ギルティクラウン~The Devil's Hearts~   作:すぱーだ

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DMC1でシャドウの技で最初に現れた時にもやった飛鳥文化アタックのシルエットが昭和ガメラ怪獣のギロンに見えてしょうがない。



………………うん

何を言ってるのか私にもよく分かりません


#26守人~wind of guardian~

 

ツグミは困惑していた。

 

祭がスポーツドリンクを買いに行っている時、突然いのりとルシアが目の前に来て

 

「ツグミ、シュウが危ない」

 

「へ?急にどうしたのいのりん?」

 

「お願いがあるの」

 

「……」

 

彼女がここまで真剣な表情をするようになった事に、ツグミは純粋に驚いた。

 

「ルシアを……ルシアをシュウの所に送って」

 

「なんでまた……」

 

「……なんでかはわからない…けどわかるの。

シュウが危ない……」

 

 

 

いのりの目に小さな雫が見えた気がした。

 

 

 

断れるはずが無かった。

 

今まで無表情だと思っていたいのりにあんな表情をされて、茶化す勇気など微塵も湧かなかった。

いのりに言われるまま、ルシアをふゅ〜ねるを通してアジトまで案内すると、ヘリで涯達が交渉を行っている船の上空まで来てしまった。

 

『あ〜〜勢いで来ちゃったけど、後で絶対っ涯達にどやされる〜〜〜』

 

ツグミの声を発しながら、ヘリを操縦するふゅ〜ねるは頭を抱える。

途中、ミサイルを全て迎撃したという情報を聞いて、一時は喜んだが、正直なところツグミの精神状態はそれどころではなかった。

 

いのりの気迫に圧されたとはいえ、自分がここまで命令外の行動をすることになるとは思わなかった。

 

当然、抜かりなく政府の航空感知には引っかからないように細工をしておいたが。

 

ここまで大袈裟な事をしておいて、何も無かったら笑いモノだと、ツグミがこの行動に見合うだけの出来事を望むことを誰が責められるだろう。

 

『でっ言われた通りここまで連れて来たけど、これからどうするの?』

 

「……」

 

後部にいるルシアに尋ねながら見て、思わず変な声が出た。

 

ルシアは後部のスライド式のドアを開け、腰にかけたククリ刀を抜くと、はるか下の船を見ている。

 

『ちょっとまさか降下する気!?』

 

「…………」

 

ツグミの言葉には答えず、ルシアの小さな身体を漆黒の海に投げ出した。

 

ツグミの目にはルシアがパラシュートをつけたかどうかさえ見えなかった。

 

『……なんなの…あの子……』

 

ツグミは驚く気にもなれず、呆然とその場を離脱した。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ルシア…?」

 

集は目の前に降り立った少女は、ゆっくりと振り返る。

 

「ルシアなんでここに…」

 

「しゅうを死なせたくないから」

 

「どういうこと?こうなるって分かってたの?」

 

「なんでわかったかは……分からない…ーーー、

 

マリオネットがナイフをルシアの頭に向けて投げて来た。

 

「ルシア!!」

 

ルシアは振り返りざまに数本の投げナイフを瞬く間に弾き飛ばした。

 

「でも、分かったの…なにか来るって……。なにか、すごくイヤなモノが……」

「イヤなモノ…?マリオネットのこと?」

 

「" アレ "じゃない……けどすごく近い感覚…」

 

「……」

 

「思ったの…しゅうを死なせたくないって……」

 

「……なんで、会ってから何日も経ってない僕なんかを?」

 

ジリジリと距離を詰めていたマリオネット達はガチャガチャと生物感のない動きで、しかし獣のような悪意と凶暴性を持って集とルシアに飛び掛った。

 

「たくさんのこと知って、しゅうに教えてもらって……だから、思ったの……ーーーーー

 

ルシアは迫る二体のマリオネットの首を撥ね。

集は涯の銃に援護してもらいながら、一体の眉間にナイフを突き立てる。

 

「上手く言えないけど…しゅうが死んだら、つまんない…」

 

「ーーーーーー」

 

ルシアの刃に僅かに白い光が宿る。

 

「だから…しゅうを守りたい……。それがわたしにとっての、正しいことだから」

 

集は目の前の幼い少女の顔を見る。

彼女が今までどの様な日々を過ごしていたかも、なぜ魔力を保有しているかも含めて、不可解な部分は多い。

「………はは…」

 

集はなぜ自分がこの少女を放って置けなかったのか、ようやく分かった。

 

ーーこの少女はどことなく いのり に似ている。ーー

 

感情が無いのでは無く“知らない”。

 

そんな印象を受ける所も似ている。

そして、そんな少女だからこそ一度決めた事に一直線に突き通そうとする。

 

いくら止めても、“彼女たち”の耳には入らないであろう。

 

