プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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第15話 弾けるピカリン・レモネードピース①

やよい「そろそろ私が出展する番だね。ここはビシっと決めよう」

 

私は今やっている人が終わるのを見て、準備を整えている。ちなみに出展する作品は以前応募して佳作になったミラクルピースという作品。今日は執筆の一部始終をお披露目するの。でも、やっぱりこれだけの人達がいると緊張しちゃうなぁ…。

 

 

 

スタッフ「それでは、次の作品の出展者は前に出てください」

 

 

 

スタッフの掛け声とともにステージの前に上る。いよいよ私の出番だ、頑張ろう…!

 

 

 

やよい「みなさんこんにちわ。ミラクルピースの作者、黄瀬やよいです。今回はこの漫画展にお越しいただき、誠にありがとうございます」

 

 

 

マイクを持って観客に軽く挨拶をする。そしてプログラムを確認して最初は何をするかをチェックする。

 

スタッフ「まずは作品の説明をしてください。それから執筆までに至る話などを聞かせてもらいます。OKですか?」

 

やよい「はい。それでは、まずはどのような作品なのかを説明いたします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うらら「シロップ、早くおいで」

 

シロップ「全く、そんなに急がなくたっていいだろ…」

 

数十分後、私とシロップは無事に漫画展の会場へ到着しました。ちなみにシロップは今人間の姿に変身しています。こうしてみるとなんだか恋人同士に見えるかも…。

 

シロップ「おい、何ボーっとしてるんだよ。行くんじゃなかったのか?」

 

うらら「ごめん、なんでもないよ。したら早く行きましょ」

 

シロップ「燥いだりしたら俺は知らないからな」

 

シロップがため息を吐くが、私はそれを気にせず早速中へ入ることにしました。

 

 

 

スタッフ「いらっしゃいませ。二名様ですね?」

 

うらら「はい、これで入場できますか?」

 

スタッフ「チケットは確かに二名様分ありますのでどうぞご入場ください」

 

受け付けのスタッフにチケットを確認してもらい、無事に入ることができた私達。先程やよいさんから二枚分もらったから丁度よかったです。

 

シロップ「それにしてもすっげー人だかりだな」

 

うらら「まぁこれだけの人数がいたら流石に人気があるってことだと思うよ?」

 

辺りを見渡すと、既に人がたくさん入ってるようです。私はシロップの腕を組んで恋人気分で巡ることにします。

 

シロップ「あんまりくっつくなよ。歩けないぞ」

 

うらら「たまにはいいじゃない。滅多にないし」

 

結構照れているシロップを揶揄するかのように笑う私は一番最初に目に入った作品を見つけました。これはこれは…、

 

 

 

乱れ咲く従順な美少年 今日は夜にやろう

 

 

 

うらら「きゃああああ!?これってもろBL系じゃないですかぁああああ!?」

 

 

 

シロップ「何に驚いているんだようららは…」

 

 

 

最初に目をにしたのはタイトル的にBL丸出しの作品でした…。っていうか私達には早すぎます、いろんな意味で……///

 

 

 

うらら「なんだかものすごく過激的だったねシロップ…」

 

シロップ「俺に聞くなよ。それより次回るぞ」

 

私の腕を引っ張るように移動するシロップ。これはココさんやナッツさんには見せたくないですね…。ちなみに破廉恥な描写が写ったかどうかは私にもわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

L「さて、次の作戦はどうしようかな?」

 

???「ねぇ、次は私にやらせてくれない?」

 

L「誰なんだい?」

 

???「私よ、あなたとRの仲間のHよ」

 

L「君か。それでどうして僕の代わりにやりたいの?」

 

H「それは、あのあざとい二人をコテンパンにしてやりたいからよ…」


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