新年一発目はコピペ改変ネタになります。
「最近外伝そればっかじゃん!」とか言わないでくれると嬉しいです。
それでは、どうぞ!
1.
九十九「風邪気味だと言ったら本音が『ネギを食べたらいいよ〜。万病の素っていうでしょ?』とアドバイスしてきた。万病の素では駄目だろう」
2.
槍真「新婚の頃、八雲が料理をしている最中、野菜を炒めていたフライパンから火が出たんだ。八雲は普通にそのまま料理を続行していたから、そんなものかと思って後で『本格的だね』と言ったら、やっぱり普通に『あれは事故よ』と言われたよ」
3.
娘(10)「お父さん!私、将来お父さんのお嫁さんになるの!そして、この日本を根元から作り直すの!」
九十九(31)「私、必要かい?」
4.
本音(28)「家の子達がハロウィンを知らなかったから教えてあげたんだけど、あの子達何でか『トリック・オア・トリート』を『ティンクル・トット・ハッター』って覚えちゃった〜」
シャル(28)「かすってもいないよ。可愛いからもう何でもいいけど」
九十九(28)「いい……のか?」
5.
セシリア「ミキサーを程々の所で止めればみじん切りが出来ると思って、ネギジュースを作った事がありますわ」
6.
一夏「米の大袋をネットスーパーで買って配達して貰って、さて台所に運ぼうと持ち上げたら、勢い余って米にジャーマンスープレックスかました事がある」
九十九「大丈夫だったか、米」
弾「米の袋破れなかったか?」
鈴「家の廊下にお米撒き散らしてないわよね?」
一夏「誰か一人くらい米以外の心配もしろよ!俺の腰とか!」
箒「床は大丈夫だったか?」
7.
シャル「九十九から『包丁を使わないアップルパイのレシピ』で作ったアップルパイを貰ったんだ。レシピが気になって検索してみたら、さり気なくリンゴを素手で粉砕する事が前提だったの。僕はそれを見なかった事にしてパイを食べました」
8.
九十九「この前、帰って来てクローゼットを開けたら中で本音が正座していた。隠れて驚かせようとしていたのに、私が電話で真剣な話をしていたので出るタイミングを見失ったらしい」
9.
弾「余計な事を思いついたぜ!」
九十九「よし!黙ってろ!」
10.
九十九「冷え込みも厳しくなってきたある朝、一夏が前を歩いていたから声をかけようとして気づいた。一夏はヘッドホンタイプの耳当てを着けていたんだが、あれは普通ヘッドホンのように耳に当てるよな?だが一夏は何故か横にではなく縦に着けていた。具体的にはモフモフが鼻と後頭部に来るように着けていた。そして独り言」
一夏『鼻あったけ〜』
九十九「ちょっ!お前天才か!と思いながら危うく吹く所だったが、その直後−−」
一夏『耳さみ〜』
九十九「今度は我慢できずに吹いた」
11.
藍作「槍真、眩しいからちょっと消してくれないか?」
槍真「誰をだい?」
藍作「……そこのライトだ」
12.
九十九「本音に『マンボウは豆腐メンタルで、向こうから泳いできた魚と衝突するかも……というストレスで死んだりする』という話をしたら気に入ったらしく、最近ちょっと凹む事があったりすると『今、わたしの中でマンボウが5匹死んだよ……』と寂しそうに報告してくる。やめてくれ。あと、君の中にマンボウ何匹いるんだい?」
13.
楯無「1年生の時、ニマちゃんにカレーを食べさせてみたら『この和食は美味いねえ。あたいの母国にもよく似た料理があんだ。カレーっつうんだよ』と言い出したのね。これがカレーよって教えたら『あんたが言うこれは断じてカレーじゃない。けど、カレーよりも何倍も美味い……何なんだいこれは?』って訊かれた。知らないわよ」
14.
箒「悪霊祓いに効果があるというお香を貰ったから自室で焚いてみたら、入って来た姉さんが『え?何、この匂い……?』と言って出ていった。……効くなこれ」
15.
九十九「本音、幸せという言葉から何を連想する?」
本音「幸せ?ん〜幸せ……幸せ……あっ、ハッピーターン!」
九十九「うん。これは、私が聞く相手を間違えているな」
16.
