煌きは白く   作:バルボロッサ

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第48話

 縫い留められるシンドバッド(神へ至る者)

 押し返されるイル・イラー(黒き神)

 

 あり得ない事態に、シンドバッドは動揺を露わにして叫んだ。

 

「3つの金属器だけでイル・イラーを押し留めることが、押し返すことができるはずなんてない!!」

 

 かつてアルマトランでは72体の眷属たちが身を捨ててまでジンとなり、さらにはソロモン王の命を賭けた究極魔法によってイル・イラーは異次元へと放逐された。

 マグノシュタットでは14人の金属器使いが共闘し、黒ルフの核となっていたマタル・モガメットをティトスが命がけで白ルフに引き留めていたからこそ依り代を破壊できた。

 なのにそれが今、立った3つの金属器使いの力によって押し返されようとしているのだ。

 

 あり得ない。だが――――――

 

「白龍くんのベリアルの力でアリババ君がイル・イラーの次元に跳ばされたことで、気が付いたんだ。八型のルフならばイル・イラーの次元に干渉することができる」

 

 杖を握り、魔力を込めるアラジンは周囲に充満するルフから力を得て、それを紫色の光へと変えて放ち続け、そして断言した。

 

 そもそもベリアルの力は、あのソロモン王がイル・イラーを異次元に放逐するために使った究極魔法をなんとか再現しようとしたものだ。

 ならば使い方によってはイル・イラーに対する最も有効的な対抗策になるのではないか。

 

 だがそれにしても、あまりにも不可解だった。

 

「それでも! たかが3人程度の力で―――――!」

「3人だけじゃない!」

 

 アラジンの叫びに、シンドバッドは改めて3人の王と3人のマギ(・・)を見た。

 紅炎、白龍、光が作り出す三角形の陣。それに重なるようにして、アラジン、ユナン、ティトスが織りなす()三角形の陣。

 六芒星で描かれた紫色の魔法陣がシンドバッドを拘束し、イル・イラーを押し返している力の正体。

 

「そうか、マギの無限の魔力! 3人のマギが、3つの金属器に魔力を供給しているのか!」

 

 王を補佐する者。王佐の賢者―――それこそがマギ。

 ルフを介したマギの無限の魔力を補給すれば、金属器使いの力は尽きることなく発動できる。

 加えて、魔法は同系統の魔法を重ね合わせることにより強くなる。

 死した者のルフを司るガミジン。

 イル・イラーの次元に干渉できるベリアル。

 ルフに干渉して行動を制御するフェニクス。

 それらはいずれも八型の、生命を司るルフを加護とする金属器、ジンの力だ。

 

「だとしても! それだけで、ただの金属器の魔法程度でこんなことができるはずがない!」

 

 だがそれでも、どれだけお互いを増強し合おうとも、3つの金属器の力だけでイル・イラーを跳ね返すことができるはずはない。

 それができるのであれば、72人のジンたちが居た時点でソロモン王が命を賭ける必要はなかったはずなのだ。

 

 そう、かつての世界(アルマトラン)と今の世界の決定的な違い。

 それはこの世界で新たに生み出された魔法の力――――

 

「だからこそ準備が必要だったのさ! このための超律魔法(・・・・)の命令式を組み上げる準備がっ!!」

「超律魔法だとっ!!!!?」

 

 レームの聖母たるシェヘラザード。彼女が練り上げ、知識を受け継いだティトスだからこそ、創ることのできた超律魔法の命令式。

 

 通常のルフが引き起こす現象は、規模の違いはあれどもルフがごく自然に起こしている現象。それに対して超律魔法とはごく希少な条件下でしか起こりえない大地震や噴火など、世界を引き裂く天災を強制的に引き起こされる魔法だ。

 

「200年の蓄積を持つシェヘラザード様の超律魔法。3人の王の力と3人のマギの力を超律魔法で組み上げた対神魔法だ!!!」

 

 そも災厄とは、人の身にて引き起こされる現象ではない。“神”が引き起こす現象――神威の現れなのだ。

 ティトスが準備したのは、自らの器の代用品すらも造り上げる先代のマギ・シェヘラザードの魔法の知識を洗い直し、より神に対抗するための魔法式を創り出すこと。

 

 かつての世界の力(金属器の魔法)今の世界の力(超律魔法)。アルマトランのころだけでは決してできなかったそれが、神をも留める力の創作なのだ。

 

 

 動くことも、まして“神”の座を己の物にすることもできないシンドバッド。

 しかし彼は口元を歪めて笑みを作った。

 

「対神魔法か……それは見落としていたな」

 

