転生者の打算的日常   作:名無しの読み専

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本編のプロットを練る間の息抜きに書きました。頭のネジを緩めてお読みください。
なお、登場人物の偏り、キャラ崩壊は仕様です。

それではどうぞ!


#EX コピペ改変ネタ集 Part4

1.

箒「幼少期にうちの神社で行われた消防訓練での話だ」

 

消防士『火事が起きたら、まず何を優先して行動すべきですか?』

父『御神体』

母『御神体』

叔母『御神体』

消防士『……御自身と参拝客の身の安全です』

 

箒「あの時の消防士さんのドン引いた顔は、未だに忘れられない」

 

 

2.

弾「この間普通に歩いてたら人生初の職質食らったんだよ。『すぐに身分証明書を出し、カバンの中身を見せればすぐ終わる』って九十九が言ってたからその通りにしたら−−」

警官『随分手慣れてるね。ちょっと、詳しい話聞いてもいいかな?』

弾「−−って言われて、逆にめっちゃ時間かかったぞ!」

 

 

3.

九十九「小さな男の子が母親に『トイレ行ってくるー!』と宣言してトイレへ向かったんだが、何故か私の前を通る時に顔を見ながら『ま、漏れてるんだけどね』と明るく言ってトイレに消えて行った。少年、それを聞いた私にどうしろと?」

 

 

4.

九十九長男(20)「今まで生きてきた中で一番父さんを尊敬した瞬間は、僕が小学生の時に忘れ物の罰として漢字100回書き取りをやっていた先生に−−」

 

九十九(当時30)『勉強を罰として使うな。勉強は知識や考える力をつけるための行為の筈だろう。教師自ら苦痛と認めてどうするか、この愚か者め!』

 

九十九長男「−−って、直訴しに行った時の事」

九十九(41)「あったなぁ、そんな事も」

 

 

5.

真耶「先日、引越し先の内見をした時の話です」

 

真耶『この物件、気に入りました』

不動産屋『ありがとうございます。ただ、隣に保育園が建つ予定で少々騒音が……』

真耶『私、子供の声は気になりませんよ?』

不動産屋『いえ、近所に住む保育園建設反対派の方々の抗議が連日五月蝿くて……』

 

真耶「折角のいい物件でしたが、今回は見送りました」

 

 

6.

八雲「今日行ったスーパーのご意見欄に−−」

 

ご意見『駐車場の案内員さんが怖くてたまりません。大声で「自転車そこに停めるな!」「社会のルールを守れ!」「常識を考えろ!」と怒鳴ってきます』

 

八雲「−−っていうのがあったんだけど、それに対する店長さんの返答が『当店では駐車場の案内員を雇っておりません』だったのよ」

槍真「え、待って?じゃあ、そいつ誰?怖っ!」

 

 

7.

九十九「男性用化粧品のメントール使用率の高さを見るに、化粧品メーカーは『男なんてスースーさせときゃ清潔だと思い込むだろ。アイツらバカだから』と思っているのではなかろうかと邪推してしまう」

一夏・弾「「それな」」

 

 

8.

本音「シロナガスクジラは身長30m、体重200tの地球最大の生き物って数字で言われても、いまいちピンとこないんだよね〜」

九十九「舌の重さは象1頭分、心臓は自動車並み、尾びれは飛行機サイズで、血管の太さは中で人間が悠々泳げる程だ。と言ったらどうかな?」

本音「すご〜い!大っき〜!」

シャル「何か凄いピンときた!」

 

 

9.

鈴「セール前のあたしに一言。定価で欲しいと思わなかった物は別にいらない物よ。以上!」

 

 

10.

柴田「亡くなった祖父が結婚について『来たバスに乗れ』と言っていて、チャンスを逃すなって意味だと思っていたけど、最近は『行先も気にするな』って事だとようやく理解したわ」

千冬「何故それを私に言うんです?」

 

 

11.

