Ange Vierge Désespoir infini   作:黒井押切町

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特訓

 カミュ邸で特訓を始めて、一週間経った。最初はランニングと筋トレのみだったトレーニングだったが、秀の、一晩中森を駆け抜け、青蘭島まで泳いでたどり着いた体力が、多少衰えていたとはいえまだ健在だったため、カミュのプランよりもかなり早くその段階を終わり、今はこれまでのものに加えてナイフによる近接格闘術の訓練を行っている。

 昼休憩に、陽気が降り注ぎ、そよ風が心地よいカミュ邸の芝生に座って、トレーニングウェアに身を包んだ秀はポソポソとした食感の、お世辞にも美味しいとは言えない、クラッカーのような形をしたレーションを口に入れた。

 

「やっぱり、不味いな」

 

「何が不味いだ! 私特製のレーションなのだから、ありがたく食え!」

 

 威圧的な言い方とは対照的に、まだ幼さのする声がした方を向くと、そこには不満げなカミュが腕を組んで秀を見下ろしていた。

 

「そのレーションは高カロリー、高栄養価の戦士として欠かせないものなんだぞ? それを文句言いながら食うとは、戦士になるものとしての自覚がないぞ」

 

「それはもう聞き飽きた。もう少し別の方便を考えてこい」

 

「教官に対して減らず口をたたくとは……! いつも我慢していたが、もう我慢できん! 貴様の実家の電話番号を教えろ! コレクトコールで親に文句を言ってやる!」

 

 ガキか、と思いつつ、

 

「別に構わんが……俺の実家に電話はないぞ?」

 

 秀が告げると、唾が飛ぶほど怒鳴り散らしていたカミュが、キョトンとして何も言わなくなった。数秒後、「え?」と聞き返してきた。仕方がないので、秀はカミュに自分の生い立ちを要点をかいつまんではなした。すると、カミュは今までの高圧的な態度とはうって変わって、急によそよそしくなった。

 

「いきなりどうした」

 

「いや、貴様の話を聞いたら、貴様の村の村人と、私の考えに通じるところがあってな……」

 

「そうなのか?」

 

 カミュは頷いた。

 

「私は、貴様の村の村人同様に、プログレスに、いや、正確にいえばアンドロイドとEGMAにだが、あまりいい感情を持っていない」

 

「SWEが、アンドロイド優先で統治されているからか?」

 

「平たく言えばそうだが……EGMAが、人間を少しないがしろにしているように感じるのだ」

 

 カミュは一つ息を吐くと、秀に向き直った。秀は、その瞳が、ひどく冷めているように感じた。

 

「実情を話せば、一般の人間には、SWEで職に就くのはほぼ不可能に近い。唯一なれるのは、私やDr.ミハイルのようにアンドロイドに携わる職か、ジャッジメンティス乗りかの二択だ。だがそれらも、EGMAによる選別からふるい落とされたらおしまいだ。その先には別の世界に出稼ぎに行くか、もしくは心中のどちらかしか待っていない」

 

「ふうん……。それで?」

 

 秀が訊くと、カミュは訝しげな目線で秀を見つめた。秀はため息をついて、もう一度聞き直す。

 

「だから、それでどうするんだよ。批判したからには改善のための手段も言わないといけないだろう」

 

 カミュは、間抜けな面のまま固まっていたが、ハッとして、慌てたように腕を組んで体をそらして言った。

 

「ふ、ふん! そのくらい考えてあるに決まってるだろう! さっきは貴様が突然聞いてきたから焦っただけだ!」

 

「ほう。じゃあその考えってのはどんなのだ?」

 

 秀が問い詰めると、カミュは困ったように露骨に目を逸らし、しどろもどろになって、

 

「い、いや、ちゃんと考えてあるんだぞ。だ、だ、だが、貴様にそれを、り、理解できるとは——」

 

「考えてなかったんだな」

 

 秀はカミュの言葉を遮るように言った。すると、カミュは顔を真っ赤にして、俯いて呟くように言った。

 

「わ、悪かったな、考えてなくて。……そうさ。考えてなんかいないさ。誰一人としてな」

 

 最後だけ、カミュは吐き捨てるように言った。それから、二人とも押し黙ってしまった。数分たって、秀は一刻も早くレミエルの元へ帰らないといけないのに、こんなことをしている暇があるか、と思い始めた。だから、いきり立って告げた。

 

「特訓、再開しよう」

 

「ああ。そうだな。……ふむ」

 

 突然カミュが考え込み始めた。そして、数秒の後、秀に告げた。

 

「よし、私を困惑させることができた褒美だ。特別に、今日中に私に一撃をいれることが出来たら、予定を早めて次の日から銃器の扱いを学ばせてやる」

 

「本当か!?」

 

