天国には理想郷がありまして   作:空飛ぶ鶏゜

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天国に咲く白詰草
褒めて殺す


 一辺倒の「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」を数えきれないほど繰り返した所で、ふと見ると知り合いの顔が列に並んでいるのに気付いた。

 こちらが気付いたのと同時期ぐらいに、あちらも気付いた様で、新八君は軽く会釈をすると買い物カゴを、カウンターの上に乗せた。

 

「今日は新八君が買い物当番? ってか銀さんと神楽ちゃんが来る方が珍しいか……たまには任せればいのに」

「あの二人に買い物をお願いすると、余計な事にお金を使いかねないんで迂闊に任せられないんですよ」

「酢昆布とか糖分とか?」

「それならまだいいんですけどね……銀さんに限っては食費を持ったままパチンコ行きかねないですからね」

 

 深い溜息を付く姿はとても十六の若者には見えない。まる()で駄目()な夫()に文句を言いながら付き合う熟年女房の様だ。

 同情を禁じ得ないまま、カゴに入った商品をレジに通す。

 

「それにしても相変わらず大量に買うねぇ~」

「まあ、一食の量が量なんで」

 

 店の売上が上がっても給料が上がる訳ではないので、大量に買ってくれたからと言ってテンションは上がらない。とはいえ、米を二袋と野菜、ついでに特売だった醤油を一瓶。三つも用意されたエコバッグに詰められた大量の食材は持って帰るのも一苦労だろう。

 

「大丈夫? 少し待ってくれたら持って帰るの手伝うよ?」

「いえ、近いですし。それに最近万事屋の仕事が多くてあまり鍛錬もできてないから、これぐらいしないと鈍っちゃいますよ。仕事が多いのは嬉しい事なんですけどね」

 

 少し困ったように笑う新八君に、偉いねぇと曖昧に返事を返しながらレジを打つ。

 お金を取り出そうと財布を持つ左手。その手の平には、剣を握る人間特有のタコがある。

 

「ありがとうございます」

 

 お金を払い終えた新八君は、本来私が言うべき台詞を横取りして、詰めた袋をひょいっとまでは行かないが、危なげなく持ち上げる。

 成長途中のしなやかな筋肉が、しっかりとついた腕。

 

「新八君!」

 

 思わず呼び止める。

 

「なんですか?」

 

 少し不思議そうな顔をして振り向いた新八君に言葉を迷わせるが、柳生での失態を思い起こし、迷う口を開く。

 だってこのままでは、私は再び後悔する事になるだろうから。

 

「ねぇ、私にも剣を教えてくれない?」

 

 侍になれるとは思わないけれど……近づきたいと思う事は傲慢だろうか?

 

 

 

 

 新八君は私の言葉に、バイトが終わるまで待ってくれた。

 二人で日の暮れかけた道を歩く。

 食料が詰められた袋は授業料の前払いだというと、笑って半分持つことを許してくれる。

 

「僕なんかで良ければ幾らでも教えますけど……キリさん今でも十分戦えるじゃないですか。別に型に嵌めた剣が必要って訳でもないんでしょう?」

 

 新八君の言葉は正しい。別に正しい構え方とか、正しい剣筋とか、そーいうものが必要という訳じゃない。

 

「んー、私のは裏ワザ的なモンだからねぇ」

「なんですかソレ」

 

 どう説明したら良いのか……。

 

「私、多分えいりあん相手だったら負けないと思う。だけど、新八君が相手だったら……違うね、勝敗以前の問題だこれは」

「?」

 

 新八君は眉を寄せ、怪訝そうな表情を浮かべる。

 

 物理的な問題を上げれば、加減が効かないから、大怪我を……もしかしたら死に至るような怪我を負わせてしまう。そんな理由が上がるけれど、それは本当の問題とは少し違う様な気がした。

 戦うってのはそういうのを踏まえた上でやるものでしょう? 真剣を手に取り似蔵に立ち向かった新八君の様に。

 本当の問題は、私にはその気構えがまったくもって足りてない事だ。そんな私が剣を取った所で……交えた相手の魂を汚す行為にしかならない。

 現に、私には銀色の光なんて少しも存在しないから、蛾は燃え尽きる前に、力尽き、落ちてしまった。蛾を薄汚れた死骸に変えてしまったのは紛れもなく私だ。

 無力に震え、救えない物を救おうと必死になる人間からしたら、傲慢な考えなのかもしれない。それでも……押し付ける様な行為が正しいとは思えないのだ。

 

 そんな気持ちを分かりやすく噛み砕いて伝えるには少し時間がかかって、選んだ言葉をゆっくりと吐き出す。

 