「……ルシアの気持ちは分かったよ。まずはこの木偶人形を全部蹴散らす!!」

 

「うん!」

 

指が埋まる程切り裂かれたはずの背中の傷は、とうに血が止まり、新しい肉が覆い始めている。

 

背後で牽制し、援護していた涯だけがその事に気付いていた。

 

集の身体にはそれ以外の変化は無い。

 

紅い靄を身体に纏うことも、髪が銀色に染まることも無かった。

だというのに集の身体には、かつて無い強い力が満ちていた。

 

 

 

マリオネットの大群に向かって、二人は突進するように駆け出した。

 

二人が話している間に、敵の数はゆうに五十を超え、展望の甲板を埋め尽くす勢いで依然その数を増やしていた。

マリオネットは本当に糸に吊るされているような挙動で、接近する二人に各々の武器を振り上げる。

 

「赤い服装の奴に気を付けて!見た目は変わらないけど他の奴らより少し能力が高い!」

 

「りょうかい」

 

集とルシアは再び飛来する刃物を身体を捻り、弾き、深く前のめりに屈みこんで躱す。

 

ルシアは屈み込んだ体制のまま疾風の如くマリオネットの脚を斬り結ぶ。

 

ルシアがククリ刀を振るたびに白い三日月の軌跡が現れる。

 

彼女が幼い少女ではなければ、戦いの女神にでも見えたかもしれない。

 

集も一体の敵を踏み台にし、空中高くから飛び蹴りで数体のマリオネットを一気に船外へ蹴り飛ばし、海へと叩き落とした。

 

マリオネットは高所からの落下で、海面に叩きつけられた瞬間にバラバラに粉砕される。

 

「…………」

 

「ばかっ。集中しろ!!」

 

集は何故か敵群から視線を逸らし、こちらを見るルシアを一喝する。

ルシアはこちらを見たまま、マリオネットが撃ったショットガンの弾を軽く躱すとカウンターのようにその敵に反撃する。

 

(…………余計なお世話だったかな?)

 

集も周囲に警戒しながら、ルシアの方を横目で観察していた。

 

彼女と戦った身でありながら、改めて彼女の戦闘スキルの高さには舌を巻く。

いのりがルシアを警戒する接し方を、集は間違えているとは思わない。

 

確かに彼女程の実力ならば、普段時の集など瞬殺することなどわけないだろう。

ただでさえ危険な程の力を持っているのに、さらにその全力は未知数なのだ。これで警戒しない方がおかしい。

 

だが同時に、集は彼女が再び敵に回ることはないという確信も持った。

もし彼女が集を殺すつもりなら、この場で刺し殺せばいい。

わざわざマリオネット群と敵対するメリットは無い。

 

だがそれ以上に彼女は自分を守ると言ってくれた。

 

集にとってはそれで十分だった。

 

集には自分の背中を守る小さな守り手が付いた。

 

だから集がすべきことはひとつ。目の前で自分達を殺そうとする悪魔を排除するのみ。

 

 

 

 

『シュウになにかあったら、許さない………』

 

桜満宅を出る前にいのりがルシアに言った言葉だ。

脅迫まがいの怒りと憎しみが込められているとも取れる言葉。

 

だが不思議なことに、そのいずれもいのりの言葉から感じることは無かった。

むしろ悔しさと辛さがいのりの言葉から感じられた。

ルシアは終ぞ、その正体に気付くことは無かった。

 

いのりの言葉はルシアでは無く、自身で助けに行けない無力な、いのり自身に対してのものと、そしてルシアへの懇願と期待が入り混じったものだと、ルシアにはまだそれが分からなかった。

 

 

 

「ルシア!!」

 

「ーーーーっ」

 

集が蹴り飛ばしたマリオネットの目元にルシアのククリ刀が潜り込む。

ルシアは突き刺した刀から手を離すと、もう一刀で動きの止まったマリオネットの首を撥ねた。

 

頭部に突き刺さった刀を引き抜くルシアの背後から迫るマリオネットを、集が投げたナイフが耳の部分に刺さる。

致命にはならなかったが、大きく動きを崩す。

 

刀を引き抜いたルシアは抜いた刀をそのまま集に投げ渡し、集のナイフが刺さったマリオネットが体勢を整える前に胴を真っ二つに斬り払った。

 

ルシアのククリ刀を空中で取った集は両手で柄を握り締め、袈裟斬りで真正面の一体に振り下ろす。

刀は左肩から右脇腹に通り抜け、マリオネットの身体は斜めにずれる。

 

そのまま集はまた一体の懐に飛び込むと、そいつの脚をすくい上げるように斬り上げると、崩れ落ちた所に振り下ろし、頭を輪切り状に真っ二つにする。

 

