プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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第16話 弾けるピカリン・レモネードピース②

今私とシロップはとある町の漫画展で色々と見て回っています。とても臨場感あふれるイベントですねぇ。

 

シロップ「なぁ、次はどこ回るんだ?」

 

キョロキョロしながらシロップが尋ねてきます。そういえば次はどこにしましょうかね。

 

うらら「じゃあ次はアートコーナーに行こ?」

 

シロップ「退屈しそうな場所だなぁ。それよりうららが会いたい人いるんだろ?」

 

うらら「この時間だとあと数十分後だと思う」

 

プログラムを確認しながら移動する私達。今は丁度やよいさんのイベントが始まる数十分前、余裕をもってから行きますかね。

 

シロップ「じゃあ時間になるまで付き合ってやる」

 

うらら「もう、シロップは素直じゃないなぁ」

 

ただじっと待ってても時間の問題なので、アートコーナーへ入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから様々な作品に見惚れつつも隈なく探検します。

 

 

 

清々しいひととき 男女の畔

 

 

 

うらら「こんな素敵な作品があるなんて…(ポッ)」

 

シロップ「どんだけ乙女チックなんだよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安らぎの夢に目覚める妖精達

 

 

 

うらら「癒されるぅ~…」

 

シロップ「まぁ、これはいいかもな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満月のエッフェル塔

 

 

 

うらら「ちょっと神秘的な感じがするかも」

 

シロップ「確かに、俺もこれはいいと思うぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大地にみのる種 アースシード

 

 

 

うらら「これを見るとフローラさんを思い出すね」

 

シロップ「フローラはいつも前を向いているからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

溶けない氷

 

 

 

うらら「すごい!こんなの思いつかないよ!」

 

シロップ「まさに芸術ってやつだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~数十分後~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからいろんな作品を見て回った私達は予定通りにステージイベントへと移動しました。なんだか癒された気分でしたねぇ……。

 

 

 

うらら「いよいよ始まるよ」

 

シロップ「そうだな。でも俺は退屈だ」

 

うらら「もぅ…、少しは興味持ってよね…」

 

さぁ、いよいよ始まりますよ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やよい「え~っと、道具の準備はばっちりっと…」

 

イベントが始まる数分前、私は最後の準備を整えていた。これだけ人が集まってきたら流石に緊張しちゃうけど、みんなのために頑張るしかないね。

 

スタッフ「黄瀬やよいさん、そろそろ会場へ移動をお願いします」

 

やよい「はい、今行きます!」

 

スタッフの誘導で私はメインイベントの会場へ移動した。よし、ここからが本番…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やよい「それでは、私が描いた作品のミラクルピースについて説明します」

 

イベントが始まると、私はマイクで自分が描いた作品の説明を開始する。

 

やよい「この作品は、私が憧れていたヒーローをモチーフにしており、いつか自分も戦うヒーローになれたらっというコンセプトです」

 

 

 

うらら「やよいさん、かっこいい…!」

 

シロップ「あの娘、お前に似てるな」

 

 

 

スタッフ「なるほど、そういう感じのお話ですね」

 

やよい「はい、実はこの作品を描くのに様々な苦労をしてしまいまして…。失敗しては描き直しで、また失敗してはまた書き直しての繰り返しでしたので。物語はうまくいきましたが、執筆に苦労しました。ちょっと私としても照れくさいです」

 

一言も間違えずに説明する私に、お客さん達から声援の声が聞こえてくる。よかったぁ~…。

 

やよい「それでは、説明もしましたし次に移りたいと思います」

 

次は私の見せ所の執筆披露。ここは頑張るしかない…!


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