超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMATION   作:投稿参謀

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第175話 終わりの時

「センチネル!」

 

 オプティマスは崩れる橋の下に落ちていく師に手を伸ばす。

 しかし、次の瞬間には何処からかエネルギー波が、センチネルの落ちたはずの場所に降り注いだ。

 

 一瞬、茫然としたオプティマスとネプテューヌだが、エネルギー波の出所を探るべく空を見上げた。

 

 空中神殿から、無数に光線が放たれ、地上に降り注ぎ、空中戦艦を轟沈させる。

 人間、オートボット、ディセプティコン……そして生き残ったザ・フォールンの狂信者たちも光線の雨から逃げ惑う。

 主を失ってなお蠢いているゾンビ・ディセプティコンだけが、光線に為す術なく飲み込まれていった。

 

「この攻撃は……まさか、ザ・フォールンか?」

「ふん、こんな物が攻撃とは言えん!」

 

 オプティマスの横に、メガトロンが舞い降りてきた。

 傷だらけで先程までの激戦を窺わせる。

 

「メガトロン……勝ったのか」

「当たり前だ。そちらも、終わらせたか」

 

 荒く排気しながら首を回すメガトロンに、オプティマスはしっかりと頷いた。

 

「それで、このエネルギー波が……」

 

 その瞬間、エネルギー波が降ってきて、オプティマスとメガトロンはその場から飛び退いた。

 

「このエネルギー波が攻撃ではない、とはどういうことだ?」

「もともと、あの神殿には大量のシェアエナジーが蓄えられていた。……それが、ダークスパークを介して破壊エネルギーに変換され、制御を失い神殿の破損部から漏れ出しているのだ」

 

 よく見れば、確かに神殿の表面に入った亀裂や穴から、エネルギー波が放たれている。

 そこへ、血相を変えたホイルジャックが通信を飛ばしてきた。

 

『それだけじゃないぞ!! このままでは、エネルギーが臨界を突破し大爆発を起こしてしまう!! それもこの星をまるごと吹っ飛ばすほどの!!』

『せ、世界が爆発オチ!?』

 

 規模の大きさに、オプティマスと一体化しているネプテューヌは女神態にも関わらず素っ頓狂な声を出す。

 ここまで来て、そんなオチは御免である。

 

『それだけではありません。空中神殿からのエネルギー波がスペースブリッジに何らかの影響を及ぼしたらしく、ワームホールを閉じることができません。論理的に考えて、このまま神殿が爆発すれば、サイバトロンも致命的な損傷を受けるでしょう』

「チッ……!」

 

 続くショックウェーブからの報告に、メガトロンは大きく舌打ちする。

 

『計算によれば後15分40秒で大爆発だ!!』

『ふむ、それは正しくない。私の計算によると15分41秒だ』

『いいや、私の計算に狂いはない! きっかり15分40秒だ』

『15分41秒。これが論理的に正しい計算結果だ』

『40秒!』

『41秒』

「つまり、だいたい15分ということだな」

 

 言い合う科学者二人の意見をざっくりと噛み砕き、オプティマスは表情を引き締めた。

 

「止めるにはどうすればいい?」

「中枢部に乗り込み、ダークスパークを制御……ないし破壊する」

 

 ならば、やることは決まった。

 テメノスソードを背中に差すとともに、橋に落ちていたベクターシールドを拾い上げる。

 師、センチネルの形見代わりに。

 

「では行こう。ポータルを開けるか?」

「無理だな。どうなっているのかも分からん場所に開くのは危険すぎる」

「では飛んでいくぞ。我々が援護するから、案内してくれ」

「ふん、この俺に命令か?」

 

 好戦的に笑むメガトロンに、オプティマスも力強く笑い返す。

 

「いいや、友人としての提案だ」

「それならばいい。……行くぞ!」

「ああ!」

 

 オプティマスとメガトロン。

 オートボットとディセプティコンを代表する英傑二人は、並んで飛び立った。

 

