IS~白き隻眼~   作:鈴ー風

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やっと書けた!
最近、また絵を書き出したこととカードゲームに没頭してたせいで中々筆が、もとい手が進まず、時間がかかってしまった。

さてさて、今回の内容はタイトルからお察しの通りです。そうです、モッピー回です。
箒ファンの人は必見(苦情も受け付けます)。そうじゃない人も、一夏にとって一つのターニングポイントになるので、必見です。

では第四話、どうぞ!


第四話 箒の決意 彗星の想い

「…話してもらえるか?一夏」

「ああ。元々、お前には話すつもりだったしな」

 

 あれから山田先生や遥と別れ、今は指定された1025号室にいる。二つあるベッドに向い合わせで腰を下ろし、箒は静かに俺の言葉を待っていた。

 

「長くなるだろうけど、聞いてくれ。俺に…いや、俺達(・・)の過去に、何があったのかを。嘗て犯してしまった、俺の罪を」

 

 俺は、静かに語りだした。俺のこと、右目のこと、鈴のこと…出会いから意にそぐわぬ別れまで、(流石に恥ずかしいから、告白の件はある程度ぼかしてだが)その全てを。

 箒は、ただ黙ってずっと俺の言葉を聞いてくれていた。真剣な顔で、ずっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……これが、俺達の過去だ」

「…そんな、ことが……」

 

 一夏から全てを聞かされ、ただ驚愕した。私がいない間に、そんなことがあっただなんて。

 一夏のいう傷害事件は知っている。当時は結構なニュースになっていたのだから、知らない方が珍しい。犯人こそ捕まっているが、ニュースでは事件の全貌どころか、その殆どの情報が公開されなかった。分かっていたのは、犯人は二人組の大人だっただということと、被害者が年端もいかぬ少年であったことくらいだった。

 

 だがまさか、それが一夏のことだったなんて……

 

「呆れたよな…嘗ての幼馴染が、こんなに弱いやつになってるなんて、さ」

 

 驚きを隠せない私を見て、一夏は自分を貶めるように乾いた笑みを浮かべた。

 ……やめろ。

 

「お前は…お前は悪くない!」

「箒……?」

 

 急に声を荒げた私を、一夏が驚いた表情で見ていた。

 

「お前は悪くない。悪いのは、その天原とかいう女と犯人だろう!?何故、お前がそんなに自分を責めなければならない!!」

 

 いつしか、私は声を荒げるだけでなく、立ち上がって叫んでいた。

 ……やめてくれ。

 何故、一夏が自分を責めなければいけない。何故、一夏が傷つかなければならない。お前は、できることを精一杯しただけだろう?結果こそ遺憾だったが、誰もお前を責めることなどできはしない。いや、するものなどいるはずがない。なのに…お前はそうやって、自分で抱え込もうとしている。全ての痛みを、ただ一人で。

 

「お前が全てを背負って、お前一人が傷つくだなんて…そんなのはやめてくれ。その鈴という女も、遥も、千冬さんや他の奴等も、そんなことは望んでいないはずだ。だから……」

 

 一人で抱え込むのはやめてくれ。もっとみんなを、自分を頼ってくれ。そう言ってやりたかった。

 

「箒」

 

 だが、言えなかった。その前に、一夏が口を開いたから。

 

「ありがとな。箒の言ってることは、多分正しい。それは、俺自身も分かってるんだ。…でもさ、仮に正しいとしても、あいつは……鈴はまだ苦しんでる。あの日のことを、俺の弱さが招いた、俺の罪を、自分のせいだと思い込んで。俺は、それが許せないんだ。あいつに、そんな風に思わせちまった、俺自身が」

 

 言われて、気がついた。

 仮に、自分がその鈴という女の立場に立った時、私ならどう思う?

 それを考えた時、全てを理解した。鈴という女の心境も、一夏の心境も。

 

 一夏の、本当の気持ちも。

 

「俺は、俺の罪は許されちゃいけない。あいつが…鈴が虚空の罪を許せるようになるまでは。だから俺は、強くならなくちゃいけないんだ。あいつが、安心できる強さを、あいつを安心させられる強さを手に入れるまで」

 

(…お前は、そんな状態でも前に進もうとしているのだな)

 

 一夏は強い。誰かのために、必死で頑張れる強さを持っている。

 …だが、それはあの頃と違い、もう……私には向けられていない。私自身、どこかそれを悟ってしまった。

 

「……一夏、お前の気持ちは分かった…つもりだ。しかし、やはり私は、それを認め、肯定する気にはなれない」

 

 だから、

 

