ダイヤのAたち!   作:傍観者改め、介入者

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大分テンポは良くなったかな、投稿速度。




第128話 集大成に至れるか

沖田が無事に病院でおとなしくしている(明日はイチャイチャするかも)ことがわかり、安心した御幸と大塚は、遅れて青心寮に帰還を果たしていた。

 

「てか、扉の向こうで聞いてたな? くっそぉぉ、俺だって、俺だって――――」

 

「あれだけ大騒ぎしても、周りは見れてるんですね――――先輩にもいい人は見つかりますよ」

 

「やめてくれ。マジで落ち込むから。」

 

 

「ははは…」

御幸が本当に落ち込んでいるので、ここまでで話を一旦切る大塚。

 

 

私語をしながら、青心寮へと向かう二人。しかし、御幸が沖田の彼女について尋ねたので、話は掘り起こされる。

 

 

 

「しかし、今日彼女が病室にいたことには僕も驚きました。まさか彼女さんがお見舞いに来るとは。そこまでのお付き合いみたいです、あの二人」

どうやら、ご家族にも公然の仲であるらしく、心配になった女学生がたまらず連絡をかけたらしい。

 

 

 

そしてやはり、御幸たちが来た時に布団の中に慌てて隠れたらしい。ということはかなり密着した状態だったということで、

 

「あの野郎、今日爆発しかけたけど、末永く爆発しとけと思ったよ。女の泣きはらした面はあんまり見たくねぇし、趣味でもねぇ………嗚呼……リア充爆発しろ」

 

 

「女にやさしいなんて、キャプテン今日はどうしたんですか? 最後余計ですけど」

 

 

「おまっ、人がせっかくいい感じにまとめようとしたのに!!」

赤面で反論する御幸。心外だ、と言わんばかりに噛み付く。

 

――――最後のせいで台無しですよ。大誤算ですよ、先輩

 

しかし気になることもあった。

 

「えぇ!? でも、女っ気のなさすぎな御幸先輩ですし、てっきり手厳しい言葉をぶつけるばかりだと」

女の話題では印象にも残らないほど壊滅的な主将なので、大塚は意図的にそういうことから逃れているとばかり考えていた。が、甲子園の時に散々怒られたことを思い出す。

 

―――――冗談気に彼女欲しそうなことを言っていたけど、本気だったんだ

 

 

 

「俺がいつ女っ気なさすぎぃぃ!? てか、マネさんいるだろ。そこまで俺は終わってないぞ!!」

 

「いや、マネさんを恋愛対象にするのはちょっと……確かにかわいいですけど…すいません、僕が言えた立場ではないですね。すいません」

そういえば、春乃はマネージャーだったと思い出す大塚。恋愛対象が仮にそこだけだとあまりにも悲しすぎな青春だと思ったが、自分はまだセーフだと信じたい。

 

 

一応、彼女持ちなので。

 

 

「謝るなよ!!! マジで謝んなよ!! 謝んなぁぁぁ!!!!」

 

悲しい男の絶叫が響くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

青道ら主力メンバーが去った後、彼女は程なくして戻ってきたのだが、

 

二人っきりになった沖田と彼女の空間に入ってきたものがいた。

 

 

「久しぶり、花屋の前以来だね」

花屋の娘がいることにあまり驚かない黒羽が、開口一番に沖田の彼女に挨拶をする。

 

「あ、あの時の」

 

「情報が早いな。さすがは天下の横浦」

冷静な顔ではあったが、黒羽がやって来たことに驚く沖田。

 

「まあな。横浦としてはお前がいるのといないのじゃ、青道へのアプローチも変わる。けど、今回はそういうわけでもないんだよな。」

 

そう言って、黒羽は自分のスマートフォンを沖田に渡す。

 

 

「?」

沖田は首をかしげる。

 

 

「お前はもうぴんぴんしているけど、広島のあいつらはそうじゃない。とても心配していたぞ」

 

