながら束は楽しそうに言った。空間に浮かぶディスプレイには鞘無の黄金伯爵に仕掛けられたカメラ映像と衛星をハッキングした上空からの映像の二つが映し出されている。
映像の中で鞘無は得意げに手を上へと翳し、自らが改良を施した新型の最たる特徴である超大型拡張領域から後付武装を次々と取り出していく。
「あーあー。そんなにいっぺんに出しちゃったら直ぐに武器使い切っちゃうよー?」
鞘無には戦艦を丸ごと一隻量子変換しても問題ないと告げていたが、実のところそうでもない。確かに他のISに比べれば量子変換量は格段に多いが、一線を画すほどにずば抜けているわけではないのだ。精々がシャルロットのマルチウェポンラックの三倍程だろう。それに加えて一夏の雪片弐型のように変換中はエネルギーを食うのだから、使い方を間違えればすぐに
「ま、
頭の後ろで両手を組みながら、興味なさそうに束は呟く。
態々束が手ずから改良を施すという申し出を、きっと鞘無は一切の疑問を抱くこと無く信じたのだろう。だからこそのあの興奮ぶりだ。篠ノ之束という科学者がどんな性格をしているのか、小説やアニメの中でしか知らなかった鞘無だからこそ、あそこまで素直に機体を差し出すことが出来た。
これがもし千冬や楯無であったなら、まず第一に何をするつもりだと勘繰るに違いない。幼少からの付き合いがある彼らは、束の性格を熟知しているからだ。
基本的に己が認めた人間とその周囲の人間以外に興味を示さない束である。当然その範疇に皿式鞘無という少年は含まれていない。にも関わらず、楯無に嘘をついてまで鞘無本人と接触したのには、勿論理由がある。
「お前、いらないんだよね」
楯無や千冬にすら見せたことのない冷酷な表情で、抑揚なく言い放つ。
「私のISを汚すような奴は要らない。変なチカラを持ってるかもしれない奴は要らない。計画の邪魔にしかならないような奴は要らない」
にんまりと、束は口角を持ち上げる。
「最重要軍事機密の漏洩で委員会から二年以上の監視。上役の命令を無視して独断専行の軍規違反。これでお前はもう碌に身動きがとれない」
束の目的は、皿式鞘無という少年を事実上行動不能に陥れることだった。彼のISをチューンアップしたのも、直接接触したのも、全ては彼の感情を昂ぶらせて世間的に封殺するため。鞘無の性格なんてのはIS学園でのデータと中学時代のデータを見れば直ぐに分かる。
直情型で短絡的。周囲よりも自分の利益を優先する。軍人にとっては最も害悪なタイプだ。
そういう人間というのは総じてプライドが高い。
自尊心の塊と言ってしまえばいいのだろうか。束にとっては忌み嫌う対象でしかないが、こういった風に実に扱いやすいという点だけは都合が良かった。
結果として、束の狙い通りに鞘無は取り返しのつかないような失態を犯してしまったのだから。
「……とは言え、まさかいっくんがあんなのを庇うなんて思わなかったな」
通信衛星からの映像を見つめながら呟く。
「やっぱりまだかーくんみたいに私情を完全にシャットアウトすることは難しいか。なんたってまだ十五歳の男の子だもんね」
声色は酷く穏やかに、しかしその裏側には隠しきれないような怒りが見え隠れしていた。
これは自分の責任だ。鞘無の行動パターンのみを把握し、一夏の行動予測を怠った自分の非。
「分かってる。いっくんはこんな所で終わるような人間じゃない。絶対に」
映像越しで叫ばれた一夏の名が、酷く虚しく聞こえた気がした。
◆
「一夏ぁっ!!」
喉が張り裂けんばかりに、少女は少年の名を叫ぶ。
だけれど、その声はきっと届いていない。少年は何の抵抗も示さないままに海面に叩きつけられ、そして海中へと沈んでいった。
呆然とする鞘無、眉間に皺を寄せる織村をよそに簪は己の限界に迫る速度で海面へと一直線に降下していく。
「っ、バカが!」
それを見て吐き捨てたのは織村だ。今の簪は一夏以外が見えていない。自身のことも鞘無のことも、そして銀の福音のことも。
途端、甲高い機械音が周囲に轟く。
銀の福音がその巨大なウイングスラスターを広げ攻撃に移ろうとしている。無数の砲口の向いている先を見るに、標的となっているのは簪で間違いなさそうだ。
「戻れ更識! そこじゃあの攻撃は防げねえ!」
その声さえ、今の簪には聞こえていなかった。
今の彼女の胸中には一夏の安否しか存在しない。速度を更に上げて、音速で一夏が沈んでいった地点へと降下していく。
(一夏、一夏、一夏!!)