「箒…」

「すまなかったな。辛いことを思い出させてしまって」

 

 だからこそ、私も伝えなければならない。

 

「今度は、私の番だ」

 

 私も、覚悟しなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 色々と考えが淀む頭に、小気味良い水の音が響く。

 

 私は今、風呂場でシャワーを浴びていた。

 

 

『一夏、私もお前に伝えなければならないことがある。とても大事なことだ。…少しだけ、時間をくれないか?』

 

 

 一夏にそう伝え、シャワーを浴びに風呂へと入った。シャワーを止め、水の張った浴槽へ浸かると、少しだけ心が落ち着いた。

 同時に、懐かしいものを思い出した。

 

 嘗て、私もクラスメイトから執拗にいじめを受けていたことがあった。それを助けてくれたのは、他でもない、一夏自身だった。毅然といじめっ子共に立ち向かう彼は、正直格好良かった。同時に、彼に惹かれるようにもなっていった。その鈴という女の時も、方法こそ違えど親身になって助けたのだろう。…自分のことなど考えもせず。一夏はそういう奴だ。そして、それは鈴という女にとって大きな支えになったに違いない。…何せ、私自身がそうであったのだから、な。

 だが、支えとは時として恐れとなる。大切だから、得難いものだから、人はそれを失うことを恐れる。鈴という女もまた、一夏に支えられると同時に恐れたのだろう。一夏を、失うことを。

 そんなところに、一夏の大怪我だ。それも自分を庇ったのが原因だと知って、私なら冷静でいられるだろうか?

 

 …恐らく、無理だ。

 

 今まで支えてくれた一夏が、自分から離れていくかもしれない。その「恐怖」は、何よりも恐ろしいものだ。仮定として考えるだけでも、震えが起こる。

 恐らく彼女……鈴は、一夏が怪我をしたことを自分の罪として背負い込んでしまったのだろう。そして、自分を許せなくなってしまった。一夏の考えに反して。

 そして一夏もまた、許せなくなってしまったのだろう。彼女にそんな重圧を背負わせてしまった、自分自身を。

 そこには、互いが互いを案じ、大切に想い、それ故に傷つき、すれ違ってしまった、悲しい結果しか残らなかった……

 ……いや、違う。

 一夏は、まだ諦めてはいない。彼女の為に強く、より強くなろうとしている。傷つき、拒絶されてもなお強くあろうと、前に進もうとしている一夏に、私は何ができるだろうか。考えたが、やはりこれしか思い当たらなかった。

 

(………よし)

 

 決意を固め、浴槽から出る。

 恐らく、これから私がやろうとしていることは思い通りの結果にはならないだろう。寧ろ、私の最も恐れているものになるはずだ。そのせいで、もしかすると一夏を更に傷つけてしまうかもしれない。

 …だが、やるしかない。今の私に、一夏にしてやれることは、伝えられることは、これしかないから。

 

 私はバスローブを纏い、これから訪れるであろう結末に痛む胸を押さえながら、風呂場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…待たせたな、一夏」

「いや、そんなに待ってないさ」

 

 俺は笑いながら、箒にそう言った。実際、十分位だったし、箒から「大事な話がある」なんて言われてその意味をずっと考えていたから、体感時間はもっと短く感じられた。

 

「こんな時にまで気を遣うな」

「そんな気は無いんだけどな。…さて」

 

 そこで、俺は一度言葉を切り、真っ直ぐ箒に顔を向けた。

 

「何なんだ?大事な話って」

 

 わざわざ神妙そうな顔で言うくらいだから、余程大切なことなんだろう。何だか座ってられなくて、無意識に立ち上がっていた。

 

「あ、ああ……そう、だな。うん……」

 

 大切なこと、なんだろうが………

 

「………」

「……………」

 

 いっこうに話す気配がない。

 それに、心なしか箒がもじもじとしているように見える。顔も赤いし。

 

「なあ、箒」

「うっ、うるさい!まだ心の準備ができないんだ!いや、できたのはできたんだが、踏ん切りが……」

 

 話しかけただけで噛みつかれる始末。はあ、全く…何なんだよ。踏ん切りがつかないほど大切な用なんて、何も―――――

 

 

「何も、告白でもしようって訳でもないだろうに」

 

 

 と、箒の顔を見ると。

 

「……………っ!?」

 

 顔を真っ赤にした箒がいた。

 ……え?マジ?

 

「え…?まさか、本当に?」

「~~~~~~~っ!!」

 

 冗談だろ?

 そう言おうとして、言えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「~~そうだっ!私は一夏、お前のことが……す、好きだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう、言い切られてしまったから。

 

 …え?

