P月E日
最近支部内で断水や停電などが頻繁に起きているらしい。
まぁ、十中八九サカキが何かしでかしているんだろうが、実験体になりたくないのでスルーすることに。
今日も今日とてリンドウの捜索に参加。
しかし、どうも結果はいまいちで未だに手掛かり一つ手に入っていない状況だ。
そのせいか全体の志気が下がり始め、アナグラ全体がよくないムードに包まれている。
コウタ達もあきらめず捜索を続けているがこちらも成果が出ていない。
なんとかしたいが、今の私には無理そうだ。
P月F日
サカキが初恋ジュースなる奇怪なジュースを完成させた。
連日の断水や停電はこのジュースの開発のためだったそうだが、多くの職員とゴッドイーターから不評があがっている。
コウタ曰く「苦さと甘酸っぱさが喧嘩していて喉に引っかかる感じがありほんのりと生臭い」とのこと。
私も飲んでみた。好んで飲みたくは無いが、なんとか一缶飲み干せる程度の味だった。
アラガミと人間の味覚は違うが、アラガミの私が好んで飲みたくないということは人間にとっては相当まずいのだろうな。
味の感想を聞くために飲まされたコウタにはウロくん印の採り立て果実ジュースをあげた。
めちゃくちゃ喜んでくれた。
*
P月K日
今日はかなり慌しくなった。
捜索を行っていた防衛班の人たちが行方不明になったのだ。
幸いカノンちゃんとジーナさん、それとシュンの三人は早期に発見できたためすぐに救援に向かうことができた。
しかし、タツミ、カレル、ブレンダンの三人の消息は未だ不明で私も捜索に参加した。
その途中で黒いハンニバルに遭遇した。
攻撃力、瞬発力共に通常種よりも高く割りと面倒くさかった。
戦闘中に捜索していたタツミ達がコンゴウ種に襲われている場面に遭遇したら、その黒いアラガミは私から離れタツミ達の近くにいたコンゴウ種を蹂躙した。
その後、タツミ達に攻撃してきたがリーダーさんが現れるとどこかに去っていった。
アナグラに戻り、リーダーさんからあの黒いハンニバルはリンドウだと聞かされた。
しかし、完全にアラガミ化しているわけではなくリンドウとしての意識が残っているそうで、もしかしたら助けられるかもしれないとのこと。
そのへんはリーダーさんに頑張ってもらおう。
P月L日
リーダーさんが一人でアラガミ化したリンドウの元に向かった。
おそらくコウタ達がアラガミ化したリンドウを殺すことを躊躇ってしまう可能性があるため一人で行ったのだろう。
私もコウタ達と共に救援に向かった。
交戦ポイントに到着すると例の黒いハンニバルの胸部からリンドウが出てきており必死に逃げろと叫んでいた。
もちろんそんなんで逃げる気など全く無かったがリーダーさんがとんでもないことをしでかした。
リンドウの神機を左手で掴み、二刀流でハンニバルに斬りかかったのだ。
そしてハンニバルの内部のコアをアラガミ化していた左腕で殴ると光が溢れた。
光が収まり、眼を開けるとそこには右腕がアラガミ化しているリンドウと至って健康そうなリーダーさんが転がっていた。
助け起こすとリーダーさんはアラガミ化が治っており問題ないそうだ。
リンドウの方も右腕がアラガミ化しているがそれ以上のアラガミ化は見受けられず、本人も違和感が無いそうだ。
しかし、何かあっても困るのでサカキに二人とも見てもらうことになった。
とりあえず、めでたし?
P月N日
サカキの検査の結果、二人とも問題ないとのことだそうだ。
リンドウの右腕にはコアが形成されていて右腕がひとつのアラガミとなり、リンドウの支配下にあるそうだ。
元々のリンドウの神機は壊れてしまったが、右腕からロングブレード状の武器を作れることからゴッドイーターをやめる気はないそうだ。
あと、リンドウがサクヤさんと結婚することになった。
プロポーズはリンドウから。サクヤさんは「待たせすぎよ」と言って少し怒っていたが、とても嬉しそうだった。
そこからとんとん拍子に話が進み挙式の日時などが決まった。
盛大に祝わなければと思い、一部の人たちは出し物を考えたり、料理を豪華にしようと画策していた。
私とシユウ姐さんもその一人で何をすべきか考えることに。
サカキとツバキさんを交えた会議の末、歌を送ることにした。
式まで残り1週間
素晴らしい歌を作り上げなくては
続く
とりあえずバーストのストーリーは完結
これからは2との間の3年間について書いていこうと思います。
レイジバーストの公式サイトをチェックしていますが、ムクロキュウビというアラガミを見たとき私の2でのトラウマが蘇りました。
マガツキュウビはマジムリです。ソロじゃとても敵いません
でも、ブラッドレイジや新しい武器ヴァリアブルサイスなど非常に面白そうで早く体験版が出てほしい今日この頃