弾「クリスマスになると思い出す。コンビニでチキン2本と2個入りのケーキ買って『フォーク2本で』って見栄はったあの日」

蘭「お兄……(涙)」

 

 

12.

絵地村「最近入ってきた若い娘に『絵地村さんのキーボード、めっちゃええ音しますね!』と言われて以来、彼女が京都出身ではないかと気になってます」

 

 

13.

槍真「駅前で男性が倒れていたから声をかけたら、『スマンね、飲み過ぎた。今日はコイツと飲んでてね』と言って、友人らしき人と写った古ぼけた写真を見せてきたんだ。色々と察した僕は『そうだったんですか……』としんみりした気分になったんだけど、直後に『ごめん、トイレ迷った』って言いながらさっきの写真の男性が現れたんだ。ホントに飲んでただけかよ!紛らわしいな!」

 

 

14.

藍作「いいか、よく聴け。3人で作ってもカップ麺は1分ではできないし、『猫踏んじゃった』しか弾けない人を10人集めてもショパンは弾けないし、100mを15秒で走れるからといって1000mを150秒で走れる訳じゃないんだ!どうして仕事になるとそんな簡単な事も分からなくなるんだ!?」

 

 

15.

九十九「関西出身のクラスメイト、大阪さんに聞いた『知らん』六段活用がこれだ」

 

大阪『知らん(本当に知らない)、知らんわ(私も知らないという相槌)、知らんし(どうでもいい)、知らんねん(知らなくてごめん)、知らんがな(興味関心がない、関係ない、どうでもいい)、知らんけど(確かでなく、責任は持てない)』

 

九十九「大阪さん曰く『関西人との会話はこれ知っとったらどうとでもなんで』だそうだ」

 

 

16.

本音「『本音、もう太らないでくれ』ってつくもに言われてギクッとしたけど、『本音、毛布取らないでくれ』だって気づいてそっと返しました〜」

 

 

17.

九十九「セシリア、英語で『ご飯3杯は行ける』はどう言うんだ?」

セシリア「……難しいですわね。これはご飯に味付けをせずに食べる日本だからおかずが活きるという意味ですから、単に『ピザを無限に食べられる』とは全く概念が異なりますし……」

九十九「なんか意図せず深い話になってしまった……」

 

 

18.

一夏「待ってくれ!レモンで作ったのがレモネードだったら、グレープフルーツで作ったらグレネードじゃね!?」

九十九「飲んだ瞬間爆発しそうだな」

 

 

19.

真耶「ある交差点に信号は赤なのに矢印式信号が全部青になっている信号機がありました。それはもう青でいいのでは……?」

 

 

20.

簪(28)「注射が嫌いな子供のために、注射で変身したりパワーアップしたりするライダーや戦隊があったら良いと思ったけど、どう考えてもヤバイ人だった……」

 

 

21.

九十九「ある駅のホームで見た光景だ」

 

彼女『何で他の女といたの?』

彼氏『ほんとにごめんなさい……』

彼女『……ちゅーしてくれたら許す』

彼氏『ちゅー』

彼女『馬鹿野郎、地面にだよ!』

彼氏『⁉⁉⁉⁉⁉⁉』

 

九十九「いやぁ、女って怖いですねぇ」

 

 

22.

本音(32)「11歳の息子が汗だくになって帰って来て、玄関前で待ってるお友達にお水を振舞ったりしてたから、何をして遊んでたの?って訊いたら−−」

 

息子『今俺らの間で流行ってんだよ、蹴鞠!』

 

本音(32)「念の為に訊き直したけど、今11歳男子の間では蹴鞠がブームだそうです」

 

 

23.

九十九「楯無さん、ロシア語の面白い言葉って知りません?」

楯無「ちょっと下品だけど、日本語で言うところの『無い袖は振れない』を、ロシア語では『お婆さんにイチモツがあったらお爺さんなのにな』って言うわ」

九十九「何それ!?意味不明過ぎる!ギャグかよ!」

 

 

24.

