超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMATION 作:投稿参謀
結果、なんだか泣き言めいた内容に。
メタっぷりが本当に酷い&見方によってはアンチっぽい発言がありますので、ご注意ください。
さて今日の超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMETIONは、とあるパーキングエリアから物語を始めよう。
ここに女神候補生をパートナーとする四体のオートボットが集まっていた。
すなわち、バンブルビー、サイドスワイプ、スキッズ、マッドフラップである。
「で、これはどういう集まりなんだ? 今はオプティマスたちと女神たちが不在で大変なんだが……」
サイドスワイプがやや説明的に問う。
その疑問に答えたのはバンブルビーだ。
「それはね。オイラたちでちょっと息抜きに小ネタをやろうってことになったから……」
「ちょーっと待ったー! 何でおまえ普通に喋ってんだよ! おまえはラジオ音声で喋るキャラだろうが!!」
いきなりキャラ設定投げ捨ててメタなこと言い出すバンブルビーに、サイドスワイプがツッコミを入れる。
「まあ今回、本編と何の関係もない小ネタだし」
「いわゆる一つのメタ空間?」
スキッズとマッドフラップが身も蓋もないことを言い出す。
まあつまり、今回はそういうことだ。
「いや、そういうことってどういうことだよ! この中編、地味にかつてないピンチなんだから、こういう時は俺たちが頑張る話しとかやるもんだろう普通!!」
「ああ、もうウルサイなあ~。そういうメタなのとりあえず禁止~」
ツッコミ続けるサイドスワイプに、バンブルビーがやる気なく待ったをかける。
「とりあえず、いつまでもユニちゃんに告れないヘタレは置いといて、今回のお題を発表するよー。今回は、『この作品に足らない物を考える』で」
「メッタメタじゃねえか!!」
ヘタレ呼ばわりされたことは、とりあえず置いといて鋭くツッコミを入れるサイドスワイプだったが、やがて観念したように深く排気した。
「はあ……。それで? この作品に足らない物って?」
「それを今から考えるんだよ。とりあえずオイラからね」
まずはバンブルビーが一番手で意見を出す。
「やっぱりあれだね。作者の文才と力量」
「いきなり身も蓋もないのキタ!?」
「あと、構成力も欲しいよな」
「誤字と脱字を失くす能力もな」
サイドスワイプがテンション高めにツッコミ、スキッズとマッドフラップが補足する。
「ヤメヤメ! そういうメタなのナシってさっき言ったばっかりだろ!」
「うんまあ、コレばっかりはオイラたちにはどうすることもできないし」
「作者の努力に期待だな」
「儚い望みでも、それしかないな」
人間臭く溜め息を吐くオートボットたち。
精進します……。
「それで誰か他に意見ある?」
最初からグダグダながらバンブルビーが話しを続ける。
するとマッドフラップが手を挙げた。
「はいはーい! 俺考えました!」
一同の注目が双子の片割れに集まる。
「この作品に足りない物、それは『ハーレム』だ!!」
「「「ハーレムぅ?」」」
その言葉に首を傾げる一同。
対するマッドフラップは得意げに語り出す。
「そうだ! 主人公が女にモテまくる! それがこの作品には足りない! 原作的には女神にモテるのが通例だな!」
――通例ってなんだ……。
そう言いたいのをサイドスワイプは飲み込む。
微妙な顔の銀色のオートボットに構わずマッドフラップは続ける。
「各国の女神も女神候補生も、そしてメーカーキャラも! 全員一人の男に惚れちまうんだ! それでいて女同士で険悪な関係にならないのが理想だな!」
「都合がいいことこの上ないな……」
呆れた調子のサイドスワイプ。
「しかしなマッドフラップ。まあ百歩譲ってハーレムを作るとしてだ。……問題は誰がモテるかだ」
「あ……」
サイドスワイプの冷めたツッコミに、マッドフラップが大口を開ける。
「順当なとこで行くと、やっぱり司令官辺り?」
「ああー、なんだかんだでカッコいいもんな」
バンブルビーの言葉にスキッズも頷く。
だがマッドフラップは首を捻る。
「どうだろうな。あーいう権力者がモテるのは、あんまり好かれない」
「ええー? なんでー? 権力もあって喧嘩も強くて容姿だって(トランスフォーマー的には)男前だし、モテることに納得がいくじゃん」
反論するバンブルビーに、マッドフラップはチッチッチッと指を揺らす。
「そこがいけないんだよ。そういうのがモテるのは当たり前で、読者としては面白くもなんともない」
「じゃあ、どういう奴がいいのさ」
