プリキュア、それは世界を救う伝説の戦士。いまも彼女らは世界に関わる脅威から地球を守っている。今もどこかで……。
くるみ「なんだか怪しい空気のようね…」
私は美々野くるみ。パルミエ王国のお世話役としてココ様やナッツ様の傍にいる。だけど今日はある用事があって今は私一人で探っている。果たして何があるのかしら…。
くるみ「多分ここね。何か不快な予感がするけど、見てみるしかないね」
かなり怪しい通路を見つけた私はそのまま進む。そこには何があるのかしら?
???「あ…」
くるみ「え…?女の子…?」
見かけたのは私と同じくらいの女の子だった。どうしてこの娘が…。
???「ごめんなさい!ここって立ち入り禁止場所だったよね…」
くるみ「とんでもないわよ。こっちこそごめんね。ちょっと危ない空気を感じたから」
???「危ない空気…?」
私の言葉を繰り返すように首を傾げる少女。もしかして私が追っているものに何かを思っているのかしら?でもそんなわけないわよね。
くるみ「あなたは何か知っているの?」
???「一応ね。もう時期危ないものが来るような気がして…」
くるみ「なぜそこまでわかるの?」
???「私のパートナーに聞いてみるわ」
パートナー?あの娘って一体……。
???「エンエン、聞こえてる?…あ、うん。実は今私がいる町に何か危ないものが来るような予感がしてね…え?そうなの?ごめんね…、ちょっと外せなくてね…。わかった。後で行くわ。それじゃ」
くるみ「誰に連絡してたの?」
???「私のパートナーの妖精にね。それとあなたのこと、エンエンやグレルに聞いたわよ。あなたがミルキィローズでしょ?」
え?どうして私のことを…?
くるみ「あなたは一体…」
???「自己紹介がまだだったね。私は坂上あゆみ。プリキュアの一人よ」
くるみ「あなたが…」
彼女の言葉に思わず口が止まってしまう。他にもプリキュアがいたなんて…。
あゆみ「ごめんなさい。急にそんなこと言っちゃって」
くるみ「いいわよ、私は別に気にしてないし。それと私も自己紹介しないとね。私は美々野くるみ。よろしくね」
私はあゆみちゃんと握手をしながら心を通わせた。すると…、
ドォオオン!!
突然ビルが壊される音が響き渡った。どうやら何かが起きたようね…!
くるみ「行くわよ、さっさと原因を突き止めるために」
あゆみ「待って、まだどうなるかわからないけど油断はしないようにね」
くるみ「ええ!それじゃ、変身しますか…!」
そしてお互いに何かを取り出し…、
くるみ「スカイローズ・トランスレイト!」
あゆみ「私に力を…!」
私達は光に包まれ、輝く戦士へと変身する。
ローズ「青いバラは秘密の印、ミルキィローズ!」
エコー「思いよ、届け…!キュアエコー!」
そして姿を変えたのは、伝説の戦士であるプリキュア。それが私達のこと。それじゃあ、悪者退治と行きますか…!