一夏「九十九と一緒にラーメン二郎に行ったんだけど、食後に九十九が『二郎を食べると腹が減るんだよな』って人の道に反した事を言いながら向かいの松屋に入って牛丼特盛食ってたの、最高にロックだと思う」

 

 

25.

九十九「ラピュタの滅びの呪文は3文字だからセキュリティーが緩いように思えるが、その実、①王家の人間が②飛行石を持ち③呪文を唱える、という三段階認証を採用している事に気づいた」

鈴「どっかの何とかペイとはエラい違いね!」

 

 

26.

本音「たけのこの里ときのこの山の袋のイラストを見てふと気づいたの。兎の女の子が狸さんと猿さんの両方と遊んでるって」

九十九「戦争の原因、その兎の女の子なのでは……?」

 

 

27.

藍作「焼鳥屋で隣席になった中国系の日本語全然出来ない人の注文が破天荒でよかった。まず茶漬けを完食、ついでアイスをかきこみ、ささ身、軟骨など串を食べ、会計かと思いきや最後にビールを単品で流し込んでた。俺達は固定観念に囚われ過ぎていた。俺達は焼鳥屋でもっと自由になれるはずだ!」

 

 

28.

九十九「某ワイドショーで万引きGメンの特集をやっていたんだが、客が惣菜の餡かけ焼売をこっそり鞄に入れた時のナレーションが『餡が鞄に滲み出るのを恐れないのか!?』だった。どこの心配をしてるんだ」

 

 

29.

九十九(38)「新人君が上司の無茶振りをぶった切った一言『そんな仕事、キティちゃんですら断りますよ!』が、今社内でバズってる」

 

 

30.

槍真「嘗ての職場で起きた事をありのまま話すよ。同僚が会社の悪い所を指摘したら、そいつは左遷されたんだ。1年後、全く同じ事を経営コンサルタントが指摘したら、会社はコンサルに300万を支払ったんだ。何を言ってるのか分からないと思うけど僕も分からない。恐ろしい無能経営の片鱗を味わったよ」

 

 

31.

八雲「ある素人トーク番組に出演していた奥さんが『絶対AB型の人と結婚したいと思ってた』って言ってて、ああこの人は占いとか信じるタイプの人なのねって思ったら『AB型の人は10人に1人しかいないから、何かあった時の為に同じ血液型の人がそばにいて欲しい』っていう現実的な理由だったわ。思わず画面の前で大笑いしちゃいました」

 

 

32.

鈴「『パパは野菜を育ててママはパパを育ててるのよ』『人ってね、権力を手にすると己の器も弁えず使ってみたくなるものよ』『昔話ばかりしてる男ほど将来に期待できないものよ』『「それが無ければいい人」は「それがあるから駄目な人」なのよ』……この容赦ゼロの格言、誰が言ってると思う?マイメロディのママよ!」

 

 

33.

九十九「以前ふと立ち寄ったコンビニのチルドコーナー。三陸産味付きめかぶのPOPの煽り文が『当店万引き人気No.1!』だった。この角度から攻めてくるPOPは初めて見た」

 

 

34.

楯無「私も簪ちゃんも叫ばない子だったから、突然金切り声を上げる子を常々不思議に思ってたのよ。今日、脈絡無く金切り声を上げて走り出した子をすかさず捕まえてなぜ叫んだのかを聞いたら−−」

 

少年『気持ちが爆発して走り出したんだよ!言葉が追いつかないほど早く!』

 

楯無「−−ってロックな答えを貰ったわ」

簪「……謎の説得力」

 

 

35.

真耶「私は目が悪いので『無人島に何か1つ持って行くとしたら?』という質問に眼鏡しか選べないのが辛いです」

 

 

36.

一夏「九十九に『とても珍しい物だ、お前にやろう』って20ジンバブエドルを貰った。調べてみると日本円に換算しておよそ0円だった。ただの紙切れじゃねえかって言ったら『何を言う、印刷代がかかっているのだからタダの紙切れではないだろう』って言われて悔しいけど納得」

 

 

37.

