…う~ん。まだ眠たい…。
ピピピピピピピピピ!!
でも起きないと…。
ピっ
あれ…?なんで私は家で寝ているんだろう…?
育代「みゆき、ご飯できたわよ~」
とりあえずご飯食べて学校行かないと…。
私の名前は星空みゆき。いつも笑顔でウルトラハッピーな毎日を過ごしている普通の中学2年生。友達の日野あかねちゃん、黄瀬やよいちゃん、緑川なおちゃん、青木れいかちゃんと一緒に素敵な毎日を堪能しているの。あとメルヘンランドから来た妖精キャンディ、お兄ちゃんのポップもいる。私達はスマイルパクトを使ってプリキュアに変身できる。そう、スマイルプリキュアとしてね。だけど他にウルトラハッピーな出来事が起きたら面白いんだけど…。
みゆき「今日は年に一度の身体測定だった!!すっかり忘れてたぁあああ!」
キャンディ「みゆきはそれすら記憶できないクル…?」
みゆき「何だっていいでしょ!?あ~、今日は身長を測るだけじゃなくスリーサイズも測られるんだよぉ~!そんな学校まず存在しないから!」
キャンディ「それより早く急いだ方がよさそうクル」
みゆき「わかってるってば!折角ここまで整えた胸を注目されるために―――」
ドン!!
???「いったぁ~!」
みゆき「ごめんなさい!痛くなかった?」
???「私は大丈夫だよ?これくらいへっちゃらだよ!」
キャンディ(でも思いっきり鼻血が出てるクル…)
???「ん?そのぬいぐるみは何?」
みゆき「え?これはその…」
???「可愛い~!!(ギュ!)」
キャンディ「苦しいクル~!!」
みゆき「ああああああ~!!」
???「どうしてそんなに慌ててるの?」
みゆき「いやぁ~、髪型クルクルしているのそのぬいぐるみ。それから早く返してくれない?」
???「ごめんごめん。つい興奮しちゃって…、もしかしてあなたの制服って七色ヶ丘中学の!?」
みゆき「そうだけど…あなたはどこの生徒?」
???「私のはサンクルミエール学園の制服、おしゃれででしょ?」
みゆき(サンクルミエール学園?そんな所あったっけ…?)
???「私ついこの前七色ヶ丘中学の存在を知って制服も可愛いから見惚れちゃってたんだ」
みゆき「そうなんだ、ところであなたの名前は?」
のぞみ「自己紹介がまだだったね。私はのぞみ、夢原のぞみ。よろしくね♪」
みゆき「私は星空みゆきっていうの。よろしくね」
のぞみ「素敵な名前だね。私そういうの大好き」
みゆき「あ、ありがとう。それより夢原さんは急がなくていいの?学校」
のぞみ「ぎゃあああ!!そうだった~!!早くしないと私も遅刻しちゃう~!」
みゆき「あ~!もうこんな時間だぁ!そしたらまたどこかで会おうね夢原さん!」
のぞみ「『のぞみ』でいいよ、私達もう友達でしょ?」
みゆき「友達…。うん!私のことも『みゆき』って呼んでいいよ!」
のぞみ「ありがとう!またどっかで会おうねみゆきちゃん!よーし、早く学校へ到着するぞ~!けって~い!!(ダッ!)」
キャンディ「キャンディを忘れないでほしいクル…(しくしく)」
みゆき「ごめん!すっかり忘れてた…」
私はまた新しい友達ができました。名前は夢原のぞみちゃん、なんだか私と同じような雰囲気を感じる。…でも、サンクルミエール学園ってこの町にあったっけ……?
無事に学校についた私はいつも通り教室に入る。そこにはいつものクラスメイトであり、私の大切な友達が挨拶してくれた。
あかね「おはようみゆき~」
やよい「みゆきちゃん、おはよう」
なお「おはよう、今日はやけに賑やかだね」
れいか「おはようございますみゆきさん。昨日はよく眠れましたか?」
そう、あかねちゃんとやよいちゃんとなおちゃんとれいかちゃんだ。私はみんなに「おはよう」と返すとみんなは笑ってくれた。そしてギリギリチャイムが鳴り響き、先生が教室に入ってきた。
先生「今日は佐々木先生が風邪の為、僕が代わりにHRを始めさせていただきます」
今日は担任の佐々木先生が風邪を引いてしまい、急遽他の先生がつくことになった。
先生「それでは、まず重要な連絡事項があります。それは期間限定で行われる他校との交流会の内容です」
先生の言葉に、周りのみんなはおもいっきり喜んでいる。え?私はその話聞いた覚えは微塵もないはずだけど……。
先生「交流校は、サンクルミエール学園です」
……え?