一夏「九十九『ももたろう』って10回言ってみてくれ」
九十九「ももたろう✕10」
一夏「亀をいじめてたのは?」
九十九「マリオ」
一夏「お前、天才だろ」
17.
弾「『ぽっちゃり』の定義、男と女で解釈違いすぎねえ?」
鈴「あたしから言わせてもらえば、男が言う『ぽっちゃり』の方が間違った使い方してるわ。あんたらが求めてる理想の『ぽっちゃり』は、正確に言えば『むっちり』でしょうが!」
18.
箒「小口切りにしようとしてふと気づく。右手に握っているのが包丁ではなくしゃもじだという事に。いや待て、昔の剣豪は木刀で人を斬ったという。仮にも私はインターミドル優勝者。腕は確かなはず。為せば成る、為さねばならぬ何事も。切れる、私なら切れる、この胡瓜をしゃもじで!……そんなこんなで叩き胡瓜が出来上がった」
19.
九十九「『○○空港二人はしか』というニュースを聞いて本音が『そんなに人手不足な空港なんだ〜』と言って、一瞬意味が分からなかった。違う、鹿じゃない」
20.
本音「無知と無関心の違いってな〜に?」
九十九「知らないし、知った事ではないよ」
本音「……つくもが冷たい。わたし、つくもになにかした?怒らせた?」
シャル「九十九ー、本音分かってないよ。盛大に誤解してるよー」
21.
八雲「最近ゲーム始めてみたんだけど、あのゲーム凄い効くわね。本当に記憶力が良くなるもの。あの脳の何とかってゲーム」
九十九「母さん、大丈夫か?それでは説得力が欠片もないよ」
22.
千冬「イカスミスパゲティを食べて赤ワインを飲みすぎると、路上で吐いた時に赤黒い触手が口から出ているように見えて周りは誰も介抱してくれないと知っているか?私は昨夜知った」
23.
九十九「シャルが料理中に『ドナドナ』を歌っていて、しかも作っているのがビーフシチューで牛肉を鍋に入れようとしたら手を滑らせて床に落として、それを見た本音が『ドナドナ歌ってたから牛さんが怒ったのかな〜?』とか言い出した挙句にシャルが『まだ逃げる気なの!?』とか返して、もう私の飲んでいたコーヒーを返してくれ」
24.
一夏「『目を瞑って頭の中で自分の家を一周する。その時誰かに出会ったら、そこに幽霊がいる』ってのを聞いたから九十九にやらせてみたら、あいつ真顔で『風呂場に活きの良い鮪がいた』って言った。お前、風呂でマグロの解体でもした事あんの?」
25.
真耶「漫画やアニメなんかで眼鏡キャラが本気を出す時に眼鏡を外すのに違和感がある方もいらっしゃると思いますが、眼鏡歴15年の私から言わせて貰うと、本気を出すと壊れる恐れがあるので外しているんだと思います」
26.
シャル「以前から言ってる事だけど、大抵の女性は好きな男性以外は女性が好きだよ」
27.
九十九(40)「息子が5歳の頃、よく一人で計算ドリルをやっていて偉かったんだが、2桁の足し算に入った辺りから時折−−」
息子『この子とこの子がくっついて……あ、今迎えに行くから待っててね〜』
九十九(40)「−−と、一人で悶絶したり話しかけたりしていて、あいつにとって数字とはどういう存在なのか凄く気になったな」
28.
一夏「セシリアが『こたつは入るようにはできていますが、出るようにはできていませんわ!』とか駄目な事言い出した。いいから出ろ」
29.
九十九「一夏、お前はいい加減『大人の対応』というものを覚えろ」
一夏「お前にだけは言われたくねえよ、そのセリフ」
九十九「さっさと謝って適当にあしらっておくのが『大人の対応』になるのは実害ゼロの時の話だ。そうでない場合、真っ先に加害者の逃げ場を奪うのが『大人の対応』なんだ」
一夏「……おう、肝に銘じとく」
30.
一夏「箒が歩いてるのを見て、鈴と簪がこんな会話してたな」
鈴『……心が負傷した。あんなの通り魔よ……。簪、何か巨乳の悪口言ってちょうだい』
簪『……ピンポイントデブ』
鈴『よし、あとは貧乳を褒めてみて』
簪『……部分痩せ』
一夏「とりあえず、簪は天才かと思った」
31.