「あんまり上手く言えないけど、私には心構えとか、覚悟とかそーいうのが全然足りてなくて、そんな私が何も分からないまま剣を取るのはなんだか間違ってる様な気がして。だけど、新八君が戦う姿を見てるとね、新八君は私と違ってそーいうのがちゃんと解ってる様に見えたんだ。だから、新八君が教えてくれる剣の中にそれを探したいな……と」

「……キリさんって恥ずかしい事をさらっと言いますね」

「んー? そう?」

 

 視線を逸らした新八君の眼鏡が夕日に反射してキラリと光った。首筋が僅かに赤くなっているのは夕日の所為だけじゃないだろう。

 その態度に、俄然エス心が(くすぐ)られる。

 

「最初の話に戻るけど、型に嵌った剣って必要じゃないけど憧れるよね。『教科書通り』って言葉、今まで褒め言葉としては微妙だなぁって思ってたんだけど、何度も繰り返し、それこそ魂に刻む様に励むからこそ、それが出来るんだね。この前それがわかったよ。新八君の剣ってそういう意味で教科書通り、本当綺麗だよね。ほら銀さんの剣は性格が出てるのか捻くれてて、分かり辛いじゃない? それに比べて、新八君の剣は真っ直ぐだから本当に綺麗に見える」

「はいはい、おだてても何も出ませんよ」

「おだててなんかいないよ? キリさんはこーいう事に関してはお世辞なんて言わないからね? つまり正真正銘本音って事だよ」

「だからそーいうのはっ! ああ! もう行きますよ! 僕、厳しいですからね覚悟しておいてくださいよ!!」

 

 とうとう悲鳴を上げて、足早にズンズンと先へ行ってしまう。

 昔からずっと憧れていたんだと伝えれば、殺すことすらできそうだ。

 青い袴が乱暴な足の動きに合わせてはためき、首筋は夕日で誤魔化せないほど真っ赤に染まっていた。その背を遅れないように私もやや速度を上げて追いかける。

 新八君は振り向くことはないだろうから、噛み殺した笑いを隠す必要はないけれど、その言葉がエス心から来たものだけではない事を証明したくてゆるい笑いに変える。

 本当にずっと憧れていたから。

 

 

 

 

 今日はもう遅いからと日を改めて、天堂無心流の門を叩く。

 相変わらず大きな門と、どこまでも続いて行く様な白い塗り壁。

 ところどころ漆喰が剥がれ落ち、黄色いシミを浮かび上がらせている様が、かつての栄光を過去の物にしてしまっている。

 けれど――。

 

「いらっしゃいませ、さっそく道場の方に行きましょうか」

 

 通された剣道場の床は深い飴色に磨き上げられ、壁に立てかけられた剣道具達も丁寧に補修が重ねられている事が分かる。

 ゆっくりと息を吸い込むと、空間が生きているかのように呼吸した気がした。

 ちゃんと息づいている、剣も魂もここに。

 

「よろしくお願いします」

「こちらこそ、お願いします」

 

 キリキリと引き絞られた(つる)の様な居住まいで立つ新八君は本当に憧れそのもの――侍の姿だった。

 数時間後、基礎体力からして全然違う新八君からの指導は、本人はそのつもりはないけれど、私の体力を削り切るには十分で……荒い呼吸を繰り返しその場にへたり込む。

 

「新八君。ごめん……限界」

「あ……済みません。誰かと一緒に稽古するの久しぶりだからつい浮かれちゃって」

 

 最初は良かった。丁寧に剣の持ち方やら道具の使い方やらを教えてくれるだけだったから。

 けれど時間が経つにつれ指導に熱が入り初め、気がついたらこの有り様だ。

 手の平をみると赤く豆ができているし、強張った節々は筋肉痛確実で、明日のバイトのシフトを思い出し少し憂鬱になる。

 

「……喉乾いたでしょう? お茶入れたから、切りのいいところで飲みにいらっしゃい」

 

 剣道場の外からお妙さんの声が聞こえた。

 

「休憩にしましょうか」

「お願いします……」

 

 痛む体を抱えて縁側に這いずっていく。

 お盆に用意されていたのは熱い緑茶じゃなくて、冷たい麦茶。

 さすがお妙さん……でもその隣の黒いモノはなんなんでしょうか?

