煌きは白く   作:バルボロッサ

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第7話

 和国からの外交特使を出迎える歓待の式典は特に問題もなく終わった。

 

 近年では外交よりも戦争による交渉が中心となっている現皇帝だが、流石に和国の特使にして迷宮攻略者相手に迂闊な真似はせず、式典は表面上終始和やかな式となった。

 もっとも、紅徳皇帝の実子である姫君を婚約者として勧めるような言動がちらほらとみられたが……

 

「こちらです、皇殿」

 

 式が終わり、光は第二皇子の練紅明、そしてその側近と思われる男に案内されて用意された滞在場所へと向かっていた。

 

 第一皇子に続いて直系の皇子と面通しすることは外交という観点においてはたしかに大切なことだ。だが本来、光は白瑛の許嫁。白瑛自身が第一皇女という身分であることを考えれば白瑛が案内する方が自然とも言えるだろう。

 

「和からの旅と歓迎の式典。皇殿もお疲れでしょう。警備は万全ですのでゆっくりとお休みください」

「ありがとうございます、紅明殿」

 

 やや苛烈な性格をしている長兄と比べ、比較的穏やかな佇まいの紅明の気遣いに、光は表面上、穏やかな笑みを浮かべて答えた。

 紅明の案内により禁城からの道行を軽く紹介されながら歩く二人の会話は先の紅炎とのやりとりとは違って和やかなものだった。

 

「しかし、流石ですね皇殿」

「なにがでしょうか?」

 

 蔵書室や練兵場などを軽く案内し終え、主要なところが見終えたのだろう、黒い羽扇を携える紅明は、先程の紅炎の楽しげな姿や皇帝との謁見を思い返して微笑んだ。

 

「兄上があれほど楽しげに人のことを語っていたのは久しぶりです」

「ははは。どこがお目にかかったのか、随分と気に入られたようです」

 

 近年の紅炎は、特に戦がらみのことばかりを仕事としており、生来の苛烈さに磨きがかかってしまったかのようだった。だが、今日の紅炎は久方ぶりに楽しそうに笑っていた。

 もっとも評価された光が苦笑気味なのは謙遜だけではなく、戦争好きと評される紅炎に評価されたことに思うところがあるのだろう。

 

「いえいえ。気になるのは兄上だけではないようですよ」

「……みたい、ですね」

 

 表面上笑いながら言う紅明は今しがた潜り抜けた背後の門の柱へちらりと視線をやり、そこに隠れている赤い髪の少年を見やった。視線を向けられたことに気づいたのだろう、少年はビクっと肩を震わせた。光も気づいていたのだろう、視線を向けることなく、フッと笑みをこぼした。

 

「なにをしているのですか、紅覇?」

「別にぃ~。明兄だけだと心配だったから見に来ただけだよ~」

 

 呆れたように紅明が問いかけるとなんでもなかったかのように少年は姿を見せた。

 

 礼装をだぶつかせて着ている紅明に対して、紅覇と呼ばれた少年はひらひらとした可愛らしいとも形容できる服装をしている。その容姿も、長身で肌のがさつきが少々目立つ紅明と比べ、小柄できめ細かな肌をしている。ただその顔は特に悪意があるわけではなさそうだが、どこか小ばかにしたような笑みを浮かべている。

 

「ふぅ……皇殿、こちら弟の紅覇です」

「どうもね~」

 

 彼よりも年少の頃の白龍でももっと礼節を重んじた挨拶を交わしていたが、紅覇の砕けた態度は彼の基本状態なのだろう。光に向けてひらひらと手を振っている。

 

「皇光です。紅覇殿、よろしくお願いします」

「それでどうしたのです、紅覇?」

 

 紅覇の態度には特に気をとめず、光はすっと両手を掲げて挨拶を交わした。紅明は先程の紅覇の言葉を鵜呑みにせず訝しげに視線を向けた。

 

「やだな~。心配で来てみただけだって、明兄。あっ、それが和刀ってやつ?」

「……はぁ」

 

 本人も自覚していることだが、色々とだらしないところがある紅明だけに、紅覇もお節介を焼きに来た、といったところか、はたまた誰かの差し金か、紅明は溜息をついて異母弟をみやった。

 

 見せて見せて~。と光にすり寄る紅覇に紅明はいよいよ訝しげな眼差しを向ける。

 

 もしくは、慕っている異母兄の紅炎が評価している風な和国の王子に紅覇もまた興味を抱き、自分も見てみたいと思ったのだろう。そう当たりをつけて紅明は伺うように光を見た。

 

 

 皇子二人の対照的な姿に光は苦笑しつつ、紅覇に刀を見せようと刀を鞘ごと腰から外して、刀身を見せようとした瞬間、

 

「っ!!」「えっ!?」「!?」

 

