配点(現実問題)
熱田はぼうっと空を眺めていた。
熱田神社の屋上に上って、空を見上げていた。
──アルマダ海戦は無事に終了した。
まぁ、無事と言うと結構、語弊がありそうな感じになりそうだが、とりあえず歴史再現としてはこちらの勝利で終了したのだ。
何やら武蔵宙返りをしたり、点蔵の噛み噛み告白が発生したりと色々イベントが詰め込まれていた気がするが
・剣神 :『全く……お前ら馬鹿か?』
・約全員:『こ、この世で最も言われたくない男筆頭に言われた………!』
・●画 :『いや、うん、あれね。総長だと見苦しいんだけど副長に言われると何か本気で死にたくなるわね……』
・剣神 :『ああ。お前も中々青春していたらしいじゃねえか? 確か点蔵の為に荷重を受け止め、送り出し、その後に英国副長に仕返ししてその後にナイトとお空で新装備受けてヒャッハーだっけ? お前も中々ネシンバラだな』
・金マル:『ガっちゃん! 落ち着いて! 冷静に過去を思い出すとうちのメンバー結構恥多い過去を思い出しちゃうよ!?』
・銀狼 :『な、何かこちらを盛大に巻き込む黒魔女がいますわよ!?』
うむ、何時も通りの馬鹿共で何よりだ。
今回のヒーローの点蔵は今は何やらメアリの提案で引っ越し挨拶を行っているみたいで、これに関しては何か武蔵に転入してきた立花夫妻も行っているらしい。
どうでもいいけど、あんな風に連れて来いって言った手前、余りにも早い再会にスケジュールが狂わされた気もするが、まぁ、それも人生。
とりあえず、どいつもこいつも失われずに済んだ事だけは良かったというのは余りにも身勝手だろうか。
負けた側の事を考えてないアレだから、まぁ、身勝手だろうな……
と思いながら、やはり思うのはそういう事だ。
別に負ける予定が入っているわけじゃない。
というか負けねえし、負けていいのは馬鹿だけだから俺が負ける事なんて絶対にねぇ。
だが、負けない事と死なない事は別だろう。
己が短命の道をかるーーく疾走している実感は持っている。
勿論、だから死ぬしかねぇなんて弱音を吐くつもりは無いし、生きて帰って来る程度の覚悟なんて当然持っている。
でも
「そんなの敵も同じだしな」
三河以降で戦った相手はどいつもこいつも中々な奴だ。
特に俺を相手にしても勝つ気しか持っていないのは最高だ。
だからこそ、そういった相手と殺し合う時はお互い必死だ。
死んでいいと思って戦っているわけじゃない。
死んでも果たしたい思いがあるから戦っている。
俺だけが特別なわけじゃない。
人は容易く死ぬ。
異族はかなり頑丈だろうけど、人は余りにもそこら辺が繊細だ。
そう、俺みたいに繊細なのだ。
「留、留美さん? どうしたんですか? そんなボロボロになった服を持って」
「Jud.どうやら洗濯する時にシュウさんが服に仕込んだメスを取るの忘れていたらしくて。今、怒ろうと思ってシュウさんを探しているんですよ?」
「……日本刀を持ってどう怒るつもりですか? あ、いえ、やっぱいいです! ええ、そうですよね! 物理ですよね!? 止めは皆でやりましょう!!」
後、どれだけこの場所が持つだろうかを計算しながら、熱田は思う。
そう、俺がどんだけ負けなくても、負けないだけで死なないわけじゃないのだ。
死ぬ時は死ぬ。
そりゃしょうがない。
トーリがそん時どうなるかは知らないが、そこで悲しんで終わったら一生許さない。
だから、自分が考える事はトーリや他のメンバーではなく別の存在。
ただ一人、俺がこの世で守りたいと思った大事な人の事だ。
「……」
立花・誾を思い出した。
立花・宗茂を思い出した。
妖精女王を思い出した。
メアリの事はまだ余り知らないが、それでも思う事はある。
失くしたモノを返せと叫ばれる事はいい思い出なのか、悪い思い出なのかは知らないが、逆に言えばそうやって他人に叫ぶ程に人に大事に思われるというのは悪い事ではない、と思うのは綺麗な側面だけを見ているからか。
失くそうとする側が言う言葉では無いのだろうけど。
壊す事しか出来ないからよく思う。
でも、だからこそそれならば俺であってももっと大事なモノを、もっともっと大事にするべきではないのではないかと思ったのだ。
こうして一瞬一秒生きれることがどれだけ奇跡なのかを知っている。
もしも創世計画や大罪武装のあれこれが全部ペテンだったとかでホライゾンの父親が糞だった場合、いや糞だったけどそうなった場合は末世で世界は滅びるのだ。
滅びるつもりはないけど、だからと言って一日一日を大事にしてはいけないという事はない、と思う。
トーリなんてあの野郎、ホライゾンが彼女になったからと言って時たまチラチラと女がいねえ組の俺らをん? ん? と煽って来るからつい蹴り飛ばして後悔通り辺りまで飛ばしてしまう。
トラウマの時にこれ、もっとやっておけば良かったと思った。
「後悔先に立たずか……」
まぁ、トーリは置いといて正しくそれだ。
後悔は先に立つ事はないのだ。
やりたかった事を後に回して後悔に繋げたら周りの馬鹿共に笑われても全く以て反論が出来なくてむかつく。