 

「姉上あの……」

「これは……?」

「お茶うけ、あった方がいいと思って」

 

 いやいやいや? ない方がいいですとは言えずにごくりと唾を飲み込む。

 誰が手を出すのか……。

 新八君がムリムリムリとお妙さんに見えない所で手と首を振る。

 これも卵、これも卵……本来の素材はオムライスと同じものが焦げただけだって、ちょっと見た目がアレなだけで……。物は試しと、自己暗示を掛けおそるおそる指を伸ばすが、本能がそれを卵と認める事を拒絶する。

 何かこのピンチを切り抜ける方法を……未だかつて無いほど脳内の細胞が活性化するのを感じた。

 ピコンと閃く。

 

「あー……そこにいらっしゃるゴリラさん? ここに来て一緒にお茶しませんか?」

「え? いいの? じゃあ、折角だしお邪魔しちゃおうかなぁ」

 

 床下に向ってそう声を掛けると、隊服を蜘蛛の巣と土埃に汚した近藤さんが縁の下からのそのそと這い出てきた。

 照れた様に僅かに頬を染め、頭を掻く姿に、新八君と私の間でアイコンタクトが交わされる。

 

「近藤さん、今日はそんな所にいらしたの……毎回毎回性懲りもなく……そんなにお茶が飲みたいんだったらそこで一生お茶していなさい!」

「ぐほっ!?」

 

 お茶とお茶うけという名の狂気が、お盆と共に近藤さんにスパーキングされた。

 

「ごめんなさい。代わりのもの持ってくるわね?」

 

 お妙さんは泡を吹いて倒れる近藤さんを汚物を見る様に一瞥したあと、にっこりと振り返る。

 この人を怒らすのは止めようと心に決めた瞬間だった。

 

「あ、姉上! 僕が! 僕が持ってくるんで姉上はここで休んでいて下さい」

「でも新ちゃん……疲れてない?」

「大丈夫です! キリさんも姉上としゃべりたいって言ってますし」

「そ、そう、前から一緒にお話したいなと思ってたんですよ!」

 

 あかべこの様に首を縦に揺らしながら同意する。

 

「そこまで言うのなら……」

 

 危なかった……。腰を下ろしたお妙さんに安堵の溜息を付く。

 台所に向かい歩いて行く新八君を見送った私は、縁側から足を投げ出ししばらく風に浸る。

 丁寧に手入れされた中庭から吹く風は気持ちが良かった。

 視界の隅に入ってくる近藤さんは未だ痙攣していが、きっと慣れているであろうから大丈夫だと思う事にする。

 

「キリさん……この際単刀直入に言いますけど、この家に嫁ぐつもりでしたら、それなりの覚悟して頂かないと困りますよ? 腐っても侍の跡継ぎ。武士としてのしきたりや作法は守って頂かないと……」

「ふぇ?」

 

 少しだらけていた私に唐突に掛けられた言葉。思わず変な声が出てしまった。

 中庭からお妙さんに視線を移すと、真剣な瞳がこちらを見つめていた。

 

「あの、お妙さん? 何の話をしていらっしゃるのですか?」

「何って、キリさんと新ちゃんの話よ。私、新ちゃんはまだまだ子供だと思っていたけれど……昔は十五で元服、大人の仲間入りとしていたんですもんね。法律上は後二年必要だけれど、結納だけでも先に済ませた方がいいのかしら? 年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せって昔から言うものね。新ちゃんこの機会を逃したらまともに女の子とお付き合いできるかどうかも怪しいし、先に鎖で繋いでおくべきかしら」

「何気に貴方の可愛い弟君をディスってません? ってか色々ツッコミたい台詞がワンサカ混じってますが、私じゃ全部拾えませんよ? ってか違いますからね?」

「でも、こういう事に身内が口出しするのってどうなのかしら? 困ったわ」

 

 少し俯きながら顎に手を置き悩むお妙さんは全然こっちの言葉を耳に入れてくれない。

 そーいえば頑固というか、思い込みが激しいというか……突っ走るタイプだったよね。

 

「キリちゃんと新八君はそういう仲だったのか! ってことは、俺にとっても妹……がはっ!」

 

 どう訂正しようかと悩んでいると、近藤さんの声が聞こえた気がした。

 しかし、声の聞こえた方向を振り向く前に、風切り音が鳴り、振り向いた時には、倒れ込んでいた筈の近藤さんの姿勢が変わっていた。

 催眠術だとか超スピードとか……そんな奴? いや、でも……視線を戻すと唯一の容疑者は、元の姿で悩み続けているし。

 何が起こったのか。

 ふと気がつく、その拳についた僅かな血糊――。

 んー、隕石でも降ってきたんだろうか? 隕石に当たる確率って宝くじに当たる確率より低いらしいのに、ご愁傷様だ。

 

 一連の流れをなかった事にして、気を取り直す。

 今は他人の不幸より、己の未来の方が大事である。

 

「あのですね! お妙さん何か勘違いをしてらっしゃるみたいなのですが、私と新八君は全然そんなんじゃないですから」

 

 このままだとなし崩し的に話が進められて、気がついたら白無垢を着せられていそうで怖い。

 

「恥ずかしいのは分かるわ。でも、誤魔化さなくてもいいのよ? そういうのちゃんと解ってるから。新ちゃんの剣どうでした? 立派に育ってました? もしかして私、稽古の邪魔だったかしら。気が利かなくて本当駄目ね」

