転生者の打算的日常   作:名無しの読み専

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オリジナルIS(味方機)の解説ページです。

新情報が出次第、随時更新します。


#00−3 オリジナルIS解説(味方機編)

名称 ラファール・カレイドスコープ

和名 万華鏡

形式 DC―X02

世代 第三世代

国家 フランス

分類 擬似即時対応万能型

標準装備 .55口径アサルトライフル《ヴェント》×2

     .61口径アサルトカノン《ガルム》×2

     150㎜口径バスターキャノン《フラム》

     20㎜口径4連装ハンドガトリングガン《ブルイン》

     近接戦用ブレード《ブレッドスライサー》

特殊装備 遠距離火力支援型パッケージ《九頭毒蛇(ハイドラ)

     中距離戦用パッケージ《阿修羅(アースラ)

     拠点制圧・防衛戦用パッケージ《独眼鬼(サイクロプス)

     突撃戦用パッケージ《孤狼(ベオウルフ)

装甲 ラグナロク・コーポレーション製特殊合金『オリハルコン』

仕様 超超大容量拡張領域(バススロット)世界樹(ユグドラシル)

待機形態 ペンダントトップ

 

 

 デュノア社とラグナロク・コーポレーションが共同開発した最新型『ラファール』。『世界樹』の超大容量に物を言わせ、最大7種のパッケージを搭載、戦況に合わせて随時パッケージを換装する事で、状況を問わない作戦行動が可能。

 ただし、使い熟すには状況に合わせてどの装備を使うのかを見極める高い戦術眼と思考の瞬発力を必要とするため、現状専属操縦士であるシャルロットでさえ、十全には操れていない。

 

 

装備解説

 

 

.55口径アサルトライフル《ヴェント》

 デュノア社製のアサルトライフル。1マガジン32発入り。単射・3点バースト・フルオート射撃の3つの射撃モードがある。シャルロットが最もよく使う装備の1つ。

 

.61口径アサルトカノン《ガルム》

 デュノア社製の大口径突撃砲。1マガジン12発入り。威力の割に反動が小さいのが特長。シャルロットのお気に入りの装備。

 

150㎜口径バスターキャノン《フラム》

 ラグナロク製の広範囲攻撃用大型砲。砲身長2mの腰部固定式。威力も高いが反動が非常に大きく、1発撃てば大きな隙を晒す事にもなりかねない為、運用には注意が必要。

 

20㎜口径4連装ハンドガトリングガン《ブルイン》

 ラグナロク製の小口径ガトリングガン。手に持つか、腕部装甲に懸架する形で使用する。基本的には近接防御射撃に用いられる。

 

近接戦用ブレード《ブレッドスライサー》

 デュノア社製の超超硬合金製片手剣。『パン切り包丁』の名の通り、刃の部分が波型にうねっているのが特徴。

 

 

パッケージ解説

 

名称 ハイドラ

和名 九頭毒蛇

分類 遠距離火力支援型パッケージ

装備 9連装マイクロミサイルポッド《スネークヘッド》×9

   20㎝口径フォールディングバズーカ《ヴェノム》

   30㎜口径重機関砲《キングコブラ》

   胸部CIWS×2

仕様 マルチロックオン機能搭載

   

 『ラファール・カレイドスコープ』専用の遠距離火力支援パッケージ。蛇の鱗のような模様の入った青黒い装甲を持つ。

 前線を味方に任せ、後方から援護射撃を行うのが主な仕事。

 

9連装マイクロミサイルポッド《スネークヘッド》

 全身各所(両肩・両腕・両腿・両脛・バックパック左側)に装備したマイクロミサイルポッド。《九頭毒蛇》の主武装。

 最大81発のミサイルを一斉発射可能。マルチロックオン可能、各種弾頭への交換もほぼ一瞬。ミサイルは通常弾、焼夷弾、煙幕弾、チャフ弾の4種類。

 

20㎝口径フォールディングバズーカ《ヴェノム》

 バックパックの右側にマウントされている、折りたたみ式バズーカ砲。装弾数は3発。

極めて頑丈な作りをしており、弾を撃ち尽した後はスレッジハンマーとして使用が可能。

 

30㎜口径重機関砲《キングコブラ》

 ハイドラのほぼ唯一の携行火器。1マガジン当たりの装弾数は40発。

 前衛が抜かれた場合の足止めに用いるため、連射性の代わりに集弾性を犠牲にしている。

 