弾「『少年院に行くような非行に走る子供達を減らすにはどうしたらいいだろう?』って話になった時、一夏が言い出した『少年院の名前を「ぽんぽこランド」とかにすれば良いんじゃね?』は一理あるような気がする。確かに『少年院』には勲章っぽいカッコよさがある。ぽんぽこランドにするべき」
32.
八雲「自然派化粧品のお店で昆布の化粧水を勧められた時、店員さんが『ほとんど水と昆布からできてるんですよ〜』って言ってきたんだけど、それってもしかして出汁なんじゃないかしら?」
33.
千冬「ハーゲンダッツのトマトチェリーというのが凄く気になっていたのだが−−」
一夏『食えるゲ○って感じかな』
鈴『トマト味の砂糖です』
千冬「−−等と言われている上、止めに九十九の『トマトをこんな目に遭わせた奴等を殲滅したくなりました』という過激な発言を受けて、購入を見送る事にした」
34.
一夏「電車の中で化粧してる女見て九十九が『大改造!劇的ビフォーアフター』って呟いて、俺の腹筋が修羅場った」
35.
シャル「九十九がインフルに罹って、本人も『皆に移したら悪いから』って自分から懲罰用の一人部屋に引き篭もったから、ご飯を持って行って『ご飯は部屋の前に置いとくね』って声を掛けたら『シャル、違う!』って怒られたの。何が違うのか聞いたら『ノックしてから「1061号室、食事だ」と言ってくれ』って言い出したの。独房!?ここ独房だったの!?インフルでも楽しんでるようで何よりだけど、それでいいの君!?」
36.
本音「ある日突然つくもに『……なんだろう、君の手が凄く美味そうなんだが』って怖いこと言われて匂いを嗅いでみたら〜、ハンドクリームと間違えて香味ペースト塗り込んでたって分かりました〜」
37.
九十九「数日前、盛大な入道雲が出た時の一夏、弾、鈴の会話だ」
一夏『竜の巣だ!』
弾『ふははは!人がゴミのようだ!』
鈴『だいぶ早送りしたわね』
九十九「鈴のツッコミが秀逸だ」
38.
九十九「私は時折『異世界転生者である自分が、この世界にいて良いのだろうか?』と考えてブルーになる。そんな時はスーパーに行き、植物ではないのに野菜売場に堂々と陳列され、出汁材として乾燥された物が魚介類に囲まれて居座っている椎茸を見て、その鋼のメンタルを見習っている」
39.
一夏「鈴!その先は危険だ!」
鈴「どんくらい危険なのよ?」
一夏「この料理作った事無いけど、本見て作ればなんとかなるでしょう、って考えてるセシリアより危険だ!」
鈴「はあっ!?それ危険過ぎない!?」
セシリア「……貴方達、それはどういう意味ですの!?」
40.
シャル「ファストフード店にて。後ろからシャカシャカバサッ!って音がして、足元にシャカシャカチキンが飛んできたんだ。3mくらい離れた場所には、チキンの袋だけを持ったポカン顔の本音とアチャー顔の九十九。どれだけ張り切って振ったのさ」
41.
九十九「満員電車の中で突然泣き出す赤ん坊に怒鳴る人がいるが、私は一向に構わんな。なんならサラリーマンが満員電車で突然泣き出したって、私は全然いい」
一夏「いや、よくねえよ。赤ん坊は泣いてもいいけど、リーマンは心配になるわ。赤ん坊より心配の度合が桁違いに上がるわ」
42.
ラウラ「『焼きおにぎり』や『揚げおにぎり』はあるが『茹でおにぎり』がないのを疑問に思い実践してみたら、粥になった」
43.
シャル「九十九が『本音の寝言、面白いぞ』って言って日々集めた本音の寝言メモを見せられたんだけど−−」
本音『敗者復活戦で会おうね!』
九十九のコメント『情けない事をかっこよく言うな』
本音『やっぱり目玉焼きには命だよね〜』
九十九のコメント『前後の寝言から、多分目玉焼きに何をかけるかの答え。どういう事だ?』
本音『夏と言えば生活保護だよ〜』
九十九のコメント『そんな事はない』
本音『赤と白、どっちも切っちゃえば〜?』
九十九のコメント『爆弾処理の話だとすれば、無責任が過ぎるだろ』
本音『48度5分かぁ……』
九十九のコメント『病院に行っても手遅れじゃないか』
シャル「確かに面白いけど、九十九の妙に冷静なコメントが余計に笑いを誘ってきて腹筋がつらいです」
44.