「いやいやいや! どんな稽古を想像してるんですか! 新八君の剣はきちんと鞘に収められてますから! まだ放たれてませんから!」

「そうよね、まだ二人に子供は早いと思うわ。(ゴム)は大事よね」

「ちがぁああああ! 弟さんの刀は永久保存版! 保存する以外に使い道なんてないから!」

「人のモンを勝手に保存用とか決めつけないで下さい!! 保護フィルムが勿体無くて剥がしてないだけなんです! そーいうことあるでしょ!!」

「新八君、剥が『せ』ないと、剥が『さ』ないは一文字違いだけだけど、そこには日本海峡よりも深い溝があるんだよ? 気付いて?」

「アンタはどっちの味方なんだよ!」

 

 ようやく戻ってきた新八君からツッコミが入る。

 良かった……貴方の姉上をどうにかして下さい。私の手にはもう負えません。

 悪化した事態をツッコミ担当兼、フォロー担当に任せて、私は持ってきてくれたお茶を飲み遠い目で空を見つめた。

 一体全体何が悪かったんだろうか……。

 

 

 

「まぁ、私ったらとんだ勘違い。お話があるなんて改めて言うもんだからてっきり、ごめんなさいね。そう……キリさんが門下生にね」

「そーなんです、本当に剣術習ってただけなんです」

 

 新八君の必死の説明により、ようやく解けた誤解に疲れがどっと出た。

 

「返事がねぇーから勝手に上がらせて貰ったぞ」

 

 聞こえてきた声に、庭先を見ると土方さんが煙草を咥え、立っていた。

 

「さっき電話しておいたんですよ。粗大ごみ回収してもらおうと思って」

 

 何で土方さんがここに? 疑問を浮かべる私に、新八君が説明してくれた。

 未だ意識の戻らない近藤さんを見る。粗大ゴミ……ね。

 近藤さんは嫌いじゃないんだけど、志村家での扱い悪さは自業自得なのでフォローのしようがない。

 

「人ン()の大将捕まえて、粗大ゴミたァ(ひで)ェ言い草だな」

「あら? 毎度毎度飽きずに屋敷に忍び込むゴリラなんて粗大ゴミでも十分だと思いません?」

 

 そう言うお妙さんの顔にはいつもの笑顔が浮かんでいたが、背後に夜叉かスタンドでも見えそうな迫力があった。

 忌々しげな表情を浮かべた土方さんは、それには応えず舌打ちをし、近藤さんの傍にしゃがみ込むと肩を揺する。

 

「近藤さん起きてくれ」

「ん……あぁ? トシ? 迎えに来てくれたのか」

 

 目を覚まし、少し嬉しそうな近藤さんに対して、深い深い溜息をつく土方さん。

 立ち上がった近藤さんの土埃を払っている姿がまるで出来の悪い父親を気遣う息子、もしくは兄を気遣う弟の様で、その身についた仕草に苦労の跡が伺える。なんだか少し可哀想に見えてきた。

 

「じゃあ、邪魔したな」

「ああ、そうだ祝言はいつ上げるんだ。聞いてくれよトシ、義理とはいえ俺にも妹が出来るんだ!」

「……テメェ等結婚するのか?」

 

 目を見開きまさかという表情を浮かべる土方さん……。あーこの人の誤解まだ解けてなかったや。

 なんだかもう色々面倒臭い……。

 

「新八君、後は任せた。私そろそろお暇するから」

「えっ、ちょっと待って逃げないで下さい!」

「頑張ってね、誤解されたまま沖田さんあたりに伝わるともっと面倒臭くなるよきっと」

「解ってるなら手伝って下さいって!」

 

 慌てて私を捕まえようと手を伸ばす新八君を避ける。

 

「お妙さん、お茶美味しかったですありがとうございました」

「稽古だけでなく、遊びにもいらっしゃい」

「はい、また近いうちに」

「キリさぁあああんんん!!」

 

 ゴリラの声は聞こえないとばかりに無視を決め込んでいるお妙さんにお茶のお礼を伝え、私はその場を逃げ出した。

 

「いやぁ、妹かぁ……前々から妹いいなぁって思っていたんだよ。お兄さんと呼んで……あ、いやお兄ちゃん……いやいや兄上も捨てがたい」

「身内に容疑者がいるのは……だが……」

 

 後ろで脳天気な近藤さんの声と、フォロ方が一人悩む様な声が聞こえるが、知ったこっちゃない。勝手に人を犯罪者扱いするの止めて欲しいんだけどねぇ。

 あーあ、今日はいい運動したし、よく眠れそうな気がするや。

 入ってきた時と同じ門を潜り、痛み始めた筋をほぐす。

 久しぶりに銭湯にでも行ってみようかなぁ。さすがに女湯には屁怒絽(へどろ)さん居ないだろうし。

 


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