胸部CIWS

 胸部装甲に内蔵された、近接防御火器。小口径・短銃身の3連装ガトリングガン。

 しかし、これが必要になる程接近されたなら、パッケージを換装すればいいだけの話なので、ほぼ死に装備。

 

 

名称 アースラ

和名 阿修羅

分類 中距離戦用パッケージ

装備 射撃兵装は一部カレイドスコープに準ずる

   9㎜口径サブマシンガン《レイン・オブ・サタディ》×6

   独鈷杵型スタンブレード《ヴァジュラ》×6

   超音波振動槍(メーザーバイブレーションランス)《トリシューラ》×2

仕様 AI制御式サブアーム×4

 

 『ラファール・カレイドスコープ』専用の中距離戦用パッケージ。現実の阿修羅像に酷似した外見の装甲が特徴。

 メインアーム2本とAI制御のサブアームが4本、合計6本の腕による手数の多さが最大の強み。

 火器を装備しての射撃戦を主とするが、長物を用いての格闘戦もこなせる。操縦は非常に煩雑で、使い熟すには相応の技量が必要。

 

9㎜口径サブマシンガン《レイン・オブ・サタディ》

 大本は第二世代機用に開発された一般的なサブマシンガンだが、ラグナロクの改造によって威力と集弾性が上がっている。

 弾幕を張るのに最適なので、シャルロットは好んでこれを六丁持ちする。

 

独鈷杵型スタンブレード《ヴァジュラ》

 持ち手の両端にやや長めの両刃剣が付いた電撃剣。対象に電撃を浴びせて動きを止めたり、精密部品をショートさせて性能低下を狙うのが目的。

 

超音波振動槍(メーザーバイブレーションランス)《トリシューラ》

 先端が三叉に分かれた両手槍。毎秒35000回の超音波振動により、貫通力と切断力を上げる事ができる。

 ただし、シャルロット自身に槍の心得は無いため、その攻撃は突くか払うか振り下ろすか。くらいしか無い。

 

 

名称 サイクロプス

和名 独眼鬼

分類 拠点制圧・防衛戦用パッケージ

装備 水平ニ連装25㎜口径6連装シールドガトリングガン《ヘビーレイン》×2

   装甲内蔵式15㎜口径4連装バルカン《レッドホットシャワー》×6

   5連装マイクロミサイルポッド《ダウンバースト》×2

   接近戦用ショートダガー《コンフォート》×2

仕様 耐火・耐弾・耐衝撃装甲《アンブレイカブル》

   急旋回用ターンパイク

 

 『ラファール・カレイドスコープ』専用の拠点制圧・防衛戦用パッケージ。要塞じみた外見の暗褐色の装甲が特徴。

 両腕のガトリングガンと、全身各所に取り付けられたバルカン、マイクロミサイルポッドによる高い制圧能力が強み。

 ただし、マウントした各種武装と分厚い装甲が原因で機動性は極めて低く、全弾を撃ち尽くせば頼れるのは近接戦闘用のショートダガーのみ。という欠点がある。

 

水平ニ連装25㎜口径6連装シールドガトリングガン《ヘビーレイン》

 両腕にマウントされた、対物シールド一体型のガトリングガン。一門あたり毎分1200発、合計4800発の弾丸を吐き出せる。

 また、シールドの硬さと重さを活かした接近戦も一応は可能。

 

装甲内蔵式15㎜口径4連装バルカン《レッドホットシャワー》

 両肩・両胸・両脛の装甲に内蔵された小口径バルカン砲。毎分600発の徹甲焼夷弾を撃ち出すことができる。

 これと《ヘビーレイン》による面制圧射撃は脅威の一言。

 

 

5連装マイクロミサイルポッド《ダウンバースト》

 両脛にマウントされたマイクロミサイルポッド。《スネークヘッド》と違い弾頭は炸裂弾のみでマルチロックオン機能もないが、一発あたりの威力は上。

 

接近戦用ショートダガー《コンフォート》

 万が一にも接近を許した場合の為に用意してある格闘戦用装備。

 刀身は短く厚く、重さの割に切断力も低い為、名前の通りの『気休め』でしかない。

 

 

 