  *  *  *

 

 オプティマスとセンチネルの師弟が戦っていた橋の下を流れる河。その少し下流にて。

 河の水面から、一つの影が姿を現した。

 

 岸によじ登った影はしばらくエネルギー波を垂れ流す空中神殿を見上げていたが、やがて河を流れてきた額にV字の角があるヘルメットを拾うと、それを頭に被って体を引きずるようにして歩き出した……。

 

  *  *  *

 

 空中神殿に向け、オプティマスとメガトロンは飛ぶ。

 エネルギー波の照射はだんだんと激しくなり、まるで弾幕のようになってゆく。

 

「ふん! 今更、そんな物で止まる俺様ではないわ!!」

 

 吼えたメガトロンはギゴガゴと音を立てて変形した。

 そのビークルモードは、レイとの融合前とは違う形状のエイリアンジェットだ。

 しかし、全体的なシルエットがゲイムギョウ界の戦闘機に近づき、キャノピーもある。

 キャノピーの内側の席には、半透明のレイが座っていた。

 

 華麗に空を舞い、エネルギー波を避けたメガトロンは、そのまま神殿に突っ込み、続けてオプティマスも神殿に侵入する。

 神殿の内部はすでに崩れかかっていた。

 

「急ぐぞ、時間がない!」

「言われずとも!!」

 

 メガトロンの声に答え、オプティマスは崩壊していく通路をビークルモードに変形して走り出した。

 前に比べて丸みを帯び、三対の煙突マフラーが特徴的な赤と青のファイアーパターンのトレーラートラックは、多少の障害物など物ともせずに突っ走る。

 

  *  *  *

 

 神殿の真下に位置する場所には、戦いの余波でビルが崩れて瓦礫が積み重なっていた。

 瓦礫の下から一つの黒い影が這い出てきた。

 

 影は少しの間、真上の空中神殿を見上げていたが、やがて痛む体を押して立ち上がる。

 そして次の瞬間には、あたかも瞬間移動したかのように、その場から消えたのだった。

 

  *  *  *

 

 曲がりくねった通路を走り、落ちてくる瓦礫を避け、何枚もの扉を突き破り、やがてトラックとエイリアンジェットは中枢部へと辿り着いた。

 

「何だこれは……!?」

 

 しかし、そこの惨状にオプティマスは思わず呻く。

 空中神殿中枢部は、すでに地獄の様相を呈していた。

 

 広い部屋の中は禍々しい紫色の光で満たされ、エネルギーが嵐となって吹き荒れる。

 奥の祭壇の上ではダークスパークが大きな目のように輝き、その上方では紫色の巨大な光の球体がまるで鼓動するように不安定に明滅していた。

 ダークスパークと球体は数本の光で構成されたチューブのような物で繋がれていた。

 

『あれは、なんなの!?』

『ザ・フォールンが奪ったシェアの塊よ! でもほとんど別のエネルギーに変換されてる! こんなのが爆発したら、本当に世界が吹き飛んでしまうわ!』

 

 ネプテューヌとレイの声が響く中、メガトロンとオプティマスはダークスパークに向かっていく。

 だが、凄まじい暴風となったエネルギーが行く手を阻む。

 

「何というエネルギーだ……! 立っているだけで体がバラバラになりそうだ……!」

「なんのこれしき……!」

 

 それでも怯まず進んでいく二人は、少しずつダークスパークに近づいていく。

 

「いっそ、破壊するか……?」

「破壊するにしても、まずはダークスパークとあのエネルギー球のリンクを切らなければ、連鎖反応で諸共大爆発だ……!」

 

 まずメガトロンが両手でダークスパークに触れると、その絶大なパワーに弾き飛ばされそうになる。

 オプティマスは片手で剣を床に突き刺して吹き飛ばされないようにし、もう一方の腕で宿敵の体を支える。

 

「……どうだ?」

「何とか……やって、いるが……」

 

