超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMATION   作:投稿参謀

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長くなったので分割しました。
ですので、短いです。


第146話 空へ

 オプティマスたちの見ている前で、光の柱から次々と恐ろしげな武器を持ったディセプティコンが飛び出してくる。

 小さい者、大きい者、今まで女神たちと戦ってきたディセプティコンたちと似た姿の者もいれば、全く見たこともない姿の者もいる。

 それではなく、空中戦艦も転送されてくる。

 メガトロンたちがゲイムギョウ界で乗り回しているキングフォシルの同型艦もいれば、もっと小型の降下艇も、小回りの利く戦闘艇もいる。

 いずれの艦にも、ディセプティコンが満載されているに違いない。

 

 完全武装のディセプティコンたちは、ザ・フォールンやメガトロン、センチネルの周囲に並ぶ。

 ざっと百体以上はいるが、これで全てなはずがない。

 本隊に先んじてやってきた先発隊に過ぎないだろう。

 

 ダイノボットがいるにしても、とても勝てる数ではない。

 

 ずらり並んだ軍勢の中から一人のディセプティコンがザ・フォールンの前に進み出て、跪き頭を垂れる。

 人間の髑髏のような顔と鎧武者のような姿を持つ、ザ・フォールンの使徒でもあるブラジオンだ。

 

「我が主よ。ブラジオン、お呼びにより参上いたしました」

 

 ブラジオンの言葉にザ・フォールンは応じない。

 今更言葉をかける意味がないからだ。そしてそのことをブラジオンは不満に思わない。

 

「これが、センチネルを引き入れた理由か……!」

 

 絶望的な状況に、呻くオプティマス。

 そうしている間にも、ディセプティコンの軍勢が光の中から現れ続ける。

 自然とオートボットたちは後退していく。

 さしものアイアンハイドやミラージュも、この光景には愕然とするばかりだ。

 

「センチネル! 貴方ともあろう方が……」

「オプティマス、儂と問答している暇があるのか?」

 

 吼えるオプティマスだが、スペースブリッジを操作しているセンチネルは冷たい声を返す。

 どう言うワケか、ディセプティコンたちはこちらを攻撃する様子を見せない……ザ・フォールンが片手を上げて制止しているのだ。

 逃げるなら、逃げるがいいとでも言いたげな顔で、堕ちたプライムはほくそ笑む。

 悔しいがセンチネルの言う通りだ。このままでは全滅するだけだ。

 

「ッ! オートボット、撤退! 撤退する!!」

 

 その号令に、オートボットたちは弾かれたように身を翻す。

 この大軍に勝てると考えるほど、思い上がってはいない。

 

「グルルゥゥ!! 我、グリムロック! 今こそ武勇を示す時!」

「我らダイノボット! 死を恐れない!」

「玉砕!!」

「俺、スラッグ! よく分かんないけど、敵、ぶっ飛ばす!!」

 

 しかし、ダイノボットたちは逃げる気配を見せない。

 

「グリムロック! ここは退くんだ!」

「退かぬ! 媚びぬ! 顧みぬ!! ダイノボットに逃走は無いのだ!!」

「いい加減にしなさーいッ!!」

 

 オプティマスの制止も聞かず、大軍に突っ込んで行こうとするグリムロックだったが、ラチェットの腕の中で突然声を上げたネプテューヌに、ピタリと止まる。

 

「もう! どうして男の人って、すぐに命を懸けるとか言い出すのさ!! ヴイちゃんとハイちゃんに怒られるよ! ……二人とも、みんなに帰ってきてほしいに決まってるんだから!」

「グルルゥ……姫様たちのこと、言われると、辛い」

 

 仕える姉妹姫の名を出され、ダイノボットたちは渋々退き始める。

 オプティマスはホッとしつつも、警戒を解かずに走り出す。

 神殿の端に着陸している、フライホエールに向けて。

 

 逃げ出したオートボットたちを余裕に満ちた嘲笑を浮かべて睥睨しているザ・フォールンに、メガトロンが一応聞く。

 

「追わなくて、よろしいので?」

「よい。奴らにさらなる絶望を見せてやろう……」

 

 嗜虐心に満ちた笑みを浮かべる師に、メガトロンは黙って頷く。

 と、そこへ一機のジェット戦闘機が飛来した。

 ステルス性を齎す鋭角的なシルエットが特徴的な、第五世代戦闘機だ。

 

 幾何学的なエイリアンタトゥーに覆われた姿は間違えようもなく、スタースクリームだ。

 

 ギゴガゴと異音を立てながら変形すると同時に着地したスタースクリームは、すぐさま再会した主君へと近づく。

 

「メガトロン様! いったいぜんたい、何が起こってるんです、こりゃあ!? それに……」

 