思考の全てが一夏のことで埋め尽くされていく。
だからだろう、織村の静止の声も聞こえずあまつさえ敵の攻撃が目前にまで迫っていることに気がつけなかったのは。
時間にしてほんの数瞬。しかしその数瞬は、戦場において致限りなく致命的な時間だった。
(……あ、)
簪が銀の福音の攻撃に気がついたときには、光の弾丸は既に目の前にまで迫っていた。
反撃はおろか、回避すら間に合わない。
そして――――。
◆
白く、白く。どこまでも白く。地上と空との境界線がどこなのかも不明瞭な程の白い空間。そこに一夏は立っていた。
上下前後左右どこを見ても白以外が見当たらない場所に首を傾げる。おかしい、どうして自分はこんな所に立っているのか。鞘無を庇って銀の福音の攻撃をもろに受け、そのまま海へと落ちたはずだ。そこまでの記憶は確かに存在している。
だとしたら、俺は死んでここは天国なのだろうか。であるならなんとも殺風景な場所だ、と一夏はなんとはなしに思った。
「残念だけれど、ここは天国なんかじゃないよ」
はっとして振り返る。一夏が振り返った先、そこにはこの空間と同じようにどこまでも白い女性が立っていた。真っ白な帽子にワンピース、履いているサンダルに髪の毛までが白い。どうもあの髪の毛は自毛のようで、染色独特のツヤのようなものは見受けられない。なのに顔立ちは完全に日本人なのだから奇妙な感覚に陥ってしまいそうだ。
未だに頭の中の疑問は解消されないが、この場所に自分以外が居たことに少しの安心感を覚えた。
「ここが天国じゃないってんならどこだって言うんだ。まさか地獄なんて言わないよな」
「そうね。此処が地獄だったとしたら、きっと貴方の罪は己の非力さね」
「…………」
くすくすと笑う女性に、一夏は若干の憤りを感じつつも反論はしなかった。が、表情にはそれがばっちりと出てしまっていたらしい。女性の表情が嗜虐的になる。
「あら、そんな表情を浮かべるなんて。まさか自分が強いとでも思ってたのかしら」
「思ってないさ。ただ他人に面と向かって言われて腹が立つのは可笑しなことじゃないと思う」
「見ず知らずの他人に言われて腹を立てるなんて自分から認めているようなものじゃない」
その言葉に言い返すことが出来ずに、一夏は口を噤んだ。
「貴方はあの作戦の前に言っていたわね。心の何処かに油断や慢心があったと。それを自覚したところで完全に取り除けると本気で思っているの?」
カツン、カツンとヒールのついたサンダルのかかとを鳴らしながら女性は続ける。
「そんなわけないじゃない。人間ってのはそんな単純な生き物じゃないわ。思いを自覚したところでそれをどうこうするのには時間がかかる。この短時間で修正するなんてのは土台無理な話よ」
その言葉は痛いほどに一夏の胸に刺さった。
反論の言葉さえも見つからない。
「一夏。貴方は何を求めているの?」
「求める……?」
そう問われて考える。
一夏の望むもの、欲しいもの。そんなもの決まりきっていると即座に一夏は口を開いた。
「俺は、守るための力が欲しい。何も世界中の皆を救おうなんて考えちゃいない。でも、それでも、俺の周りにいる皆は俺が守りたい」
自らの拳を握り締め、力強く言い切った。
それに対して、真っ白な女性は明白(あからあさま)な落胆の表情を浮かべた。
「守るための力、ね。それは具体的にどんなものなの?」
「え……?」
「武力、権力、挙げていけばキリが無いわね。貴方はその中の何を突き詰めて、周囲の人間を守ろうとしているの?」
「それは……、勿論肉体的な強さを……」
「それはさっきのあの状況を見て言っているのかしら」
にべもない、女性から突きつけられた事実だった。
一夏が強さを求める理由。それは大切な人たちを守りたいがためだった。自らの姉を、敬愛する師匠と愛する人を。そんな人たちを守れるような強さが欲しかった。
だけれど現実とは非常なもので、軍用ISの攻撃によって海中へと投げ出される始末。行動が伴っていない現状では、何を言っても夢物語にしか聞こえなかった。それを一夏は自覚して口を閉じる。
「いい? 貴方は弱い。姉である織斑千冬や師匠である更識楯無なんて雲の上の存在。ISでの戦闘では並の代表候補生と同等がいいところ、それでよくあんな言葉を言えたものだわ」
真っ白な女性は一夏から視線を外さないまま、明確に言い放つ。
お前では力不足だと、大した力も無いのだと。
それに強く反論できない自分が情けなくて、一夏は俯いて下唇を噛んだ。
「大切な人たちを守る。言葉にするのは簡単なこと。でもそれを行動に移せる人間が、貴方の世界には一体何人いるのでしょうね」
一夏の脳裏をまっさきに過ったのは師匠である更識楯無。
だがそれを予想していたかのように女性はそれを否定する。
「彼もそれを完璧にこなすことは出来なかったわ」
予期しない言葉に思わず一夏の目が見開かれる。
「何を、お前は一体何を知ってるんだ……」
「何もかも。貴方の周囲の世界のことは、創造主を通してすべて見てきたもの」
「創造主……?」
聞き慣れない言葉に一夏は疑問符を浮かべる。そんな一夏の疑問に女性は答えず、
「彼は、更識楯無は恐らくあの世界で最も貴方の思い描く理想の近くに居る人間。でも、彼でもその理想には届かない。届かなかった」
師匠たる楯無しでさえ到達できないような理想。今の一夏では逆立ちしたってその場所に立つことは出来ないだろう。
――――それでも貴方は求めるの? 決して届かない理想を思い浮かべて、それでも尚手を伸ばすの?
