~~今から数時間前~~
マナ「えぇ?あたし達がダンスをやる?」
六花「いきなり言われても…」
ありす「何か訳でもありますか?」
ミユキさんの一言であたし達は思わず驚いてしまう。ちょっと成り行きで言ってみただけなんだけど、まさかここまで引っ張ってくるなんて…。
ミユキ「まぁね。ちょっとあなた達にやってもらいたいなぁ~って思ってね」
六花「それで、チームとかを結成するんですね」
ありす「私、少し調べてみましたが今後各地でのアマチュアダンスパフォーマーが開催されるって聞きましたわ。もしかしたらそれが理由ですね」
ミユキ「正解よ、よくわかったわね。唐突で申し訳ないけどあなた達ならきっとやれるって感じたの。よかったら私も一緒に教えてあげるわね」
そうなんだ、それが理由だったんだ。今ありすが調べてくれたことと一致していた。なんだかとりあえずやってみようって感じになってるね。
マナ「それなら、早速稽古お願いします」
~~そして今~~
ミユキ「戻ったわね。じゃあ練習再開しよっか」
ありす「その前にちょっと挨拶したい人がいます」
ありすが説明するとまこぴーが直接ミユキさんへと話しかける。
真琴「こんにちわ。私も一緒にダンスを習いたいんですが……」
ミユキ「あなたもしかして、今有名のまこぴーじゃない!会えて嬉しい~!!(ギュッ)」
マナ「…へっ?」
するといきなりミユキさんがまこぴーに飛び込むこうに抱き付いてきた。な、なにゆえ…?
ミユキ「本物のまこぴーに会えて私とても幸せな気分ね」
真琴「トリニティのミユキさんですよね。私にもダンスを教えていただけないでしょうか?」
六花「まさかあんな表情するなんてねぇ…」
流石の六花も正直唖然としていた。ありすはそうでもなかったけどね。
マナ「じゃあさ、四人でチームを組むってことになるね」
ミユキ「いいアイディアだわ。その方が一番よ。まこぴーもそれでいいかしら」
真琴「はい、私もそれがいいと思います。マナ達は私の友達ですから」
ありす「となれば真琴さんも基礎から覚えることになりますね」
六花「まぁまこぴーなら余裕だと思うけどね」
余裕の笑みえを浮かべるまこぴーに、あたし達はそのまま受け止めることにした。ここまで来たらあとは気合と根性でどうにかするしかない。アマチュアダンスパフォーマーとやらに向けて必死で努力しなきゃいけない。いうなればチームワークで勝つ、それだけのことだね。その勢いを保ちつつ、すぐに練習を再開することにした。