九十九「神輿には神が乗っている筈なのに、何故あんなに激しく揺さぶるんだ?」

箒「父さんに聞いた話だと、あれは魂振り(たまぶり)と言って神様はよく揺さぶると活性化するんだそうだ」

九十九「……神は菌類だったのか?」

 

 

38.

九十九「盆の帰省中に父さんからメールが来た」

 

槍真『夜ケーキ買って帰るけど、八雲って果物系のショートケーキ好きだったよな?』

 

九十九「その数分後、今度は母さんからメール」

 

八雲『今日ケーキ買って帰るけど、槍真さんってチーズケーキ食べれたかしら?』

 

九十九「息子の好みは無視かよ、と思いながらも何か和んだ。家の両親は今もアツアツです」

 

 

39.

一夏「九十九、弾と一緒に飯屋に行った時の隣席の男達の会話がこれだ」

 

A『あの店員、オッパイデカイな』

B『ああ。目が引き寄せられてしまう』

C『大きい物ほどよく引きつける。これが(ニュー)トン先生の万有引力の法則か』

 

一夏「不覚にも全員大爆笑した」

 

 

40.

弾(25)「こないだ峠をドライブしてたら、落石に押し潰された『落石注意』の看板があった。説得力がすげぇ」

 

 

41.

九十九(20)「インドに自社製品のプレゼンに行った時、ふと目に入った魚型の建物が気になって『あの建物は何ですか?』と訊いたら『あれは水産庁舎です』との回答。インド、いいセンスだ」

 

 

42.

絵地村「『何もしていないのにPCが壊れた』というのを今まで馬鹿にしてきましたが、Windowsが勝手に更新して正常に機能しなくなる経験を積んで『PCは何もしなくても壊れる』という知見を得ました」

 

 

43.

藍作「指導者の言う『罵声で怒られたら「なにくそ」と思う根性が欲しい』というのは、『本来やる気を出させて鼓舞するのが指導者の役目だが、俺にはそれをやる気も能力もなく、個人的感情をそのまま叩きつけるから、お前の方で勝手に成長しろ』という意味だ。まあ、我が社に()()()()()()()()がな」

 

 

44.

本音「エガちゃんのライブDVDを見てたら、エガちゃんが客席ダイブする時に小さく『ゴメンね』って手でやりながら飛び込んでて萌えちゃった〜」

九十九「彼は狂人のフリをした常識人だからな。さもあろうよ」

 

 

45.

シャル「九十九と本音と一緒にバイキングレストランに行った時の事。ケーキコーナーで小さな女の子が背伸びしながら必死にケーキを取ってたから手伝ってあげたの。『こんなに食べきれるの?』って訊いたら、その子は『ちがうの、パパが恥ずかしいから取ってきてって。私は食べないの』って。その子の視線の先には強面パパがソワソワしながらこっちを見てる姿が。萌えました」

 

 

46.

九十九「電車で小学生がハム太郎の歌を口ずさんでいて、皆で可愛いなーと和んでいたら−−」

 

小学生『だーいすきなのはー!ひーまわりと金ー!』

 

九十九「その瞬間、隣のリーマンが吹き出して眼鏡すっ飛ばしてた。凄い破壊力だった」

 

 

47.

一夏「中学ん時の社会科教師衝撃の一言」

 

教師『はいっ、最近ちょっと進みが遅れてしまったからね!今から室町幕府45分で滅亡させまーす!』

 

一夏「その後、この先生は本当に45分で室町幕府滅亡させた」

 

 

48.

九十九(24)「就寝中、突然下半身に激痛。驚いて目を開けると3歳娘が私の一物を引きちぎろうとしていた」

 

九十九(24)『何してるの!?』

娘『取れるかなって思いました』

九十九(24)『取れてたまるか。痛かったよ。ごめんなさいは?』

娘『ちゃんと取れませんでした。ごめんなさい』

 

九十九(24)「取れてたまるか」

 

 

49.