 チラリと、祭壇の上に立つ圧倒的な気配を纏った存在を見やる。

 メガトロンは、スタースクリームの方を見ずに答えた。

 

「……あの方は我が師、伝説に名高き堕落せし者(ザ・フォールン)だ」

「ッ! この方が……! ザ・フォールンよ、お目にかかれて光栄の至りにございます」

 

 スタースクリームはすぐさま、跪いて頭を垂れる。

 彼らしくない行為だが、ディセプティコンにとってメガトロンが『王』ならば、ザ・フォールンは『神』なのだ。

 王は打倒できる。王位は簒奪できる。

 しかし、神を倒すことは出来ない。神の座を奪うことは出来ない。

 

 ザ・フォールンは冷たい目でスタースクリームを見下ろろしていた。

 

「愚かな鳥め、俺がせっかく得た女神を逃しおって」

「…………」

 

 やはりか、とスタースクリームは思った。

 せっかく得た女神、とはピーシェのことに違いない。

 元は別次元にいたピーシェを捕らえ、このゲイムギョウ界に送りこんだ黒幕がザ・フォールンだったのだ。

 仮にも諜報部隊の一員だったホィーリーを動かし、次元移動させることが出来る相手となると、限られてはいた。

 しかし、大多数のディセプティコンがそうであるように、スタースクリームもその存在を知ってはいても、実在は疑っていたが……いざ目にすると体の奥の遺伝子が震えて教えてくれる。

 

 眼前の存在は、間違いなくディセプティコンの始祖であると。

 

「まあ、よい。あの女神の出番は終わった」

「…………はあ?」

 

 ザ・フォールンの言葉を理解出来ずに素っ頓狂な声を出してしまうスタースクリームだが、すぐに堕ちし者の向こうでスペースブリッジを操作している昔年の敵、先代のオートボット総司令官に気が付いた。

 ドレッズからの報告で、ディセプティコンに寝返ったらしいと知ってはいるが……。

 センチネルは一切反応せず中心柱の操作を続けるが、ザ・フォールンはニィッと口角を上げる。

 

「こやつは、我が僕となったのだ。全ては定められた通りに……運命のままに、な」

 

 静かだが、何故か狂気を感じさせる声に、スタースクリームの骨組みに寒気が走る。

 何故かは良く分からないが、スタースクリームの身内の『何か』が警鐘を鳴らしている。

 そんな航空参謀に構わず、堕落せし者は邪悪な笑みを浮かべたまま、杖をニ、三度振った。

 

「そして、これから起こることも、最初から決まっていたことなのだ」

 

  *  *  *

 

 フライホエールまで後退したオートボットたちは、すぐに飛行船に乗り込み、飛び立った。

 

「何とか逃げ切ったか……」

「まさか、逃げ帰ることになるなんてね」

「いや、仕方ないよ。あんな数どうせいと。無双ゲーじゃないんだから……」

 

 艦橋でホッと息を吐くオプティマスと、苛立たしげなノワールに、途方にくれるネプテューヌ。

 ジャズは別室でラチェットに治療を受けていて、ベールはその付き添いだ。

 オプティマスはまず皆に頭を下げた。

 

「すまない、私の判断ミスだ。ノワールの言う通り、もっと戦力を充実させるべきだった」

「終わったことを神の視点でどうこう言うのは好きじゃないわ。それよりこれからどうするかだけど……アイアンハイド、あなたはどう思う? ……アイアンハイド?」

 

 相方に意見を求めるノワールだが、当の黒いオートボットは口元を押さえて答えない。

 

「アイアンハイド? どうしたの、気分でも悪いの?」

「……いや、何でもない」

 

 心配そうに声をかけるノワールだが、アイアンハイドは素早く口元を拭った。

 

「それよりも、追手は来てるか? 砲撃は……」

 

 アイアンハイドが話題を切り替えようとした瞬間、窓の外に光が溢れた。

 

「何事だ!」

「空中神殿に高エネルギー反応!」

「レクイエムブラスターか!」

 

 ブリッジクルーからの報告に、オプティマスや女神たちが窓の外を見ると、巨大な花を思わせるレクイエムブラスターの砲口に、莫大なエネルギーが集まり細いビームとして吐き出された。

 ビームは真っ直ぐにプラネタワーに向かい、そのまま命中した。

 

 爆発が起こり、この国の教会でありネプテューヌたちの家でもあったプラネタワーは基底部から吹き飛んでいった……。

 

「プラネ、タワーが……」

 

 さしものネプテューヌも完全に我を失っていた。

 

 脳裏に、プラネタワーで過ごした時間……ネプギアとプリンを食べたこと、アイエフやコンパと食事をしたこと、イストワールにお説教されたこと、ピーシェと遊んだことが走馬灯のように駆け巡る。

