プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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第62話 みんなの気持ち

りん「遅いわよ、そろそろ始まる頃なんだから」

 

うらら「ごめんなさい、ちょっとブラブラしていて(えへへ)」

 

予定時間より若干遅れたが、なんとかみんなのところへ戻れた。さて、一体何が始まるやら。あとそれから増子さんが取材を行うっていうからそこんところにも期待しないとね。

 

くるみ「いよいよね」

 

やよい「もう来たよ」

 

みゆき「ドキドキ…」

 

あかね「そこときめくとこちゃうで」

 

私だけじゃなく、みゆきちゃん達も待ち望んでいたらしい。はてさて…。

 

 

 

かれん「本日は、みなさんの暖かい笑顔や今後の成長を願いただいまの時間をもちまして記念式典を行います」

 

 

 

ステージ中央でかれんさんが司会を取り行う。式典かぁ。確かにその話は出てきていなかったような気もする。

 

 

 

かれん「まずはお礼の言葉として、七色ヶ丘中学校生徒会からご挨拶をお願いします」

 

 

 

まずはお礼の挨拶からなんだね。一応プログラムは今先生達に渡されてはいる。

 

 

 

れいか「本日は貴校であるサンクルミエール学園にご招待いただき、誠にありがとうございます。私達生徒会は、これからの生徒達の成長や今後の進路へ歩んでいくためのそんな明るい学校生活を築き上げたいと一同全員で思っています。昨日では色々とお世話になり、様々な経験を得られたと思いになられてはいますが、今度は私達が様々な経験を体験する番になります」

 

 

 

今度はれいかちゃんが話をする番だ。よくよく考えれば昨日はみゆきちゃん達の学校で色々と経験したんだし、次は私達が振る舞う役割かもしれない。

 

 

 

みゆき「流石はれいかちゃん(ヒソヒソ)」

 

あかね「せやな。秘密ってのはこの為やったんな(ヒソヒソ)」

 

やよい「よかったぁ~。またスポーツとかじゃなくて(ホッ)」

 

なお「でも、こうやってお祝とかやった方が盛り上がると思うね(ヒソヒソ)」

 

りん「かれんさんが隠してたのはこの為だったのね(ヒソヒソ)」

 

うらら「先に教えるよりはマシだとは思いますけどね(ヒソヒソ)」

 

こまち「最近かれんはこまめにに悩んでいたらしいわ(ヒソヒソ)」

 

くるみ「試行錯誤した結果ってやつね(ヒソヒソ)」

 

 

 

みんなで小声になりながら話し合う。それほどかれんさんの苦労がわかるという証拠だね。

 

 

 

のぞみ「でも悩んでいたというのはちょっと困っていたこともあったんじゃないかな?(ヒソヒソ)」

 

みゆき「どうだろうね(ヒソヒソ)」

 

 

 

少し気にかかった部分があるが、あまり理解できない。

 

 

 

れいか「―――というわけで、二日目もどうぞよろしくお願い致します」

 

 

 

話し合ってる間にもうれいかちゃんのあいさつが終わってしまった。まだまだプログラムがありそうだし、これは時間がかかることは確定している。まぁ面倒なことがない分ちょっとマシに感じるけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはそうと、またこの前のやつが襲って来たりはしないよね……。


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