弾「縄文時代の土偶はほぼ全部女性形で、しかも一部が壊されてたり集落のごみ捨て場から見つかるっつうから、安産祈願とか壊す事に意味があったとか言われてっけど、俺の根拠ゼロの説だと、あれは隠し持ってた美少女フィギュアが奥さんに見つかって捨てられたんじゃないか。って事だ」

 

 

50.

九十九「レゾナンスでシャルと本音の買物終わりを待っている間に、化粧品売り場から聞こえてきた会話がこちら」

 

店員『アイシャドウとアイライナーはどうしますか?』

女性『財布と相談するんで、ちょっと待っててください』

店員『あ、彼氏さん今この辺いるんですか?』

女性『いえ、自分の財布と相談を……』

 

九十九「女尊男卑社会の闇を見た気がする会話だった」

 

 

51.

ボビー「冷静に考えたら、穴しかない女より穴と棒がある男を選んだ方が理に適ってるわよね❤」

九十九「それは私の知ってる冷静ではないです。ってか寄んな」

 

 

52.

一夏「火垂るの墓を見て、カーテンに包まって泣くセシリア、ソファーを殴りながら号泣するラウラ、それを宥めるシャルロット、そいつらを見て大笑いする九十九(こいつが見せた)を思い出した。セシリアはあれ以来『ホタル』って単語だけで思い出し泣きするほどトラウマらしい」

 

 

53.

セシリア「今、ブリの塩焼きを作っているのですが、振りかけたのが本当にお塩だったのか自信が無くなってまいりました」

 

 

54.

鈴「昔、九十九が『たべっこどうぶつ』を『畜生ビスケット』って言ってたの、未だに忘れらんない」

 

 

55.

弾「鈴が一夏を『女子力!』の掛け声と共にぶん殴ってた。世界の真理の狭間を見た気がした」

 

 

56.

一夏「セシリアから『「きょうの料理ビギナーズ」のメニューを頑張ってみますわ』ってメール貰ったから、新聞の番組表見たら『塩むすび』だった衝撃」

 

 

57.

千冬「柴田先生から『いい男なんて落ちてないんだから、そこそこの男をいい男にするのが女の腕の見せ所でしょうよ?既にいい男は誰かの作品よ?そんなお下がりで満足してるようじゃ、まだまだね』という至極もっともな御意見を頂戴した。それで先生、先生の作品はどこにあるんでしょう?」

 

 

58.

九十九「ラグナロクで『押すと5億円貰える代わりに性別が逆転するボタンがあったら押します?』って雑談してたら、大抵の人は『偶数回押せば無限に金貰える上にデメリットもない』と答えたんだが、ボビーさんだけ『奇数回押せばお金が貰える上に性欲も満たせるわね❤』と言い出した。もうヤダあの人」

 

 

59.

楯無「九十九くんがニマちゃんに『インド人って手足が自在に伸びたり、テレポートしたり出来るんですか?』って冗談混じりに訊いて、それにニマちゃんが『そんな奴は滅多にいないねぇ』って即答してた。私はあの『滅多に』はニマちゃん渾身のギャグだと思ってる」

 

 

60.

九十九「最近の米大統領選挙を見ていると『両方毒です。死なないと思う方を飲んでください』みたいな感じで、米国民の皆さんには『ご武運を』としか言いようが無い」

 

 

61.

槍真「会社の健康診断で病院に行った時、偶々聞こえた医師2人の会話がこちら」

 

A『君、この患者の検査は、ちゃんと空腹時に行ったかね?』

B『はい。間違いなく』

A『だとしたら、中性脂肪の値がヤバイな』

B『どのくらいヤバイんですか?』

A『米とパスタに殺されるレベルだ』

B『米とパスタに……ですか?』

A『ああ。奴等はプロだからな』

B『プロ』

 

槍真「医学界では、米とパスタはプロの殺し屋らしい。僕も気をつけないとね」

 

 

62.