 だが、そのことに感情が動く前に、状況はさらに動く。

 

『オートボットども、そして愚かな女神どもよ、見ているか?』

 

 どこからか、悍ましさを感じさせる暗い声が聞こえてきた。ザ・フォールンの声だ。

 

『今のは、レクイエムブラスターを出力1%で発射したのだ。いきなり100%で撃ったりはせず、こうしてジワジワとなぶり殺しにしてくれよう。……次は、ここだ』

 

 空中に映像が投射された。

 そこに映っていたのは、首都郊外の自然公園……多くの避難民がいる場所だった。

 

『……少々、発射までに時間がかかる。僅かな時間を、恐怖して過ごせ』

 

 含み笑いと共に声は途絶える。

 あまりのことに言葉を失う一同だが、オプティマスはすぐに行動に移るべく、艦橋を後にしようとした。

 

「オプティマス! どうするつもり!」

「こんなことは、もうたくさんだ! レクイエムブラスターを破壊する!」

「どうやって!? 貴方は飛べないのよ!」

 

 飛び出していこうとするオプティマスを止めるノワール。

 ネプテューヌは迷わず前に出た。

 

「オプっち! わたしも行くよ! 今回はわたし、本気で怒ってるんだよ!!」

「……ネプテューヌ、貴方も今は戦える状態ではないわ」

 

 息巻くネプテューヌをブランが諌める。

 女神たちはこうしている間にもシェアを吸い取られ続けている。もう、変身することすら出来ない。

 自国民の危機に何も出来ないことに、ネプテューヌは歯噛みする。

 そんなネプテューヌを安心させようと、オプティマスは力強い笑みを浮かべた。

 

「ここは、私に任せてくれないか?」

「でも合体もできないのに……」

「飛ぶことなら大丈夫だ。私に、良い考えがある!」

 

  *  *  *

 

「お止めください、ザ・フォールン様!! これではただの虐殺です!!」

「無礼だぞ、スタースクリーム。何人たりとも、主に意見するなど許されることではない」

 

 空中神殿では、スタースクリームが必死にザ・フォールンを止めようとしていた。

 ブラジオンが背中から長刀を抜いて制止するがスタースクリームは構わず叫ぶ。

 

「このようなことはディセプティコンの誇りに反することではありませんか!! 我らの本分は戦いであって殺戮ではないはず!」

 

 しかし、ザ・フォールンは本気で理解できないという様子で首を傾げた。

 

「おかしなことを言う。貴様は虐殺、殺戮と言うが……命とは、オールスパークによって齎される物だ。それに当て嵌まらぬ有機物など唯の『物』……殺すのではなく、壊すだけだ」

 

 罪悪感もなく、反対に歓喜もなく、何てことないことのように言うザ・フォールンに、スタースクリームはいよいよ気が遠くなる。

 ディセプティコンには有機生命体をムシケラと見下す者は多いが、それどころの話しではない。

 堕落せし者にとって、有機生命体を殺すことは風呂場に沸いたカビを駆除するようなことなのだ。

 

「ブラジオン、テメエはそれでいいのか!?」

「疑問など持たん。我らディセプティコンは、只々主に尽くすのみ。殺せと言われれば殺す、死ねと言われれば死ぬ。それが忠節だ」

 

 平然と言い切るブラジオンに、話しにならないと矛先を変える。

 

「センチネル! テメエは仮にもオートボットだろうが! 何とか言いやがれ!!」

「…………」

 

 知的生命体を守ることを使命としているはずのオートボット先代総司令官は、何も言わずスタースクリームと目を合わせようともしない。

 

「め、メガトロン様! メガトロン様も止めてください!!」

 

 ならばとばかりに破壊大帝に縋るスタースクリームだが、メガトロンは心ここに非ずといった様子で立っているだけだった。

 

「メガトロン様! 何とか言って……!」

 

 肩を掴んで無理やり自分の方を向かせるが、そこでスタースクリームは愕然とした。

 

 そこにいたのは、メガトロンであってメガトロンではなかった。

 

 目からは生気が消え失せ、表情は虚ろで、覇気がまるで感じられない。

 メガトロンを破壊大帝足らしめる何かが、スッポリと抜け落ちてしまったかのようだ。

 

「メガトロン様……? あんた、いったいどうしちまったんだ……!?」

 

 スタースクリームの問いにメガトロンは答えなかった。

 

  *  *  *

 

 フライホエールの下部ハッチの前で、オプティマスは四枚の翼と四機のジェットエンジンを備えたジェットパックを背負っていた。

 

 このジェットパックは武装組織ハイドラが、人造トランスフォーマー、ネメシス・プライムに装備させるために造った物だ。

 

