プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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第150話 野望の集約

めぐみ「なぜそうまでして自分のやりたいことに拘るの」

 

ひめ「不気味にも程があるのよね、本当に」

 

緊迫した空気の中、私とひめが警戒する。同時に相手も戦闘態勢に入ろうとしていた。

 

R「さて、俺も手を打っておくとすっか。今日は、これだ(パチン)」

 

するとさっきまで静かだった風の音が急激に強くなって、周りに飛んでいた小鳥達が次々と倒れていく。

 

R「今日俺が出すのは、デザトリアン。この鳥共のこころの花を奪わせてもらった。さぁ、思う存分暴れろ!」

 

 

 

ゴゴゴゴ…!!

 

 

 

ひめ「何が起きるの!?」

 

めぐみ「ここは危険だね、誠司は下がってて」

 

誠司「…無茶するなよ?」

 

めぐみ「大丈夫!私達ならなんとかなるから」

 

恐れる物なんかいくらでもある。だけど…!

 

 

 

バギャアアアッ!!

 

 

 

R「おうこれはいいじゃねぇか。ついでにスナッキー共も出してやるか」

 

めぐみ「あんな敵、見たことないよ」

 

ひめ「まるでサイアークみたいね」

 

R「早く始めようぜ?面白れぇ戦いってやつよなぁ!」

 

めぐみ「ひめ!」

 

ひめ「うん!」

 

私とひめの意思を一つにし、今立ち上がる…!

 

 

 

プリチェンミラー『かわルンルン』

 

 

 

めぐみ&ひめ「「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!」」

 

 

 

プリカードをプリチェンミラーにセットし、お互いに変身する。それぞれ姿を変えつつ、徐々に変化していく。その姿は、どんな悪に打ち勝つ戦士だった。

 

 

 

ラブリー「世界に広がるビッグな愛、キュアラブリー!」

 

プリンセス「天空に舞う青き風、キュアプリンセス!」

 

 

 

私達は伝説の戦士、世界に幸せを与えたいと願う奇跡の存在。

 

 

 

ラブリー&プリンセス「「ハピネス注入幸せチャージ、ハピネスチャージプリキュア!」」

 

 

 

R(ふん、やはりな。戦いが如何に甘くないかってことを教えてやる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~同時刻、某所~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

L「どうやら彼はまた暴れたいかもね。僕にはこの世界でやることなんてあまりなさそうだけどさ」

 

X「お兄様、本当にそれでいいの?」

 

L「大丈夫さ、気にすることでもないよ。この世界のどこかにまだプリキュアがいるかもしれないし、まだまだ詮索する必要があるよ」

 

X「ところでレジーナはあのままにしておいても―――」

 

L「好きにやらせておきて。どうせ君も仲間を新しく引き連れたんでしょ?」

 

X「ダークプリキュアにファントム。面白い人選なの」

 

L「ほう、本来なら敵対しそうな二人を連れるなんてねぇ。実に興味深いよ」

 

X「あとは彼らの思うままに動かせばいいのね?」

 

L「勿論さ、僕らの影武者として仕立て上げたらいいじゃないかな?」

 

X(影武者、ね…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~とある花畑~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いおな「そろそろ行きましょうか」

 

ゆうこ「うん、午後の一仕事でもするとしますか~」


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