九十九「今日は暑いな……そういえば最高気温が30度を超えていると言っていたっけか」

本音「そっか〜……でも三角形の内角の和は180度だからまだマシだよね〜……」

シャル「誰かー!本音の頭冷やす物持って来てー!暑さでエライ事になってるから!」

 

 

63.

真耶「柴田先生が突然『I()は虚数よ。存在しないものなの』と言い出しました。先生がリアリストなのかロマンティストなのか、私には分かりません」

 

 

64.

弾「昔、九十九に『ゾンビ映画じゃあイケメンもブサメンも美少女もブスも平等にゾンビ化すっけど、吸血鬼映画には美形しかいねえなって思ったら、アイツら顔面偏差値高い奴選んで仲間にしてんのな。世知辛えわ』って言ったら、九十九は真顔で『永遠の命を授かったブスなど、周りも本人も辛いだけだと思わんか?』って返してきて、凄え納得した」

 

 

65.

九十九「気になってる観葉植物があるんだが、名前が思い出せん。たしか……オークに捕らえられた姫騎士みたいなやつ」

本音「……くっ、殺せ?」

九十九「それに、チェ・ゲバラ混ぜた感じの……」

本音「ひょっとして……クッカバラ?」

九十九「ああ、それだ!」

本音「その説明でどうして通じると思ったの〜?」

九十九「こっちの台詞だ、何故通じた?」

 

 

66.

シャル「本音が『唇がすごい乾燥する……。ちょっとコンビニ寄っていい〜?』って言ったから、リップクリームでも買って来るのかなって思ったら、コロッケ齧りながら出て来たのが一生忘れられそうにないよ」

 

 

67.

箒「一夏が無茶をしないようにするにはどうしたらいいかを九十九に相談してみたら、『命は大事だと繰り返しても無駄だ。それは誰もが知っている事だからな。そうではなく「お前が直面している事態は命に比べたら大した事ではない」と教えろ。命の価値を上げるのではなく、事態の価値を下げるのだ』とアドバイスされた」

 

 

68.

本音「なんかのTVで『何でも欲しい物が貰えるなら?』ってアンケートの1位が『永遠の命』だったんだけど、周りがどんどん死んで行くのをただ見てるだけなのは辛いから、わたしはやだな〜」

九十九・シャル((深い……))

本音「わたしの欲しい物1位はプリン100個かな〜」

九十九・シャル((浅い……))

 

 

69.

ラウラ「九十九に煽り倒された仕返しに、奴の持っている知恵の輪を全て解いて一緒くたに混ぜて置くという地味な嫌がらせをしてやった。そしたら奴はそれを2分程で元通りにするという神業を披露した。心底悔しかったんだが、咄嗟に出た言葉は『九十九、コツを教えろ!』だった。悔しい……」

 

 

70.

一夏「シャボン玉の歌の『シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ』って部分。あれは『シャボン玉が屋根の高さまで飛んだ』のか『シャボン玉と一緒に屋根まで吹っ飛んだ』のかで、九十九と乱闘寸前まで行った事がある」

 

 

71.

弾「女がよく男が胸を見ている視線は分かるって言うけどな、異性に慣れてない男ってのは、顔や目をじっと見つめると緊張しちまうんだよ。だから少しだけ目線を下げて話すしかねえって訳だ。疚しい気持ちなんかねえよ、ただ頭がおっぱいおっぱいなだけだ」

鈴「やましさ一色じゃない」

 

 

72.

八雲「コロッケを自作した事がある人なら、必ず思う。何でコロッケあんな安売りしてるのかしら?って」

 

 

73.

本音「ねえ、つくも。ケーキを3等分するとして、0.3333……でしょ?じゃあ、残りの0.00……1はどこに消えちゃったの?」

九十九「ナイフに付いているのではないか?」

 

 

74.

九十九「折り畳み自転車には乗らん方がいい。以前、弾が走行中に勝手に折り畳まれて一輪車状態になってた。あれは危険だ」

 

 

75.

