超次元ゲイム ネプテューヌ THE TRANSFORMATION   作:投稿参謀

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時間がかかり、申し訳ない。

そして遅ればせながら、祝! 四女神オンライン発売!!(壮絶に今更)


第129話 刃と鞘

「ネプテューヌ……ピーシェ……」

 

 スタースクリームが二人をゆっくり地面に降ろして飛び立ったのを見て、オプティマスはホッと排気する。

だがすぐに気を引き締めて空を見上げる。

 黒雲を発生させていたレイが去ったために雲も晴れ、日の光が降り注いでくる。

 しかし、山の方にはまだ雷雲が残っていた。あそこにメガトロンがいるはずだ。

 今回は見逃すつもりはなかった。

 

「オートボット! ディセプティコンを追撃する! ラステイションやルウィーの軍と挟撃して奴らを殲滅するぞ。我はと思う者は続け」

 

 ダイノボットとレッカーズは好戦的に笑って武器を担ぐが、他のメンバーは動こうとしない。

 この場にいないラチェットとジョルトはコンパの手伝いをして怪我人の手当てをしているはずだし、ホイルジャックはほとんど壊れかけのネガベイターから顔を出してグッタリしている。

 ロックダウンとその一味は、はなから動く気はないようだ。

 

「『司令官!』『オイラも!』『お供します!』」

「いや。バンブルビーは、ネプギアたちの傍にいてやってくれ」

 

 当然と声を上げるバンブルビーを制するオプティマスだが、情報員の隣に立つスティンガーは控えめに進言する。

 

「オプティマス司令官、新入りの身で差し出がましいとは思いますが、それはやり過ぎかと……。すでにプラネテューヌの軍の被害も大きいですし、国際法に基づきますと、まずは投降を呼びかけるべきでは……」

 

 が、オプティマスは首を横に振る。

 

「奴らはすでにエディンの軍ではない。故に国際法など意味はないのだ。いやそもそも、ディセプティコンに取決めは意味がない。……私はかつて、クリスタルシティでそれを学んだ。奴らを全て倒すまで、戦いは終わらない! ここからは、オートボットの戦いだ!!」

 

 ギリギリと、オプティマスは強く拳を握り締める。

 今度こそ守り抜く。

 そのためならば、悪鬼になってもいいとオプティマスは考えていた。

 

 ――いや、それですら生温い。自分は刃だ。……ディセプティコンを滅ぼす無慈悲な刃だ!

 

 鬼気迫る表情に、バンブルビーはもちろん、レッカーズやダイノボットでさえ唯ならぬ物を感じた。

 

「……プライム。憎しみに囚われてはいかん。それは破滅への道だぞ」

 

 杖を突きながら近づいてきたジェットファイアが諭そうとする。

 

「私は憎しみに囚われてなどいない」

「そうかな? 今のお前さんの顔、下手なディセプティコンよりもディセプティコンらしいぞ」

「ッ……! 皆、行くぞ!!」

 

 ハッと自分の顔を押さえたオプティマスだがすぐに気を取り直して、号令をかける。葛藤している暇はないのだ。

 

「オートボット、出動(ロールアウト)!」

 

 オプティマスはトレーラートラックに変形して走り出す。

 レッカーズとダイノボットもそれぞれ車と恐竜に変形してそれを追う。

 土煙を残して去りゆく車群と恐竜たちを見送り、ジェットファイアは一人ごちた。

 

「ディセプティコンが長い時間の中で変わったように、オートボットもまた変わってしまったのか……」

 

 その呟きは、周囲の喧騒に飲まれて誰にも届くことはなかった。

 

 一方で、バンブルビーは敬愛する司令官の様子に不安を感じていた。

 何と言うか、いつものオプティマスではなくなっているような気がする。

 

「『司令官……』」

「バンブルビー、ネプギアを頼みます」

「『スティンガー』『どうした?』」

「やることが出来ました。……トゥーヘッドに会ってきます。彼の助けが必要です」

 

 スティンガーは何かを決意したように拳を握るのだった。

 

  *  *  *

 

 敗走したディセプティコンは、いったん山間部まで撤退してきていた。

 プラネテューヌ攻撃部隊は、単純に敵に倒されるばかりでなく、撤退の途中ではぐれたり、敵陣深くにまで斬り込んでいたが故に退路を断たれたりで今や半分以下にまでその数を減らしていた。

 

「ええい! おのれ、あと僅かだったものを……」

 

 メガトロンは悔しげに呟く。

 またしても、あと一歩の所で失敗した。

 長い時間をかけて兵を揃え、女神を味方に付け、シェアエナジーを得た。

 それなのに、土壇場でひっくり返された。

 

 オプティマスの挑発に乗り、引き際を誤ったのは確かだ。

 しかし最大の理由はイエローハートを失ったことだ。

 

「何故だ? 何故こうも上手くいかない……!」 

 

 自分とオプティマスの差だとでも言うのか?