 シンドバッドの始まりは王であり、商人であった。そして商人としてのシンドバッドにとって笑みこそ、自信と力の証左。

 たしかに“運命”を見通していたシンドバッドもダビデも、ここにおいてまさか自身やイル・イラーが足止め(・・・)を受けるとは予見していなかった。

 それもそのはず、彼らが見ているのは“運命”という流れであり、決して未来を見ているわけではないのだから。

 ゆえに些細(・・)な出来事など見落としてしまうことも十分あり得る。

 

 そう。ここにおいて、それでもなお、シンドバッドには勝つ目が見えているのだ。

 

「だが! この魔法を使っている間、君たちは無防備だ」

 

 対神に特化した術式とはいえ、金属器の力は全てイル・イラーとシンドバッドへと向けている。それはすなわち、本来ならば難敵であるはずの彼らが戦う力を有していないとうことなのだ。

 そしてシンドバッドには仲間がいる。

 

 魔装フォルネウスのラメトトが巨大な槍をもって紅炎へと襲い掛かり、魔装ヴァサゴのアールマカンが曲刀を躍らせて白龍に襲い掛かり、そして魔装ケルベロスと化したミラが魔法を持って光に襲いかかる。

 

 

 

「くッッ!!」

 

 襲い来るアールマカンの姿に白龍から苦悶の声が漏れる。

 マギならば悪意を弾くボルグによって自衛できるが、王たる彼らには、力を神に対して向けている彼らには身を守る術はない。

 必中の間合い。

 たとえこの一撃で命を刈り取られることがなくとも、対神魔法を継続できないほどのダメージを負わされればそれで勝敗は決するのだ。

 

 迫るアールマカンに対して、ほかの金属器使いがいかに追いすがろうと、自衛できない金属器使いに魔法の継続を許さないだけの一撃が打ち込まれることを阻止することはできるものではなく――――

 

「やらせねぇ!」

「なにっ!!?」

 

 しかし、世界にとって致命となるはずの一撃を打ち込むはずだったアールマカンの剣は、突如として白龍の目の前に現れた炎宰相(アモン)の魔装を纏うアリババによって防がれた。

 

「アリババ殿!」

 

 絶対に追いつかれるはずのない位置関係。

 何よりもいかに炎の衣で高速飛翔のできるアモンとはいえ、同じ魔装状態のアールマカンに気づかれずに回り込んで目の前に現れるなどということができるはずがない。

 

 そしてそれは白龍の眼前だけで起こっていたことではなかった。

 

「今度こそっ! 絶対に守ってみせる!」

「紅覇!」

 

 練紅炎に襲いかかるラメトトの轟混は練紅覇の如意練鎚によって防がれ、

 

「この方には指一本、触れさせはしません!!」

「白瑛!」

 

 ケルベロスの魔装から放たれたミラの魔法は光の眼前に立つ白瑛の業風の鎧によって逸らされた。

 

 かつて守りたいものを守れなかった戦士たちが、今度こそその力を守るために絶対に届くはずのない距離を零にして立ち塞がった。

 

 驚愕するのは仕掛けた王たちだけではない。

 絶対たる己の“運命”の流れを信じていたシンドバッドもまた驚きに目を見開いていた。

 上から白龍たちの六芒星陣を見下ろしていたシンドバッドには、だからこそ絶対にアールマカンたちの攻撃が間に合うことが見えていた。

 

「バカな! あのタイミングで間に合うはずが…………ッッ!!! 練 紅明の転送魔法か!」

 

 それを覆して光り輝く極点を頂きに黒の煌めきが白龍たちの目の前に現れた。

 

 ――七星転送方陣(ダンテ・アルタイス)――

 

 黒の衣をまとう魔神、ダンダリオンと化した練紅明。その力は空間における距離を無視することのできる転送魔法。

 紅覇と同じく、同じ者を、守ることのできなかった彼の力こそが、今度は“彼ら”を守る一手となった。

 

 だがそれはあくまでも一手。

 

「アラジン殿! “聖宮”の魔法は、まだですか!」

「――――ッッ!! 分かってる! でも、この魔法を止めると、均衡が!」

 

 決め手とはならない。決め手のために必要なのはアラジンのみに許された力、“ソロモンの知恵”。

 それにより場の力と金属器と大量の魔力によって強引に扉を開いたシンドバッドよりも強固に“聖宮”へとアクセスし、そして“聖宮”を破壊する。その魔力を使って次元の壁を埋め、強化し、外部者を切り離す。

 “聖宮”を破壊することによってこの世界には“白いルフ”も“黒いルフ”もなくなるだろう。今まさにイル・イラーの次元と接続していることによってアルマトランで囚われていたルフ()たちもようやくこちらの世界に渡り来ることができた。彼らが壊したがっていたこの“世界の運命”も“ソロモン王が定めた運命”も破壊されることになる。

 

 だがそのためには――――― 一手足りなかった。

 