 

 

「あ!! あいつら、リアルタイムで見ていたのか!?」

沖田はすぐに広島の友人たちのことと思い当たり、ばつの悪そうな顔をする。

 

 

「俺は席を外す。君も席を外したほうがいいだろう」

そう言って、黒羽はしばらくの間彼女にも退席をするよう促した。

 

「―――――はい」

どこか納得していないようだったが、それでも自分が入れる空気ではないと知っているため、沖田の病室の外に出た。

 

「てか、お前の交友関係広くないか?」

沖田は、いつの間にここまで広くなったのかと黒羽の人脈の広さに驚いた。

 

「大阪や兵庫、関東辺りの強豪とは練習試合もあったし。その時にな」

少し誇らしげな黒羽だが、気恥ずかしいのか沖田に背を向ける。

 

 

 

「――――今回は助かった。ありがとう」

 

 

「ふん、全力のお前を今度は抑えてやるからな。選抜は覚悟しとけよ」

 

そう言って、黒羽は部屋を出た。

 

 

その後短くはあったが、沖田は自分が怪我をしたことを改めて伝え、安静にするから大丈夫、と戦友たちに自分の声で伝え、広島での沖田負傷騒動に終止符を打つことになる。

 

 

「―――――(ふうん、悪くないな)」

黒羽は、彼女の様子を見てまるで品定めするような雰囲気だった。

 

「――――――」

黙ったままの彼女は、じっと黒羽を見ていた。

 

「まあ、あいつが惚れたんなら納得か。なんにせよ、末永くな」

 

 

すると、彼女の表情が変わる。どうやらまだ彼の彼女とは、表面上では認めていないらしい。

 

 

「まだ、将来がどうとか、私にはわからない。アンタにそこまで言われる筋合いはない。それにまだ私は……」

何か迷っているような様子の彼女。

 

 

「気になり始めているのは、事実だろ?」

 

 

「―――――」

図星なのか、黙り込んでしまう。しかし視線だけはじっと黒羽を逃がさないあたり、肝もそこそこ据わっている。

 

――――ああ、ほんとタッチの差だよな。もしくは地理的条件?

 

見れば見るほどいい女だ。今まで見た中で一番かもしれない。

 

 

「お~い、終わったぞ!」

その時、沖田の電話が終わったというコールが聞こえた。

 

 

「――――まあいいや。話も終わったようだし、俺はここで失礼させてもらう」

黒羽は、沖田からスマートフォンを返してもらい、沖田の病室を後にする。

 

 

――――後のことは知らない。初めからスタートラインにいなかった俺には

 

口惜しい、本当に口惜しいことだが、ここで自分は速やかに去るべきだろう。

 

だというのに、黒羽の顔はなぜか晴れやかだった。

 

――――いいものを見せてもらった。それぐらいは思ってもいいだろう。

 

 

 

 

 

場面は戻り、青心寮。

 

 

 

全員がようやくそろったところで、今日の試合の分析、そして明日の試合の予想ミーティングが始まる。

 

「今日の試合、先発の降谷も粘り強く投げてくれた。しかし今日の中盤での大量失点、先発の経験の浅さが招いてしまったことは否めない。大会終了後の練習試合、どんどん先発起用をしていくので、これを無駄にするなよ」

 

 

「はい」

確かに悔しい思いをした降谷だが、いい経験といえる試合展開になってよかったと内心ではほっとしていた。

 

「そして今日は川上が見事な投球で流れを呼び込んでくれた。すべての球種を有効に使い、御幸もうまくリードしてくれた。守備のリズムが生んだ、この試合の逆転は間違いなく川上の貢献が利いている。次の出番でも頼むぞ」

 

「はいっ!!」

抑え起用を任されていたが、ここでロングリリーフを完ぺきにこなしたことで、信頼度も上がっただろう。川上にとっては飛躍を感じさせる試合となった。

 

「打線も先制打以降中々点を取れなかったが、中盤ビハインドで繋ぐ野球をできたことは大きな意味を持つ。明日の決勝も後ろの打者につなぐ意識をもって、スタメンだけではなく、ベンチの総力で相手投手陣を打ち砕こう。」

 

はいっ!!!