 なにかの気配を感じたのか。光はバッと二人から距離をとり、紅明たちに半身を向ける形をとって紅覇の背後に鋭い視線を向けた。

 突如として臨戦態勢に入った光に紅明と紅覇も瞬時に気を張り詰め、光の眼差しが自分たちの背後に向けられているのに気付いて振り返る。

 

 そこにいたのは

 

「あら、ちょうどよかったわ。紅明、紅覇。そして……お会いするのは初めてね、光殿?」

 

「玉艶皇后」「…………」

 

 にっこりと笑みを浮かべた女性、煌帝国皇后の練玉艶だった。その姿を見た紅覇は先程までの笑みをすっと消し、紅明も穏やかな佇まいから少し緊張感を増したような態度となった。

 あわや抜刀しかねない体勢となっていた光も紅明が女性を皇后と呼んだことで構えを解き、すっと片膝をついた。

 

「失礼しました、練皇后。お初にお目にかかります」

「どうなされたのですか、皇后。このようなところに?」

 

 紅明が固くなった態度をとったのはほんのわずかな間だった。光が頭を下げたのと同じく、紅明も先ほどまでの愛想笑いを浮かべた態度に戻り、紅覇も同様の態度になっている。

 

「一度お会いしたかったのですよ、私の娘の、白瑛の許嫁の方に」

 

 なんの裏もなく微笑むように見える玉艶の笑顔は血の繋がった母娘というだけあってやはり白瑛によく似ていた。

 

「ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません」

「いいのですよ。それよりも白瑛とはもう会いましたか?」

 

 片膝をつき顔を下に向かせている光に玉艶は鷹揚に告げ、許嫁同士の挨拶を交わしたのかを問いかけた。

 光の旅程を考えればこれ以上早いタイミングでの謁見は叶わなかったのだから遜りの意味もあるのだろうが、それとは別に3年近く白瑛との音信不通であることもあったのだろう。

 

「いえ、それは……」

「これからご案内するところなのですよ、皇后」

 

 顔を上げようとしない光の言葉を継ぐように紅明が助け船を出した。

 義理の息子と叔母にして継母。紅明、紅覇と玉艶の関係を言葉にすればそれだが、微妙な関係にも関わらず、紅明と玉艶はどちらも表面上はにこやかな顔を向けている。

 

「そうですか」

「一度滞在場所へご案内して、その後にお会いするそうです」

「はい。これより一の姫にお会いし、お許しいただければその後はお傍にありたいと思います」

 

 紅明の言葉に玉艶はにこりと微笑を深くし、光は玉艶に ―皇后であり、白瑛の母に― 自らのこれからを告げた。

 

 継母である玉艶と紅明たちとの関係とは異なり、実子である白瑛との関係は玉艶にとっても特別な意味があるのか、実娘の許嫁にあたる人物に向ける玉艶の視線はどこか窺うような眼差しであった。

 

 しばらくじっと足元の光を見ていた玉艶は、瞼を閉じ、困ったような顔となって口を開いた。

 

「……あなたには申し訳なく思っています。あの娘があなたとともに過ごしていたあのころから色々なことが変わってしまった。それが他国の王族であるあなたまで縛ることになってしまうとは…………紅徳皇帝から他の姫を勧めるお言葉もあったと聞きます。あなたさえよければ……」 

 

 他国の王族に申し訳ないとは皇后ほどの立場ある者の言葉ではない。だがそれは白瑛の母らしく、玉艶の言葉は身内の立場よりも国同士のそうした不安定な状況を重んじる言葉らしく皇帝の心情を重んじるようなものだ。

 

 本来であれば直系の姫の許嫁として立場ある者だった。しかし現状、白瑛は肩書こそ以前と変わらぬものの前皇帝の実子としてその立場は非常に危うい。そしてそんな姫と関係の深い光もまた微妙な立場だ。

 煌帝国の国力が以前とは比べるべくもなく増していることも光の立場を危うくする要素ではある。

 

 煌帝国の国内にも、皇族であればともかく、将軍の中にはもはや小さな島国一つ取るに足らぬと和国を軽視する空気が流れ始めているのは紅明たちも知っていた。

 だが、特に紅炎に近しい者たちでは、迷宮攻略者の強大さが身に染みているからか、逆に警戒するような空気がある。

 

 ゆえに両国の関係も一部では不安定化しそうな気配が漂っている。光が白瑛を見離して他の姫と関係を結べば、そういった緊張関係は修復される可能性は大きい。

 

「皇后」

「もったいないお言葉です。ですが、私は自らの意志で煌帝国へとやってきました。むしろ私の方こそ、我を通しております。一の姫をお守りする、それこそが私の望みです」

 

 それに対して、“現皇帝に”立場の近い紅明が玉艶の失言を嗜めるように口を挟もうとし、しかし光は玉艶の申し出を一顧だにせずに答えた。

 