 3人の王の命を司る金属器の力と3人のマギによる極大超律魔法。それにより辛うじてシンドバッドとイル・イラーを押し留めている今の状況では、アラジンが“ソロモンの知恵”を使うために魔力の供給を止めた瞬間、拮抗が崩れ、イル・イラーは世界へと触手を伸ばし、シンドバッドは“神の座”を乗っ取りにかかる。

 

「くそっ! このままじゃ、兄上たちの身体がもたないぞっ!」

 

 魔力供給を受けていない紅覇やアリババ、白瑛たち守りての王たちの魔力も減っていく。それにも増して、魔力供給を受けている紅炎たちの損耗が激しい。

 魔力が供給されているとはいえ、彼らが発動しているのは極大魔法にも匹敵する大出力魔法なのだ。それを放ち続ける彼らの体では血管が破れ、眼からも口元からも血が流れていた。

 

「ふん。まだ、だッッッ!!!」

 

 それでも発動を止めるわけにはいかない。紅炎は血流の浮かぶボロボロ寸前の状態でありながら超律魔法の発動を止めはしない。

 

「まだ―――――ッッ!!!」

「―――――ッッ」

 

 それは白龍も、そして光も同じ。

 

 足掻き続けるのだ。

 “神”が見捨てた世界でそれでも足掻き続ける。

 汚泥の中に沈みつつも、それでももがき続ける。

 最後の瞬間まで、この世界が終わりまで、その意志の続く限り…………

 

 絶望へと続く紫光の柱の中―――――――

 

「これは……ッッ!!?」

 

 “黒”が白龍のもとに舞い降りた。

 

 ――「世界をぶっ壊すなんて楽しい戦争。俺を除け者にするんじゃねぇよ! 白龍!!」――

 

「お前――――…………」

 

 それは気のせいだったのかもしれない。

 けれども洛昌の戦いで、この世界から失われてしまったはずの“もう一人のマギ”。

 

 戦争が好きで、運命を呪っていて―――けれども白龍と同じく、そんな自分を受け入れて歩むことを決めた異端のマギ。白龍の選んだ、白龍を選んだ王佐の魔導士。

 

 たしかに彼は白龍との繋がりを持っていた。白龍の気の込められた種子を持ち、ザガンを介して繋がっている。

 

 失われたと思っていたもう一人も、アリババだって戻ってきた。

 だから、これは一つの奇跡。

 

 戦争が大好きで、この世界をひっくり返したいと呪い(願い)続けたマギの―――(ジュダル)の。

 

 白龍の金属器(ベリアル)に黒のルフから生み出された魔力が流れ込む。

 黒と白とを併せ持つ白龍だからこそ受け入れることのできる堕転の魔力。

 

「今だ! アラジン!」

 

 アラジンの魔力に依らず白龍の金属器に魔力が満ち、超律魔法が神を押し留める。

 それを信じて、白龍は叫んだ。

 友の名を、今まさに彼自身を守っている王のマギの名を。

 

「うん! これが最後だ――――――“ソロモンの、知恵”!!!!!!!」

 

 この世に在らざるはずの()人目のマギ

 その力が、この世界の始まりと終わりを告げる魔法の名を叫んだ。

 

 額に八芒星の輝きが煌き、空に重なるように極大の魔法陣が描かれる。

 

「やめろ…………」

 

 それは彼にとって終わりを告げる魔法の名。

 伸ばした手の先で“イル・イラー”が、神の座が遠のいていく。

 描かれた魔法陣が、“聖宮”への道が、“聖宮”そのものが、崩壊していく。

 そこからあふれ出す輝きが、黒でも白でもない輝きが、世界の空へと広がっていく。

 

「やめろ!!!」

 

 終わる。

 まだ見たことのない場所への終わらない冒険への始まり。

 国も、故郷も、仲間も……誰からも望まれなくとも叶えたい願い。

 世界の変革者となる。王を超えた存在となる――――神となる。

 

 それらのすべてを与えてくれるはずの夢の扉が――――――

 

「“聖宮”への道を! “神”の座への扉を! 世界を! 俺の冒険をッ! 壊すなッッッ!!!!」

「シンッッッ!!!!!!!」

 

 

 

    ✡  ✡  ✡

 

 

 

 世界の空から、割れたステンドガラスのような輝きが壊れて降り注いでいた。

 ルフの始まりと終わりを告げる“聖宮”の崩壊。

 “鑑賞する者にして干渉する者(イル・イラー)”との次元の接続の断絶。

 それらは世界全てを造り変える始まりの夜明け。

 

 神の頂に手を伸ばした“偉大なる王”とその王佐は次元の崩壊にも構わずに手を伸ばし続け、彼を支えた眷属たちとともに崩壊の只中へと消えた。

 それが彼の王の死を意味するのか、それとも次元を超えたことを意味するのかは分からない。

 だが世界の仕組みそのものが造り変えられ、次元外からの干渉が行われなくなる今後のこの世界に帰還することはもうできないだろう。

 そして…………………

 