 ネメシス・プライムはオプティマスのコピーなワケだから、オリジナルであるオプティマスも問題なく装着できた。

 忌々しい敵であったハイドラの遺産が、この状況で役に立つとは皮肉な物だ。

 

「よし、念の為フライホエールに積んでおいてよかった」

 

 ジェットパックを体に固定し、機能をチェックしたオプティマスは、下部ハッチを開ける。

 脇に立つネプテューヌは、心配そうに恋人を見上げていた。

 

「ねえ、オプっち! 無茶しないでよ! これ、絶対自爆特攻とかしようとしてるパターンだよね!! トランスフォーマーのお約束的に!!」

「安心してくれ、ネプテューヌ。私は自爆したりしないさ。……ちゃんと、勝算があって行くんだ」

 

 そう言ってオプティマスは、足元に置いていた金属製のケース持ち上げた。

 ケースには、『危険物』『取扱い注意』『特に女神は絶対に触らないように!』とペイントされている。

 

「それに私が死んだら、君は泣いて暮らすと言っていたからな。もちろん後追い自殺もさせるワケにはいかない」

「ち、ちょっとオプっち……!」

 

 何時ぞやの話しをほじくり返すオプティマスをネプテューヌは慌てる。

 ノワールやブランは、呆れたような戦慄するような目でネプテューヌを見た。

 

「うわぁ……あなた、そんなこと言ったの?」

「まさか、ネプテューヌがヤンデレだったとはね……」

「だ、だから! それはオプっちが自己犠牲で死なないための方便……いや、割と本気入ってたけど! わたしだって、それくらいするかもしれないから、死なないでってことだよ! オプっち、割と死亡フラグ乱立するし!!」

「なんとなく分かる気もするわ……」

「男って、戦って死ぬことをカッコいいとか思ってるしね……」

 

 ネプテューヌの愛の重さにドン引きしていたノワールとブランだが、少し納得できてしまったようだ。

 だが軽く笑ったオプティマスは身を屈めてネプテューヌに顔を近づける。

 

「ははは、大丈夫だ。私は死なないさ。……必ず、君のもとに帰る」

「……うん! オプっち、帰ってきたら、デートしよう!!」

 

 ネプテューヌは顔を赤くしながら、そんなことを言い出した。

 

「ね、ネプテューヌ?」

「ネプテューヌ、それは正に死亡フラグなのでは……」

 

 典型的な死亡フラグめいたことを言い出すネプテューヌに、ノワールとブランは面食らう。

 メタなことを言うことが多いネプテューヌのこと、あからさまなのは避けると思っていたのだが……。

 

「こういうのって死亡フラグ臭いけど、死亡フラグは山ほど重ねれば生存フラグになるんだよ!! もう何も怖くない! パインサラダ食べて、お勧めのお店で一杯やろうね!! それから、それから……!!」

「そ、そうか……だが、分かった。約束だ」

 

 必死な調子のネプテューヌに気押されながらも、オプティマスは淡く笑み、決意する。

 これは、死ぬことは絶対に出来ない。

 

「では行ってくる。ジェットファイア、ストレイフ、先導を頼むぞ」

「任せておけ」

「風の騎士の飛び方をごろうじろってね!」

 

 下部ハッチからジェットファイアとストレイフの二人が飛び降り、すぐさま『黒い鳥』と呼ばれる高高度偵察機と双頭の翼竜に変じて飛んでいく。

 

 オプティマスもそれに続く。

 ジェットパックの起動に少し手間取ったが、問題なくスラスターから炎を噴射し空中神殿に向かって飛んでいった。

 

「……約束、だよ」

 

 それをネプテューヌはハッチが完全に閉まるまで見つめていた……。

 




いやはや……やっちまった。
ザ・フォールン、堕ちし者じゃなくて、堕落せし者だった。
今回から堕落せし者にしましたんで、どうぞ平にご容赦を……。

今回の解説。

ピーシェを送り込んできたザ・フォールン
ズーネ地区の戦いで、ザ・フォールンが手に入れ送り込んだと言っていた『例の物』こそが女神……ピーシェでした。

オールスパークから生まれた者だけが命
これが、ザ・フォールンの考え方です。
D軍には有機生命体をムシケラと言ってはばからぬ者が多いですが、ザ・フォールンからすれば、そもそも有機物は……否、オールスパークが生んだ者以外は生命と認めていません。

ネプテューヌ、ヤンデレ説
何故か、書いてるとドンドン愛が重くなってくネプテューヌ……。
やって、こんくらい重い愛で押さえとかないと、オプティマスすぐ死んじゃいそうだし……。

死亡フラグは重ねると生存フラグ
……らしいんですけど、実際どうなんですかね?(おい)
はたして、オプティマスに立ったのは死亡フラグか、生存フラグか……。

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