「そう、ですか……白瑛をよろしくお願いしますね。皇、光」

「はっ」

 

 決意の固い声音で返した光に、それ以上の気遣いは不要と断じたのか玉艶はやや残念そうな眼差しとなり、表情をすっと冷徹なものにして光の名を呼んだ。

 

 玉艶はくるりと踵を返し、光たちに背を向けて歩み去った。

 光は片膝をついたまま、紅明と紅覇もじっと見透すように玉艶の背を見送った。

 

「……それでは皇殿。参りましょうか」

「はい」

 

 

 

    ✡✡✡

 

 

 

 光を滞在場所へと案内した後、紅覇と紅明は兄である紅炎のもとへと赴いていた。

 

「あの男はどうだ、紅明、紅覇?」

「おもしろそうなんじゃないかな~、炎兄。まあ随分とあのババァに気をつかってるみたいですけど」

 

 現皇帝の息子、そして紅炎とは同母兄弟の紅明。異母兄弟の紅覇。二人はともに紅炎を慕う者として宮中においても知られている。

 

 紅炎は愉しげな玩具の感想を兄弟に尋ねるように笑いながら問いかけ、紅覇は率直に自らの好悪の感情を答えた。一方の紅明は、

 

「……判断がつきかねます。随分と白瑛殿にいれこんでいるように見えますが、なにか……違和感を感じました」

「ほぅ」

 

 目元に剣を宿して思慮中であることを告げた。

 

 まだ情報が少なすぎる。特に光の人となりを断じるには紅明はまださほど光と話したわけではないのだ。

 戦場での直感や判断にも長けた紅炎とは異なり、軍略のように深く考えることを得手とする紅明にとって光が敵か味方か判じるには情報が少なすぎるのだ。

 

 ただ、それでもなにか違和感といえるものを直感で感じ取ったのだ。兄や光と同じ、迷宮攻略者として。

 

「お前もか……ふむ。皇后の方になにか動きがあったのか?」

「対面しました。言葉では臣従的でしたが警戒しているようにも思えました。」

 

 対面中、光は一度も顔を上げようとしなかった。

 

 初めは和の王族とはいえ、和の特使として煌帝国の皇后に対しての畏怖を抱いているものゆえにだと思ったが、光は玉艶の皇后としての立場を知る前、その気配に過剰なほどの警戒を示していたのだ。

 そして一度も目を合わせようとはしなかった。それは見方を変えれば、なにかを見透かされることを忌避したようにも見えた。

 

「皇后も、意図的に光殿と白瑛の関係を分断しているようにも見えました」

 

 娘たちの立場を重んじ、身柄を守るために前皇帝から現皇帝へと取り入った妃。

 血の繋がった娘のことよりも現皇帝と光との関係を気にかけた。

 

 だが、それでも紅明は、紅炎たちは玉艶がそのパフォーマンスどおりの人物ではないと見定めていた。

 

「ふん。意味は無かったのだろう?」

「はい。即答していました。」

 

 光と白瑛の関係の分断。

それはある意味では現皇帝の派閥にとっては好都合だ。行き過ぎれば和との関係悪化につながるやもしれぬが、前皇帝の派閥の力を無力化し、不安要素が取り除かれるという意味では利が有る。

 

 だが紅炎はやりとりを見ていなかったにもかかわらず光の人となりをよく知っているかのように言った。

 

「あのババァもなにを企んでるんだか」

「和の動向も今一つ読めませんね」

 

 継母である練玉艶。その存在は大きな益をもたらすとともに非常に危険なものであることを紅炎たちは掴んでいた。

 

 堕ちたマギ、ジュダル

 魔女、練玉艶

 

 そして宮中に巣食う神官たち

 

「紅覇。たしかお前もジュダルから迷宮に誘われていたな?」

「はい。すぐにと言うわけではありませんが、数年内には」

 

 とある『組織』と関係の深い一派。その『組織』の力によって煌帝国は強大な力を手に入れつつある。紅炎、紅明が手に入れた金属器、そして眷属もその一つだ。

 

 中原における戦火の拡大。それはかの『組織』が誘導し、紅炎たちが実際に引き起こしている事態だ。

 

だが、両者の思惑はずれている。

 

「王の器。それについてもまだ謎が残っていますね」

「ああ。だが、あいつについてはひとまず心配いるまい」

 

 ジュダルの導きにより近々迷宮へと赴くという紅覇。その話題に触れたことでそれに付随するもう一つの調査項目を紅明が口にし、紅炎はそれを持つ来訪者について触れた。

 

「? どういうことですか?」

 

