緋弾のアリア 狂牙の武偵   作:セージ

77 / 133
波乱万丈な修学旅行Ⅰもこれで閉幕します


72話<修学旅行Ⅰ―閉幕―>

(ここはどこだ・・・周りが真っ暗だ・・・目も開かないし体も動かない・・・声を出す事さえもできない・・・)

 

――・・・・て――

 

(何か・・・聞こえる・・・)

 

――・・・きて――

 

(その声・・・またお前か・・・わざわざこんなところまで来て・・・何だ・・・なんて言ってるんだ?)

 

――ねえ・・・起きて?――

 

(・・・起きろ?俺に・・・起きろって言ってるのか?)

 

――そうだよ・・・起きて・・・貴方はまだ死ぬべき人じゃない・・・――

 

それを聞いて思い出した・・・そうだ・・・俺はここに来る直前に・・・レキを亡くして・・・キンジとアリアを殺しかけて・・・最後は・・・キンジに負けたんだ・・・

 

(・・・・・・いやだ・・・もう・・・このまま・・・ずっと眠らせてくれ・・・)

 

――・・・起きたくないの?・・・このままだと・・・ずっと眠り続けたまま・・・死んじゃうよ?――

 

(・・・死ぬ?ならそれでいいさ・・・もう疲れたんだよ・・・)

 

――疲れた?生きる事に・・・疲れたの?このまま死にたいの?――

 

 

(ああ・・・俺は・・・アイツが・・・レキがいたから頑張れた・・・レキがいたから生きようと思えた・・・レキは生きる気力さえ失くした死にたがりな俺に生きる意味をくれたんだ・・・だから決めたんだ・・・これからはレキのために生きようってさ・・・・・・でもよ・・・もう目覚めてもレキはもうどこにもいないじゃねえか・・・そんな世界にまた目覚めても・・・俺にはもう絶望以外の何も無いじゃねえか・・・)

 

――・・・・・・・・・・・・・・・・・・・――

 

 

(・・・なのに・・・お前はまだ俺に生きろっていうのかよ?)

 

――うん・・・私は君を絶対に死なせないよ・・・――

 

(・・・まだ俺に頑張れっていうのかよ?)

 

――うん・・・私は君にこれからも過酷な運命を・・・強い続ける・・・――

 

(ふざけるな!!もう絶望しかない世界で無理やり生かし続けて・・・お前はいったいどこまで俺を苦しめれば気が済むんだ!!俺にどれだけ絶望を味わせれば気が済むんだ!!)

 

――・・・・・・・それに関しては何も言い訳はしないよ・・・君が私を憎むなら憎めばいい・・・殺したいなら殺せばいい・・・・・・君の怒りは私が受け止めるよ・・・君の憎しみは私が晴らすよ・・・それが私にできる・・・君への償いだから・・・――

 

(・・・五月蠅い・・・黙れ・・・でないと・・・・・・今ここで殺すぞ!!)

 

氷牙は相手に殺意を向ける・・・だが相手は言葉を止めない・・・

 

――でも君は一人じゃない・・・どんな時だって君以上に君の事を想っているかけがえの無い仲間がいる・・・――

 

(黙れって・・・言ってんだろうが!!)

 

――そしてなによりも・・・最愛の―――

 

 

(黙れ!!■―――)

 

 

そしてほとんど無意識に口に出た名前を叫ぶ直前・・・・俺の視界は真っ白に塗り潰された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――かぁ!!」

 

そして目が開き左目は真っ暗な世界が、右目には見慣れない真っ白な天井が映った・・・

 

「――ッ!?これは・・・そうか・・・また・・・これか・・・」

 

だが周りを見て思い出してきた、そうだ・・・この場所には見覚えがある・・・2か月前のブラドの死闘の後で目を覚ました時に見た・・・武偵病院の天井だ・・・

 

しかし状況を見てみればあの時と違う所がいくつかある。一つは・・・ちゃんと記憶もある事・・・そして・・・

「・・・氷牙?大丈夫か?気分は・・・どうだ?」

近くにはキンジやアリア、他にも数人の武偵や医師や教官の見張りがいて・・・

 

「・・・これがいいように見えるか?最悪この上ないな・・・」

俺の体は拘束具やベルトでベッドに大の字に磔にされている事だった

特に左目と右腕に関しては護符と鎖で雁字搦めに拘束されていた

「・・・お前・・・記憶はあるか?自分が誰か分かるか?」

「全部覚えてるよ・・・そして・・・残念なことに・・・俺は生きてるよ・・・」

そう言うと氷牙はキンジから顔を背けた

 

