一つ目の水晶玉を手に入れた私達は次の水晶玉がある湖へと向かった。さて、次はどうなることなのか。
レモネード「いよいよ次の関門ですね」
ピース「そうだね。でもまだ油断はできないよ」
道を歩きながら次の目的地へ目指す。今のところさっき程の脅威がないと信じているけど、また厄介になりそうかも…。
レモネード「そろそろつきますよ」
ピース「あそこみたいだね」
地図通りに進むと、次の目的地へと到着した。意外と早かったね。
レモネード「見てくださいよ!気持ちよさそうなオアシスですよ!」
ピース「本当だ!いや~、さっきから熱かったんだよねぇ。少し息抜きしようよ!」
すると私達は突然湖に飛び込むかのようにダイブした。これは人間誰もが待ち望んでいた光景だよ!
レモネード「♪♪♪」
ピース「気持ちいいねぇ~…。我に返った気分かもぉ~」
風に当たりながら和む私達。すると、
レモネード「折角ですから水着姿になりましょうよ」
ピース「え!?でも…」
レモネードが思いもよらない一言を発言してきた。っていうかなにゆえ!?
レモネード「大丈夫ですよ、ほらちゃんと用意しましたし。実は今日お仕事で使う予定でしたが急遽お休みになってしまったので持っていました」
ピース「うららちゃんって芸能人!?」
レモネード「はい、いくつかお仕事ありましてドラマに出たり歌手もやっているんですよ」
ピース「すごいね!私そういうの憧れるよ!」
そうだったんだ。うららちゃんって結構有名ってことなんだ。
レモネード「それじゃ、ピースの分もありますよ」
ピース「ありがとう!そしたら息抜きがてらに水着を着用しよう!」
張り切ってお互いに水着を着て湖を壮大に楽しむことにした。
~~数分後~~
レモネード「じゃーん!」
ピース「超可愛いよ!」
着替え終えると、お互いにお披露目をする。レモネードは黄色い花柄が描かれた水着を着ている。とっても綺麗だね。
レモネード「ピースもなかなか美しいですね。特に胸が(ムニュ)」
ピース「きゃ!?いきなり触らないで!?」
ちなみに私が着ているのはピンク色のバラ柄に黄色の花吹雪が描かれている水着。これって結構派手かも…。
レモネード「気に入りましたか?(モミモミ)」
ピース「うん!とっても素敵だと思うよ?(はぁ、はぁ…)」
必死で感想を述べる私に対してニヤニヤしながら私の胸を揉むレモネードが質問する。そ、そんなに揉むと…、
ピース「あぅうう!(ビクン!)」
レモネード「ごめんなさい、ちょっと刺激が強かったみたいですね(てへへ)」
ヤバイ。レモネードに私の気持ちいところを触られてしまった…!
ピース「これじゃ楽しむどころじゃないかも…」
レモネード「冗談ですよ。ほんのちょっとしたマッサージですよ」
ピース「私って身長はそこまで高くないけど胸が大きいからちょっと恥ずかしいなぁって思うの」
レモネード「でもバストが大きい程理想の女性に近づきますよ。例えば大人としてっていうのも」
私の胸から離れるレモネードの手はちょっと無邪気な手つきだった。理想の女性かぁ…。私にとっての目標は誰だろう…?
レモネード「そんなことより早く行きましょうよ」
ピース「うん、あまり長居はしないようにね」
あまり長話しても時間がないからすぐに自由時間を済ませることにした。
~~数十分後~~
レモネード「こっちですよ~♪」
ピース「待てぇ~!」
しかし気分はフリーダム……。
H『あら、そこで何遊んでいるのかしら?』
レモネード「あ、さっきのお姉さん。よかったら一緒に遊びませんか?」
H『やるわけないでしょ。それと今は私はその場にはいないから。通信機で会話しているのよ?』
するとHからまた通信が入ってきた。今度こそ二つ目の水晶玉を簡単に手に入れてやるんだから。
H『残り時間があと三時間しかないわよ?今ので約半分は閉めてるわ』
ピース「そうだったぁあああああ!!(しくしく)」
そして今更気づく私。忘れた、時間内にクリアしないと元の世界に帰れないってことを…。
H『それじゃ、第二の試練の始まりよ。ルールはとても簡単。お互いが気持ちよくなれたら二つ目である青の水晶玉をあげるわよ。ただし条件はお互いにイかせたらの話だけどね?』
レモネード ピース「「そんなの無理ですよ(だよ)!?」」
なんて大胆なルール!?
H『制限時間は十五分。それまでに気持ちよくなりなさい』
レモネード「通信が途絶えてしまいましたね。それじゃ、始めますか…?」
ピース「待って、まだ心の準備ができてないよ…(ドキドキ)」
どうしよう、こんなんじゃ脱出どころじゃないよ……。