「と、なるとやる事はただ一つか……」
流石に最強であっても多少尻込みする。
何せ人生で最大のイベントだ。
これに比べたら歴史再現も末世も全く以て心に響かないイベントに堕ちてしまう。
本当ならば高等部に入った時にやろうとは思っていたのだが
その頃にホライゾン? かもしれない存在がちらついてなぁ……
そしたらまさかの本人だ。
だが、思わず気遣いを得てしまったのが実にいけなかった。
あ、これが正しく後悔か。
・剣神 :『トーーーーリぃぃぃぃぃぃぃぃ!! 後で絶対に酷い目に合わせてやる……!』
・俺 :『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!? ヘタレ系チンピラが何か言っているんでちゅけど何でしゅかねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?』
・ウキー:『いかん。思わず馬鹿の言葉に頷いてしまった』
・御広敷:『何一つ否定できない熱田君がいけないんじゃないんですかね?』
・剣神 :『ああん!? 後でロリコンデブはその脂肪をぶった斬ってやるから待ってろよ!』
・御広式:『直接的に殺害予告をしてきましたよこの人外……!』
勝ち組だからと言ってウザイ芸風を覚えやがって……。
まぁ、だがそれが通用するのもここまでだ。
何故なら今日、やるしかない。
「告白をするしかねえな……!」
通神帯を見て、告白スポットみたいなのを探すと三河の処刑場と英国の処刑場が出てきた諦めた。
最近は告白する場所に特殊性を求め過ぎだぜ……。
告白する事に特殊性があるのであって、告白する場所に特殊性を求める必要はないのだ。
あ? 負け犬思考? ああん!!?
意味なく逆切れして、1ターンを消費して、一発頬を両の手で叩く。
ぱーーーん、と良い音がして良し、という気分になり
「なら、とっととやるしかねえな!!」
思い立ったが吉日。
やると決めたのならばうだうだ考えずにとっとと行くべきだろう。
表示枠で連絡をする事も考えたが、そうすると逃げるかズドンをしてきそうで怖いからサプライズ告白方式で挑ませてもらおう。
浅間神社に向かっていれば良し。
いなかったら見つかるまで探して、そっから告白だ。
「行くか……!」
そう思い、一気にジャンプをしようとし
「──」
一瞬、視界が揺れ、点滅した。
点蔵は熱田神社に向かう階段を上りながら、自分の妻となってくれた女性に声をかけた。
「メアリ殿。大丈夫で御座るか?」
「ええ、大丈夫です。極東の神社の文化なんですよね? 神社の階段が長いのは?」
今でもちょっと信じれないくらい美しい顔で微笑されるとちょっとドキドキする点蔵である。
単なる女性経験の無さである事は知っているが、これあっても緊張してしまうのではないで御座るかなぁ……。
「そんなに心配されなくても大丈夫ですよ? 私もこう見えても鍛えているんですから」
「む……Jud.そうで御座るな。自分、そういった部分の配力が足りないで御座るなぁ……」
「ふふ……いえ。点蔵様の配慮を疎ましく思う事はありませんから」
神はここにいた……!
これがうちの連中だと「そうね。駄目な奴ね。ジュース4秒ね」とか「は!?」とか素で返って来る。
人間、何時かは報われるもので御座るな……としみじみと思う。
しかし、そんな隣で
「宗茂様──この階段なら基礎トレーニングを行うには十分ですね」
「Te、とJud.そうですね誾さん。治療が終わり次第、武蔵副長か熱田神社の巫女さんに頼んで場所を借りれるか聞いてみましょうか」
などとずれた話題にシフトしている夫妻がいるのだが、世界を間違えたで御座ろうか……。
まぁ、この度は立花夫妻も合流となり、うちのクラスは余計に濃くなったものだ、としみじみ思う。
何でも宗茂殿は襲名解除、誾殿は留学扱いで武蔵に来ているらしいが、そこは正純殿が何とかするだろう。
今は自分達と同じ理由で引っ越しの挨拶回りをしている所を偶然出くわしただけである。
「まぁ、そうは言っても二度目なんですけどね」
「二度目?」
「Jud.──転入手続きをした直後に熱田神社にたのもーー! と叫んで入ったら道場破りと間違われて。危うく誾さんが四つ角十字を出して真剣勝負が始まる所でしたよ」
「ええ。流石は熱田神社の者達でしたね。時折いい一撃を入れてくる者もいましたので」
「成程。流石は極東における戦闘神社ですね。同じ剣を扱うものとして私も少し手解きを授かりたいですね」
別の挨拶を行っていたのか……と俯きそうになるのを我慢しつつ、メアリ殿にどういう風にそれは駄目であると告げるべきか真剣に悩む。
というか四つ角十字を出してからが真剣勝負なのか。
「点蔵様。私は武蔵副長……熱田様の事については余り詳しくはないのですが、どういった方かお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「勿論、それはよう御座るが……」
「御座るが?」
小首を傾げて、こちらの言葉を繰り返すメアリ殿は実にキュートで御座るな!!