 

きょうの試合のピックアップはなんといっても打線がつながったことだろう。小湊が猛打賞、白洲の連続タイムリー、大塚の複数安打。足も絡めた攻撃的な野球。

 

東条の当たりが止まったことは気がかりだが、最後の打席は芯で捉えていたので、不調というわけでもない。今日はツキがなかった。

 

「そして決勝の相手だが、夏の大会でコールド勝ちした時とはわけが違う。継投策を駆使し、粘り強く、堅い守りを維持する厄介なチームだ。エース真田の疲労も恐らくほとんどないだろう。それだけ今日は1年生投手の継投が機能していたことになる。」

 

その後、監督から渡辺にスイッチ。分析結果を全員に説明する。

 

 

薬師はもともと打撃のチームだと思われていたが、今日の試合で投打ともにバランスのいいチームに仕上がったことが事実となった。

 

エースの真田を中心とした、守り勝つ野球。轟を中心とした攻撃陣の充実。

 

ある意味、攻撃陣に劣る明川よりも厄介かもしれない。楊瞬臣が規格外なだけで。

 

「守備も、夏の大会からかなり鍛えられていると思います。特に三塁手轟の守備範囲は広く、二遊間も堅い。振り切ったスイングじゃないと、内野の間はなかなか抜けないと考えられます。」

 

ここで言葉を切ると、スコアラーの渡辺は補足説明をする。

 

「薬師の内野守備の練度は上がりましたが、連係プレーにまだ齟齬があるようで、コーチャーは時には強気の走塁を指示したほうがいいと思います。」

 

渡辺曰、基本の守備、反応速度はかなり仕上がっているが、複雑な連係プレーに不安が残るという。

 

 

「エース真田は、新球種のツーシームにかなりの自信を持っていると考えられます。シンカー気味に沈むので、必然的にゴロの打球が多くなると予想されますが、強いスイングで、球足の速い打球を飛ばすこと、このポイントを意識したほうが、アウトになる確率は低いかもしれません。」

 

 

「もっとも、ツーシームだけではなくカットボール、シュートも健在です。空振りを奪えるボールこそありません。しかし、今日の試合でもいきなり相手先発がチェンジアップを投げてきた例もあるので、そうなったときも変に動揺しないようにしてください」

 

真田に対する考察はファストボール系の変化球だけなのかという不安。空振りを奪う球を覚える。そうしなければ、パワーで押し切った沖田道広への対応は不十分だからだ。

 

彼は相当沖田を意識している。渡辺がもし真田の立場なら、一つだけ変化球を習得し、それは間違いなく空振りを奪う球である。

 

ツーシームだけとは考え難い。

 

「状況的に明日の先発は間違いなく真田が投げてくると思う。こちらが大塚君をぶつけることがわかっている状況で、序盤に失点するようなら致命的だからね。」

 

 

「ということだ。明日の先発は大塚栄治、お前だ」

 

 

「!!! 先発の役目、最善を尽くします!!」

片岡監督からの大役の任。燃えないわけがない。大塚は好投を誓う。

 

「最後に沖田のことだが、当然のことながらスタメンに入れることはできない。神宮に出ることになったとしても、出場は絶望的だろう。よって、ショートには倉持に出てもらう。」

 

「はい!!」

沖田負傷の影響でやはり倉持が明日のショートを任される。ここで活躍をすれば、併用の可能性も出るだけに、あまりうれしくない原因ではあるが全力を尽くすことを誓う倉持。

 

 

打順についても多少変更があった。

 

 

1番右 東条

2番二 小湊

3番中 白洲 (左)

4番捕 御幸 (左)