 カミュの言ったことは、凄く素敵なものに聞こえた。予定を早めることができれば、レミエルの元に早く帰ることができるし、そうでなくとも、今の自分の実力を確かめることができる。そう考えると、カミュの偉そうな態度も、全く気にならなかった。

 

「よし、なら早速——」

 

「ただし、私は一切攻撃せず、貴様が仕掛けてから10分経ったら、一旦休憩だ。最低でも、その休憩は一時間以上とする。休憩が終われば、再び仕掛けてもよい。場所はどこでもよいこととし、回数制限は5回だ。今日の他の訓練のメニューは無しとする。いいな」

 

 はやる秀を諌めるようにカミュは告げた。秀は、気持ちを納めてから頷いた。

 

「では、貴様は、早速、と言ったな。では一回目を始めるか。私は避けるかいなすことしかしない。何処からでもかかってくるがいい」

 

 カミュが、挑発するように準備体操を始めた。。秀は、訓練用のラバー製のナイフを懐から出し、周りを見る。当然だが、辺りは芝生だ。足音もよく聞こえるし、また平らな土地になっているため、身を隠してからの不意打ちはできそうにない。

 

(じゃあ真っ向勝負、というわけか……)

 

 秀は、ジリジリと距離を詰めていく。カミュは、依然として呑気そうに準備体操をしている。更に一歩詰める。まだカミュは止めない。秀が一足跳びで飛び込んで刺突できる間合いまで、あと三歩ほどだ。二歩詰める。まだ止めない。

 

(これなら……!)

 

 秀は一歩詰めると、すぐさま右足で大きく踏み込んでナイフを突き出した。狙うは右の脇腹。このままいけば、確実に命中する。だが、左の伸脚に差し掛かっていたカミュはその姿勢から、右足の力だけで右に跳んだ。秀のナイフが空を突く。

 

「ッ! まだ!」

 

 秀は回避された直後に左足を軸にして方向転換し、踏み込み、カミュの胸元を狙う。今回も、そのままいけば一撃が入る。カミュは避けようともしない。秀の唇が勝利の確信を浮かべる。しかし、カミュは、ふん、と鼻を鳴らすと、秀の手首を右手で掴み、秀の勢いを利用して背負い投げをした。

 視界が反転する。秀は咄嗟に受け身をとる。背中に衝撃。受け身のお陰で大したダメージではない。すぐ立ち上がって、カミュに向かう。今度は一撃必殺にかける戦法ではなく、手数で勝負することにした。休むことなく、ナイフで突き、斬りつける。だが、それをカミュは、余裕の表情で避ける。秀が、疲れと命中しないのとで苛立ちを感じ始めていた頃、カミュが秀の足を払った。目前に地面が迫る。秀が芝生に倒れ伏した時、カミュが告げた。

 

「10分だ。一回目は残念だったな」

 

 秀は、地を思いっきり殴った。

 

        ***

 

 暗い部屋。その隅に、レミエルは両脚を抱えてうずくまっていた。もう、何日そうしていたか分からなくなっていた。日は経っても、心はあの日にあった。秀が目の前で、惨殺された日。真っ二つされていたのだ。確実に死んでいるだろう。

 

(私のせい、だよね)

 

 何度心でそう思ったか分からない。今のレミエルにあるのは、自責の念と後悔と絶望のみだ。

 

(私、何もできなかった。カレンさんを助けることも、レボ部の皆さんを手助けすることだってできたはずなのに、私はボーッと突っ立っていただけで、何も、しなかった……)

 

 手に力がこもり、掴んだ左手首に指が食い込む。痛かったが、秀が受けた痛みを考えると、屁でもなかった。

 

「……レミエル、居るか?」

 

 ドアの向こうからくぐもった声。ガブリエラのものだ。気怠かったが、とりあえず「はい」と返事をした。すると、ガブリエラが優しげな声で返してきた。

 

「早く出てこい。皆が心配しておるぞ」

 

「出てきて、何になるんですか」

 

 レミエルは、うずくまったまま答えた。突き放した言い方になってしまったことに言ってから後悔したが、まぁいいか、と思い直した。

 

「外に出たって、秀さんが甦る訳じゃないでしょう」

 

「そこにいても甦るものではないぞ」

 

 呆れたようにガブリエラは言った。

 

「分かってます。そんなことくらい。でも、皆さんがいて、秀さんがいない世界なんて、私は見たくないです。ならいっそ、ここでわたし独りでいた方が気が楽です」

 

 レミエルが告げると、暫く返答がなかったが、ガブリエラはやがて折れたように言った。

 

「分かった。その気になったら出てくるのだ。ではな」

 

 足音が聞こえ始め、遠ざかっていった。どうやら去っていったようだ。レミエルはすっかり安堵して、そのままの姿勢で眠りについた。

 

        ***

 

「どうでしたか?」

 