 メガトロンとレイは必死になってダークスパークを制御しようとしているが、荒れ狂うエネルギーは収まらず、 シェアの塊の明滅は激しくなってゆく。

 

「駄目だ……エネルギーが大き過ぎる。俺たちだけではパワーが足りん……!」

『それなら……レイさん! 私と貴方のシェアを共鳴させましょう!』

『そうすれば、私たちと繋がっているメガトロンたちもパワーアップされるはずね。……やってみましょう!』

 

 ネプテューヌとレイは精神を集中させ、お互いの存在を感じ取る。

 二人の女神……そして合体している二人のトランスフォーマーの間に目に見えない細い糸のような繋がりができ、それを通して女神たちのシェアエナジーが共鳴を始める。

 

 さらなるパワーがオプティマスとメガトロンの体に漲る。

 

「フハハ、いいぞ……! 全てのリンクが消えたら、貴様がダークスパークを破壊しろ……!」

「分かった!」

 

 ダークスパークとシェアの塊を連絡するチューブが一本ずつ千切れていく。

 同時に、シェアの塊の明滅が緩やかになり風も止んでいく。

 そして、ついに全てのチューブが切れた。

 

「……やれ!!」

「応!!」

 

 その瞬間、メガトロンが叫び、オプティマスがテメノスソードでダークスパークに斬りかかった。

 

 剣閃は狙い違わずダークスパークの真中に命中し…………ダークスパークが一際強く輝き、オプティマスを弾き飛ばした。

 その内部から新たな光のチューブが現れ、毒蛇のような鋭い動きで一瞬にしてシェアの塊に接続する。

 

「何だと!?」

 

 さらにチューブが何倍にも太くなるのを見てオプティマスとメガトロンは愕然とする。

 

「これでも駄目なのか!?」

「最後まで諦めるな! もう一度だ!」

「言われずとも、もうやってる!!」

 

 力を振り絞りダークスパークを制御しようとするメガトロンだが、今度は上手くいかず、塊の明滅はさらに激しくなり、エネルギーの風は強くなっていく。

 

『爆発まであと5分よ!!』

『何とかしないと……!』

 

 ネプテューヌとレイは悲鳴染みた声を上げながらもシェアを共鳴させ続けるが、事態は好転しない。

 

 その時、声が聞こえた。

 

「ふん、馬鹿弟子めが」

 

 メガトロンの横に、黒い影が前触れなく出現した。

 曲線的なパーツで構成された、何処か有機的な痩躯。

 古代の王の仮面を思わせる、縦に長い……ディセプティコンのエンブレムに似た顔。

 特徴的な羽根状パーツは多くが破損し、体のあちこちが罅割れ欠落しているが、間違えようもない。

 

 堕落せし者(ザ・フォールン)、あるいはメガトロナス・プライムだ!

 

『ザ・フォールン!? 生きていたの……!』

「この俺が、あの程度で死んでたまるか」

 

 破壊大帝の顔の脇にホログラムのように現れ目を見開くレイに向かって吐き捨てると、ザ・フォールンはダークスパークに手を添える。

 すると、ダークスパークとシェアの塊を連絡するチューブが細くなってきた。

 突然の助太刀に困惑しているメガトロンに、ザ・フォールンはダークスパークに干渉しながら不機嫌そうに声をかけた。

 

「勘違いするな。故郷サイバトロンを吹き飛ばすワケにはいかんだけだ。……さあ、集中しろ。ダークマターの制御には細心の注意が必要だと教えたはずだ」

「……ふん、今更言われずとも、分かっておるわ!!」

 

 ディセプティコンの始祖と大帝は、揃って集中力を高めていく。

 

「何をしておる、お前はメガトロンにシェアを送れ」

 

 先程まで死闘を繰り広げていた堕落せし者とメガトロンの共同作業にしばし呆気に取られるオプティマスだったが、横から懸けられた声で正気に戻り、また驚愕した。

 

