プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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えりひめアワー 第9回

えりか「ふぇ~…。みなさん、お久しぶりです。しばらくお会いできなくて申し訳ございません…」

 

ひめ「本編に集中していて気がつけば数ヶ月のブランクが空いたようです…」

 

えりか「てなわけで今回も張り切っていこ~!」

 

ひめ「立ち直りが早い気がするけど、お~!」

 

えりか「今回もこの二人が来ていま~す!」

 

ひめ「ワクワクもんだしっ!」

 

みらい「今回も引き続きアシスタントする朝日奈みらいです、ワクワクもんだぁ!」

 

モフルン「モフルンも頑張るモフ」

 

ひめ「モフちゃんかわゆいっしゅね~(なでなで)」

 

みらい「それで今回はどうするんだっけ?」

 

えりか「それがね、今日はチミの連れが来る予定だったけど急用があって来れないそうだね」

 

みらい「全然ワクワクもんじゃないし~…」

 

ひめ「でも今日はその代わりが来ているよ。その子はとっても元気らしいし」

 

モフルン「気になるモフ。あとちょっと甘い匂いするモフ」

 

えりか「じゃあおいで」

 

 

 

いちか「ホイップステップジャ~ンプ!ってぶつかる―――ぐほッ…!!」

 

 

 

ひめ「あーあ、早速セットを壊したよこの人…」

 

みらい「痛そうだね…」

 

えりか「大丈夫…?」

 

モフルン「痛いの痛いの飛んでけモフ~」

 

いちか「も~なんで上手くいかないの!?」

 

ひめ「いきなりダイナミックに来たらそりゃ着地失敗するってばよ」

 

いちか「まぁいっか。あ、申し遅れました。私は宇佐美いちか、今日は臨時で呼ばれてここにやってきました。みんなよろしくね」

 

みらい「いちかちゃん立ち直り早っ!?」

 

えりか「というわけで今回の議題は最近のプリアラについて語ろうと思います」

 

ひめ「いや~もう1クール分やりきるねぇ。まぁキャラも個性的で何よりだよ」

 

みらい「毎回色々なスイーツ作るよね。あそこまでのイメージがまた凄いよ」

 

いちか「あれでも結構苦労しますよぶっちゃけ。でも他のみんながいたからこそできたんです」

 

ひめ「あー今の青ポジの子いるね。今までとは違うギャップだし」

 

みらい「あと大人っぽい二人もいるよね」

 

えりか「黄色ポジも超スイーツオタクじゃん。スイーツは科学ですってマジギネスもんじゃない?」

 

モフルン「みんな個性がありふれているモフ」

 

ひめ「一つ聞きたいけどさ、最近のキラっとひらめいたのポーズが仮面ラ○ダーに似てないっすか?」

 

いちか「それはその…偶然じゃないかな…?」

 

みらい「別に意識はしてないんだね…」

 

えりか「そこは大目に見てやろうよ。多分癖だから」

 

いちか「私案外そういうのに影響されやすいタイプだから、つい」

 

モフルン「こういうのはあって当たり前の時代になってるモフ」

 

みらい「モフルン…それは違うと思うかも…」

 

ひめ「私あの中だといちかちゃんがかわいいなぁ~って感じる」

 

いちか「ありがと~♪ひめちゃんもかわいよぉ~」

 

えりか「おい似非プリンセス、見せつけんなし」

 

みらい「この人意外に口悪いね…」

 

モフルン「気にしたら負けモフ」

 

ひめ「ともかく、それぞれの特有の性格こそが一番だよね」

 

いちか「でしょでしょ?だけどそれだけじゃ魅力としては伝わらないの。もっと自分なりのアピールできれば更にグットだよ」

 

えりか「わかってますな~お嬢さん。結構カリスマ性あるんではないかな?」

 

いちか「いや~そこまででも」

 

みらい「じゃあもっと魅力が伝わる魔法を唱えてあげる」

 

ひめ「それはどんなのかな」

 

いちか「私もおまじないをしてあげる」

 

モフルン「二人とも嬉しそうモフ」

 

みらい「キュアップ・ラパパ」

 

いちか「キラキラキラルン・キラキラルン」

 

みらい&いちか「「笑顔一杯にな~れ」」

 

えりか「おほぉ~!猛烈に感動したっしゅ!」

 

ひめ「鼻水出てるよ、ほらティッシュ」

 

いちか「…あ、キラっとひらめいた!」

 

モフルン「どうしたモフ?何か考えついたモフ?」

 

いちか「それは、ヒ・ミ・ツ」

 

ひめ「どこに行くのかな?」

 

いちか「お待たせ~」

 

えりか「って早っ!」

 

みらい「それは何かな」

 

モフルン「とても甘い匂いモフ。そして美味しそうモフ」

 

いちか「これはね―――ってあれ!?消えたし!?」

 

ひめ「誰かが美味しそうな顔して持ってったよ」

 

えりか「泥棒じゃあ~!これは許すマジ!」

 

みらい「追いかけよう!」

 

いちか「ぐぬぬ~…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「これはまだ彩が足りない気が―――」

 

えりか「遠回りからの通せん坊~!」

 

???「きゃあ!?」

 

みらい「見つけたみたいだね」

 

いちか「こら~!私が作ったスイーツ返しなさい―――ってひまりん?」

 

ひめ「ほえ?知り合いなの?」

 

ひまり「ごめんなさいいちかちゃん…。まだ仕上げができてなくて…」

 

モフルン「とんだ勘違いだったモフ」

 

いちか「でもどうしてひまりんが?」

 

ひまり「本当は私も一緒にやろうとしたんですけど、都合が合わなくて…。でももう終わったのでこっそりやりたかったんです」

 

ひめ「そんなことだったんだ…」

 

いちか「けど今はひまりんがいてくれて嬉しいよ。一緒に仕上げしようよ」

 

ひまり「はい、自信一杯のものにしますね」

 

みらい「これで解決だねぇ」

 

えりか「いいムードのところ申し訳ないが、そろそろ時間がやってきました」

 

ひめ「みなさん、また次回でお会いしましょう。アディオス」

 

いちか「次は絶対にいいスイーツ用意するからね~!ってもう時間な~いっ!」

 

モフルン「続くモフ」


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