集のナイフを拾ったルシアは、集に向かって駆け出す。

ルシアはそのまま集に向かってナイフを投げた。

 

集は首を後ろに軽く倒してそれを避ける。

集もルシアのククリ刀を投げ渡す。

 

そして背後のマリオネットの胸からナイフを引き抜いた。

 

ショットガンや投げナイフなどの中距離の武器は、涯が盾で防いでくれているおかげで集達に届くことがない。おかげで二人は近くの敵のみに集中出来た。

 

涯が制御する盾のヴォイドが集とルシアの壁になり、足場になり、敵を打つ打撃になる。

 

三人の連携が確実に敵の数を減らしていた。

いつの間にかマリオネットが出現していた穴もいつの間にか閉じられ、その数も五十、三十、十と減らされていた。

 

(よしっ。このまま行けば……)

 

集は安堵の溜め息をつこうとしてーー、呼吸を整えた。

 

ダンテやレディ達に散々教えられたはずだ。

 

 

" 最後まで気を抜くな "

 

 

ましてや敵はまだ残っているのだ。

自分がルシアに言ったはずだ。『集中しろ』とーー

 

そう、まだ休んでいい時では無い。

 

 

集は周りに視線を走らせる。

 

背後ではヴォイドを操る涯。

 

やや離れた位置にルシア。

 

自分とルシアを囲もうとするマリオネット群。

 

そしてマリオネット群の後ろには、自分達が倒したマリオネットの残骸。

 

「!」

 

その残骸の一箇所が崩れ落ち、その中からマリオネットと同類のしかし全く違うものの影が立ち上がった。

 

「ルシア!!」

 

集はその影から一番近いルシアに声を上げた。

 

 

「!!」

 

ルシアが残骸から立ち上がった影に気付いた時、炎に包まれた。

 

集がルシアを抱えてその場に倒れこむ。

炎が集もろとも包み込もうとした時、盾のヴォイドが集とルシアの前に展開され、炎は盾に阻まれた。

 

立ち上がった影は確かにマリオネットに似ていたが、その姿はおよそ人間からかけ離れた姿をしていた。

 

フェティッシュというマリオネットの上位個体だ。

 

骨組みのような身体に、焔に包まれた車輪を両手に持ったマリオネットより悪魔らしい姿をしている。

原住民辺りの神の偶像として祀られていそうな雰囲気だ。

 

話しには聞いていたが、集はまだ出会ったことのない個体だ。

 

「……ルシア、こいつとは僕が戦うからルシアは残ったマリオネットをお願い」

 

「ーーーわかった」

 

力強く頷いたルシアは、七体ほどになったマリオネットに二刀のククリ刀を握り直し突進する。

 

集はフェティッシュの放った二つの火の車をサイドロールでかわす。

 

一層速く接近しようと地面を蹴るが、フェティッシュの二つの車輪が数段速くフェティッシュの手に戻る。

 

両手に車輪を戻したフェティッシュは両車輪を前に突き出す。

すると車輪から火炎放射器のように炎を噴射する。

 

全力で走っていた集は避けることも止まることも出来ず、炎の中にもろに飛び込んだ。

 

「集!!」

 

フェティッシュは炎に包まれた集を見て、木製のように動かない顔で微かに笑う。

 

しかし次の瞬間、無い表情が確かに凍り付く。

 

炎の中から銀髪に真紅の眼の半魔人化した集が無傷で飛び出す。

集は身体に紅い魔力を鎧のように纏い、炎は集を避けるように吹き抜けていった。

 

「っーーあああああああ!!」

 

集は魔力を纏ったナイフを引き絞る。

 

フェティッシュも同じように右腕の車輪を構え、投げた。

 

車輪は火の粉を撒き散らしながら、間近まで迫っていた集に激突する。

 

「っーーっーーーいーー」

(まずい避けーー)

 

集は魔力を纏ったナイフを立て、車輪を押し止める。

 

身体を捻れば避けることも出来た。だが、集はそれをしなかった。

(冗談じゃない!こんな攻撃……ダンテだったら片手で弾くぞ!!)

 

 

悪魔には階級が存在する。

 

下から下級、中級、上級、魔界の王に仕える腹心、そして頂点に立つ魔界の王である魔帝。

 

魔界で階級は悪魔の実力に比例する。階級が高ければそれだけ悪魔として力が強いことになる。

 

それで言えば、フェティッシュはどんなに高く見ても中級だ。

しかもその中で限りなく下級に近い。

 

(そんな魔界から見れば小さな虫のような奴の攻撃を…、いつまでもチョロチョロかっこ悪く避け続けてたまるか!!)