「この甘ちゃんが・・・なんで俺を生かした・・・俺は・・・お前に殺してほしかったのによ・・・ケースZ9発令中なら人を殺しても罪に問われる事も記録に残る事も無い・・・そして俺を殺せば・・・お前にも箔が付いたのに・・・俺も・・・レキの所に行けたのに・・・」

 

「ふざけんな!親友殺さなきゃ付かない箔なら・・・俺はそんなものいらねぇ!!そんな物無くたって・・・俺は強くなる!!皆を守れるくらいに強くなってやる!!」

 

キンジがそう言うと氷牙はギリッと歯をかみしめると

 

「皆か・・・でもよ・・・そこにはもういないじゃねえか・・・」

 

「え?」

 

――ベキッ・・・ビシッ・・・――

 

「レキが・・・俺の大切な人がいないじゃねえか・・・」

 

――バキッ、ベキッ――

 

そう言いながらも氷牙を繋ぐ拘束具や右腕や左目の封印に次々と亀裂が入り引きちぎられてゆく・・・

 

「なっ!?対超能力者用の特注拘束具だぞ!?」

「止めろ氷牙!!落ち着くんだ!!」

キンジ達が押さえつけるが氷牙は止まらない

「キンジ・・・もう俺は自分を抑えられない・・・俺が自我を保ってるうちに・・・早く殺してくれ・・・早くレキのところに連れて行ってくれ・・・頼むから俺をこれ以上苦しませないでくれ・・・」

「違うんだ!!落ち着いてくれ!!」

「何してる!鎮静剤だ!!早くしろ!!」

「もう打ってます!!通常の倍以上は投与しています!!」

 

――バキンッ――

 

そうこうしているうちに左目の封印が破れてしまい氷牙の両目は再び真っ黒に染まった

 

――ベキベキベキベキ――

 

そして両目が真っ黒になると拘束具の亀裂や裂け目が一層深くなってゆく

「ココは何処だ・・・殺してやる・・・ココだけじゃねえ・・・藍幇もイ・ウーの残党共も加担した奴らも一人残らず全部殺してやる・・・殺してやる・・・殺してやる!殺してやる!殺してやる!殺してやる!殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺してやる!!!!!!」

目からどす黒い殺気と狂気を放ちながら理性をその殺意で塗り潰していった

「落ちつけ氷牙!!話を聞いてくれ!!」

 

――バキバキバキ――

 

続いて右腕の封印と拘束が破られて右腕が露わになった

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」

 

――バキベキバキバキ――

 

そして理性を完全に失い拘束具が完全に引きちぎられる寸前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダメです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かが氷牙に抱きつきそう叫んだ

 

 

 

「――――っ!?」

そして氷牙は止まった

今の声・・・いや・・・そんなはずがない・・・だってそいつは死んだはず・・・

 

 

 

俺は視線を下に向けると

 

 

 

 

「・・・レ・・・キ?」

 

俺の胴体には・・・レキがしがみついていた・・・

「・・・お願いですから・・・落ち着いてください・・・」

「・・・本当に・・・レキ・・・なのか?・・・お前が誰かの変装だっていうなら今すぐ失せろ・・・でないとそのマスクお前の顔ごと引き剥がすぞ・・・」

「私は本物です・・・もちろん夢でも幻でも幽霊でもありません・・・」

「なんで・・・生きてるんだ・・・?レキは・・・あの時、自分の頭を撃って・・・」

 

そう尋ねると

「その答えは・・・これだよ」

キンジがベッドの上に一発の銃弾を置いた

「あの時レキが自分の頭に撃った弾丸と同じ物だ、これは実弾なんかじゃない・・・お前が使ってるのと同種類の非殺傷・・・正確に言えば麻酔弾だ。ご丁寧に弾頭に血糊が詰められているな・・・あれでレキは仮死状態になって死んだように見せかけたんだ」

 

「目が覚めた時は驚きました・・・氷牙さんが私が死んだと思って暴走して・・・ココたちを殺そうとしたばかりかアリアさんまで殺そうとして・・・挙句の果てにはケースZ9まで発令されてキンジさんに自分を殺させて死のうとしてたっていうんですから・・・」

 

「あ・・・ああ・・・」

 

――バキン、ベキン――

 

そして氷牙は両手の拘束具を引き千切るとレキを両手で抱きしめた

 

「レキだ・・・レキが・・・生きてた」

「はい・・・言ったはずです・・・この命は貴方の物だと・・・私は貴方と共に生きると・・・一生そばにいると・・・」

そう言ってレキは子供をあやすように氷牙を抱きしめながら背中を撫でた

 

 

 

 

 

そんな二人を見て

「ハァ・・・俺が命懸けで取り戻してやった平静をレキがそばにいるってだけでこんなにもあっさりと取り戻しやがって・・・」

「ま、なんにせよもう大丈夫そうね・・・ホント・・・レキに依存してるわよね・・・」

キンジとアリアは呆れながらも安堵の息を吐いた

 

 

そしてキンジはそういえばと最初に気になっていたことを尋ねた

「そういえば氷牙?お前さっき誰の名前を呼んでたんだ?」

 

「え?」

「さっき目が覚める時、お前誰かの名前を言ってた気がしたんだよ。上手く聞き取れなかったけど・・・確か『■■か』って」

 

(―――ッ!!)