 赤いカラーが特徴的な老いてなお屈強なボディに、額からV字の角が伸びた兜。

 髭のようなパーツを備えた精悍な老人の顔。

 

 オプティマスとメガトロンのかつての師、センチネルがそこにいた。

 

 背中のマント状パーツは千切れ飛び、体は大きく傷ついているが、背筋を真っ直ぐ伸ばしむしろ若返ってすら見える。

 

『無事だったのね……良かった』

「第一声がそれとは、どこまでも甘い。……が、そこがいいのかもしれんな」

 

 ネプテューヌの声に何処か晴れやかな笑みを浮かべたセンチネルはザ・フォールンの脇に立つと同じようにダークスパークに手を添える。

 チューブはさらに細くなっていく。

 

「我々がダークスパークとエネルギー球の繋がりを断ち切る」

「その間に、お前たちの全ての力をフュージョンカノンに集めてダークスパークを撃て!」

「しかし、そんなことをすれば……!」

 

 センチネルとザ・フォールンの言葉に、オプティマスは叫び返した。

 シェアの共鳴によって高まった二人の力を合せれば、おそらくダークスパークを破壊することが出来るが、間違いなく、二人の老プライムも巻き込まれることになる。

 

「時間がないぞ! 早くしろ!! ……最後くらい、恰好を付けさせろ」

 

 逡巡するオプティマスだが、センチネルは一喝した後で、悪戯っぽくウインクしてみせた。らしくない仕草だが、あるいはこれが『プライム』ではない彼の素顔なのかもしれない。

 メガトロンは即座にダークスパークから離れてオプティマスの隣に並び、その肩に手を置く。破壊大帝の表情は、すでに決意を固めていた。

 オプティマスは黙って頷くと、女神たちが繋いだ見えない糸を通してメガトロンにパワーを送り込む。

 

『センチネル……!』

「ネプテューヌ、すまんな。どうやら、共にゲームをすることは敵わんようだ。……それとアブネスに伝えてはくれないか。色々と、済まなかったと」

『……ええ、必ず伝えるわ!』

 

 恋人の顔の横に現れたネプテューヌの声に、センチネルは柔らかい表情で微笑む。

 

『ザ・フォールン……いいえ、メガトロナス。私は貴方のことを赦しはしない』

「だろうな……」

『でも、感謝もしているわ。……ありがとう。私を見つけてくれて』

「フッ……」

 

 一方、厳しい顔のまま放たれたレイの感謝の言葉にザ・フォールンは僅かに相好を崩した。

 

 チューブは糸のように細くなり今にも千切れそうだ。

 メガトロンは右腕のフュージョンカノンにエネルギーを込めていく。

 余りのエネルギー量に、撃ってもいないのに腕が震える。それを左手で押さえて止めようとするが、治まらない。

 オプティマスはメガトロンの右腕を自分の手で支える。

 

 震えは、止まった。

 

 同時に、ダークスパークとシェアエナジーの塊は、完全に切り離された。

 

「今だ!」

「撃て!!」

 

 センチネルとザ・フォールンが叫び、フュージョンカノンから最大級の威力を持った光線が発射された……。

 

 

 

 

 

 それは、センチネルとザ・フォールン……メガトロナスが、光線に飲み込まれる直前のこと。

 無限に引き延ばされた一瞬の中で、垣間見たそれは、夢か現か。

 

 プライマ。

 ベクター・プライム。

 マイクロナス。

 アマルガモス。

 アルケミスト。

 オニキス。

 

 そして、ソラス・プライムと、アルファトライオンことソロマス・プライム。

 

 遠い昔に道を違えた懐かしい兄弟たち、敬愛する偉大なトランスフォーマーの始祖たちが、優しい笑顔で手を差し伸べてくるのを、彼らは確かに見たのだった。

 

 

 

 

 