弾「ここ最近の『2回まではデートできるのに3回目に繋がらない現象』を九十九に相談したら、『それはアナフィラキシーショックだな。2回目に会った時に拒否反応が出たんだろう』って言われて腹抱えて笑った。家帰って泣いた」
45.
一夏「電車の中で九十九とのほほんさんが−−」
本音『ねえねえつくも、大は小兼ねみたいな名前のバンドいたよね?』
九十九『それを言うならキュウソネコカミだ』
一夏「−−って会話してて、やっぱ九十九は超能力者だなと思った」
46.
鈴(26)「3歳の娘がちょっとした事でワンワン泣くから息子に『あんたもこんぐらいの時すぐ泣いてたけど何でよ?』って訊いたら、『泣いたらどうにかなると思ってた』って清々しい真実が明らかになったわ」
47.
九十九「油そば屋で隣席の男性とほぼ同時に麺が出てきたんだが、その男性がこちらをちらりと見た後店員に『俺大盛り頼んだんだけど?間違ってない?』と割と威圧的に物申し始めて、彼は大盛りにどれだけ夢を持っているのか知らないが、貴方が比較対象にしたのは特盛りだ。落ち着いて」
48.
八雲「誰も並んでいないスーパーのレジで研修中の名札を下げたおばさんがポツンと立っていたので『練習台になってあげようかしら』って気持ちで並んだら神速で終わったわ。手の速さ、札さばき、綺麗に詰まったカゴ。全てが完璧だったのよ。きっと別の
49.
弾「サキュバス避けの呪いで『寝る時に枕元に牛乳の入った白い皿を置いておくと、サキュバスがその牛乳を別の白い液体と勘違いして持っていく』という方法を知った時、『じゅ、純情ーっ!』って叫びながら後ろに倒れたわ」
50.
九十九「よく女の人が『私の事、どうせ体目当てなんでしょ!?』と言うが、『お前の精神と魂が目当てなんだよ!』と言う男の方が体目当てよりよほどヤバイと思う」
51.
一夏「理系女子がリケジョなら、情報系女子はジョジョじゃねえ?」
52.
柴田「私の彼氏は酒も煙草もしないし、賭け事も浮気もしないけど、実在もしないわ」
千冬「柴田先生……(泣)」
53.
九十九(26)「息子のカットをキッズ美容室に予約したんだが、『暴れますか?』という質問に『それはそちらの出方次第ですね』という映画みたいな台詞出てきた」
54.
一夏「五反田食堂のTVは天井近くについてんだけど、そっから貞子が出てきたらと思うと笑える。出て来たはいいけど落下w」
55.
槍真「世間から『今年こそノーベル文学賞だ』と勝手に祭り上げられては毎年肩透かしを食らわされる村上春樹を見る度に、『あの子も絶対お前の事好きだって』『そうだよ。いけるいける!』と周囲に焚き付けられてその気になり、告白したら壮絶に玉砕した高校のクラスメイトを思い出すよ」
藍作「それ、俺の事だよな。あと一番煽って来たのお前だったよな?」
56.
簪「令和最初のライダーの敵キャラの名前が『腹筋崩壊太郎』……1話にしてパワーワード出た」
57.
九十九「電車で隣に親子が座っていたんだが、窓枠に頭をぶつけた子が泣き出して、母親があやそうと『痛いの痛いの飛んでけー!』と言いながら振った手が私の目に直撃して『あ痛ぁ!』と叫んだら、子供が笑い出したのでノーベル平和賞下さい」
58.
九十九「元女子アマレスラーの吉田沙保里さんは個人戦206連勝という記録を持っているが、これがどれ程凄いものかというと、白鵬と藤井聡太と田中将大と内村航平の連勝記録を足してもまだ敵わないほどだ」
シャル・本音「「スゴーイ!」」
59.
一夏「オセロでどうしても九十九に勝てなくて、本とかネットで研究して臨んだのに、結局俺が大敗して『研究したと言っていたが、朝顔の研究でもしていたのか?』とか洋画みたいな罵倒された」
60.