シャル(25)「インフルエンザの検査で鼻に綿棒を突っ込まれた4歳長男魂の叫び」

息子(4)『お鼻はねえ!!!出口!!!!!!』

 

 

76.

八雲「いい、九十九。女心は玉葱のようなものなの。剥いても剥いても本心が見えないと思いきや、実はその1枚1枚が心だったりするの。この事に気づかない男は全てを剥き終えた後に『だから女心は分からない』なんて馬鹿な事を言ったりするの。貴方はそんな男になっちゃ駄目よ?」

九十九「肝に銘じるよ、母さん」

 

 

77.

一夏「九十九に電話をした時『もしもし、俺だけど』って言ったら、『お前だという事は分かったが、その態度が気に入らん』って言われて電話切られた」

 

 

78.

シャル「そう言えば今日、九十九の肩にカメムシがくっついてて、どうしよう早く取らなきゃ……でも下手に教えてカメムシを刺激したら大変な事になるんじゃ……と思って咄嗟に『両手を挙げて。そのまま動かないで』ってFBIみたいな台詞を口走っちゃった」

 

 

79.

九十九「ガン保険のCMで男が『ガンで入院したら1日1万円貰えるんですか!?それは嬉しいですね!』とか満面の笑みで言っていたが、もう少し冷静に考えろ、あんたガンなんだぞ」

 

 

80.

弾「【悲報】勇気出して女の子をデートに誘うも、『予定が出来る気がする』と断られる」

 

 

81.

蘭華「酔ったボビーさんが失恋から立ち直る方法を語りだしたんですけど、その方法が−−」

 

ボビー『まずクソ高い焼肉屋に行くの!そこでクソ高い骨付きカルビ食べるの、よく味わってね。あといっぱいお酒呑んで、その後、残った骨をカリカリに焼いてその男は死んだと思って適当な所に散骨するのよ!』

 

蘭華「−−っていう、斜め上の最終手段でした」

 

 

82.

千冬「多分一夏は、特撮をノンフィクションだと昔は思っていたのだろう。『この激戦の中、逃げもせずにヒーロー達の活躍を収め続ける撮影の人のガッツが凄い(要約)』という旨の事を熱く語っていたな」

 

 

83.

虚「さっき本音がとてもリズミカルにチョ○レイトディ○コのメロディーで『く・ろ・や・な・ぎ・徹子♪』と歌いながら生徒会室に入ってきて、明日の生徒総会で脳内無限ループする曲が決まりました。詰みました」

 

 

84.

八雲「『無駄遣いするからお金がなくなるんだよ?言ってる事分かるよね?』と泣きながら両親に説教する男児がスーパーに現れ、周囲のお客さんが次々とカゴの中身を棚に戻すという珍現象が発生中」

 

 

85.

九十九「迷子の女児が泣いていて、成年男性が声をかけていた。そこに母親らしき人が現れて、誘拐か何かだと勘違いしたのか男性を突き飛ばした。と思ったら男性の彼女らしき人が、自分の彼氏が襲われていると勘違いしたのか母親にケンカキックをかました。この間、僅か30秒。短時間で起きた劇的な光景だった」

 

 

86.

簪「ヒーロー物のアニメで、主人公が『そんなの関係ねえ!』って言う度に小島よ○おが脳裏にちらついて辛い……」

本音「あの人の最大の罪だよね〜」

 

 

87.

一夏「『何で幽霊って皆髪長いんだ?』って俺の意見に九十九が返した『床屋に行けないからだろ』の説得力がすげぇ」

 

 

88.

九十九「小児の誤飲防止の為に人形の靴などに苦味成分を塗布した某玩具会社には頭が下がるが、今私の眼前で『にがいーにがいー』と言いつつアヘ顔で人形の足を舐め回してる子がいて、流石にこれは想定外だったろうなと思った」

 

 

89.

