ネタだけど割と使えた能力で頑張ります   作:甘夜間 建

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どうも、いとせずして長い。キャラが勝手に動いたせいか?
「いや!君の両手が疼くせいだ!」

な、なんだってー。なんて考えてる今、病気かな。
作者の中では刃姫ちゃん博士は主役兼ヒロイン兼萌え担当。
異論は認めると思う。それでは今回もよろしくお願いします。
作者の技量不足のせいで駄文かもしれない。
・・・原作前の間に経験値稼ぎ&修行は必須かも。



第14話

「あーもー!邪魔だ!どけ!」

 

ボーッとしている間にあの人は殴られ蹴られている呪われた子供たちに近づいていった。

俺も行きたいのだが場違いな気がするため今は動かない。

 

「そこで子供を殴ってる猿ども。そこまでにして何処か行け、邪魔だ」

 

勇気ある一言というより挑発しまくりの一言には脱帽です。

それに奴らを見下した感じの微笑み、それもまた美しい!

 

「アァッ!何だい嬢ちゃん、こいつらの味方するってなら容赦しねーぞ」

 

「じょ、嬢ちゃんッ!?」

 

嬢ちゃん扱いされてブチギレているのがここからでもわかる。

確かにマイエンジェルは少女に見えるかもしれんが雰囲気(オーラ)が完全に大人だし、

修羅場をくぐり抜けた歴戦の戦士の纏うそれに近い。あんな子供いたら見てみたいんだが・・・

 

「ハッハッハ・・・  よくわかった。要するに死にたいわけだ。ならば死ね」

 

ビュンッ

 

そんな音がした瞬間、少女たちを害していた馬鹿どもは跡形もなく消えた。

何か刃物のような光の反射は見えたがそれ以外は何もわからなかった。恐ろしい速度だ。

戦闘能力チートの俺に知覚させないなんて・・・

 

「さて君たちには私とともに来てもらう。安住の地を提供するのだ、ありがたく思って付いて来い」

 

思いやりや優しさなど皆無に聞こえる言葉だがそれはあの包み込むような微笑みで打ち消され、

不思議な安心感を纏わせている。彼女の近くいた子はまるで不安というものを失ったかように涙を流している。

きっと気づいていないだろう。あれが天使やら女神やら俺が言う理由。

近くのものを幸福に指せる微笑み。彼女以外に俺が愛することのできる女性がいるだろうか。いやいない。

これこそが神が与えてくれた『素敵な出会い』!

俺は今、あなたのもとへ・・・って!いねえッ!?

 

 

 

 

「ハア・・ハア・・・ やっと追いついた」

 

「ん?」

 

不思議そうに振り返る彼女。いやマイエンジェル。いや女神さま。

そしてそれに伴い振り向く子供達。いつの間にか増えてる。俺・・・これから告るんだよな?

なんか・・・本人以外に二十数名ほど見てるんでってあっ!

移動用の飛行機らしき近未来デザインの乗り物からも十人近く見てる!ハッズッ!

仕方ないやるっきゃない!

 

「一目見たとき、あなたに惚れました。もうほかの女性は愛せません。

 結婚を前提にお付き合いしてください。お願いしますッ!」

 

「えっ?・・・・・・???・・・ッ!?・・・えッ!!え?嘘!?エッ!なんでっ!?」

 

・・・・驚きすぎな気がします。でも、先ほどの落ち着いた雰囲気ではない、

おろおろしながら初体験に戸惑う初心な少女のような落ち着きのない感じは・・・・・

      すごく可愛い!十倍惚れたッ!

 

「なぜって言われても・・・ドストライクだから?」

 

「だ、だからって・・・まさかロリコン!悪いが多分年上だ!」

 

なんかロリコン扱いされた。確かに見た目は小学校高学年、良くて中学一年って感じだがそうじゃない。

なんか子供たちを守ろうとしてるが気にしないで誤解を解く!

だからそんな養豚場の豚を見る目で見ないで!あなたにされると目覚めそうです!

 

「そうではありません!最初に見たときあなたは子供たちの保護をしていました。

そのときの顔は今でも忘れられません。聖母のような慈愛に満ちた包み込むような微笑み!

俺はただ見惚れるだけだった・・・ それから!ずっと纏うあなたの雰囲気は!

安心を周りの子供達に与えていた。いい大人のいや、まるで母のようなものだった!

そしてときには妖艶な笑みを浮かべ、あるときは無垢な少女のような笑顔で!

そして先ほどの照れた顔!萌え死ぬかと思いました!てか川の向こうに祖父がいた!

それから・・・・・・・・・・・」

 

それから俺は彼女の魅力を、どこに惚れたのかを十分ほど語った。

数字二つ分動いたのは時計の短い針なのは気のせい。十分しか語ってない!

俺が何か褒めるたびに同意の頷きを繰り返していた子供たちがすごく印象的だった。

そして彼女は、

 

「あ・・・う・・・うぅ・・・ば、バカ・・・」

 

顔を真っ赤にしてもじもじしながら力のない声で俺を罵ってきた。

 

「「「「「「ぐはっ」」」」」

 

俺と子供達数名が萌え死んだ。ダイイングメッセージは『最強は萌え』。

ああ、花から愛が溢れ出す。最後に見えた彼女の困ったような戸惑うような焦り顔のせいで・・・

俺の萌えは加速した!

 

「二万・・・十万・・百万!馬鹿なッ!まだ上がるだとッ!?」

 

バーンッ

 

「くっ」

 

「誰だ!ひとりでスカウターゴッコしてるの!」

 

ああ、涙目で力のない怒った顔は俺の萌えのブレーキを破壊した。愛が!止まらない!

血まみれでカメラのシャッターを切る子がいる、血で地面に萌と書き続ける子もいる。

理解ある子供とは・・・彼女たちとはいいジュースが飲めそうだ。

ああ、やめてくれ女神よ。まみダメ上目遣いなんてッ!人類には早すぎる!

   今日はなんて日だッ!!!

 




どうでした?刃姫ちゃん博士は設定上では幼女と少女の間の発展途上中みたいな見た目です。めっさ可愛い設定です。みなさんの中では知りませんが。絵をかけって?
何それムリゲー超えて超ムリ。駄作者の限界はまっくろくろすけ手抜きバージョン。

書いてて思いました。一時間語れたナナシくんもすごかったけど、
一時間に及ぶ褒め殺しに耐えた?刃姫ちゃん博士もすごいとおもた。
自分がやったのにね。
ナナシくんって名前、覚えられてるかな?
キャラの名前の認知度が心配になってきた作者です。
そして、
前書き後書きは読み飛ばされているのでは?と思い始めた作者。
やだ、こわい。

それではまた次回・)ノシ

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