 曇り空の下、女子寮の玄関から出てきたガブリエラに真っ先にカレンが訊いてくると、ガブリエラは首を横に振った。

 

「ダメだ。全く部屋から出てこようとしないし、食事も取っているか怪しい。完全に府抜けている。テラ・ルビリ・アウロラに居たときよりも酷いかもしれぬ」

 

「それって、死なないの……?」

 

 カレンと共にレボ部を引き連れたあずさが尋ねる。その質問にはシャティーが答えた。

 

「赤の世界の天使なら、祈りの力があるから、飢えくらいならどうにでもなる。衰弱はするけど、死ぬことはない」

 

 シャティーの言葉にレボ部の面々が安心の息をつく。だが、シャティーは険しい顔で続けた。

 

「でも、やっぱり危険なのには変わりがない。だから、一刻も早くレミエルを部屋から出さないといけない。——ガブリエラ」

 

「何だ?」

 

「レミエルと親しいのは?」

 

 ガブリエラは、顎に手を当てて、少し考えてから答えた。

 

「上山秀を除けば、最も親しいのはユラであろうが、奴を呼ぶのは無理だ。赤の世界で誓いの女神としての役割がある。……仮に、呼べたとしても外に出せるとは思えぬがな」

 

 ガブリエラは、そう言うと疑惑の視線をカレンに向けた。

 

「汝はなぜ上山秀の生存を隠す? 知らせてやっても良いのではないか?」

 

 ガブリエラが問うと、カレンはため息をついた。

 

「秀様の生存を伝えたら、レミエル様は何がなんでもSWEに行き、秀様に会おうとするでしょう。今、秀様は大事な訓練の最中です。邪魔をさせるわけにはいきません」

 

「成る程。では、その訓練が終わったら伝えると、そういうことか?」

 

「いえ、何も伝えずに秀様に迎えさせるとしましょう。その方がレミエル様の喜びも大きいでしょうし」

 

 ガブリエラは、カレンの言うことに、思わず微笑してしまった。堅物として評判のカレンが、そのようなサプライズめいたことを考えるなど、夢にも思わなかったからだ。

 

「ならば、あれ(丶丶)もその時に渡してしまおうか」

 

 カレンが頷いた。それを確認すると、ガブリエラはレボ部の面々に向いた。

 

「汝らも、何か考えてやったらどうだ?」

 

 ガブリエラが告げると、唐突に話し掛けられたせいか、レボ部はあたふたしていたが、あずさがひとつ提案を出した。

 

「よし、鍋パーティーやろう!」

 

「さすがあーちゃん! 良いこと思い付く!」

 

 あずさの提案に、由唯が嬉しそうに指をならした。

 

「うん、いいね。私は賛成だよ」

 

「私も」

 

 ユノとシャティーが賛同の意を示す。

 

「はんばーぐは出るかとね? 食べれるなら、鍋パーティーやりたか!」

 

「メルトちゃん、はんばーぐなら由唯がたっくさん作るよ! だから鍋パーティーやろう!」

 

 ハンバーグが食べたいと騒ぐメルトに由唯が絡むが「ゆいは近づいたらだめけんね!」とぞんざいに扱われていた。ガブリエラは、その微笑ましい図を眺めていたが、一瞬瞑目すると、空を、白の世界の(ハィロウ)を見つめた。

 

(早く帰ってこい、上山秀……!)

 

 ガブリエラは、レミエルの部屋の窓に目を向ける。そこからは、閉ざされたカーテンによって、中をみることは出来なかった。

 

        ***

 

 4回目、カミュ邸の玄関で秀は、連撃の途中で、足をもつれさせて転んだ。疲労のお陰か、受け身に失敗し、床で後頭部を打つ。だが、すぐに立ち上がってカミュに攻撃しようとしたその時、カミュが勝ち誇った笑みを浮かべた。

 

「ちょうど10分経った。次が最後のチャンスだ。分かったな」

 

 カミュはそう告げると、彼女の寝室へと姿を消した。秀も、割り当てられた寝室に向かった。

 

 ドアを開けると、ベッドがひとつと、シャワー室のみがあった。壁や床は灰色。必要最低限のものしかない。トレーニングウェアを床に脱ぎ捨ててシャワーを浴びる。心地よい湯が汗を洗い流してくれる。

 無心で五分ほどシャワーを浴びると、秀は青蘭学園の制服に着替えた。やはり、着なれた服の方が、体が軽い気がした。固いベットに身を投げて、リラックスした後、時間を確認する。21時30分。次は、22時30分から始められる。が、秀は23時57分からラストを始めようと決めていた。その時刻から始めれば、当然3分しか時間がない。しかし、そこまで自分を追い込まねば、カミュに一撃を食らわすなど、できないように思えた。

 

 秀は、目を覚ました。どうやら寝てしまっていたらしい。時間を確認する。23時54分。すぐに跳ね起き、カミュを探しにいく。

 

(いた……!)