「……俺、は……」
「決めなさい。今、ここで。貴方の進むべき道を、望むべき願いを」
純白が全てを包む空間の中、一夏は決断を迫られる。
◆
「初めまして。十七代目楯無」
その言葉を受けて、多少の驚きを受けた。俺が対暗部の家系、その十七代目であることを知っている人間はそう多くない。殆どの人間が俺のことは世界初の男性IS操縦者として認識しているだろう。そんな中でこの事実を知っているのは俺に近しい人間か、または立場の同じ対暗部の家系くらいのものだ。
ということは、顔に全く見覚えのないこの女は必然的に対暗部の人間ということになる。杠の屋敷にこんなやつは居なかったのだから、京ヶ原かもしくは氷見の一族だろうか。
「……俺のことをそう呼ぶってことは、お前
「ご明察。氷見鳳仙と言えば理解できるかな?」
「なんだと……?」
氷見鳳仙。鳳仙とは更識の家の楯無と同様に代々当主が受け継いできた名前だ。この女の言うことが偽りでなければ、今俺の目の前にいるのは氷見の当主ということになる。
にしても若いな。まだ二十を超えていないんじゃないか。高校生には見えないが、いいとこ十九やそこらじゃないだろうか。
女、氷見鳳仙は空中に静止したまま獰猛に笑う。
「ほんとは正体を明かすつもりは無かったんだけどさ、こうなっちゃったら仕方ないよね。劔も許してくれるだろうさ」
その言葉は、俺にとって看過出来るものではなかった。
劔。その名を持つ人間を、俺はたった一人しか知らない。
京ヶ原の当主にして、親父の片腕を持っていった人間だ。俺を含めた更識の家とは浅からぬ因縁がある相手でもある。
チッ、と思わず舌打ちする。どういうことだ、アメリカとイギリスから強奪されたISとそれに乗っての襲撃。この事件に四家が関わっている。話が一気にきな臭くなってきたことを感じ取る。
何か俺の知らない所でとてつもないナニカが蠢いている気がしてならない。
「……ま、それもこれもお前を捕まえて吐かせればいいだけの話だ」
「ハハッ、出来ると思ってる」
「当然だ。俺たちを舐めるなよ」
そう言って背後に控えていた二人に視線だけを向ける。
毅然と立つセシリアとシャルロットを見て、何も心配は無さそうだと少しの安堵を滲ませた。二人共いい表情をしている。変に力が入っていることもなく自然体、但し周囲の警戒だけは普段以上に行っている。『俺たち』と複数系で言われたことが嬉しかったのか、シャルロットの口元が若干にやついていたような気もするがそれも一瞬のこと。直ぐに真一文字に引き結ばれた。
「オルコットは後方支援に徹底。隙あらば俺もろともで構わん。奴を撃ち落とせ」
「了解しました」
「デュノアは俺と標的の鎮圧に移れ。出し惜しみは無しだ。ありったけの武器弾薬を投入しろ」
「はい!」
セシリアは六基のビットを全て開放させた上で大型BTライフル《スターダスト・シューター》を、シャルロットは両手に面制圧力に特化した六二口径連装ショットガン《レイン・オブ・サタディ》をそれぞれ構え、俺の指示通りに位置取りを行っていく。
さて、手始めにその面倒なシールドビット二基と背中のスラスターユニットを破壊するとしようか。
一度膝を曲げ、その後飛び上がる際に能力を行使。瞬時加速並の速さでサイレント・ゼフィルスへと突っ込んでいく。
「チッ!」
正面からの迎撃は不可能と判断したのかスラスターユニットの方向を変えて上空へと瞬時加速で逃れる氷見。
一瞬だけ垣間見えた隙を、俺たちが見逃す筈がない。
「はあっ!!」
先程まで持っていたレイン・オブ・サタディはいつの間にか近接ブレード《ブレッド・スライサー》へと切り替えられており、空いた手には盾が握られている。
シャルロットが接近してくるのを嫌うように、氷見は取り出した小型レーザーガトリングを真下から突っ込んでくるシャルロットへと容赦なく発射する。この距離からだとスターブレイカーは使用出来ないようだった。
にんまりと口角を吊り上げる氷見。だが、その笑みは直ぐ様消え失せることとなる。
発射された弾丸は、シャルロットの握るブレードによって両断された。