 あれ?

 今、何て?

 俺、混乱してる?

 

「…今、何て?」

 

 混乱してるな。間違いなく。思わず、考えたことがそのまま口に出てるくらいだ。

 

「にっ、二度も言わせるな、馬鹿者……好きだと言ったのだ。一夏、私はお前が好きだ」

 

 二度も言わせるなと言っておきながら、三度目を口にしましたよ?箒さん。

 もはや開き直ったのか、箒はいつもの表情に戻っている。まだ頬は茹でたように赤いが。

 

「……正直、今すげぇビックリしてる」

 

 驚き、鼓動が早くなる心を必死に抑えて、口を開く。

 自惚れかもしれないけど、箒が俺を特別に思っているかも……位は、俺も考えたことがあった。俺以外の男子と話してるとこを見たこと無いし、何だかんだ言いながら、最終的には俺に賛同してくれる。気の良い異性の友達にしては、俺達は仲が良すぎる。そう感じていたから。

 

「でもまさか、お前の口からそんなこと言われるなんて、思ってもみなかったからな」

 

 それに、箒は傍目に見ても美人だ。女性らしさと凛々しさを兼ね備えた、正に大和撫子を体現したような感じだ。そんな女の子に告白されて(しかも今はバスローブを羽織っただけの格好)、健全な十五男子としてはドキドキしない訳がない。

 

「素直に嬉しいよ。ありがとう」

 

 この気持ちは本心だ。今だってすげぇドキドキしてるし、多分頬だって真っ赤だ。今更ながらに、箒の風呂上がり姿に邪な考えが浮かびそうになる。

 

 ……でも。

 

「箒……」

 

 俺の答えは、決まってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ごめん。お前の告白は、受けられない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 箒に、深く頭を下げる。

 俺は箒とつきあえない。これが、俺の答えだ。

 

「…頭を上げろ。一夏」

 

 箒の言う通り、顔を上げると、箒と目が合った。その顔に悲壮感は無く、どこか清々しいようにも見えた。

 

「箒……」

「言うな一夏。…分かっていた。私の告白が受け入れられぬことくらい、な」

「箒…俺……」

「好きなのだろう?…その鈴という女のことが」

「…やっぱ、分かっちまうか」

「当たり前だ。分かりやすいんだよ、お前は」

 

 すっかり力が抜けた俺は、そのままベッドに腰を下ろす。箒も、向かい合うように座った。

 

「俺はあいつが……鈴が好きだ。さっきは話さなかったけど、告白もした。あいつのために強くなる、なんて言ったけど…今の俺は、あいつの『罪』でしかないんだよ。さっきの反応で分かったんだ。今の俺の存在は、あいつを苦しめるだけなんだって。そう、思ったら……」

「…ならば、諦めるのか?」

「…え?」

 

 弱気になる俺に、箒がそんなことを言ってくる。その目は、射抜くように俺を見据えていた。

 

「お前は意中の相手に拒絶され、それだけで諦めてしまうような奴だったのか?……違うだろう?お前は……私が好きになった織斑一夏は、そんな男では無かった筈だ」

「箒……」

 

 そう言うと、箒は立ち上がって俺の前に立ち、おもむろに俺の眼帯を外した。反射的に右目を隠そうとする俺の手を抑え、右目を見つめている。

 

「ちょっ!箒!?」

「……酷い傷だな」

 

 箒は、俺の右目を見て顔をしかめる。しかし、それでもなお、箒は言葉を紡ぎ続ける。

 

「酷い傷だが……この傷は、間違いなくお前自身のものだ。他の誰でもない、お前が、その鈴という女を守ったという証拠だ」

「この傷が、鈴を守った証拠……」

 

 そんな風に考えたのは、あの病院の時以来だ。ずっと、鈴を苦しめるだけの忌まわしい傷だと思ってたから。

 

「だが同時に、その女を苦しめた証拠でもある」

「…………」

「だがな、一夏……どんなに痛く、辛く、苦しいものだとしても、過去は決して消せはしない。それはお前も分かっている筈だ」

「…ああ、そうだな」

 

 過去は消せない。俺が罪を犯したという過去は、決して消せはしない。ああ、分かってる。……分かっているからこそ、分からない。

 

「…なあ、箒。どうすればいいと思う?あいつの苦しみを消し去ってやるには、俺は一体、何をすれば……」

 

 自分に告白してくれた女子に別の女子の話をするなんて、我ながら最低だと思う。でも、今の俺にそれを理解する余裕は無かった。

 そんな俺に、箒は囁くように、でもはっきりと聞こえるように言った。

 