5番投 大塚

6番一 前園

7番三 金丸

8番左 麻生

9番遊 倉持 (両)

 

空席となった3番に白洲を置き、6番には前園を上げる。ラストバッター倉持は下位打線からのチャンスメイクという、重要な役割を任される。

 

本当は3番に投手の大塚を任せたいと考えていたが、それでは彼の負担が大きい。全員野球、投手大塚の調子を考えれば、5番打者というのは適切なのかもしれない。

 

 

特に、大塚にはこの試合でこれまでの成長の成果、進化の証を見せたいと意気込んでいた。

 

当然のごとく御幸と狩場、小野が生贄に捧げられたのは言うまでもない。

 

「すいません。縦のストレート、以前狩場も御幸先輩も取れなかった縦のSFF、速い縦スラの練習もしたいので」

 

縦のフォームの全力ストレート、そして縦のフォームだと変化が鋭くなるSFF、高速縦スライダー、パラシュートチェンジ、ドロップカーブ、縦スライダー。

 

この球種も使いたい。明日の試合で投げたい。受け取ってほしいと考えている大塚。

 

なお、縦のフォームだと今まで通り上記以外のスライダー、カットボールの変化量が減り、シンキングファストは引っ掛かる確率が増してしまう。ただ、キレとスピードがそれぞれ上がるという利点が判明した。

 

 

ゆえに、5種のスライダーを縦のフォームでも投げられないわけではない。体のキレがあるならば、むしろ縦のフォームのほうがボールの圧力は強いだろう。惜しむらくは、大塚自身が縦のフォームに体が耐え切れないのが難点であり、長いイニングを投げるのには不都合であること。

 

勝負所でこのフォームをぶつけるつもりなのだ。

 

「えぐいって、あの消えるSFFと鬼神スライダーはやばいから。」

狩場が引き攣った笑みで大塚の変化球に変なネーミングをつける。

 

「消えるSFFの表現はわかるけど、スライダーのほうが強そうなのが納得いかない」

大塚もなぜかずれていた。

 

――――違う、そうじゃない

 

御幸が心の中で突っ込むも、言ってもややこしくなるだろうと結論付けた。そして狩場の意見に異議があるわけでもない。

 

――――スプリッターだと思ったけど、あんなスライダーのキレは見たことがなかった。

 

もはや驚くようなことではないが、大塚のスライダーはいまだに捕り切れない。溢す確率のほうが高い。そして、縦のSFFもそれは同様。

 

ドロップも、丹波のカーブに比べると回転量も多く、急激に縦に割れて落ちるので、初見の打者なら見るだけになってしまうだろう。

 

―――――まあ、使えそうな球種が多すぎて、精度はこれからだろうけど。

 

実際、制球が不安定な縦フォームのドロップはまだお蔵入りだ。お披露目は選抜ぐらいだろうと。

 

 

―――――この目の前の投手がさらに成長したら、どうなるんだろうな

 

歪んだ、悪い笑みを浮かべているのだろう。狩場が気味悪がっている。大塚は戸惑いを見せていた。

 

「えっと、先輩?」

キョトンとした表情で、尋ねてくる後輩。それが未来の日本のエースになるかもしれない、それが面白くて、とても楽しみで、

 

笑みが零れる。

 

「いや。お前はやっぱとんでもない投手だよ」

 

 

「とんでもない父親がいますしね。来年もっと状態がよくなりますよ。また158とか投げるんじゃないですかね」

 

「42歳で158キロ投げるおっさんとか怖すぎ。そして状態が衰えるんじゃなくて、回復したとかいう妖怪。お前も大変だなぁ」

状態がいいと楽しげに言い放つ大塚和正。オフシーズンにウィンターリーグに行きたいと言えるほど、体力が回復したという。無論、参加など許されるわけもなく、若手と秋季キャンプ、その先の自主トレに励んでいると聞く。

 