 王とはただ一人立つ者。この国において、この世界において。

 王が並び立てば争いは収まらず、まさしく『組織』の思惑通りになってしまうだろう。ゆえに煌帝国は戦力としての迷宮攻略者を欲していながら、紅炎は王の器の乱立を危惧していた。

 

 ただ一人の王を戴き、ただ一つの世界の高みへと至る。

 

 まだ漠然とした青写真。だがそれこそが紅炎が描く世界の行く末なのだ。だからこそ王の器の一人として選ばれながらも、紅明は紅炎を支える道を選び、多くの将軍が彼を“王”として戴くことを決めている。

 

 だが、その一人として彼らの前に立った者を紅炎は危惧の必要がないと断じたのだ。紅明は声に出し、紅覇もまた不思議そうに紅炎を見た。そして、

 

「あいつ自身は白瑛の方に注意していれば問題あるまい。それに……アレは王の器ではない」

 

 

 

    ✡✡✡

 

 

 

「……あれが、練玉艶皇后、か」   

 

 紅明たちと別れた光は先程まみえた玉艶 ―白瑛の母について思いを巡らしていた。

 

 たしかに面立ちは白瑛によく似ていた。

 気遣いのかけ方もどことなく白瑛を思い出させるような言葉で、その端々から感じられた物腰は柔らかく、理性的なものだった。

 

 だが、自分はあの時、あの人の気配を感じて、背筋を冷手で撫でられるようなゾッとした感覚を抱いたのだ。思わず抜刀の構えをとってしいそうになるほどに。

 

 

 煌帝国がその建国からあの八芒星の組織となんらかのつながりがあるのではないかということは、光をはじめ父と兄も疑念を抱いていた。

 

3年。その間に煌帝国はさらに2つの迷宮を攻略し、3つの金属器を手に入れていた。

 

 戦争好きで炎帝とも称される複数迷宮攻略者の練紅炎

 軍略に通じ長兄を支える練紅明

 

 一か所でこれほどの迷宮攻略者が乱立するというのは、調べた限りにおいて普通ではありえない。しかもそれだけではなく、この近隣にはまだ手つかずの迷宮が確認されているようなのだ。

 和の国内においても攻略者は光一人だし、煌帝国を除く近隣の国々においても攻略者は居ないのだ。

 かのシンドバッドも最近になって7つ目の迷宮を攻略するという偉業を成し遂げたが、それにしても七海の覇者と称されるように世界各地を巡って為し得たことだ。

 

これほど近場に迷宮が乱立することこそがありえないはず。

 

 だがその疑問は今日氷塊した。同時に先の疑念は確信に変わった。

 

 迷宮を生み出し、そこに王の器を導くマギの存在。

 

 それだけなら確信にまでは至らなかった。だが、あのマギの気は明らかにおかしかった。

 

 “あの時”と同じように、色を付けるとしたら黒だと思えるほどに淀んだ気の色。暗く堕転した存在。

 

「まったく。誰がどう繋がってるのか、分からん国だな」

 

 誰が敵か、誰が味方か

 誰を信頼すればいいのか、誰が襲い掛かってくるのか

 

 この国では、他国からの余所者ということを除いても関係性がまったくつかめない。一応は事前にある程度調べていたし覚悟してきてはいる。だが、予想以上に手強い存在が多すぎる。

 そして

 

「だが、ようやく来た」

 

 そんな国で奮闘してきた彼女を想い、光はぐっと拳を握った。

 

 禁城で一目彼女を見たとき、その気の頑なさを見たとき、やはり紅炎に問いかけたことは間違っていなかったことが分かった。

 

 白瑛は、白瑛のままなのだ、と。

 

 痛々しい程にまっすぐで、折れることなく気高い白

 

 

 だからこそ、誰が命を狙ってくるかまるで分らない国で ―実際父と兄とを失った世界で― 残された弟と母を守るために強くあろうと、真っ直ぐであろうとしてきた彼女の戦いは如何ほどのものだったのだろう。

 

 彼女を守る。彼女の傍に居る。それこそが、決して曲げないと決めた誓いなのだ。

 

 

 周りを囲むのは強大な存在。

 

 黒い気を放つマギ

 

 膨大な魔力と二つの金属器を持つ炎帝

 

 まだ全貌を見せぬ八芒星の組織の存在

 

 そして…………

 

 

「さて。行くか」

 

 とりあえず、まずやっておかねばならないのは3年間音信不通だった白瑛、そして傍にいた白龍への挨拶だろう。 

 特に白龍の方は歓迎の式典にもかかわらず、まるで射殺さんばかりの眼差しで光を見ていたのだ。

 

 

 




感想の返信にも書きましたが、アニメのOP、EDが変わりましたね。
とてもいい感じで、モルさんや紅玉がすごくかわいかったです。ですが……白瑛どこいった?
白瑛成分が補給できないので、妄想でカバーしていきたいと思います

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