 

「なあ?お前誰か呼んでたのか?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・すまんがよくわからん・・・俺・・・そんなこと言ってたのか?」

 

「・・ああ・・・いや・・・何となくそう聞こえただけだ・・・わからないならいいんだ。変なこと聞いて悪かったな」

「・・・いや・・・別にいいさ・・・」

 

そう言ってキンジの質問に氷牙はとぼけた振りをしたが頭の中ではキンジの質問によって一つの確信を持っていた

(やはり・・・あれは夢なんかじゃなかった・・・間違いない・・・あれはアイツの名前だ・・・俺が付けてやったアイツの・・・≪クリエイター≫の名前だ・・・)

だったら尚更このことはキンジ達には言えない・・・言えるわけがない・・・

次アイツと出会った時は・・・俺はアイツを俺が付けた名前で呼んで・・・その後は・・・俺にこの力を与えてこの世界に送り込んだ理由・・・俺をなお生かし続ける理由・・・俺にこの運命を強い続ける理由・・・そして何より・・・ここまでして俺に尽くそうとする理由を何としても聞き出そうとするだろう・・・

そのためなら俺はきっと手段を選ばない・・・どんな残酷な手段だって使って聞き出そうとする・・・そして万が一アイツが包み隠さず答えたとしても・・・その返答次第によっては・・・俺は・・・

 

 

 

 

 

そいつを殺してしまうかもしれないからだ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後・・・

 

 

「でぇ?今回の修学旅行Ⅰでの事をまとめるとぉ?京都では一般高校生の誘拐犯十数人ボコして、比叡山で藍幇連中と300対1の大喧嘩して山の一部を吹っ飛ばして、帰りの道中では東名高速爆走しながらカーチェイスして大型武装ヘリ撃墜して高速道路崩落させて、新幹線はバラバラに切り刻んで、挙句の果てには東京駅ではケースZ9が発令されるほどの大暴れして駅半壊させた、間違いない?」

 

「ええ、間違いないです」

 

氷牙は病院の応接室で綴に今回の事件の事情徴収を受けていた

 

ただ、事情徴収とは言ってもあれからもう半日以上は経ってるし大体のことはアリアとキンジから聞いているので今さら氷牙から聞く事など何もない、綴も氷牙に事実確認と事の結末を説明したらさっさと終わらせるつもりだ・・・だが・・・

 

「はぁ・・・」

綴はため息をつきながら煙草の煙を吐いた、ここ・・・一応禁煙だぞ・・・

 

「・・・たった3日でよくここまでやらかせたなぁ・・・ギネス記録も夢じゃないぞぉ・・・」

ここまでの事をされてしまってはもはや怒りも驚きも呆れも出尽くして何の気力も残っていなかった・・・

「で?俺は今度こそ停学ですか?退学ですか?逮捕ですか?」

さすがにこれだけのことをしでかしているんだ・・・どうなろうと覚悟はできている・・・そう思っていたが・・・綴の返答は

「・・・まあ今回の件?いくつかは公にすると色々困る人がたくさんいてねぇ?出来ればただの事故ってことで片付けたいんだってぇ、だからお前の事も無かった事にせざるを得ないんだってぇ」

つまりは揉み消す方向で動いているということだ、確かに氷牙にとっては一番ありがたい事だ。だが・・・

「公にすると色々困る人ですか・・・まあ・・・日本でアリア・・・仮にもイギリスの貴族が中国マフィアに殺されそうになったなんて事・・・公になれば国際問題でしょうからね・・・」

かくいう俺もアリアを殺しかけてアリアに俺を殺させるところだったんですけど・・・・

「まあ・・・あれだ・・・大人の事情ってやつだろぉ?掘り返しても良い事なんか何もないぞぉ?」

「ちなみに政府からの口止め料はあなた方の懐にはどのくらい行くんですか?てかそれは本当は誰に差し出されるはずの金だったんですか?」

「・・・・・・それはもっと掘り返さない方がいいぞぉ?」

と言って綴は煙草をこちらに向けた

 