 

 敵の気配を撒いた所でいったん地面に着地し、合体を解く。

 元の戦車形態に戻ったレイは、さらに人間の姿に戻り、フラリと地面に倒れ込む。

 肩で息をして、額から玉のような汗を流している。

 

「……どうした?」

「ああ、いえ……力を使いすぎました」

「長く合体し過ぎたか。仕方がないな。……フレンジー、戦艦を寄せろ。レイを休ませる」

『了解!』

 

 メガトロンは息を吐くと近くまで来ていた空中戦艦に通信を飛ばす。

 

「め、メガトロン様……」

「これ以上女神を失うワケにはいかん。……それだけだ」

 

 そっけなく言うガトロンに、レイは柔らかく笑む。

 と、フレンジーから通信が入った。

 

『メガトロン様! 後方からオートボット! オプティマスです! ダイノボットの姿も見えます!!』

「はん! 追撃戦を仕掛けてくるとはらしくもない。……直属部隊は俺に付いて来い! 殿(しんがり)で撤退する時間を稼ぐぞ!! コンストラクティコンも来い!」

「うえええ!? 俺らもですかい?」

「ダイノボットに対抗できるのは、貴様らが合体したデバステーターだけだろうが! つべこべ言わずに行くぞ!!」

 

 主君の檄に、直属部隊は自慢の武装を展開して立ち上がり、コンストラクティコンも渋々ながらモーターを回転させる。さらに、人造トランスフォーマーもいくらか後に続く。

 体に力を入れて立ち上がったレイはメガトロンに続こうとした。

 

「メガトロン様。私もお供します……!」

「……お前はゆっくり休んでおれ」

 

 それだけ言うと、メガトロンはレイを置いて歩いていった。

 レイは、その背中をずっとずっと見ていた。

 

  *  *  *

 

「はい、これでとりあえず大丈夫です」

「ありがと、こんぱ!」

「今回はかなり無茶したわね、あんた」

 

 ネプテューヌはプラネテューヌ軍の前線基地にある軍用テントの中で、傷の手当を受けていた。

 アイエフは苦笑気味だが、柔らかい表情をしていた。

 

「ピーシェちゃんの容体は落ち着いているです。肉体的には健康優良、バッドステータスはまったくないですね」

「そうなんだ。良かった……」

 

 意識を失ったピーシェの様子を聞いてホッと息を吐くネプテューヌ。

 しかし、コンパの脇に立つラチェットの立体映像は難しい顔をしていた。

 

『しかし、これほど強い洗脳を受けていたんだ。何らかの後遺症が残る可能性もある』

「それは……」

『無論、手は尽くす。我々は医者だからね。患者を治すのは、我々の仕事だ。……この古くからの助手より、コンパ君の方がそれを分かってるのは、悲しいことだが』

『しょ、精進します……』

 

 ラチェットはネプテューヌの顔が曇るのを見るや、傍らのジョルトをからかう。

 場の空気を和ませようと言うのだろう。ネプテューヌも表情を和らげる。

 そろそろ、真面目モードは終わりにしよう。

 

「うん、ありがとう。……いやー! これで戦争もお終いだね! 勝った! エディン編、完! って感じ!」

『ええ、ピーシェさんの洗脳が解けた時点で、形式上はエディンとの戦争は終結しました。……後は、メガトロンが講和を受け入れてくれればいいのですが』

 

 笑顔になるネプテューヌの言葉に、立体映像のイストワールも頷く。

 プラネテューヌの教祖である彼女は、プラネタワーに残っていた。

 

「それについてはわたしにいい考えがあるよ! 我に策あり!って奴だね!」

「なんか、盛大に失敗フラグが立った気もするけど……」

 

 アイエフは苦笑を大きくするが、内心では安心していた。

 ようやく、いつものネプテューヌらしくなってきた。

 

「それじゃあ、オプっちにも知らせて……」

「お姉ちゃん!」

 

 そこへネプギアが駆け込んできた。

 ほぼ同時にラチェットの立体映像の横にバンブルビーが現れる。

 

「どうしたのネプギア? そんなに慌てて?」

「うん、それが……」

『何だって! オプティマスがディセプティコンを追いかけていった!?』

 

 突然叫んだラチェットに、一同がビクリと固まる。

 

『『ラステイション』『ルウィー』『と一緒に』『ディセプティコン』『を殲滅する』『って言ってた』』

『殲滅……だと? 逃げる相手を追いかけてまで殺すなら、それはもう、オートボットのやり方ではないぞ!!』

 

 一瞬愕然とし、ついで怒りに顔を歪めるラチェット。

 ネプテューヌは、すぐにイストワールの方を向いた。

 