「場合によるが、普通の奴がベターだな。それこそ自分を投影して感情移入できるくらいの」
自慢げに語るマッドフラップだが、周囲は納得いかない様子だ。
「この作品に、そんな奴いるか?」
「いないな。っていうか基本男はトランスフォーマーばっかりだな」
「……次いこう」
自分の意見が封殺されて不満げなマッドフラップを捨て置き、一同は次なる意見を求める。
「はーい! じゃあ次俺な!」
すぐさまスキッズが手を上げる。
「この作品に足りない物! それはトランスフォーマーネタだ!!」
ええ~!? と声を上げる一同。
「え? 足らないの? 個人的にはネプテューヌネタのほうが少なくて問題かな?って思うんだけど?」
バンブルビーが代表して問うと、スキッズは胸を張って答える。
「甘いぜ! ファンはより濃密なトランスフォーマーネタを求めているんだ! もっとゲストを出していこうぜ!」
作者の頭が破裂するんで勘弁してください。
「それに多分、ネプテューヌファンでこの作品を呼んでくれてる人はいないだろうし」
「い、いや、それは……」
目を逸らして言葉に詰まるバンブルビー以下、仲間たち。
正直それは、作者も非常に気にしているところです。
「ああ~、他に意見ない?」
これ以上続けるとヤバいと考えたバンブルビーは次なる意見を求める。
するとサイドスワイプが控えめに手を上げた。
「サイドスワイプ? 何か意見があんの?」
「意見っつうかさ……」
バンブルビーの問いに、サイドスワイプは投げやり気味に答えた。
「ぶっちゃけ『ネプテューヌ』と『トランスフォーマー』のクロスオーバーって時点でこれ以上の人気は望めないんじゃないか? ハーメルンに置ける人気筋をことごとく外してるし」
その言葉に凍りつく一同。
「だってそうだろ? インフィニッ○・ストラトスとかF○teとかハイス○ールD×Dに比べて、ネプテューヌの二次って少ないんだぞ。さらにはトランスフォーマーの二次に至っては、ネットを探し回っても中々ないくらいだ」
ちなみに作者はインフィニット・ス○ラトスについてはまともに原作を読んだこともアニメを見たこともなく、Fa○eもアニメをとびとびに見ただけ、ハイスクー○D×Dに至ってはほとんど知らないという捻くれ人間です。
「いや、おまえ、そんな」
バンブルビーが反論しようとするが、それより早くスキッズが声を出した。
「まあなあ、『オリ主』も『最強主人公』も『神様転生』もないからなあ。 明らかに人気が出る要素ないぞ。それをひっくり返すくらいの力量もないし……」
「う……」
さらにマッドフラップも続く。
「第一トランスフォーマーだからな。作者の知人からも『大きさが不釣り合い過ぎて読む気がしない』『トランスフォーマーと女神の恋愛とかw』って言われ続けてるからな」
※多少脚色しています。
「素直に仮面ラ○ダーとかにすりゃよかったんだよな」
と言うマッドフラップ。
いやだって最近のライダーはよく知らんし……。
「ソード○ート・オンラインとか、色々あっただろ」
サイドスワイプが文句を付ける。
ネトゲネタは苦手なんです……。やったことないんだもん……。
「まあ、作者の発想は斜め上過ぎるのは認めるよ。なんせこの作者、指輪○語とさらにドマイナーな作品のクロスという神をも恐れぬ小説を構想していたくらいだから」
バンブルビー、おまえもか。
ちなみにクロス先は某ボ○ロ小説でした。結局、版権が不透明で怖いのと『こんなニッチ×ニッチな作品じゃ誰もついてきてくれない……』と言うことで投稿できませんでした。
「構想してたFa○eの二次も、『燃えきらない』ということでやめちゃったしな」
スキッズも同意する。
情熱は大事なんです。
「結局さ」
サイドスワイプは締めの言葉を出した。
「このまま頑張るしかないんじゃないか?」
「うん、そうだね……」
「何でもアリがトランスフォーマーだもんな」
「地道にいこう、地道に……」
一同、最初の議題に碌な答えが出せぬまま、この場はお開きとなったのだった。
オチ? そんなものはない。
多分、二度とこんな話は書かない(戒め&フラグ)
作者はハーレムが嫌いなんじゃないんです。
ただ、自分で書くのは無理なんです。
今週のトランスフォーマーアドベンチャー
怖い物はないと言い張るラッセル。そこが逆に子供っぽい。
超音波で悪夢を見せる……マインドワイプ?
案の定シリアスなビー、まあ予想通りのストロングアームとサイドスワイプ、笑えないフィクシット、意外過ぎるグリムロック。
家族がいなくなるのは怖い。自分だって怖い。
そしてクモの再登場はあるのか……。
さて、本編を書く作業に戻らねば。
……実は作中で言った○輪物語の二次は、本気で投稿してみるべきか悩んでます。