名称 ベオウルフ

和名 孤狼

分類 突撃戦用パッケージ

装備 頭部ブレードホーン《ライノセラス》

   腕部5連装20㎜口径チェーンガン《ブルインMarkⅡ》

   肩部クレイモアラック《アバランチ》

   大型射突式徹甲杭(パイルバンカー)《グレンデルバスター》

仕様 背部・脚部高出力スラスター

 

『ラファール・カレイドスコープ』専用の突撃戦用パッケージ。『赤いカブトムシ』と言うとしっくり来る外見の真紅の装甲が特徴。

 

 頭部のブレードホーン、左腕にチェーンガン、両肩のクレイモアラック等、接近戦〜近距離戦に特化した武装構成になっている。また、装甲自体も分厚い作りのため、少々の被弾ではその突撃を止める事はできない。

 右腕の大型パイルバンカー《グレンデルバスター》は機体サイズに対してあまりの大きいために『ベオウルフ』のボディバランスを著しく悪くしている上に発射時の反動も大きいため、《グレンデルバスター》にバランサー兼反動相殺用のPICが搭載された程であり、その取り回しの悪さは『ラファール』専用パッケージ群の中でも随一と言えるだろう。

 背中と脚に搭載されたスラスターは、同世代機と比べても圧倒的な直線での加速力を持っている。そのスピードは『フェンリル・ルプスレクス』の最高速度(戦闘時)を一瞬上回る程である。

 

 

名称 プルウィルス

和名 雨を齎す者

形式 RC−X02

世代 第三世代

国家 日本

分類 特殊戦型

装備 局地的天候操作兵装《ユピテル》

   40㎜口径重機関砲《ケラウノス》

   近接戦闘用片手剣《ハルパー》

   大型物理防御盾《アイギス》

装甲 ラグナロク・コーポレーション製特殊合金『オリハルコン』

仕様 自律学習型天候操作支援AI『ユピテル』

待機形態 ネックレス

 

 

 ラグナロク・コーポレーションが開発した、最新型IS。ギリシャ神話の女神像によく似た造形のやや厚めの装甲が特徴。

 新基軸の第三世代兵装《ユピテル》による『空間支配』……周辺の天候そのものを武器にする、非常に特殊な戦闘法をとる。

 ただし、《ユピテル》を十全に扱うには気象予報士以上に広く深い天候に関する知識・経験を必要とするため、現時点では専属操縦士である本音でも支援AI『ユピテル』の手助けが必須の状況である。

 

 

装備解説

 

局地的天候操作兵装《ユピテル》

 『プルウィルス』の主武装にして最大戦力。最大半径500m圏内の気温、湿度、風力等を意のままに操り、強風、豪雨、落雷、竜巻といった気象現象を自在に巻き起こす。

 本音は特に落雷による攻撃を好んで使用している。

 

40㎜口径重機関砲《ケラウノス》

 狭い屋内など、《ユピテル》の性能が十分に活かせない状況において使用される、大口径重機関砲。

 直接射撃が極めて不得手な本音の為に、敢えて集弾性を下げて広く弾幕を張るように調整されている。

 

近接戦闘用ブレード《ハルパー》

 鎌のように反り返った刃が特徴の片手剣。《ユピテル》の性能上ここまで敵機に接近される方が稀だが、無いよりは有った方が良いだろうという事で装備されている。

 

大型物理防御盾《アイギス》

 耐弾性能に優れた大型シールド。カメラアイが搭載されており、構えていても盾の向こうの様子が分かるようになっている。

 

自律学習型天候操作支援AI『ユピテル』

 『プルウィルス』に搭載されている、《ユピテル》の管制用人工知能。本音の戦闘スタイルを学習し、それに合わせた天候操作を提案し、実行する。

 なお、本音の希望により《ユピテル》の合成音声は九十九の声をサンプリングした物が使われている。

 

 

名称 ラファール・リヴァイブ・ルイズカスタム

和名 疾風

形式 RR−08/LC

世代 第二世代

国家 日本

分類 中遠距離爆撃型

装備 180㎜口径グレネードランチャー《アマテラス》

   80㎜口径グレネードランチャー《メギド》×2

   65㎜口径グレネードランチャー《プロメテウス》×2

   50㎜口径グレネードランチャー《カグツチ》×2

   30㎜口径グレネードランチャー《ヘスティア》×2

装甲 衝撃吸収性サード・グリッド装甲・『オリハルコン』複合

仕様 超超大容量拡張領域(バススロット)世界樹(ユグドラシル)