蘭「ケーキの取り合いでお兄とケンカになった時にお母さんが言った−−」
蓮『じゃあ、ジャンケンして勝った方が好きな大きさに切りなさい。負けた方が先に選んで良いわよ』
蘭「−−っていうシステムを超えるスッキリルールは未だに聞いた事がありません」
61.
楯無「レヴィちゃんに『なんで日本人は死に際に物の値段気にすんだ?』って訊かれて『は?』ってなって見せて貰うと、ヤクザ映画で刺された男が立ち上がり『ナンボのもんじゃあっ!』って叫んでるシーンの字幕が『How Much?』ってなってたの。誰よ、これ訳したの」
レヴェッカ「あと、カチコミのシーンで『おいごらああっ!』ってセリフに『Excuse me?』って当ててあったぜ」
楯無「ホント誰よ!?これ訳したの!」
62.
槍真「公園の池に飛び石があるだろ?」
九十九「うん」
槍真「SASUKE見ていた世代だと、あれが全部発泡スチロールの浮き島なんじゃないかって勘ぐるんだよね」
九十九「うん……うん?」
63.
一夏「ちっちゃい女の子がしきりに壁に向かって『こんにちは!』『おはよう!』って大声で叫んでたから、何だと思って後ろから覗いたら『お客様の声をお聞かせください』と書かれたご意見箱があって吹いた」
64.
九十九「エスカレーターで前にいた人のシャツに小さな文字で英語で同じフレーズが何度も書いてあった。気になって読んでみたら『これが読めるという事は、貴方は近寄り過ぎです』とあって、私は静かに距離を取った。失礼しました」
65.
藍作「仕事帰りにいなり寿司のパックをセルフレジでピッてして置いたら、隣の坊やが自分もピッとやりたかったのか、私のいなり寿司を持っていこうとしたから、思わず出た言葉が『それは私のおいなりさんだ』なのは我ながらどうかと思うし、その子のお父さんは鼻水出して吹いたからさては知ってるな?」
66.
九十九「家の風呂が壊れて銭湯に行った時の事。小1くらいの男の子が親指立てて『アイルビーバック』と言いながらお湯に沈んで行くのを見た。教育が行き届いているなと思った」
67.
弾(23)「『俺、いつも未読メールはオールデリートよ。本当に用事のある奴はまた送って来るから』が決め台詞の上司は離島に飛ばされた。メールはちゃんと読んだ方がいいっすよ?」
68.
九十九(30)「会社の健康診断の最後に医師から『最後に何か質問あります?』と訊かれたので、『健康診断のために昨日から何も食べてなくて空腹がヤバイので、この辺で美味い店を知りたいです』と言ったら、濃厚豚骨ラーメンの店を紹介された」
69.
九十九「アンパンマンガチ勢が言っていた『アンパンマン号の運転が荒い時は大体チーズが運転してる』というのが生きていく上で何の役にも立たない情報なのに、未だに忘れられない」
70.
一夏「弾と九十九の共通の付き合いたくない女がディズニープリンセスなんだけど、その理由が大分違う。弾は『あいつら感情高ぶると歌い出すじゃねーか。付き合ったら絶対苦痛だぜ。ハモんなきゃなんねえじゃん』って、ちょっと笑える理由なんだけど、九十九は『各々の境遇には同情するが、ちょっと男に優しくされただけでころっと行くような尻軽女は信用ならん』っていう、割とガチな理由で笑えねえ」
71.
弾「彼女と同棲しようか迷ってる。どうするよ……こういうのって彼女できてから悩んだ方がいいのか?」
九十九・一夏「「うん」」
72.
ラウラ「空耳だと信じたいが……今入ったレストランの隣の席の夫婦が『やっぱ地球人の格好するのは疲れるな』と言ったんだ。空耳だ。頼む、そうであってくれ」
73.
九十九「母さんは幼少期の私がクレヨンしんちゃんを見る事は止めなかったが、ポケモンを見る事を良く思っていなかったのが昔から疑問だったんだが、その理由を訊いたら『戦う時は自分の体で戦いなさい』という格闘家のような事を言い出した」
74.