「いーすん! ノワールやブランと連絡取れる?」

『出来ますけど、みっかかかります……というワケにもいきませんね。すぐにやってみます』

 

 女神の言葉に、イストワールは他国への通信回線を開く。

 

『……とりあえずブランさん、ユニさんと繋がりました』

 

 すると、中空にルウィーの女神と、ラステイションの女神候補生の姿が浮かび上がった。

 ノワールはまだ作戦行動中なのか姿が見えない。

 ブランは冷静な様子だが、ユニは不安そうだった。

 

『……ネプテューヌ、ちょうどよかったわ。こちらからも連絡を入れようと思っていたの。……オプティマスからディセプティコンを攻撃してほしいってウチとラステイションの軍に要請が来ているわ。……それで聞きたいのだけれど、それはプラネテューヌとしての頼み……ではないようね』

 

 ルウィーとラステイションは、あくまでプラネテューヌへの救援という名目で軍を動かしている。

 で、あるならばオートボットに協力を頼まれたからとて、助ける理由は無いのである。

 

『とはいえ、これは好機でもあるわ。……いい加減、ディセプティコンとの戦いも終わりにしたい。それに、このままではオートボットが孤立してしまう』

 

 敗走しているとはいえ、相手はディセプティコン。

 決して油断していい相手ではない。

 

『……あなたが『プラネテューヌの女神として』ディセプティコン殲滅に臨むなら、こちらには要請に応える用意があるわ』

『ら、ラステイションもです!』

 

 何処かネプテューヌを試すようなブランに対し、ユニは姉の代行だけでいっぱいいっぱいらしい。

 ネプギアとイストワールも自分の意見を言う。

 

「お姉ちゃん。さすがに殲滅はやり過ぎなんじゃ……」

『しかしディセプティコンとの戦いを終える機会なのも確かです。教祖としての意見ですが、ここは素直に力を貸してもらった方が……』

「………………」

 

 ネプテューヌは目を瞑り考え込む。

 一同は、固唾を飲んで紫の女神に注目する。

 程なくして、ネプテューヌは目と口を開いた。

 

「……うん、殲滅は無しの方向で。今時、ディセプティコン全滅だー!なんて流行んないよ」

『は、流行りの問題ですか!?』

 

 こんな時でもいつもの調子の……と言うかいつも調子に戻ったネプテューヌに、さすがに驚くイストワール。

 対してネプテューヌはニッと笑む。

 

「言ったでしょ? 考えがあるんだ。あ! 念の為、ブランたちはそのままで! ちょっと行ってオプっちたちを止めてくる……上手くいけば、終わらせられるかもしれない」

「終わらせるって何を?」

 

 思わず聞いたネプギアに、ネプテューヌは力強い笑みを返す。

 

「いろいろ、だよ」

『ネプテューヌ……ついに、あの秘密を明かす気か?』

「うん。そうだよラチェット。もっと早く明かすべきだったのかもしれない。でもぴーこのことがあって……ううん、それも言い訳だね。わたしは怖かった。『ひょっとしたら』って心の何処かで思っていたのかも。……でも言うべき時がきた」

 

 同じ秘密を共有する唯一のオートボットの言葉に、ネプテューヌは再びらしくもない真面目な顔で答えたが、すぐにいつものふざけた調子になる。

 

「そいじゃ、ちょっと行ってくるね!! ぴーこのことよろしく!」

「ち、ちょっと説明してきなさいよ!」

「ラチェットにしてもらって! じゃ!」

 

 そのままアイエフの静止を振り切って、テントの外へ出ようとするネプテューヌだが、その時通信が入り新たな 人物の立体映像が現れた。

 それはラステイションの女神、ノワールだった。

 

「ノワール!」

『やっと繋がった! そっちの状況はどうなってるの?』

「こっちは……ぴーこを取り返したよ。そっちは?」

『例のシェアを奪う機械は破壊したわ。今は、リーンボックスの艦隊に回収してもらったトコ』

 

 足を止めて振り返ったネプテューヌは、ノワールの報告に満足げだ。

 周囲のメンバーもこれで一安心と喜ぶ。

 しかし、当のノワールは浮かない顔だった。

 

『ただ……少し、問題が発生したわ』

「問題?」

『実は……』

 

  *  *  *

 

 オプティマスはビークルモードのまま谷間を走っていた。

 緑、青、赤の武装レーシングカーに変形したレッカーズがそれに並走し、ダイノボットたちが後ろに続く。

 

「オプティマス」

「分かっている」

 

 ロードバスターの言葉に短く答えるオプティマス。

 進行方向に、ディセプティコンが陣取っていた。

 メガトロンを中心にブラックアウト、グラインダー、ブロウル、バリケード、ボーンクラッシャーら直属部隊が並び、その後ろにコンストラクティコンが合体したデバステーターがその巨体で道を塞いでいた。

 

