プリキュアオールスターズ大戦   作:クワトロン大帝

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第101話 ハート・オーバー

マナ「……」

 

真琴「やっと起きたわね、さっき魘されてたわよマナ」

 

少し俯くようにまこぴーがあたしに心配してきた。一体何がどうなったの…?

 

六花「順調に練習していたら急に苦しがるような状態になってたのよ」

 

ありす「悪い夢でも見ましたか…?」

 

六花とありすも心配そうに声をかけてきた。多分個人的にはそう感じないけどどこかで悪い夢見たのかもしれない。

 

マナ「そ、そんなことよりもう眠気無くなってきたよ。そろそろあたしも練習に入るよ」

 

六花「気にしてないならそれでいいけれど…」

 

真琴「その心得はわかるけど、そろそろ夜になるわ。あと少ししか練習に付き合えないわよ」

 

マナ「そんなぁ~!折角回復できたのにぃ~!」

 

気がつくと日の入りが始まっていた。どうやら相当長く仮眠をとってしまった。

 

ありす「確かに、マナちゃんが練習できないなんて結構辛いと思います」

 

真琴「まぁそこまで言うならもう少しだけやってもいいわ。満足できる限りでね」

 

マナ「ありがとうまこぴー!(ギュ)」

 

真琴「く、苦しいわよぉ…!」

 

六花「それじゃ、引き続きやりましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~そのまま練習が続き―――~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真琴「マナ、そこで右足を捻るの。でなきゃ上手く回れないわよ」

 

マナ「右足に力を入れたらいいんだね。お、丁度いいよこれ」

 

それから少しずつまこぴーからアドバイスを受けたあたしはそれを覚えるなり受けた通りの動きを確認していた。まさか自分でもこんなに身軽な動きができるなんて思いもしなかった。

 

六花「結構順調ね。たった一時間以内であそこまで真剣になっちゃうんだもの」

 

ありす「この調子でどんどん成長できるかもしれませんね」

 

とりあえずそんなこんなで今日の練習が終わる。

 

真琴「今日はここまで、次はミユキさんに今日の成果を見せる予定だから気を抜かないようにね」

 

メモを取り出して細かく予定などを書き込むまこぴー。やはり仕事と兼ね合ってのスケジュールなのだろう。

 

マナ「さて、帰る支度しなきゃ」

 

六花「あまり遅くなるといけないからね」

 

あたし達もすぐに帰る用意をする。するととある女性達が何かを売り出していた。こんなところで売店なんて珍しいねぇ。

 

ありす「あれはかぼちゃですわ。きっとハロウィンに向けて一足早く準備するのでしょうね」

 

気が早いことだけど、どうやらハロウィンに向けての事前準備だとか。

 

六花「ちょっとだけ見てみましょうよ」

 

真琴「めぼしい物なんかあるのかしら?」

 

暇つぶしにその売店へと立ち寄ることに。どうやら他にお客さん達もいるみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「やっと見つけた、愛の力を持つ者……」


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