槍真「八雲からLINEで『今日の晩御飯は生オムライスよ』って来てたから、何それ?新作?美味しそうだなぁとワクワクしながら家に帰ったら、出てきたのは卵かけご飯でした」
75.
九十九「寮の自販機コーナーにて−−」
本音『あれ〜?』
シャル『どうしたの?』
本音『ほうじ茶のボタン押したのに紅茶が出てきたの~』
シャル『不思議な事もあるものだね。(ピッ、ガコン)……あれ?紅茶のボタン押したのにほうじ茶が出てきた』
本音・シャル『『……交換しよっか』』
九十九「−−という事があったそうだ。自販機の中が入れ替わってる疑惑発生中だぞ」
一夏「君の茶は。ってか」
76.
藍作「槍真から『取り急ぎ死霊を送るよ』という恐ろしいメールが来た」
77.
シャル「さっきスーパーに行ったら小さな男の子がお母さんの後について回りながら『おかあさん、エリンギかって!スープにいれて!』って訴えてた。お母さんは『いいよ。でもそれはしめじだよ』ってニコニコしてて、こんな母子になりたいなって思った。でもお母さん、それは舞茸です」
78.
九十九「クラスの女子にセクハラ野郎認定される覚悟で『ブラ着け忘れの頻度』について訊いてみたら、当初の予想である『男子で言う所のパンツ履き忘れくらい』を大きく裏切り、『腕時計の着け忘れくらい』だという事が判明した」
弾「勇者かお前」
79.
九十九「先程買い物をした際、レジのお姉さんに『ちょうど324円になります』と言われた。キリがいい訳でもなく、何が一体丁度なのかと思って財布を開けたら小銭が丁度324円。彼女は一体何者だったのかが気になっている」
80.
一夏「コンビニでスイカバー買って『すぐ食べるんで袋いらないです』って言ったら、店員さんがマジで!?って顔して袋破って中からスイカバー取り出してくれたんだけど、そういう事じゃねえ」
81.
一夏「鈴が箒のことを『胸元の寄り友』って真顔で呼んだの、今年最高に面白かったんだけど、とりあえず源頼朝に謝れ」
九十九「……箒にはいいのか?」
82.
アーリィ「本国での話サ。シャイニィを動物病院に連れて行った時、何かの動物(キャリーケースは布で覆われて中が見えず、凄い唸り声が聞こえる)を3匹連れた人が居たんだけど『クトゥルフちゃーん、ダゴンちゃーん、ニャルラトホテプちゃーん、診察室へどうぞー!』って呼ばれていて戦慄したのサ。あの中には一体何がいたのサ?」
83.
弾「吉田沙保里がとあるテレビ番組で『お化けが苦手』って言ってたもんだから、『そうだよな……かくとうタイプのわざ無効だもんな……』とか思っちまった」
84.
九十九「レンタルビデオショップに行ったら、店員に『「クソでかい蝉の抜け殻」っていう映画ありますか?』と訊いている子供がいて、そんなのある訳がないだろうと思っていたら『仄暗い水の底から』の事だったの、今思い出してもツボる」
85.
絵地村「私はPCに詳しいので、よく同僚のPCトラブルの相談を受けるんですけど『HDD全消去したら起動しなくなった』『ソフトをアンインストールしたら無くなった』等、『殺しはしたがまさか死ぬとは思ってなかった』のような主張をよく聞きます」
86.
九十九「沖縄出身の金城さんに質問だ。海ぶどうの地元ならではの食べ方は?」
金城「
九十九「え?」
金城「あれは何故か観光客が食べたがるから作ってる謎の海藻なんさ」
九十九「なんかショック!」
87.
箒(23)「子供の体力はヤバイから子育てをあまり舐めない方がいい。私達大人はHPが40/80になったら『疲れてきたな、休まないと』となるが、あいつ等は最大HPが50しかないのに残りHP1でもフル稼働する。そして、0になった瞬間にいきなり寝る。うちの子は昨日、滑り台を滑りながら寝た」
88.
九十九「サイコパス診断、やるかい?」
本音「やりた〜い」
九十九「貴方は海で泳いでいます」
本音「うん」
九十九「海底に目をやると、壺が落ちていました」
本音「うん」
九十九「中に入りますか?」
本音「うん!……って、それオクトパス診断じゃん!(ビシッ!)」
九十九・本音「「はいっ!」」
シャル「クスッてなった自分が悔しい……」
89.