「今だからこそ思うが……………もっと他に方法がなかったのかと思うな」

 

 崩壊し、造り変えられ逝く世界を見上げながら、光は白瑛と隣り合って立っていた。

 

 アルマトランとの接続路でもあった“聖宮”を破壊したがなのか、ルフシステムを破壊したため王を選定するマギシステムも崩壊するためにか、彼らの金属器に刻まれた八芒星も桜の花が吹き崩れるように薄れつつある。

 

「後悔しているのですか?」

 

 狂愛と混沌の女王(パイモン)罪業と呪怨の武士(ガミジン)も、役目を終えたかのように王に微笑みを向けてルフへと還った。

 システムが壊れたとはいえ、ルフそのものが無くなるわけではない。

 ただ白だとか黒だといった違いはなくなり、アルマトラン時代のルフも解放されてこの世界の一部になって巡っていく。

 

「似合わないか?」

 

 他にも手立てはなかったものか。

 例えばシンドバッドともっと前から話が出来ていれば、イル・イラーを排除するでもなくこの世界の人々全てをルフに還すなどという手段以外に、この行き詰まった世界をどうにか出来る手段を導くことができれば、あるいはもっと別の結末に至ったかもしれない。

 

 為したことの是非を悩むのはやはり後悔があるからか。

 尋ねると白瑛は言葉にはせず淡く微笑んだ。  

 

「貴方との出会いの運命までもなかったことになってしまうのは、残念に思えます」

 

 白瑛の応えに光は薄く微笑みを浮かべると彼女の肩を抱き寄せた。

 

「次の世界ではもう、他者の定めた“運命”は存在しない」

 

 “運命()”に選ばれた王というものの存在しない世界。

 金属器はなく、それゆえに積み重なっていくであろう歴史は、この世界とはまた異なるものになるだろう。

 

「だが、たとえどういう出会い方になったとしても、どういう巡り合わせになったとしても、私は貴女を選ぶだろう」

 

 次の世界では、“皇光”ではないかもしれない。“練白瑛”ではないかもしれない。

 けれども彼らの(ルフ)が巡り、そして歴史を紡いでいくのであれば、違う形であろうと、きっとまた巡り合う。

 長い、長い歴史の彼方で。

 

「それは“運命”だからですか?」

「いや、俺の勘……いや、どうだろうな」

 

 いつものようにそんな“気”がした。

 そう思った光は、しかし違う“気”も感じた。

 

「俺にとって、貴方が運命なのだろう。だからどんな形になっても、どんな理由があっても、貴女と出会う、貴女を選ぶ。守る存在として、寄り添う存在として、共に在る、在りたいヒトとして……そうありたいと思う願い、それが“運命”というなら、そうなのかもしれないな」

 

 他の誰かが敷いたレールとしての“運命”などではない。

 彼らがたしかに掴み取った意志が選ぶであろう、掴み取っていくであろう未来――それをこを“運命(希望)”というのかもしれない。

 

「なら、私もその“運命”を願います」

 

 

 

 その日、世界の空が極光に覆われた。

 

 

 

    ✡  ✡  ✡

 

    ✡  ✡  ✡

 

 

 

 かつて、世界には王が乱立していた。

 強大な力を持つ選ばれた王たちは、それぞれの信念のもと相争った。

 争いは世界に広がり、そしてやがて一人の“偉大なる大王”がほかの王を束ねた。

 

 世界の争いや差別、貧困を憂えた“彼の大王”により、世界から争いは消えようとしていた。

 

 だがそれも彼が生きている間だけ。それを憂えた“大王”は言った。

 

 ――「私が神となり、人々が私を崇める世界になれば、未来永劫世界から争いはなくなる」――

 

 彼を信奉していた王や世界の人々たちは彼に賛同した。

 人々の意識を変革し、一つの指標の下に世界が導かれる。

 

 だが幾人かの王と国は彼に反した。

 争いを憂えた“偉大なる王”は、その王たちを滅ぼすことに決めた。

 

 神としての力を得て、世界そのものを創り変えようと宣言した“偉大なる王”と、ただ人々の自由な意志のみを愛した王たち。

 

 争いは激しく、世界を滅ぼすほどの苛烈さをもって終結した………………

 

 

 これは喪われた物語。

 読み手はおらず、レールから外れた物語。 

 







これにて連続投稿および最終決戦閉幕です。
原作では今まさに佳境を迎えていますが、本作の決戦は如何でしたでしょうか?
次回最終話は今まさに執筆中ですので、しばしお待ちください。
話の大枠と決着は構想できていますので、それほど時はかけない予定です。

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