待機形態 指輪

 

 

 ルイズ・ヴァリエール・平賀専用にカスタマイズされた『ラファール・リヴァイブ』。ピンクに塗装された装甲が特徴。

 全ての武装がグレネードランチャーで占められている為、武器性能のバランスは非常に悪いが、ルイズの卓越した技術によってそれをモノともしない戦闘行動が可能。

 

180㎜口径グレネードランチャー《アマテラス》

 ラグナロク開発のグレネードランチャーの中で、現状最大の口径を誇る大型躑榴弾筒。肩にマウントして使用する。

 爆発半径は300m。反動で肩に大きな負担がかかるため、トドメの一撃か開幕一発目に使うのがルイズの基本戦術。

 

80㎜口径グレネードランチャー《メギド》

 ラグナロク開発のグレネードランチャーの中で、携行火器中最大の口径を誇る躑榴弾筒。ルイズの主武装。

 爆発半径は150m。ルイズの超加速戦術『爆発加速(エクスプロージョン・ブースト)』にも用いられる。

 

65㎜口径グレネードランチャー《プロメテウス》

 ラグナロク開発の躑榴弾筒。ルイズの副武装。

 爆発半径は120m。榴弾の他、電磁パルス弾、煙幕弾、チャフ弾の撃ち分けが可能。

 

50㎜口径グレネードランチャー《カグツチ》

 ラグナロク開発の躑榴弾筒。爆発半径は100m。

 ラグナロクのグレネードランチャーの中でも殊更頑丈な作りをしており、緊急時には鈍器としても使える。

 

30㎜口径グレネードランチャー《ヘスティア》

 ラグナロク開発の躑榴弾筒。爆発半径は80m。

 6連装のリボルバータイプで、高速連射が可能。ルイズはこれを様子見、及び才人へのお仕置き用に使う。

 

 

名称 打鉄・キュルケカスタム

和名 同じ

形式 RE−F61/KS

世代 第二世代

国家 日本

分類 近接格闘戦型

装備 高温溶断大剣(ヒート・ブレード)《レーヴァテイン・タイプK》

   高温溶断剣(ヒート・ソード)《フランベルジュ》

   火炎放射槍《アラドヴァル》

   火炎放射器《ヘパイストス》

装甲 耐貫通性スレイド・レイヤー装甲・『オリハルコン』複合

仕様 外付式耐熱マント

待機形態 ブレスレット

 

 キュルケ・ツェルプストー専用にカスタマイズされた『打鉄』。鮮やかな朱色の装甲が特徴。

 装備の殆どが近距離用の為距離を取られると弱いが、キュルケの卓越した近接戦闘能力により、敵に距離を取らせない戦い方が可能。

 

高温溶断大剣(ヒート・ブレード)《レーヴァテイン・タイプK》

 『フェンリル』用の近接武器として開発された高温溶断剣(ヒート・ソード)《レーヴァテイン》を元に、キュルケの『一撃必殺の威力が欲しい』という要望を受けて開発された高温溶断大剣(ヒート・ブレード)

 刃渡り2.8m、身幅30㎝、総重量40㎏と非常に巨大であり、キュルケの格闘戦能力があるからこそ使える、事実上の専用武器。

 

高温溶断剣(ヒート・ソード)《フランベルジュ》

 《レーヴァテイン》の前身となる両刃の片手半剣(バスタードソード)。波型にうねった刃が特徴。《レーヴァテイン・タイプK》以前のキュルケの主武装で、現在は副武装。

 抉るような切れ味がキュルケのお気に入りだったが、一撃必殺の魅力には敵わなかった。

 

火炎放射槍《アラドヴァル》

 槍の先端から炎が噴き出す仕組みの大型十字槍。普通の槍としても使える。

 突き刺してから炎を噴き出す事で、追加ダメージを与えられる他、炎を噴き出しながら振り回す事で射程を伸ばす事も可能。

 

火炎放射器《ヘパイストス》

 前腕装甲に懸架する形で使用する、小型火炎放射器。キュルケはもっぱら牽制目的で使用する。

 ISに乗っている以上火傷の恐れはないが、それでも生物としての根源的恐怖に訴えるこの武装は十分脅威と言える。


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