ログ・ホライズン ~高笑いするおーるらうんだーな神祇官~   作:となりのせとろ

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<完璧凡人>《おーるらうんだー》の奏

名前:奏 レベル:95  種族:法儀族

職業:〈神祇官〉(カンナギ) サブ職業:〈陰陽師〉

口伝:〈壊れることなき理想の世界〉(アサハナ)、〈投影剣宣〉、〈その手に失せた夢の欠片〉(オテイン・ロストピース)

 

HP: 11213

MP: 12053

 

戦場での役割:オールマイティー

装備可能武器:魔法具、長杖、刀

装備可能防具:布鎧

 

 

 秋の日の永夜を過ごし、地獄を終え、龍神の助けを借り、一人の少女の告白を聞き、またもう一度立ち上がることを彼は決めた。姉への答えを返したことで一つのけじめとしもう一度走り出す。

 百恵と比べられることへの抵抗が消えたことで競り合うことへの抵抗も同時に消え刀で攻撃を受けることも自身の身を傷つけることへの覚悟を決めることも出来るようになった。アサハナから授かった結界術に対する知識と祖父の教えからくる剣術を主軸にした戦い方はいままでのような全てを同時にこなそうとする戦い方とはまったく別のものへと変質した。ただし技術や知識を捨てたわけではないのでその広さからくる戦闘技術は日々絡み合い停滞を取り戻すかのように凄まじい速度で進歩し続けている。

 

 

〈装備品〉

〈脇差し 風月玄沢・成就〉

 ポッキリと根本から折れてしまった〈夜刀 風月玄沢〉をアメノマの〈刀匠〉多々良に打ち直してもらった作品

本来の長さに直すことはできず攻撃力、性能も若干落ちざるおえなかったがその代わりに取り回しのしやすさが向上した。

 フレーバーテキストの効果によって奏の思いは切れ味に変わり切れ味は本来のそれよりも遥かに鋭い。また百恵との戦いで見せたような刀身をあくまで刀の範疇ではあるが半透明化、伸縮に形状変化もできる。

 

フレーバーテキスト

 夜の空を照らし続ける月の光と会うことのできない者へと募らせる想いが混じりあい1本の黒刀となった。 

 折れようとも曲がろうとも想いに比例し刀の純度は増し何度でも主人の力となるために舞い戻る。

 

 

 

〈十得虎耳草〉(じゅとくはるゆきのした)

 龍神アサハナの物質創造能力で創られた幻想級の刀。

 無銘にして名刀、龍神アサハナの髪と霊気によりできている神刀。性能は〈夜刀 風月玄沢〉にも勝るとも劣らずの奏専用の装備(ユニーク品)。龍の一部を使ってできている刀のためひと振りで魔力を生み場の魔力を整える。

 

 

〈真光とどき満ちた全式の儀式杖〉

 龍神アサハナので光を浴び続け本来の力を取り戻した儀式杖。媒体にすればいかなる儀式の術式さえも行使を可能にする幻想級の長杖。

 全体性能は大幅に上昇し耐魔、耐呪に対して絶大の効果をみせ、そのうえで〈神祇官〉(カンナギ)の特技、魔法に様々な付与効果を付与する能力が新たに増えた。

 

フレーバーテキスト

 太陽の光を吸収し続けることで力をため続け百の術式を成し遂げるため百年樹の枝を素材として作られた儀式杖。

 蓄積された魔力は無尽蔵に増幅し周囲の生命にまで影響を与えてゆく。

 

 

〈昇り龍の羽織り〉

 朝日を背景にしてたちのぼる昇り龍を思わす真っ赤な羽織り。防具には珍しく攻撃補助の効果が多く備わっており、火炎耐性から氷耐性、ブレス耐性まで満遍なく優秀な耐性能力を有している。

 

 

〈黎明の胴衣〉

 あの頃から変わらずに身につける蒼の胴衣。

 いくつもの戦場を駆け抜けたその胴衣は目に見えなくとも残り香のように戦場の魔力を残している。

 その残り香を懐かしむようにして奏は今日も胴衣に身を包む。

 

フレーバーテキスト

 復讐に囚われた姫の哀しみが染み込んだ衣は同種の哀しみや苦しみを強く引き寄せ吸収する。

 苦しみ続けた姫は長き夜の悪夢から目覚めるために痛みを受けとめ涙を流して歩み始める

 長い夜はいつか明けるのだと信じることで

 

 

〈天駆ける虎の高下駄〉

〈天虎の高下駄〉が天虎の祝福を受けてさらに進化した〈幻想級〉のブーツ型の高下駄。ゲーム時代のような実際の動きやすさを度外視したものから動きやすさまで考慮されたつくりに変化した。これによりもともと得意だった体術にもキレが増した。移動速度、回避速度への補正だけでなく行動阻害への耐性まで大きく強化された。

 

フレーバーテキスト

 自由を誰よりも愛す虎は空を駆けることを願い神をも喰らう力を得た。

 虎は夢を追うものを愛し見続け信じるものを追う者のみに力を貸し助言をし続ける、そんな虎の願いと意思が込められたが込められた空を駆けるための翼

 

 

〈龍虎の腕輪〉

 虎と龍の2体の強者から加護を一身に受けた腕輪。

 本来あったMP継続回復効果に加えて継続MP消費時に対する継続消費MPの減少効果が加わり、〈陰陽札〉による召喚獣を以前よりも長時間召喚できるようになった。

 

<口伝>

 

<壊れることなき理想の世界>(アサハナ)

 <陰陽師>の特技<聖域結界>の応用と封印術の知識を組み合わせたことによって編み出した口伝。ゾーン設定を利用、応用することで結界内のみの限られた空間のみで作用するルールを設けることができる。縛りの大きさや数が増えれば増えるほど持続時間は短くなるが数を絞り単純な縛りであればあるほど効果と持続時間は大きくなる。設けた縛りは敵味方自身関係なく結界内にいる全員に平等に作用するので一対一もしくは一対多の状況で使用するのが好ましい。<黄金領域>や<偽全死合>も枠組み上は<壊れることなき理想の世界>の中の一つとして数えられる。

 

 

<投影剣宣>

 <夜刀 風月玄沢>のフレーバーテキストの応用による口伝。想いを刀に注ぎ想いを刄へと変える口伝。発動すると刀の刀身をほぼ不可視の状態にするうえ、刀身の透過もすることができる。透過は相手の武器や盾などの物理的なものに対しては透過することはできるが神祇官(カンナギ)が使う<禊の障壁>を例とする<ダメージ遮断呪文>などの魔法的障害を透過することはできない。

 また、奏は<投影剣宣>の発動時に独自の詠唱を行うが龍神アサハナが行うような自身の力の増幅するなどの効果はなく、魔法的な意義もない。あくまで奏自身が自らの内面のスイッチを切り替えるためだけの意味合い、自己暗示の類いでしかない。

 

 

<その手に失せた夢の欠片>(オテイン・ロストピース)

 ザントリーフでルンデルハウスを救うために使った<魂呼びの祈り>を媒体にし作ったイメージである霊体の腕を発展させ発現させた口伝。アストラル系などの実体を持たないいわゆる霊体のモンスターなどに高い効果を発揮し高い拘束能力を持つ。実体に対しても触れることはできるが肉体を持っている分霊体に比べるとその力は格段にさがり奏(回復職)と同程度の腕力しか発揮できないが同レベル帯の相手には僅かな時間であれば拘束もできる。

 


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