隣で誾殿が凄まじい目つきでこちらを見てくるが気にしない。
だが、それはそれとしてシュウ殿についてか。
ここで素直に超絶3流ヤンキー口調で二次元を超えつつあるホモキャラの癖に趣向が片目義眼の巫女巨乳好きのヘタレ且つチートメンタル男と教えたら、メアリ殿はどこまで分かってくれるで御座ろうか。
いや、メアリ殿にこんな汚い言葉で教えるのはよくないだろう。他のメンツはとうにヨゴレまくっているから知らん。
まぁ、だから実に遠回しで、且つ確かに彼の事を語れる事を語るのが無難だと思い、口を開く。
「そうで御座るな。まぁ、一言で語るのならば──色々と強くて、また強がりを好む御仁で御座るよ」
余りにも抽象的過ぎたからだろう。
メアリは疑問の表情を浮かべるが、さて、どう説明したものか、と頭を搔きそうになり
「………ん?」
何やら境内の方がやけに騒がしいのに気付いた。
周りのメンバーも直ぐに気付いて、何事か、と考え始めた。
「……もしや武蔵副長が行った斬断現場がばれたのではないでしょうか?」
「いえ。武蔵副長は一度しか相対していませんが、あのキャラからするとその場合は現場逮捕でしょう」
「………まだ一度か二度しか会っていない人間に対してここまでダイレクトに個性を伝えるのも中々で御座るな…………」
これもコミュニケーションなのか、と思うが、とりあえずメアリに視線で了承の意を得ると少し速足で境内を上る事にした。
するとそこには
「………シュウ殿と確か、神納・留美殿で御座ったかな?」
何やら境内で尻をついて座っているシュウ殿に対して真剣な顔で問いかけて……否、案じている風に見える。
何が……と思っていると距離が近づいた結果で騒ぎの内容が聞こえてきた。
「んな大袈裟に騒がなくても大丈夫だって留美。ちょっとぼうっとしていたら屋上から落ちただけなんだからよぅ」
「一切受け身も取れずに落ちたのがどこがちょっとですか! いいから休みを取って下さい………!」
内容からどうしてこうなっているのか一瞬で理解できた。
屋上で何かをしていたシュウ殿が何かしらの理由で屋上から落ちて、それを案じた留美殿が休ませようとしているという事なのだろう。
そしてそれは思わず確かに、と思う事であった。
シュウ殿が受け身も取れずに落下で御座るか……?
確かにシュウ殿は加護がある故に常人よりも頑丈だ。
具体的に言えば浅間殿から恐ろしい数のズドンを股間に射られても復帰できるくらいには頑丈だ。
何故アレをまともに喰らって復帰できるのだろうか。恐ろし過ぎる。
だが、だからと言ってギャグ以外では受け身などを疎かにするような甘い人間ではない事も確かだ。
そんなに自分を疎かにする人間があんな狂ったような中等部時代を過ごせれるはずがない。
そんな男が屋上に堕ちた程度の事故で受け身を取り損なうなぞ有り得る筈がない。
「シュウ殿」
思わずそう呼びかけるとまぁ、とっくの昔に気付いていたのだろう、特に驚きもなくこちらを見て
「何だ点蔵。結婚報告か。宗茂も娶るとはお前は新しくなり過ぎたな………」
「な、何を人の宗派を最悪な方向に移行させようとしているで御座るか! あ、ぎ、誾殿! 出来ればその十字砲火を仕舞っていただければ……!」
余りにも何時もの流れに流されそうな自分を自制する。
この男の常套手段だ。
自分に不都合な事が有ったり、隠そうとするものがあれば話を逸らして誤魔化そうとする。
本当にトーリ殿と似たレベルの馬鹿だ。
そんな事をして、結局、この少年が隠そうとした事は大体が皆に悟られているというのに。
「と・に・か・く! 今日はお休みになって下さい! じゃないと斬ります!」
「おいおい。病人扱いしといて対処が病人扱いじゃないんだが、興味本位で聞くがどこを斬るんだ」
「大丈夫です。斬ってもくっ付けれるお医者様を探すので」
「………こ、この女、躊躇わずに視線を下半身に向けやがった……!」
やはりどこの巫女も似たような感じであったで御座るか……と項垂れるが、意外にシュウ殿が食い下がるで御座るなぁ、とも思う。
こういう時、まず口で勝てないこの男は逃げるか従うかのどっちかを行うのだが
……何か大事な用事でもあったので御座ろうか?