やっぱり政府からの口止め料ピンハネしてやがったか・・・

まあカジノでたんまりせしめてからは今さら金なんて欲しいとは思ってないし・・・それで事が収まるんなら別にいいか・・・

 

「それとぉ・・・出来れば無視したかったけどいい加減うんざりしたから聞きたいんだが九狂ぉ・・・」

「なんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・お前いつまでレキをそうしてるつもりだぁ?」

 

「んなもん決まってます。ずっとですよ」

と言って氷牙は膝の上に座らせているレキを一層強く抱きしめた

 

先ほど病室でレキを抱きしめてから氷牙は一向にレキを離そうとはしなかった

移動の時はレキをお姫様抱っこ、座るときはレキを膝の上に座らせて完全にレキをテディベア扱いだ・・・

取り調べを受ける時だって「レキと一緒じゃなきゃ暴れてやる」と脅迫に近い駄々をこねたため綴もレキに同席させるしかなかったくらいなのだから・・・

 

「あの・・・氷牙さん・・・何処にも行きませんからせめて降ろしてもらえませんか?」

「断る、レキは例え嘘でも死のうとしたんだ。俺がどれだけの絶望と喪失感を味わったと思ってるんだ?」

「・・・やっぱり・・・怒っていますか?」

「ああ、怒ってる」

「はい・・・ごめんなさい・・・」

「許さん、だから離さん、許すまで絶対離さん」

「はい・・・」

そしてレキも氷牙に寄り掛かって抱き着いていた

 

そのやり取りを見ていた綴も・・・

「ハァ・・・言うだけ無駄かぁ・・・てか空気が甘ったるいよぉ・・・」

と言いながら山盛りになった灰皿にまたもう一本吸い殻を押し付けて机に突っ伏した

 

綴もこんな形だけの取り調べ初めからやる気がなかったが、この二人を見てただでさえ無いやる気を完全に無くしてしまった。

もうさっさと言う事だけ言って終わらせることにしようと決めた綴は机に突っ伏したまま伝えることを伝えた

「・・・最後に一つ教えてやるけどぉ、ココ達は全員重症だけど生きてるよぉ?でもぉまだココ達に復讐してやるつもりならやめとけぇ?」

「・・・どうしてですか?」

「あいつらの身柄はもう中国政府に引き渡されたぁ。この先で一応は日本の武偵であるお前が手を出せば最悪国際問題になるぞぉ?」

「まあ・・・別に国際問題なろうがどうでもいいですけど、レキも生きてたし・・・もうあいつらに復讐する理由もつもりもありません。それに・・・どうやら3人とも俺が相当酷くやったみたいですからね」

「まーなぁー・・・長女は顔グチャグチャに殴られて、次女は全身ボロボロに叩きつけられて、三女は全身ズダズダに刻まれて・・・おかげでどれが誰なのかよくわかったぞぉ?グロ過ぎて車輌科と救護科の1年に吐いた奴が数人いたそうだけどぉ・・・」

「まあそんな訳であいつらがこれ以上何もしてこないならもう俺はこれ以上手を出すつもりはありません」

「それは大丈夫だと思うぞぉ?あいつらみんな「お前なんかに手を出したのがそもそもの間違いだった!!」っていってたからぁ」

「そうですか・・・ああそうだ、よければ代わりあいつらに伝言お願いできますか?」

 

そう言うと綴は顔を上げて返事をした

「いいけどぉ?なんて伝えるのぉ?」

 

綴がそう聞くと氷牙は

 

「『次は無い、二度と俺の大事なものに手を出すな!!』って」

 

赤く、黒い目を見開いて綴を睨んだ

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

その眼を見て綴は

(確かに・・・絶対に敵にはしたくない奴だな・・・)

ポーカーフェイスを保ちながらもそう思った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして取り調べが終わると二人は再び病室へ戻っていった

 

だがこの時・・・キンジ達は油断していた・・・病室に戻した後わずかな時間とはいえこの二人を二人きりにしてしまったのだ・・・

 

氷牙は・・・病院の脱獄常習犯、音もなく病室を抜けだすなど造作もなかった

そしてレキは・・・どんな時でも氷牙の味方だ、氷牙が脱獄すると言えば全力でサポートするに決まっている・・・

そんな二人の前にはどんな厳重な警戒も無いに等しかった・・・

 

しばらくしてキンジ達が病室に戻ると・・・

氷牙とレキは・・・病室から姿を消してしまい・・・その後武偵校総出で捜索を試みたが・・・

 

 

 

 

二人の消息は・・・完全に途絶えてしまった・・・

 

 

 




一難去ってまた一難・・・

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。