「受け入れればいい」

「受け、入れる……?」

「そうだ。否定するのではなく、過去の過ちも、その目の傷も全て受け入れればいい。その傷も含めて織斑一夏だ。受け入れて、その上で進めばいい。どんな時でも自分の信念を貫き通すのが、お前だろう?」

 

 そう言う箒の顔は、眩しいほど優しくて……

 

「私は、そんなお前を好きになったのだからな」

 

 ……とても、綺麗だと思った。

 

(ああ…そうか。そうだったんだ)

 

 何かが、すっと嵌まった気がした。俺は、勝手に自分で自分を縛り付けていただけだ。鈴を救うまで俺は許されちゃいけないって、勝手に決めつけていたんだ。考えてみれば当然だよな。自分を許せないようなやつが、どうやって人を許せるっていうんだ。

 

「分かったよ、箒。お前のおかげだ」

 

 箒のおかげで、俺は自分が進むべき道を見つけられた。俺を、こんなにも弱い俺を好きだと言ってくれた箒のおかげで。

 だけど、俺は箒の想いには答えられない。それでも、俺は箒に謝りはしない。謝ってはいけない。それは、箒の勇気と決意を無下にする行為だ。

 だから、俺が言うことはただ一つ。

 

「ありがとう。箒」

「…ああ」

 

 俺に微笑みかける幼馴染は、本当に綺麗だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ありがとう、か……)

 

 夜風に当たり、気持ちを整理するために、私は今、一人ベランダに立っていた。時間は十二時を回っている。恐らく、一夏はもう眠っているだろう。

 一夏に告白し……フラれた。結果は分かりきっていた。しかし、そうでもしなければ、私の言葉は一夏に響かない……そう思ったからこそ、私は一夏に隠すこと無く全てを伝えた。後悔は無い。

 

「……あ」

 

 ふと空を見上げると、一つだけ流れる星が見えた。まるで尾を引くように落ちていったその星を見て、ある天体の名を思い出した。

 

「彗星……」

 

 別名、箒星とも呼ばれている天体で…嘗て、姉さんが好きだと言っていた星。

 後悔は無い。が……やはり考えてしまう。彼女ではなく、自分が一夏の傍にいた場合を。想いが通じ、一夏と共に笑い、泣き、歩んでいく、『あった』かもしれない、ifの可能性を。

 

(そういえば、初恋は叶わぬものだと聞いたことがあったな)

 

 何かの雑誌だったか、人伝(ひとづて)だったか…まあいい。

 

「…正に、今の私だな」

 

 その星は、ほんの一瞬で消えた。長い年月をかけて届いた光、それをやっと見つけても、その輝きは一瞬でしかない。

 今の私は一瞬で長い年月の輝きを終えた、あの星と同じ。私が長年抱き続けた淡い輝きは……今日、終わったのだ。

 分かっている。分かっては、いるが……

 

「やはり、失恋とは悲しいものだな……」

 

 明日からは、全力で一夏を支えよう。一夏の友として……幼馴染として。

 だから、今は…今だけは。

 

「泣いてもいいよな、一夏……」

 

 私は一人、声を押し殺して泣いていた。

 長年の想いを、全て押し出すように…ずっと……ずっと、泣いていた。

 

 




⚫後書き談話
 と、いうわけで……箒さんの恋はここまで。ここで脱落です。

箒「まあ、話を聞いたときから薄々感づいてはいたが、な」
遥「箒にとっても織斑君にとっても、成長に繋がる大事な話だったね」

 そうそう。だから、下手な内容にしたくなくて、纏めるのに時間がかかってしまった訳ですよ。

遥「そういえば、絵を書き出したって書いてあるけど、一体何書いてたの?」

 あぁ…最近、これ書いてて「そういや、オリキャラのデザインまとめてないなぁ」って思ってね。それを書いてたんだよ。

箒「では、遥達のデザインが出来たのか!?」

 一応ね。余裕ができたら、挿絵とかも使ってみたいし、まぁ後のお楽しみということで。
 では、アニメ風次回予告、どうぞ!


遥「箒、大丈夫?」
箒「ああ。気持ちの整理も済んだし、これからは共に一夏を、支えていこう」
の「私たちもいるよ~」
鷹「とか言ってたら、何なの?あのブロンドヘアの女子」
相「イギリス代表候補生、セシリア・オルコットさん。いきなり織斑君を馬鹿にして、嫌な感じだよ」

次回、「逆鱗の傷痕」

一「訂正しろ、セシリア・オルコット。その言葉だけは、絶対に許さない」

 少女の無知は、少年の闇を引き出した。

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