藍作「うちの会社の近くにコンビニがあったんだが−−」
近隣住民『お宅の社員が大勢いて我々の買い物の邪魔だ!利用禁止にしろ!』
藍作『分かりました、社員はコンビニ利用禁止で』
コンビニ『経営悪化により閉店します』
近隣住民『コンビニ無くて困る』
藍作「−−というギャグみたいな流れで消えてしまった」
90.
楯無「ロシアでは日本の中古車が人気でモスクワの街でもよく見かけるの。クレムリンの通りで『北方領土返せ!』と書かれた右翼の街宣車がそのまま走ってるのを見た時、この子退役後に一番頑張ってるわね。って思ったわ」
91.
九十九「クセの強い食材でも、例えばピーマンやゴーヤは調理法如何で『僕はゴーヤだったかも知れない』『オイラピーマンだったけど改心したよ。これからは清く正しい脇役として生きるぜ!』となるし、セロリですら『今日の主役はお前だ』となるのに、春菊だけは何をどうしても『俺は春菊!』『我こそが春菊!』『アイアム春菊!』と主張してくるのほんと何なの?」
92.
弾「『エロ漫画を描く人間は実際の性犯罪者だ!』っつう規制派の理屈に合わせるとよ、さいとう・たかをはテロリストで、水木しげるは妖怪で、やなせたかしは小麦粉って事になっちまうよな」
九十九「いや、そのりくつはおかしい」
93.
一夏「出かけようとした時に、そういや冷蔵庫にプリンあったなって思い出して、小腹も空いてたし先に食う事にしたんだよ。食い終わってさあ行くかと思ったらさっきまで持ってた財布がねえ!まさかと思って冷蔵庫開けたら、プリンのあった場所に俺の財布が……ヒンヤリしてた」
94.
八雲「お肉屋さんで順番待ちしながら牛肉買う?豚肉買う?ギュー?ブタ?って悩んでたら急に順番が来て咄嗟に『あ、ブー下さい』って言った事あるわ」
95.
シャル「さっき電車でぐずる子供に『静かにしなさい!そんなんじゃ立派なプリキュアになれないよ!』って叱ったお母さんと、一瞬でキリッと静かになった女の子がすっごい可愛かったんだ」
九十九「だが、隣に座っていたおっさんも少しキリッとなったぞ。まさか、なりたいのか?立派なプリキュア」
96.
鈴「今、マックでJKが−−」
A『語学留学も国を考えないと、アメリカ人みたいなキレイな英語喋れるようになんないもんね』
B『オーストラリアとかだと訛りあるもんねー』
C『アメリカ人みたいなキレイな英語喋りたかったらやっぱアメリカに行かないと』
鈴「−−って話してんだけど、隣の
97.
簪「本屋さんの漫画コーナーで、多分お子さんに頼まれて買物に来た40代のおじさん・おばさんの3人組が必死に『新宿の求人だって』『新宿の求人……?』『どこにあるんだ新宿の求人は』って言ってて、間違いなく進撃の巨人だと思い私は口を手で覆った。本音も分かったみたいで『し、新宿の求人……新宿の求人って……』って悶えてた」
98.
九十九「さっき、一夏と弾が猛スピードで後ろ歩きして−−」
弾『見てみろ!こうすると顔に花粉が付かねえんだ!』
一夏『おおっ!本当だ!すげえ!』
九十九「−−と並んで後ろ歩きしてたら同時にコンクリ塊に躓いて転んだ。奇跡的な馬鹿だな」
99.
九十九「この所、原作知識が全く役に立たないという事態が相次いでいる。前世で原作が完結していなかったからしかたないといえばそれまでだが、どうも知っている所も大きく変わっているようだ。一番大きいのがラヴァーズ一斉告白事件だな。この先も予測不能の事態が起きるのかと思うと、今から胃が痛い……。偶には何も起きない日があってくれ。頼むから」
100.
ロキ『上で我の玩具が何やら喚いておるが、奴の苦悩と苦労こそが我が愉悦。故にこれからも奴には苦労し、苦悩して貰うとする。さあ、村雲九十九、我が玩具よ!我にさらなる愉悦を与えるがいい!』
本篇も鋭意執筆中です。
気長にお待ち頂けると幸いです。