プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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第142話 暗黒の魔法

つぼみ「一体どこから…」

 

えりか「美味しかったわ~。また今度行きたいわ~」

 

つぼみ「って頑なに関心してる場合ですか~!?」

 

えりか「了解、さっさと行こうか」

 

私の感が的中したようです…。どうやらどこかで怪しいことが起きる模様。私とえりかが気配を辿るように慎重に行動します。

 

つぼみ(おそらくは東の方から来るはず…。なぜこれほどの気配を感じれたのでしょう)

 

身体中から来るプレッシャーに耐えつつ、少しずつ探していきます。そこには意外な光景を目の当たりになることになります。

 

 

 

ひゅう……

 

 

 

不気味な煙が徐々に漂ってきているようです。とても危ない感じです。

 

えりか「ちょっとつぼみ、あれ…」

 

つぼみ「うっ…!なんかこげ臭いですね…けほ」

 

えりか「こんなところで喫煙なんて冗談じゃないわよ…げほ、げほっ」

 

つぼみ「多分喫煙じゃないと思いますけどね」

 

更に近づいて様子を窺うと、予期せぬ出来事が起きてしまうのです。

 

 

 

えりか「うぅ―――あおIIOHGFHIOougyIPHIPHUIOGuoghilnhip…」

 

つぼみ「え、えりかっ!?」

 

えりか「コ…コウシンヲ―――IOAIOJIPHSUOHWOJCK+SZMKOMI…」

 

 

 

突然えりかが意味不明な言葉を唱え始めたようです。何かに操られたかのように。

 

つぼみ「ど、どうしましょ~!?えりか!しっかりしてください!(ブン、ブン)」

 

えりか「シュジンカクサマへ…ジュシン、カンリョウ。セツダン―――ふぁ!?わ、私一体何を…?」

 

つぼみ「目を覚ましたんですね、よかったぁ~!(ぎゅ)」

 

えりか「つぼみ!?なぜ突然抱きつくのよぉ!?」

 

正気を取り戻したえりかに、私は思わず咽び泣きました。も~、心配させないでほしいですよ…。

 

つぼみ「っ?あれを見てください」

 

えりか「ほえ?誰かいるわさ―――」

 

 

 

つぼみ&えりか「「っ!?」」

 

 

 

この時、異常な殺気を感じとりました。目の前に脅威となる者が現れることを。

 

???「ターゲットを発見。主君様、直ちに排除を致す」

 

???「その必要はないわ…。あなたは戻っていいから、あとは任せて」

 

えりか「あれは…?」

 

目の前にいたのは謎の黒い物体と一人の少女。どうやらあれが元凶だと思われます。

 

つぼみ「この事態はあなた達の仕業ですか?」

 

???「よくここがわかったね。私はX、プリキュアを消滅させるのが使命」

 

えりか「まさかのまさか」

 

 

 

ゴゴゴ…!

 

 

 

X「キュアブロッサム、キュアマリン。ここがあなた達の死に場所となるの…。魔法入りました。大いなる闇をまといしいでよ、ヨクバール…!(ゴォオオ…!)」

 

 

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

 

 

つぼみ「何か出ましたよ!?」

 

えりか「やべぇ~っしゅ!」

 

Xと名乗る私達と同じくらいの少女が怪物を召喚してきました。あのどす黒いオーラがその証拠となります。

 

X「さぁ、あの二人を始末してちょうだい」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

つぼみ「えりか、行きましょう―――ってこんな時にシプレいないですよぉ~!」

 

えりか「あのバカコフレはどこで油売ってんのよぉ~!」

 

 

 

シプレ&コフレ「「ただいま来たです~!」」

 

 

 

つぼみ「シプレ!」

 

えりか「コフレ!」

 

なんと、起死回生のタイミングでシプレとコフレが駆けつけたみたいです。これでやっと…!

 

シプレ「怪しい気配を感じたからもしかしたらと思ってです」

 

コフレ「心配かけてごめんなさいです」

 

つぼみ「いいです、とにかくあれを止めるのが最優先ですから。ね、えりか?」

 

えりか「その通りだわさ!あれをどうにかしなきゃ解決できんのじゃ!」

 

仕切り直していざ戦闘態勢に入ります。

 

 

 

シプレ&コフレ「「プリキュアの種、行くです~!」」

 

 

 

シプレとコフレから放たれるココロの種を手にして、

 

 

 

つぼみ&えりか「「プリキュア・オープンマイハート!」」

 

 

 

その力で全身に凄まじいエナジーを宿します。その姿こそが、私達に光を照らすのです。

 

 

 

ブロッサム「大地に咲く一輪の花!キュアブロッサム!」

 

マリン「海風に揺れる一輪の花!キュアマリン!」

 

 

 

ブロッサム&マリン「「ハートキャッチプリキュア!」」

 

 

 

そう。私達は世界を守る伝説の戦士、プリキュアなんです。

 

X「ここで始末してあげる…」

 

さぁ、どこからでもかかってきてください…!私達が止めてみせます!


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