「オプティマス・プラァァイム、またしても俺の邪魔をしてくれたな。せっかく、この俺がサイバトロンを救うための計画を進めていたというのに、貴様は故郷よりもこの世界を取ったワケだ」

「サイバトロンを救うだあ? ワケの分からんことをほざいてんじゃねえぞ、このメガトン糞野郎がよぉ!!」

 

 変形して立ち上がったオプティマスに変わり、ロードバスターが吼えるが、メガトロンは意に介さない。

 オプティマスは鋭くオプティックを細めた。

 

「貴様の考えていることは分かっている。女神を味方に付けることで、シェアエナジーを奪い、それを惑星サイバトロンに齎す。それが貴様の狙いだな?」

「ほう、分かっていたか。そうだ、土地を癒し、世界を豊かにするエネルギー……それを持って故郷を再生させる」

「そのためなら、幼い少女を洗脳し、家族と戦わせるというのか?」

「必要ならばな。要は優先順位の問題だ」

 

 芝居がかった仕草を交えつつ、しかし目だけはギラギラと光らせながら、メガトロンは続ける。

 

「オプティマス、貴様は気が付いているはずだ。……シェアエナジーとは何なのか」

「……シェアエナジーとは、人間の信仰心だ」

「いいや、違う。貴様はパープルハートに骨抜きにされて目を反らしておるのだ」

「ほざくがいい。貴様の言葉は欺瞞で溢れている。もうたくさんだ」

 

 オプティマスはバトルマスクを装着してチェーンソーを展開すると、刃を回転させる。

 

「終わらせよう、メガトロン。どちらかが生き残り(ワン・シャル・スタンド)……」

どちらかが倒れる(ワン・シャル・フォール)……! よかろう! 捻り潰してくれる!!」

 

 メガトロンは右腕をフュージョンカノンに変形させ、左腕で背中から剣を抜く。

 

「オートボット!」

「ディセプティコン!」

 

攻撃(アタック)!!』

 

 その言葉を皮切りに、オートボットとディセプティコンの戦いが始まった。

 

 これまでと、何一つ変わることなく。

 

  *  *  *

 

 ノワールから驚くべき話しを聞いたネプテューヌは、オプティマスに追いつくべく女神化して飛び立とうとしていた。

 しかし、その背に声をかける者がいた。

 

「待ちな、お嬢ちゃん」

「あなたは……確かジェットファイア、だったかしら? ごめんなさい、今は急いでいるのだけれど」

「プライムを止めることは、出来んかもしれんぞ」

 

 その言葉の意味が分からず、ネプテューヌは首を傾げる。

 老ディセプティコンは重々しく口を開いた。

 

「今代のプライムは、憎しみに支配されかけている。……まるで、抜き身の刃のような殺意を感じた。もはや、オートボットはディセプティコンと同質と化してしまったのかもしれん」

「そうはならないわ。私がさせない」

 

 毅然と言い切るネプテューヌに、ジェットファイアは一瞬呆気に取られたようだった。

 

「『そんなことない』ではなく、『させない』ときたか」

「ええ。オプっちが憎しみに囚われかけているのなら、私が防ぐ。憎しみに飲み込まれてしまったのなら、私が引き戻す」

「そいつは、ちと我が儘がすぎるぞ」

「女は、ワガママなものよ。……オプっちが刃なら、私は鞘になるわ」

「……カッカッカ、なるほどな! すまんな、邪魔をした!」

 

 どういうワケか楽しそうに笑うジェットファイアにちょっとだけ笑い返し、ネプテューヌは今度こそ飛び立った。

 紫に輝く流星のように飛んでいくネプテューヌを見上げ、老兵は一人ごちた。

 

「男は刀、女は鞘とは、よく言ったもんだ。剥きだしのままの刃は他人ばかりか自分をも傷つける。しかして鞘に収まれば、誰も傷つけずに済む」

 

 老兵の呟きを聞く者は、やはりいなかった。

 

「我ら、戦うために生まれたトランスフォーマー。抜き身の刀も同じ。……ならば、女神が鞘となるか」

 

 




いやもう、最近のTF関係は何か色々ありすぎて語りつくせません。

今回の解説。

どちらかが残り(ワン・シャル・スタンド)どちらかが倒れる(ワン・シャル・フォール)
ご存じ、ザ・ムービーの名台詞。
吹き替えでは「私が死ぬか、貴様が死ぬかだ」でした。
シリーズ開始以降、多くの『オプティマス』と『メガトロン』がこの台詞の下に戦い続けています。

男は刀、女は鞘
戦いの道具、傷つけるための道具にすぎない刀が平和の中に戻るためには、収める鞘が必要。
転じて、戦う男を癒す女性を鞘と表現することもあります。
……いや、最近は女性が戦って男が癒す側なことが多かったり、中にはマジで鞘な某エミヤンとかもいますけど。

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