 

 カミュ邸内、台所にカミュを見つけた。時間もいいところだ。カミュは鼻歌を歌いながらコーヒーを作っている。足音を立てないように、慎重に近づく。

 

(この辺りか)

 

 カミュから七歩手前くらいで、秀は歩みを止めた。ナイフを取り出し、それをサーカスのナイフ投げの要領で、カミュの背中に投擲した。直撃コース。秀が勝利を確信していると、不意にカミュの鼻笑いが聞こえた。

 

「甘いな」

 

 カミュは、後ろを向いたままナイフを人差し指と中指で挟んで止めると、それを床に放って振り向いた。

 

「残り3分……なるほど、自分で自分を追い込もうという魂胆だな。その心意気は買って——おっと」

 

 秀はカミュの話を遮るように右の蹴りを食らわせようとした。それを、カミュは一歩下がって紙一重で避ける。秀はそこから、空振った右足を床に着け、それを軸にして左で回し蹴りを繰り出す。それを、カミュは体を屈めて回避し、更に転がって台所から出た。

 

「あと1分。さあもう後がないぞ」

 

 煽るようにカミュが言う。無視してナイフを懐から新たに取りだし、右手で掴んで息も吐かせぬほどの連続攻撃を仕掛ける。それを、カミュは涼しい顔で避けていく。

 

「20、19、18……」

 

 焦りを誘うためか、カミュがカウントを始めた。気にせずナイフ、左手、両脚、両肘、更には頭突きを使い、己の体の全てを武器としてカミュに攻撃していく。

 

「4、3、2……」

 

 もう時間がない。秀は、最後の一撃として、ナイフで右袈裟を、左拳で脇腹を狙って渾身の力を込めてカミュに一撃を与えんとする。だが、

 

「1、0。時間切れだ」

 

 カミュにナイフを左手で弾かれ、左拳を右の手のひらで止められた。その瞬間、秀は、体の力が急激に抜けていくのを感じた。

 

        ***

 

 カミュの目の前で、秀が崩れた。秀が両膝をつき、前に倒れそうになる体を両腕で支える。そして、秀は床を殴った。

 

「畜生! 畜生畜生……!」

 

 秀が、嘆くように言う。泣いているようにも思えた。

 

「俺の馬鹿野郎。勝たなきゃいけなかった。あいつのところに、早く帰らなくちゃいけないのに……。あいつを早く安心させてやりたかったのに……! くそぉ!」

 

「……一撃を私に加えられなかった以上、プラン通りに進むのには変わりない。だが——」

 

 本当は、オマケでもいいから銃の扱い方を、何か事情があるらしい秀に、早く教えてやりたかった。しかし、秀が十分に強くない以上、厳しくあるべきと、カミュは思った。だから、そのかわりにカミュは、立ち膝になって、垂れている秀の頭を持つと、腰を下ろしてそれを自分の膝に乗せた。

 

「よく頑張った。貴様のあの根性は素晴らしい。貴様は必ず良き戦士となれる。だから、安心して今は眠れ」

 

 カミュは、優しい声色で秀に告げた。

 

「仰向けになって、いいか?」

 

 秀が尋ねる。カミュは笑顔で頷いた。すると、すぐ秀は仰向けになった。目と目が合う。少し気恥ずかしい気持ちになったが、秀は全く動揺せずに訊いてきた。

 

「優しい顔、だな。お前はずっと、俺にそんな優しさを以て接してくれていたのか?」

 

「肯定していいのか分からないが、ひとつ言えるのは、私は、今までの訓練で、お前のことを第一に考えていた、ということだ。これを優しさというなら、そうなのかもしれないな」

 

 カミュは、秀の頭を撫でながら答えた。すると、秀は満足げに「そうか」とだけ返事をした。

 それから5分ほど、カミュは秀を撫で続けていたが、唐突に秀が口を開いた。

 

「お前の膝枕は気持ちいいな。このまま寝ていいか?」

 

 カミュは、心臓が飛び出るかと思うくらいどきりとした。それで、平静を装いつつ答えた。

 

「あ、ああ。構わんぞ……って、もう寝てるのか」

 

 喋るのを止めれば、秀の寝息だけが聞こえる。よっぽど疲れていたのだろう。つついてもくすぐっても起きない。

 

「今日くらい、私の部屋で寝させようか。そうだ、ついでに添い寝もしてやろう。そうと決まれば早速」

 

 カミュは秀を抱き抱えると、自分の部屋に向かって歩き出した。秀の寝顔を見る。いつものどこか冷めたような顔でなく、安らかで、穏やかな寝顔だった。カミュは、そのような顔を見ていたら、頬がほころぶのを、禁じえなかった。


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