 

削り合うナイフと車輪は火花を雨のように集の顔に散らす。

 

「ぐっーーー!」

車輪はどんなに力を込めて押し返しても、僅かしか押し返せない。

 

「ーーっ!」

 

集は悔しかった。フェティッシュの攻撃を弾けないことそのものにではない。

 

(こんなにーー、

 

ただ、ーー

 

(こんなに力に差があるなんて…!)

 

ーー目標である師との力の差に嘆いていたのだ。

 

火の粉の向こうで、フェティッシュが左手のもう片方の車輪を投擲しようと片手を引き絞るのが見えた。

 

「!!」

 

もう半魔人の持続時間も十秒持たない。もう一つも返せるような時間は無い。

 

 

 

 

「ーーっ」

 

ルシアは右手側のククリ刀で青龍刀を阻むと、もう片方で胴を斬り払う。

 

二対のククリ刀は白い魔力を帯び、どの様な業物にも勝る代物となっていた。

 

「しゅう……」

 

集の方を見ると、フェティッシュが右手の車輪を振り上げようとしているところだった。集はもう片方の車輪に足を止められている。

その時、最後に残ったマリオネットがルシアの側頭部にショットガンの銃口を押し当てた。

 

「ふっーー!」

 

ルシアは銃身を蹴って狙いを逸らさせる。

しかし大きな狙いは避けることではなく、ーー

 

 

 

ズバンッ

 

凄まじい音を立ててフェティッシュにショットガンが命中し、怯む。当然放とうとしていた車輪は下ろされる。

そして集がせめぎ合っていた車輪を弾くのとほぼ同時だった。

 

なぜ突然銃弾が飛んで来たのか、その疑問は相手に出来た大きなスキの前に吹き飛んだ。

 

集は再びナイフに力を込める。

 

『ーーーー』

 

フェティッシュは集から距離を取ろうとしたが、背中に何か壁のようなものがあり動きを封じられた。

 

「行け。集!!」

 

それは涯が操る盾のヴォイドだった。

ヴォイドがフェティッシュの退路を断っていた。

 

紅い魔力を帯びたナイフがフェティッシュの頭を粉々に吹き飛ばした。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ーーん、……え?」

 

船の一室で亜里沙は眼を覚ました。

 

亜里沙はソファから起き上がりながら、自分の状況が掴めず呆然としていて、ようやく向かい側のソファに涯が座っていることに気付いた。

 

「展望で突然気を失ったんだ。覚えてい無いか?」

 

「…いえ。とにかく運んでいただいたことには礼を言います」

 

「寝言を言っていたぞ」

 

「盗み聞きなんて…趣味の悪いことをなさるのですね」

 

涯はつい最近自分も集に同じような事を言っていたことを思い出し、少し笑う。

 

「下手くそなんだよ君は……」

 

「何がです?私は学業もスポーツも礼儀作法も全て完璧にーーー」

 

涯はドアまで追い詰められた亜里沙の頭に手を伸ばす。

それを見て、亜里沙は身体をビクッと跳ね身構えた。しかし涯の手はそのまま亜里沙の頭を優しくなでる。

 

「甘えるのが下手だ」

 

亜里沙は泣きたい気持ちになった。

ようやく真に心を許せる人が現れたと、そう思った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「どうしたの集…すっごく疲れた顔してるけど…」

 

「はは〜たい丈夫らよ?」

 

集はまるで舌に麻酔でもかけたかのように、口調に力が無かった。

 

「全く…、これじゃあ病人のいのりの方が元気じゃない。シャキッとしなさい」

 

「集、男がそんな口調で話しても気持ち悪いだけだよ?」

 

心配そうに集を見詰める祭に反して、綾瀬の視線は冷ややかだった。それより三人共しばらく目を離している間にかなり仲良くなっているように見える。

 

ルシアは帰って来てすぐにいのりが寝ている部屋に入り、なにか二人で話し込んでいる。

 

(よかった…。二人もちょっとは仲良くなったみたいだ)

 

嫌っている者同士が一緒の部屋に入って内緒話、これが進展ではなければなんと言うのか。

 

今度ルシアには、いのりと一緒に改めて今日のお礼をしようと心に決めた集は、椅子に座ったまま眠りについた。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

「ふーーむ…。まあマリオネット程度ではこんなものか…」

 

アリウスは手に持っていたグラスを手放し、椅子から腰を上げる。

 

「次も楽しみにしているぞ?桜満集…」

 

笑う。次の遊戯に思いを馳せ、明日も楽しみだと笑う。

 

 

 

 

 

狂気に取り憑かれ、汚れ、魅了された男は静かに暗闇に去って行く。

 

 

 

 




最初は前回と分ける予定じゃなかったけど、分けてよかった。

どうだろ?戦闘シーンもうちょっと短めにバッサリやっちゃっていいのかな?

慎重に丁寧にやった方がいいですかね?
一話一話が長くなって、投稿ペース遅くなるけど

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