六花「さて、早くミユキさんのところへ行かないとね」
ありす「真琴さんも一度挨拶した方がいいですわね」
一息ついたところで基礎練習を再開することに。まこぴーもあの様子だと興味持っているような雰囲気してる。
真琴「みんな、一つ気になったことがあるんだけどいい…?」
六花「一体どうしたのよ、急に俯いて」
突然まこぴーが足の動きを止めて急な質問をしてきた。なんだかとても恥ずかしそうな顔をしているみたいだけど…。
真琴「私、ずっと思ってきたけど…。なんだか悔しいと思うの」
マナ「何が?」
ありす「あら?何やらとある部分を凝視してるみたいですわね」
・・
顔を赤くしつつもあたし達のある部分をずっと見つめるまこぴー。も、もしかしてまこぴーって…。
真琴「どうしてマナ達の胸が大きくて私の胸だけが小さいのよぉ~!!(しくしく)」
六花「……ゑ?」
マナ「それが問題…?」
なんということでしょう。今の表情とは一切関係なく突然泣き始めたではありませんか。
ありす「それがどうかしましたか…?」
真琴「私、最近他のみんなとかに胸小さいよね~って揶揄されまくっていて…。その、私だけなぜこんなに大人の女性の道に遠いかが…」
六花「そんなに自分の胸の大きさが気になるってわけねぇ…」
まこぴーの気持ちはなんとなくわかる。でも女の子というのは胸が大きい程魅力的だっていうことと、大人になればもっと強調されるのではないかと思う。
マナ「だってあたし達、育ちざかりだからこうやって成長してもおかしくないでしょ?」
真琴「そうよね、マナ達はそうでしょうね。私は一応あるけどこんなんじゃ全然満足しないわよ…!(もじっ)」
ありす「言われてみればこの中ですと六花ちゃんが一番ですわね」
六花「ちょっと!?三人で私を嫉妬しないでよね!?」
マナ「でもありすも小柄ながらも結構あるよね」
ありす「マナちゃんも負けないくらいですけど」
この内容で益々自身を無くしかけているまこぴーがあることを閃いた。
真琴「ありす、どうすれば私も大きくできるの?」
ありす「残念ながらそれは知恵と勇気で見つけてくださいな♪」
真琴「……あ、はい」
呆気なく即答されてしまい、希望が薄れてしまった。
六花「まこぴーの言いたいことはわかったわ。でもそれは自分で解決するものよ。他の女に気をとられてたら負けよ」
マナ「流石だね六花」
まぁここは本人が努力すればいいことかもね。とりあえず早く行かないと間に合わなくなっちゃうし、元気に行こうか。
ありす「とりあえず六花ちゃんにはおもいっきり頑張ってもらいましょうか」
六花「なんじゃとて!?」
冗談はさておき、まこぴーもダンスの基礎練習に加入することになったので思う存分鍛えるとしますか。