プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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予定通りのりんあか回です。


第6話 太陽サンサンな情熱

みゆき「ウルトラはっぷっぷ~…」

 

あかね「みゆき、やはり測定の結果が悪かったようやな」

 

やよい「努力した結果は儚く散ったねぇ…」

 

なお「やっぱり少し太ったね」

 

れいか「健康を考えて少しは食事制限した方がいいですよみゆきさん?」

 

キャンディ「昨日はシュークリームをたくさん頬張ってたクル」

 

みゆき「うるさいなぁ!私だってちゃんと頑張ったんだよ?しっかり大きくなったんだからね―――胸が数ミリだけど…」

 

あかね「それ成長ちゃうねんけどなぁ…」

 

やよい「やっぱり私達の中でバストが大きいのは…」

 

なお「ギリギリやよいちゃんだね」

 

れいか「私より1~2cm大きかったんですから」

 

キャンディ「みんなはどうして胸を強調するクル?」

 

みゆき「それは女の子が立派な女性になるためのチャームポイントなんだから」

 

あかね「まぁうちは全くないんやけど。おそらくワースト1や。ほなうちは買い出しがあるからここでさいならやな」

 

やよい「そうだね。あかねちゃんまた明日ね」

 

なお「お店も頑張ってね!」

 

れいか「ではあかねさん、また明日」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの名前は日野あかね。いつも張り切って頑張る熱血少女や。今はバレー部で頑張ったりうちの実家はお好み焼き屋やからいつも大忙しやで。そんなうちも何か新しい発見でもあればって思ってんねんけど、そう簡単にはみつからんやろうな。

 

 

 

あかね「そうや、ちょっと寄り道しとこか。そうや、あそこの雑貨店に行ってみるか」

 

買い物をする前に少し寄り道をしとくうち。何かめぼしいものがあればいんやけどなぁ~。

 

あかね「うひょ~。これまたえらい品揃えやなぁ。?あの赤いバラのアクセサリーよさそうやな」

 

雑貨店に入るとそこはかなり品物がそろっておった。うちはたまたま目に入った赤いバラのアクセサリーを手に取ろうとした。

 

 

 

???「あ…」

 

 

 

あかね「お…、すまん。そっちが先やったな」

 

 

 

するとうちよりわずか一秒差で隣から歩いてきた子がアクセサリーに手をさし延べた。

 

???「こっちこそごめん。ちょっと夢中になっちゃって」

 

あかね「いいねん。そこはお互い様やから」

 

栗色の髪の色をして少し長めのヘアーの少女も謝る。なんだが悪気はなさそうやな。

 

???「あなたのその髪留め、綺麗だね」

 

あかね「まぁそこまで褒められるほどちゃうんねんけど。自分、生き生きとした表情しとるなぁ」

 

その子はうちを和ませるような目で見てきよった。少しあの子ことも聞いてみよか。

 

???「まぁね。これでも私は元気いっぱいなのよ。よかったら店に寄って行かない?」

 

あかね「ホンマか!?ってちなみに何の店やっとるねん?」

 

???「まぁまぁ、とりあえずついて来て」

 

するとその子はうちが言い出す前に自分の店に案内し始めよった。ここはどんな場所なのか来てからのお楽しみってわけやな。

 

 

 

数分後、その子は自分の家―――営業している店をうちに見せたんや。

 

あかね「ほぉ~、花がたくさんあるんやなぁ」

 

店の中を入るとそこにはすごい数の花がおいてある。これはたまげたなぁ。

 

???「今は私しか店にいないんだ。今家族はみんな出かけているのよ」

 

あかね「それで今は臨時休業ってやつやな。一人やと大変やで」

 

???「でもそういうの悪くないし、本当は賑やかの方がいいけどね」

 

あかね「そうなんや。あ、そろそろうち買い物にいかんきゃあかん。今日はこの辺で帰るわ」

 

???「ちょっと待って」

 

しまった。すっかり買い出しを忘れてもうた。うちが店を出ようとすると、その子はテを掴んで引きとめた。

 

???「よかったあなたの名前聞かせてもらえる?」

 

あかね「別にええけど、うちは日野あかねや」

 

???「結構生かした名前ね。私は夏木りん。その、お礼と言っちゃなんだけど…」

 

ん?何か渡してくるようやけど…?

 

あかね「それは何や?」

 

りん「何かあったらこれにおまじないをかけるといいよ」

 

うちに赤いバラ柄のお守りを渡してきようた。おまじない?どういうことやねん?

 

りん「情熱の赤いバラのおまもりは、きっと思ったことを叶えてくれるのよ。とりあえず自分を信じて」

 

あかね「ようわからんけど、おおきに!」

 

情熱なぁ~。うちにはあんまり縁のない言葉やけど、結構心に沁みついたわ。

 

あかね「そのかわり、うちのことはあかねって呼んでええで」

 

りん「わかった、なら私のこともりんって呼んでいいよ」

 

あかね「なんかうちら、似た者同士やな!」

 

りん「ええ、そうかもね!」

 

こうしてうちらは友達同士になった。うちはりんと別れて店の買い出しに戻ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~深夜~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あかね「このおまもり、もしかしたらブライアンに思いを通じれるかもしれへん」

 

うちはさっきりんからくれたおまもりを眺めながらブライアンのことを思い出す。これを考えてる間にすっかり夜中になりおったなぁ、ドキドキして眠れへん…。

 

あかね「よし、うちにも何か新しいことを発見する勇気を持てた気がする。ってそういえばりんってどこの学校に通ってるか聞きそびれたなぁ。ま、どこかで会えるし気長になったるで」

 

眠くなってきようたので、うちはそのまま寝ることにした。明日がうちにとってよりよい一日になることを願うで…。




次回ははちゃめちゃなツッコミメイン回になるかもしれないです。

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