「はぁッ!?」
「このブレード、《ブレッド・スライサー》って言うんだ。日本語だと『弾丸切り』かな?」
シャルロットが言うには、あのブレードの刃の部分には弾丸を両断可能な特殊金属がコーティングされているとのこと。更に発射された弾丸を見切り、切れるだけの軽さをも兼ね備えているらしい。当然シャルロットの超絶技巧とハイパーセンサーがあってはじめて可能となる絶技である。多分俺には無理だ。
発射された弾丸を必要最低限だけ切って捨て、シャルロットはそのまま氷見との距離を詰める。
「ああもう、面倒だなぁ!!」
背面のスラスターユニットを使い後ろへと瞬時加速、一瞬にしてシャルロットとの差を開く。氷見はそのまま流れるような動作で武装を切り替え、スターブレイカーを構えた。狙いは当然接近しようと近づいてきていたシャルロットだ。
瞬時加速を使用して接近していたために急な進路変更は出来ない。このままでは確実にスターブレイカーはシャルロットを撃ち抜くだろう。
だが、俺もシャルロット本人も、そんな心配は微塵もしていなかった。
「任せたよ、セシリア」
「承りましたわ!」
直後、一閃。
氷見が放ったスターブレイカーの一撃を、セシリアの構えるスターダスト・シューターが撃ち抜いた。これまた俺には到底再現不可能な超人技だ。なんだここ超人の見本市だったのかなんてどうでもいい思考が頭を過ぎる。まぁ人のことを言えないのは自覚しているが。
「知っていますか? 貴方のそのスターブレイカーは《星を砕くもの》という意味です」
「……っそれがなんだっていうんだ」
「わたしのスターダスト・シューターは《星屑の撃手》。精密性ならわたしに分があります」
「ハハッ、それを言うなら星屑よりも星を砕ける私のほうが威力は上だッ!!」
「させると思ってんのか」
再び構えの姿勢を見せる氷見の背後を取る。セシリアに気を取られていたおかげもあって移動自体は苦もなく行えた。邪魔なシールドビットはさっきのうちに破壊させて貰ったし。そろそろ心臓部分のスラスターユニットの破壊といこう。
そう考えて俺が拳を握ったときだった。
俺とセシリア、シャルロットの全員に、真耶の狼狽した通信が届いたのは。
その内容は、考えうる限り最悪のものだった。
「……一夏が、堕とされた……?」
◆
「織斑君! 織斑君! 聞こえますか!? 返事をしてください!!」
封鎖海域の一角で、真耶の悲痛な叫びが響く。同じ海域にいる千冬は、ただ黙って瞼を閉じていた。
太平洋上空で銀の福音の攻撃が直撃、そのまま海へと落ちていったとの報告が織村から寄せられたとき、意外にも取り乱したのは千冬ではなく真耶であった。大切な生徒がただでさえ危険な場所で戦っているというのに、自分は呑気に海域の封鎖しか行えないことへの罪悪感もあったかもしれない。
真耶の叫びは、広大な海の中へと消えていく。
千冬はゆっくりと瞼を持ち上げて、陽光の降り注ぐ上空を仰ぐ。
その心境は、如何程のものだろうか。たった一人しか存在しない肉親。下手をすれば己よりも大切な弟が、生死不明のまま海中へと消えていったと聞いた姉の心境は。横顔から除く千冬の顔からは、箒は判断することはできなかった。
悲しみも、憤りも、千冬は表情に出すことなく上空を見つめている。教師としてのプライドがそれらを押し込めているのではないかと箒は思ったが、やがて聞こえてきた言葉にはっとする。
「……馬鹿者め」
その言葉に込められた真の意味は理解出来ないまま、箒は次の瞬間には教師の表情に戻った千冬の指示に従うこととなる。
・うちの白式さんはくーるびゅーてぃ設定。
初期化される前は千冬さんの専用機のコアだったので、その面影がうっすらと滲んだ結果です。ペットは飼い主に似る的なあれ。
・セッシー&シャルさん人間卒業のお知らせ。
各武装の由来などは作者のこじつけです、あしからず。
因みにシャルさんの盾殺し(シールド・ピアース)には楯無を惚れさせるという意味が込められていたりいなかったり。
この回に皿をぶちこんだらなんか全部持って行かれそうな予感がした。
だから次回に持ち越しです。