 フュージョンカノンから放たれた光線は、ダークスパークと二人のプライムを飲み込み、空中神殿の外壁を貫通し、一筋の光となって遥か空の彼方まで飛んでいった。

 ダークスパーク……魔剣ゲハバーンが塵一つも残さずに消滅したのと同時に、全てのゾンビ・ディセプティコンは糸の切れた人形のように動きを止め、シェアハーヴェスターによって集められたシェアエナジーの塊である光球は虹色に輝きながら霧散したのだった。

 

  *  *  *

 

 フュージョンカノンによって空いた風穴から脱出したオプティマスとメガトロンは、爆発、崩落しながら街の外に落ちていく空中神殿を見下ろしていた。

 まるで戦いを終えた戦士のように、轟音と共に空中神殿は地面に巨体を横たえた。

 

「センチネル……」

「…………」

 

 センチネルとメガトロナスは許されざる罪を犯した。

 裏切り、殺し、多くの者を巻き込んだ。

 

 それでも、あの一瞬、二人はかつての誠実さ、優しさを取り戻し、魂は救われたのだと、信じたかった。

 

「……オプティマス。まだ仕事が残っているぞ。一番、大切な仕事がな」

「ああ……分かっている」

 

 隣に浮遊するメガトロンの静かな声に、オプティマスは厳かに答えた。

 

 やるべきことは、決まっていた。

 

 

 

 

『全オートボットに告ぐ。私はオートボット総司令官、オプティマス・プライム。戦闘行為を中止せよ』

『ディセプティコン全軍に告ぐ。我はディセプティコン破壊大帝、メガトロン。戦闘を止めよ』

 

 空中神殿が落ち、混乱するトランスフォーマーたちのブレインに、その声は聞こえた。

 

『センチネル・プライムは倒れた』

『ザ・フォールンは滅んだ』

 

 その言葉に、ある者は歓声を上げ、ある者は地面に崩れ落ちた。

 だが、次に重なって聞こえた総司令と破壊大帝の声に、その全員が驚愕することになった。

 

『講和はなった。戦争は、終わりだぁあああ!!』

 

 両雄の声はゲイムギョウ界のみならず、惑星サイバトロンに残留した両軍、そして宇宙に散ったトランスフォーマーたちにもサウンドウェーブを通じて届けられた。

 

『どちらが勝者でもなく! どちらが敗者でもない! そんなことにもう、意味はない!』

『力を合せ、故郷サイバトロンを再建させよう! 次なる世代のために!』

 

 しばらくの間、全てのトランスフォーマーが沈黙していた。

 

「『やった、やった! もう最高だもんね!!』」

 

 最初にオプティマスの忠実な友、バンブルビーがラジオ音声で歓声を上げた。

 

「やったぜベイビー! 信じられねえ!!」

 

 次に歓声を上げたのは、ディセプティコンの航空参謀スタースクリームだった。

 

「終わった……」

「終わったんだ……!」

「戦争は、終わったんだ!!」

 

 それはやがて街中に、ゲイムギョウ界とサイバトロンに、銀河中に伝播していった。

 

「万歳! 戦争は終わりだ!」

「万歳! ばんざーい!!」

 

 全てのオートボット、全てのディセプティコン、全てのトランスフォーマーが、喜びの声を上げていた。

 

 武器を放り捨て、種族の差もなく肩を組み、抱きしめ合い、感動を分かち合う。

 ザ・フォールンの狂信者たちですら、その輪の中に加わっていた。

 

 こうして、メガトロナスの反逆に端を発し、惑星サイバトロンを滅ぼしかけ、ゲイムギョウ界までも巻き込んだオートボットとディセプティコンの大戦争は、遂に終結したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそれは、トランスフォーマーと女神たちの、別れの時が来たことも示していた。

 

 




やっとここまできた。

センチネルとザ・フォールンに、『救い』を与えたのは、筆者の甘さであり弱さ。

オプティマスとメガトロンが、ヒュージョンカノンに力を集めて撃つのは、G1で時々やってたコンボイが拳銃形態のメガトロンを撃つののオマージュです。

次回、ひとまずのお別れ。

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