当然、オフシーズンも家には中々帰ってこない。

 

 

 

 

「世間話もいいですけど、そんなに投げないんですぐに試しますよ」

 

「いいぜ。縦フォームのスライダーとSFF。明日使えるようにしないとな」

 

二人が盛り上がっていると、

「最初は反応すらできなかったが、今は半々の確率。キャッチング技術を磨かないとな」

 

「止めることはできるんだ。来年の秋、いや、来年こそ!!」

 

小野と狩場も燃えていた。なお、狩場は逸らすことはない。肩の強さ、打力において御幸に劣っていることが、スタメンが遠い理由である。

 

しかし、無駄話が立て込んでいたので彼らにとって思いもよらない客が次々と現れてきた。

 

 

「お!! やってんじゃねぇか! 主力組は調整をした後は疲労回復に努めてんのによ。」

 

「まあ、そう言うなって。今日の試合はそれだけ疲れが残る試合だったし」

 

 

「伊佐敷先輩!? 小湊先輩まで!!」

驚く大塚。まさかここで上級生たちの登場。これから立ち投げをしようと思った時に現れたので緊張してしまう自分を自覚する。

 

「これまでの経験を活かすと聞いてな。どんなボールか見てみたくなった」

 

「キャプテン!?」

 

「今のキャプテン俺だぞ!!」

思わず突っ込む御幸。

 

 

「現エースの投球。大学でも参考にしたいからな」

 

「悪いな、大塚。俺もみんなに便乗させてもらう」

 

遅れて丹波とクリスまでやってきた。

 

 

「大塚が投げるのに、寝ていられるかぁぁ!! つうか、俺!! ほとんど疲れないですけど!!!」

 

「今日の反省を生かしたい。勉強させてもらう」

 

いつもの沢村、降谷も現れた。

 

「―――――明日の先発の状態も見たいのでな。観客は多いが、気にせず続けろ」

 

「噂の縦のフォーム。今まで見る機会はなかったが、今日こそは見させてもらうぞ」

 

 

「監督、落合コーチ!? 高島先生まで―――――」

 

大人組も現れることになるとは、と大塚の緊張が高まる。

 

「大塚? 私もいるんだが――――」

 

「す、すいません太田先生」

 

 

結構なギャラリーとなったところで、立ち投げを開始する大塚。

 

 

―――――試合とは違う緊張感。おっと、力むな、力むな

 

 

「そろそろ座らせるぞ、大塚」

 

完全装備の御幸が座り、ついに投球が開始される。

 

 

「最初、通常のフォームで順に投げていくぞ。まずはストレート!」

 

「はいっ!!」

 

ノーワインドアップからゆったりとしたモーションで投げ込まれるボールには、以前とは違う力強さがあった。

 

 

轟音とともに御幸のミットに吸い込まれたボールに、

 

「おお、軽く投げて140キロは間違いなく超えているな」

 

「確かに、低めに伸びてくるようなナイスボールだったぞ、大塚」

 

先代バッテリー組が大塚のストレートに感嘆を漏らし、

 

4種のスライダーを見た時には、

 

「何で5種類もスライダーを持ってるんだよ!! 後、高速縦スライダーはどうしたぁ!!」

 

「いえいえ、難易度が大塚にも俺にも高いんで。あとですよ」

伊佐敷がスライダーの種類に突っ込んだり、噂のスライダーのお預けに騒ぐが、御幸が後で投げると言い放つ。

 

ドロップ、動くストレートも見慣れており、一通りの通常のフォームでの球種が終わりかける中、

 

「次、高速縦スライダー」

 

明日の試合のカギを握るであろう、大塚のまだ公式戦で見せたことのない球種。

 

二振り目の宝刀に成り得るのか。

 

 




今永……は責められないよなあ。

何故若手ばかりが悲しみを背負うのか。

山岡君は新人王を取れる存在だった。

ヤクルトはケガの連鎖から逃れられないのか…

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