有人「身長190cm超えでマッチョな同僚が140cm台の華奢な女の子と結婚。あまりの体格差のお陰で、新郎が花嫁を軽々と持ち上げて肩に乗せる姿が戸愚呂兄弟みたいだったから、花嫁の渾名が『戸愚呂(嫁)』になった」

 

 

90.

ラウラ「電車で隣に座っている父親が『靴のせいにするな』と言い、体操着の少年が『だって……』とグズっている。正しい靴選びによって、運動のパフォーマンスはそれなりに向上するので、一概に叱りつけるのは良くないと思いながらよくよく聞いていたら、算数のテストの点が悪かったらしい。靴のせいにするな」

 

 

91.

一夏「中学の頃、クラスに英語がからっきしの奴がいて、Mt.fujiをミスター富士とか発音しやがったので、先生が『ミスターじゃなくてマウントな。ミスターじゃお前、ふじさんになっ……ふじさんだな!』ってツッコんだ事ある」

 

 

92.

九十九「通っていた中学のとある男子トイレの個室の壁に『妹が 義理だからねと チョコをくれ 君が義理なら どんなにいいか』という短歌が書かれていたんだが……今思い返すと、あれは弾の字だったような気がする」

 

 

93.

絵地村「同僚にDLとインストールの違い、それとウィルスについて訊かれたので『中国で作った冷凍餃子を日本に空輸するのがアップロード、スーパーで餃子を買って家に持ち帰るのがダウンロード、家でチンするのがインストール。で、段ボール餃子だったらそれがウィルスです』と説明したら妙に納得していました」

 

 

94.

九十九「シャル、本音と一緒に某ハンバーガーチェーンに行った時、隣席から聞こえてきた男性二人組の会話がこちら」

 

A『ディズニーって綺麗だよな』

B『ああ、衛生には気を配ってるからな』

A『そうなのか』

B『ネズミ1匹といないぜ』

 

九十九「全員飲み物吹いた」

 

 

95.

本音「信号待ちしてる時に幼稚園の鞄を持った男の子がいて、ふと見たら名前のとこに『運命』って書かれてたの。(さだめ君かな〜……)って思ってたら、その子のお母さんが『バッハ行くよ!』って。交響曲第5番が頭から離れないし、ビックリして信号見送っちゃったし、運命はバッハじゃなくてベートーヴェンだし……」

 

 

96.

一夏「小学生の頃、九十九がRPGツクールで作ったゲーム。『はじめから』『つづきから』の他に『エンディングから』っていう変なメニューがあったし、それを選ぶと村人達が『ありがとう!』『世界は救われた!』『貴方のお蔭だ!』とか一方的に感謝してきて、目覚めた直後の毛利小五郎の気持ちがよく分かる名作だった」

 

 

97.

藍作「親戚に女の子が産まれた。名前は一三。かずみかな?と思ったら、数を数える時一、ニ、三って数えるよな。そこを一、三でニを取ったからニトリだってよ」

槍真「お値段以上の衝撃だね」

 

 

98.

柴田「時をかける少女を観た後は、『二度とあの頃には戻れないんだな』と切ない気持ちになって、痛む胸を押さえつつ自分の高校時代を思い返しながら『……いや、そもそもこんな事無かったわ』と気づいて更に切なくなる」

 

 

99.

弾「よく女の子が『夜道で猫かと思って近づいたらコンビニの袋だった』って言ってるから、ちょっと頭にコンビニの袋かぶって夜道に転がってくる」

 

 

100.

九十九「漸く一夏とラヴァーズが『深い仲』になってくれた。これで楽になるかと思ったんだが、ラヴァーズに今まで以上に一夏の事で相談されるようになったし、なんなら一夏からもラヴァーズの事で相談されるようになって、結局楽にならなかった。私はお前達の恋愛相談役(コンサルタント)じゃない。少しは自分で解決策を考えてくれ……」




本編はぼちぼち執筆をしていこうと思います。
いつもよりお時間をいただくかも知れませんが、お待ちいただけると幸いです。

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