そう思い、ならばその用事を引き受けようかと思い、口を開けようとするが
「あーーー、わぁったよ。今日は用心する。そゆわけだ点蔵、メアリ、立花夫妻。どーせ挨拶とかに来たんだろうけど、まぁ、悪かったな」
「あ、いえ、その──どうか十分のお休みを」
メアリが頭を下げたのでつい、自分も頭を下げるが、本人は気にすんなって感じで手をヒラヒラさせて去っていった。
その背後を留美殿が追いつつ、こちらに頭を下げるのが出来た女性で御座るなぁ、と思うが
「点蔵様……その熱田様は何か御病気か何かで?」
「え? いや、そんな事は無かったで御座るが……」
無かったが。
無かったが、負担を得ていなかったかと言われればそんなわけがない、としか答えられず、思わず代わりの言葉でつい返答を逃げてしまった。
「メアリ殿の目からは熱田殿は今、どういう風に見えるで御座るか?」
木精の血を引くメアリには人の感情や状態を流体を捉える目で見える。
具体的にどんな風に見えるのかは分からないが、その目で今のあの男がどう見えるのか、純粋な興味はあった。
だが、その質問をするとメアリは顔を曇らせた。
何事か、と思うこちらに、しかしメアリは答えた。
「………私の感覚も万能ではありません。細かな感情や状態まではっきりと見えるわけではありません」
「……つまり、逆を言えば大雑把な、己の大多数を占めているものは見えやすいという事で御座るな?」
Jud.の返答に己の理解が間違ってはいない事を悟るが、だが逆にここまでメアリが顔を曇らせるものという事を考えれば、となると思わず去っていくシュウ殿の背を見てしまう。
しかし、メアリはそれに気付いてか気付かずか、そのまま言葉を続ける。
「………私には熱田様が何故今、倒れていないのか不思議なくらいの疲労しか分かりません──なのにあの人はそんな状態を理解しながら、その…………」
口ごもった先の言葉を点蔵は知っている。
何故なら自分は彼女よりも彼と付き合いは長いのだ。
知っている。
三河騒乱から始まり、この英国までだけで熱田が三河騒乱以前の熱田よりも生き生きとしている事を。
どれだけ待ったのだと思う。
話が本当ならばホライゾンが死んでから十年。
ずっと彼は走るのを止めなかった。
ずっとずっと信じて走り続けた。
信じる馬鹿がきっと馬鹿をしてくれると、だから自分もその馬鹿に付き合える馬鹿にならないといけないと思って走り続けていた。
その結果、誰からも期待外れ、役立たずと陰口を言われようとも溜め込んでも構いはしなかった。
己の夢の始まりを、心の底から信じていたから、彼は疾走し続けれた。
そしてその結果が
「…………」
帽子を深く被る。
自分は総長連合に所属しようとも、一介の忍者に過ぎない。
だから、これから自分が出来る事はネシンバラ殿や他の総長連合の人間に今の情報を回すくらいだ。
そこから先をどうするかの権限も無ければ、こっから先がどうなるかを読める能力もない。
だが、それでも一つだけ恨み言が許されるのならば
何と惨い………
あれ程、到来を願っていた道を走れるというのに、走者はバテバテで今でも倒れこむ寸前。
自業自得と言うべきなのかもしれないが、彼の十年を知っている者として口から出すには余りにも他人事過ぎる感想だ。
だから、点蔵はせめて少しシュウ殿に休みを与えれる機会があればと切に願った。
そして、本来ならばこういう時はそれこそ馬鹿の役目で御座ろうに、と思った。
今回は短めですが、更新が出来ましたーー。
……二巻終了です。あーいや、自分でも超無理矢理終わらせたなっていうのは分かっていますが、他の話は全部原作そのままになってしまうので書く必要が無くて……実に申し訳ない。
ともあれ、今回のテーマは現状の熱田の状態ですね。
ぶっちゃけて言えば、熱田の疲労はもうピーク状態です、お疲れです。
10年間連続残業しているようなものです、死ねますねマジで。
まぁ、この件に関しては熱田本人の自業自得も当然ありますが、作者的には悪いのはどちらかと言うとトーリが悪いになりますね。
次回から3巻……うわぁ、本当に長かったし、何か感動を覚えてきます……。
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